1. No category

平成27年1月5日発行
毎月1回5日発行
平成27年1月5日発行
第63巻1号
特集＝中国・台湾関連情勢
澁谷
司
●
中国新指導部の格差是正に向けた取り組み
●
台湾と大陸貿易の現状
遊川和郎
国府俊一郎
●
2014年統一地方選挙に見る台湾社会の変容
高野華恵
●
「権力と闘争」：ベトナムの対中安全保障政策
小髙
●
選択の幅を失う習近平指導部のディレンマ
＊
富坂
泰
＊
聰
●
「新興ドナー」として台頭するトルコ
●
北朝鮮における刑法の改正過程と特徴点
新井春美
西野博直
拓殖大学海外事情研究所
2015.01.13(Tue)11:47:20
●
2014年台湾統一地方選挙の分析
VOL.
63 No.
1
【2015】☆表紙（１月
1
海外事情表紙
特集＝中国・台湾関連情勢
毎月1回5日発行
第63巻1号
海外事情表紙
2
【2015】☆表紙（１月
外
事
平成27年 1月 1日
平成27年 1月 5日
情 》
平成27年 1月号
印刷
発行
頒
一
価
年
￥
￥
500・
・
・
・送料別
・
5，000・
・
AnAna
l
y
s
i
sofTa
i
wa
n・
sNi
ne
i
nOneLoc
a
lEl
e
c
t
i
ons
HI
BUYATs
u
ka
s
a
i
n2
0
1
4
/S
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
Cha
l
l
e
ng
et
oS
oc
i
a
lFa
i
r
ne
s
su
nde
rt
heNe
wLe
a
de
r
s
hi
p
z
u
o
/YUKAWAKa
9
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
TheCur
r
e
ntS
t
a
t
eAna
l
y
s
i
soft
heTr
a
debe
t
we
e
nTa
i
wa
n
a
ndMa
i
nl
a
ndChi
na
:Foury
e
a
r
sa
f
t
e
rAc
t
i
v
a
t
i
onof
ECFA（Ec
onomi
cCoope
r
a
t
i
onFr
a
me
wor
kAg
r
e
e
me
nt
）
h
u
n
i
c
h
i
r
o
/KOKUBUS
8
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.3
TheDy
na
mi
c
sa
ndS
i
g
ni
f
i
c
a
nc
eofS
oc
i
a
lTr
a
ns
f
or
ma
t
i
on
i
nTa
i
wa
n・
s・
Ni
ne
i
nOne
・El
e
c
t
i
on:I
nt
heCa
s
eof
t
heCa
pi
t
a
lCi
t
yMa
y
or
a
lCa
mpa
i
g
n
TAKANOHa
n
a
e.
/
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.5
・
Coope
r
a
t
i
ona
ndS
t
r
u
g
g
l
e
・
:Na
t
i
ona
lDe
f
e
ns
eofVi
e
t
na
m
i
t
owa
r
dChi
na
/ODAKATa
9
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.6
Xi
・
sFi
g
hta
g
a
i
ns
tCor
r
u
pt
i
onCa
u
s
e
sRe
c
e
s
s
i
oni
nChi
na
SAKASa
t
o
s
h
i
/TOMI
3
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.8
＊
＊
＊
r
u
mi
Tu
r
k
e
ya
sa
n・
Eme
r
g
i
ngDonor
・
/ARAIHa
8
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.9
Ame
ndme
ntPr
oc
e
s
sofNor
t
hKor
e
a
・
sCr
i
mi
na
lLa
wa
nd
SHI
NOHi
r
o
n
a
o
I
t
sRe
ma
r
k
a
bl
ePoi
nt
s/NI
1
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
＊
＊
＊
News
l
et
t
er/Ta
i
wa
na
ndHongKong 9
5
Debat
es/Ru
s
s
i
a 9
6
Topi
csf
r
om TSRI/S
a
u
diAr
a
bi
aa
ndJ
a
pa
n 9
7
･････
･････
編
集
人
発
行
人
印
発
行
所
刷
拓殖大学海外事情研究所
川
髙
㈱
上
高
橋
敏
外 為 印
63
1
2015
Chi
na,Tai
wanandThe
i
rSor
r
oundi
ngs
●そもそも憲法に国会議員の地位は
明記されていますが、政党は自由権
から演繹できるだけです。しかし、
現実には政党の裁量は個々の議員の
政治的意思を遙かに凌駕し、選挙区
で自らの理念や公約を掲げて当選し
た議員でも、所属政党が打ち出した
法案に違う理念や公約は曲げざるを
得ません。党議拘束が顕著に見られ
たのはいわゆる「郵政解散」時でし
