超臨界CO2を利用した画期的な技術 超臨界CO2を利用した画期的な技術

超臨界CO2を利用した画期的な技術
従来プロセスの課題に対する新たな改善提案
気体と液体が共存できる限界の温度・圧力をこえた状態である超臨界。
昭和電工ガスプロダクツ
(株)
では、超臨界二酸化炭素を環境にやさしい
溶媒として事業展開をしています。
超臨界CO 2 の特長
●高い溶解性
有機溶媒に匹敵する溶解性を持ち、
処理後は気化するため、溶媒残留の
心配がありません。
●高い拡散性
表面張力がなく、高密度のままナノ
空間へ浸透し、物質移動を助けます。
●特性
気体
超臨界流体
液体
密度
[kg/㎥]
1
100∼1000
1000
粘度
[mPa・s]
0.01
0.1
1
拡散係数
[㎡/s]
10-5
10-7∼10-8
10-10
高密度&
高拡散性!
!
溶解性
固体相
20∼150
熱伝導率
50∼200
[mW/mK] 5∼30 (臨界点近傍∼700) (極性物質∼700)
三重点
液体相
超臨界状態
臨界点
7.38MPa/31.1℃
気体相
温度
拡散性
事業展開
適用分野
適用装置
実施例
化学品産業
超臨界塗装
超臨界精製
超臨界反応
低希釈剤溶剤塗装
有機成分の分離
合成・微粒子表面処理
自動車産業
半導体産業
微細構造体
食品産業
超臨界含浸
超臨界洗浄
超臨界乾燥
超臨界抽出
樹脂微細発泡
残留有機物・溶媒除去
微量水分除去
有効有機成分の分離
※所有する知的財産:特許7件、特開・出願中12件
CO 2排出量削減技術
超臨界流体技術を用いてCO 2排出量を削減できます。
Recycle
CO2
SーCO2
CO2
特長 1
希釈剤コスト、塗装時間の削減を検討できます。
特長 2
で導入
最小限の設備追加
(CO2混合装置と噴霧ガン)
を検討できます。
(塗装前洗浄、塗装時温湿度調整、乾
燥設備等の追加導入は不要です)
特長 3
塗膜品質、塗着効率は現状と変わらず検討できます。
●例)極精密洗浄溶剤として超臨界CO 2を利用
SーCO2
CO2
SーCO2
●例)塗装用希釈シンナー代替に超臨界CO 2を利用
CO2
CASE 1
最終洗浄工程に用いることで、最終製品の品質が向上
CASE 2
出発原料や中間原料を洗浄することで、
次工程の品質が向上
CASE 3
一般グレード原料を自社処理することで、機能性原料
の仕入りコスト削減
(未反応モノマー、残量有機成分、
撥水性、導電性、紫外線吸収、意匠性等)