第一回プリンテッドエレクトロニクス技術懇談会開催のご案内 近年、次世代のエレクトロニクス製造技術として印刷法を適用しようという「プリンテ ッドエレクトロニクス」に関心が高まっております。このプリンテッドエレクトロニクス は、従来のフォトリソグラフィに比べ、設備投資が少なくて済む上にプロセスコストも低 く抑えることが可能であり、デバイスの低コスト化に有効な技術であるばかりでなく、リ ーンスタートアップが可能でエレクトロニクス製造ビジネスへの新規参入を促進する新し い技術としても期待されております。しかしながら、材料からプロセスに至る様々な要素 技術のインテグレーションを必要とすることから、一部の大手企業による技術開発が先行 しているとの認識が広まっており、実際に新規参入を果たしている企業が少ないという現 状もあります。プリンテッドエレクトロニクスは我が国が得意とする部素材開発やプロセ ス開発の強みを活かすこのとのできる新たな産業技術の芽でもあり、高い要素技術レベル を持つ中小事業者による連携が、国際競争力を高めるためにも必要であると思われます。 そこで、これまで当該技術の基礎・基盤技術の研究開発を推進してきた産業技術総合研究 所では、各地域に分散している高いレベルの要素技術を集結し、地域発の新しい産業の育 成を目指し、都道府県の協力を仰ぎながら、特に中小事業者の連携を図ることが必要であ るとの認識に至りました。今回、各地域で技術開発を先導されている公設試の方々と、プ リンテッドエレクトロニクスに関する研究開発動向やビジネスインキュベーションについ て、情報共有する機会を設けることで、この新しい産業の芽を開花させたいと考えており ます。既にプリンテッドエレクトロニクスに取り組まれておられる方々、これから取り組 もうと情報収集をされていらっしゃる方々と一堂に会し、技術開発のネットワークを築き、 中小事業者の発掘と連携を図りたいと思います。年度末でお忙しい折とは存じますが、こ の機会に是非とも本懇談会へご参加頂きたく、ご案内申し上げる次第です。 産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 副研究センター長 牛島洋史 記 日時:平成 27 年 2 月 12 日(木)14:00~13 日(金)12:00 場所:産業技術総合研究所つくば中央第五事業所(茨城県つくば市東 1-1-1) 内容:産総研における技術開発の紹介、事例紹介(公設試・企業)、施設見学 ○お問い合わせ・連絡先 産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 先進機能表面プロセスチーム 電話:029-861-6305、FAX:029-861-6821、E-mail:[email protected] 1/3 プログラム(案) 2 月 12 日(木) 産総研 5-1-6201 14:00~14:10 開会挨拶:鎌田俊英 (産総研・フレキシブルエレクトロニクス研究センター長) 14:10~14:30 プリンテッドエレクトロニクス技術開発動向:牛島洋史 14:30~14:50 界面化学と超高精度印刷技術開発:日下靖之 (産総研・フレキシブルエレクトロニクス研究センター研究員) 14:50~15:10 高精細厚膜印刷技術とセンサー開発:野村健一 (産総研・フレキシブルエレクトロニクス研究センター研究員) 15:10~15:25 休憩 15:25~15:45 次世代プリンテッドエレクトロニクスコンソーシアム紹介:山本典孝 (産総研・フレキシブルエレクトロニクス研究センター主任研究員) 15:45~16:05 島根県における取り組みの紹介:今若直人 (島根県産業技術センター主任研究員プロジェクトマネージャー) 16:05~16:25 ミノグループにおける取り組み:永瀬和郎 (㈱ミノグループ取締役専務) 16:25~16:45 日本航空電子工業における取り組み:中島伸一郎 (日本航空電子工業㈱エグゼクティブマネージャー) 16:45~17:00 産総研における地域連携の支援制度:尾崎浩一 (産総研・地域連携室イノベーションコーディネーター) 18:00~ 懇親会(会費制) 2 月 13 日(金) 産総研 5-1-6201 09:30~10:00 施設・設備の概要紹介(牛島洋史) 10:00~11:00 施設見学・デモ(山本典孝・野村健一・日下靖之) 11:00~12:00 パネル討論 12:00~13:00 昼休み(解散) 13:00~ 個別相談等 ○参加のお申し込みはお名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、「PE 懇談会申込」として下 記までメールにてお願い申し上げます。(締め切り:平成 27 年 1 月 23 日) お申し込み先:[email protected] ※ 遠方からご参加の方は宿泊施設・旅費等についてご相談下さい ※ 試料をお持ちになり印刷等の試験・評価をご希望される場合は、早めにご相談下さい 2/3 フレキシブル フ ルエレクト トロニクス研究センタ ターが考え る プ プリンテッ ッドエレクトロニクス ス(PE)によるビジネス スインキュ ベーション ン 3/3
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