たが、「抵抗勢力」とのレッテル貼
りや不賛成議員への公認取消など、
公共性に基づく節度の見られない強
者の態度は、弱肉強食の新自由主義
的政策に重なって見えました。党議
拘束下では、各党の持つ「員数」に
よって、法案議決前から結果が見え
ます。これでは、国民も真面目な政
治家もしらけて当然です。個々の議
員の選挙公約・理念にどうしても違
う法案には反対・棄権しても不利益
を蒙らない、という議員主体の本筋
に立ち返るべきではないでしょうか。
●次号は中間選挙後の米国を特集し
ます。
（遠藤哲也）
2015.01.13(Tue)11:47:24
編集後記
●明けましておめでとうございます。
今年も学術的・時事的に意義ある誌
面作りに励んでいきますので、何卒
よろしくお願い申し上げます。
●さて、年末の衆議院選挙が与党圧
勝の結果に終わりました。改憲への
展望はひとまずおいて、「小泉チル
ドレン」誕生以来、「民主旋風」か
ら今回まで、一方の圧勝を繰り返さ
せる砂粒的投票動向への疑問ととも
に、制度的問題をも感じます。大勝
時に、政治的定見や基本的社会知識
さえ持ち合わせていなさそうな複数
の当選者が生じることは過去にも問
題視されました。仮にも候補者名簿
に名前を挙げておいて「これから勉
強します」とは、随分、公共を馬鹿
にした話だと思いますが、実際の所、
政治的素養がなくても、議決時に党
の指示通り、立ったり投票したりす
ればいいだけなので支障がないとい
うのでは、やはり制度か慣行に問題
があると言わざるを得ません。
《 海
VOL
UME
NUMBER
J
ANUARY
司
夫
刷
文京区小日向 3丁目 4番14号
郵便番号
112－ 8585
電
話
03
（3947）7595
･････
（Jour
nalofWor
l
dAf
f
ai
r
s
） I
SSN 04530950
Publ
i
s
hedmont
hl
ybyI
ns
t
i
t
ut
eofWor
l
dSt
udi
es
,Takus
hokuUni
ver
s
i
t
y
3414Kohi
nat
a,Bunkyoku,Tokyo1128585,Japan
akus
hokuu.
ac.
j
p
ht
t
p:
//www.
t
AnnualSubs
cr
i
pt
i
onRat
es:￥5000
（Pos
t
ageexcl
uded）
Edi
t
or:KAWAKAMITakas
hi
,Managi
ngEdi
t
or:ENDOTet
s
uya
海外事情〔平成27年 1月号〕目次
特集＝中国・台湾関連情勢
二〇一四年台湾統一地方選挙の分析
澁谷
司
遊川和郎
国府俊一郎
……………
……………………
中国新指導部の格差是正に向けた取り組み
…………………………………
二〇一四年統一地方選挙に見る台湾社会の変容
小髙
聰
泰
高野華恵
台湾と大陸貿易の現状
「権力と闘争」 ベトナムの対中安全保障政策 …………………
富坂
………
……………
新井春美
選択の幅を失う習近平指導部のディレンマ
…………………
西野博直
83 69 52 38 19 2
112 98
＊
「新興ドナー」として台頭するトルコ
………………
北朝鮮における刑法の改正過程と特徴点
＊
ニュースレター／台湾・香港
所内研究討論／ロシア
95
イスラーム研究所だより／サウジアラビアと日本
97
96
海外事情表紙
2
【2015】☆表紙（１月
外
事
平成27年 1月 1日
平成27年 1月 5日
情 》
平成27年 1月号
印刷
発行
頒
一
価
年
￥
￥
500・
・
・
・送料別
・
5，000・
・
AnAna
l
y
s
i
sofTa
i
wa
n・
sNi
ne
i
nOneLoc
a
lEl
e
c
t
i
ons
HI
BUYATs
u
ka
s
a
i
n2
0
1
4
/S
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
Cha
l
l
e
ng
et
oS
oc
i
a
lFa
i
r
ne
s
su
nde
rt
heNe
wLe
a
de
r
s
hi
p
z
u
o
/YUKAWAKa
9
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
TheCur
r
e
ntS
t
a
t
eAna
l
y
s
i
soft
heTr
a
debe
t
we
e
nTa
i
wa
n
a
ndMa
i
nl
a
ndChi
na
:Foury
e
a
r
sa
f
t
e
rAc
t
i
v
a
t
i
onof
ECFA（Ec
onomi
cCoope
r
a
t
i
onFr
a
me
wor
kAg
r
e
e
me
nt
）
h
u
n
i
c
h
i
r
o
/KOKUBUS
8
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.3
TheDy
na
mi
c
sa
ndS
i
g
ni
f
i
c
a
nc
eofS
oc
i
a
lTr
a
ns
f
or
ma
t
i
on
i
nTa
i
wa
n・
s・
Ni
ne
i
nOne
・El
e
c
t
i
on:I
nt
heCa
s
eof
t
heCa
pi
t
a
lCi
t
yMa
y
or
a
lCa
mpa
i
g
n
TAKANOHa
n
a
e.
/
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.5
・
Coope
r
a
t
i
ona
ndS
t
r
u
g
g
l
e
・
:Na
t
i
ona
lDe
f
e
ns
eofVi
e
t
na
m
i
t
owa
r
dChi
na
/ODAKATa
9
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.6
Xi
・
sFi
g
hta
g
a
i
ns
tCor
r
u
pt
i
onCa
u
s
e
sRe
c
e
s
s
i
oni
nChi
na
SAKASa
t
o
s
h
i
/TOMI
3
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.8
＊
＊
＊
r
u
mi
Tu
r
k
e
ya
sa
n・
Eme
r
g
i
ngDonor
・
/ARAIHa
8
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.9
Ame
ndme
ntPr
oc
e
s
sofNor
t
hKor
e
a
・
sCr
i
mi
na
lLa
wa
nd
SHI
NOHi
r
o
n
a
o
I
t
sRe
ma
r
k
a
bl
ePoi
nt
s/NI
1
2
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.1
＊
＊
＊
News
l
et
t
er/Ta
i
wa
na
ndHongKong 9
5
Debat
es/Ru
s
s
i
a 9
6
Topi
csf
r
om TSRI/S
a
u
diAr
a
bi
aa
ndJ
a
pa
n 9
7
･････
･････
編
集
人
発
行
人
印
発
行
所
刷
拓殖大学海外事情研究所
川
髙
㈱
上
高
橋
敏
外 為 印
63
1
2015
Chi
na,Tai
wanandThe
i
rSor
r
oundi
ngs
●そもそも憲法に国会議員の地位は
明記されていますが、政党は自由権
から演繹できるだけです。しかし、
現実には政党の裁量は個々の議員の
政治的意思を遙かに凌駕し、選挙区
で自らの理念や公約を掲げて当選し
た議員でも、所属政党が打ち出した
法案に違う理念や公約は曲げざるを
得ません。党議拘束が顕著に見られ
たのはいわゆる「郵政解散」時でし
たが、「抵抗勢力」とのレッテル貼
りや不賛成議員への公認取消など、
公共性に基づく節度の見られない強
者の態度は、弱肉強食の新自由主義
的政策に重なって見えました。党議
拘束下では、各党の持つ「員数」に
よって、法案議決前から結果が見え
ます。これでは、国民も真面目な政
治家もしらけて当然です。個々の議
員の選挙公約・理念にどうしても違
う法案には反対・棄権しても不利益
を蒙らない、という議員主体の本筋
に立ち返るべきではないでしょうか。
●次号は中間選挙後の米国を特集し
ます。
（遠藤哲也）
2015.01.13(Tue)11:47:24
編集後記
●明けましておめでとうございます。
今年も学術的・時事的に意義ある誌
面作りに励んでいきますので、何卒
よろしくお願い申し上げます。
●さて、年末の衆議院選挙が与党圧
勝の結果に終わりました。改憲への
展望はひとまずおいて、「小泉チル
ドレン」誕生以来、「民主旋風」か
ら今回まで、一方の圧勝を繰り返さ
せる砂粒的投票動向への疑問ととも
に、制度的問題をも感じます。大勝
時に、政治的定見や基本的社会知識
さえ持ち合わせていなさそうな複数
の当選者が生じることは過去にも問
題視されました。仮にも候補者名簿
に名前を挙げておいて「これから勉
強します」とは、随分、公共を馬鹿
にした話だと思いますが、実際の所、
政治的素養がなくても、議決時に党
の指示通り、立ったり投票したりす
ればいいだけなので支障がないとい
うのでは、やはり制度か慣行に問題
があると言わざるを得ません。
《 海
VOL
UME
NUMBER
J
ANUARY
司
夫
刷
文京区小日向 3丁目 4番14号
郵便番号
112－ 8585
電
話
03
（3947）7595
･････
（Jour
nalofWor
l
dAf
f
ai
r
s
） I
SSN 04530950
Publ
i
s
hedmont
hl
ybyI
ns
t
i
t
ut
eofWor
l
dSt
udi
es
,Takus
hokuUni
ver
s
i
t
y
3414Kohi
nat
a,Bunkyoku,Tokyo1128585,Japan
akus
hokuu.
ac.
j
p
ht
t
p:
//www.
t
AnnualSubs
cr
i
pt
i
onRat
es:￥5000
（Pos
t
ageexcl
uded）
Edi
t
or:KAWAKAMITakas
hi
,Managi
ngEdi
t
or:ENDOTet
s
uya
平成27年1月5日発行
毎月1回5日発行
平成27年1月5日発行
第63巻1号
特集＝中国・台湾関連情勢
澁谷
司
●
中国新指導部の格差是正に向けた取り組み
●
台湾と大陸貿易の現状
遊川和郎
国府俊一郎
●
2014年統一地方選挙に見る台湾社会の変容
高野華恵
●
「権力と闘争」：ベトナムの対中安全保障政策
小髙
●
選択の幅を失う習近平指導部のディレンマ
＊
富坂
泰
＊
聰
●
「新興ドナー」として台頭するトルコ
●
北朝鮮における刑法の改正過程と特徴点
新井春美
西野博直
拓殖大学海外事情研究所
2015.01.13(Tue)11:47:20
●
2014年台湾統一地方選挙の分析
VOL.
63 No.
1
【2015】☆表紙（１月
1
海外事情表紙
特集＝中国・台湾関連情勢
毎月1回5日発行
第63巻1号