No.578 2015.1.15(毎月15日発行) 1 UNION NET 2015年2月号 No.578 発行所 全国生命保険労働組合連合会 東京都文京区湯島3-19-5 湯島三組坂ビル3階 電 話 03 (3837)2031 (代表) 発行人 全国生命保険労働組合連合会 中央副執行委員長 山村 直人 平成27年1月15日発行 (毎月一回15日発行 一部5円) 昭和45年7月28日第3種郵便物認可 生保労連のホームページはこちら! http://www.liu.or.jp Twitterでも情報発信中!@seiho_roren 2 2015.1.15(毎月15日発行) UNION NET (第三種郵便物認可) 11月12日、TKP東京駅丸の内会議室で「 いきいきCafe」を開催し、10組合16 名の女性役職員の方にご参加いただきました。 5回目となる今回は、2014年1月に策定した 「 『男女共同参画』 の着実な前進に向 けた中期取組み方針<2014.1-2020.8>」に沿い、これまでの「所属組合を越えた ト 研修のポイン ▲宮城教授(前列中央)と参加者のみなさん ■リーダーの役割にはP (パフォーマンス:生産性を向上させる役割)とM (メンテナンス: 意見交換・ネットワークづくり」 に加えて、 「女性のエンパワーメント」 を目的とした 研修を行いました。 No.578 職場の人間関係を維持し、よい職場風土を築く役割)がある。 ■コミュニケーションの2条件は「 言うべきことが言えること 」と「 聴くべきことが聴ける こと」 である。 第1部 法政大学キャリアデザイン学部教授の宮城まり子氏を講師にお招きし、 ■コーチングには効果的な聴き方がポイントになる。 「何を助言しようか」と焦らずに、相 手が自由に答えられるように 「事実・気持ち・欲求」 を聴いた上で、要点をまとめて繰り返 「リーダーシップとコミュニケーション」をテーマに研修を行いました。 研修では、リーダーの役割、リーダーシップを発揮するためのコミュニケーションの重要 性と必要なスキル等について、グループディスカッションを交えながら学びました。 す。十分に理解したところで、必要に応じて助言を行うことが重要である。 ■心のありようは出来事によるのではなく、その出来事を自分がどう捉えたかによる。悩 んだら捉え方・考え方を変えたらよい。 参加者同士の交流・親睦を 第2部 深めるため、交流会を開催し 参加者の感想 ました。会の最後には、参加者を代表して明 治安田労組の今野中央執行委員が「女性が活 躍するためには、ここにいる私たちが積極的 に取り組んでいくことが大事。単組は違うけ ●分かりやすく楽しい研修だった。組合活動や仕事に積極的に活かしていきたい。 ●自分に足りないことが何かを気付くことができた。 ●コミュニケーションの研修はたくさんあるが、仕事でもプライベートでも意識してい きたいと思える内容が多い研修だった。グループで話し合うことで気付きもあり、充 れどそれぞれ頑張っていこう!」と呼びかけ、 ▲グループワークでコミュニケーションの重要 性について理解を深める 女性が自ら役割発揮していくことを確認し合 いました。 実した時間が過ごせた。 ●このような研修をもっと実施してもらいたい。 大会決定にもとづき本年度の運営を確認 生保労連は、8月20日開催の第46回定期大会で、 新たに「男女共同参画推進委員会」を設置することを決 定しました。これにもとづき、9月4日開催の第1回中 央執行委員会で、右記のとおり2014年度の運営要領 を確認しました。 第1回では メンバー同士で課題意識を共有 10月22日に開催された第1回では、冒頭、浜田委員 ▲活発な意見交換が行われた第 1 回委員会 長より「『女性の活躍推進』は一部の女性のためのものではない。これまで様々な理由により活躍が 阻まれてきた女性全体の底上げをはかることが重要だ」 との挨拶がありました。 互選により男女共同参画推進委員会委員長に町村副委員長を選出した後、男女共同参画をめぐる 昨今の情勢や組織内外の取組みについて共有化をはかるとともに、各職場・組合の現状と課題につ いて、メンバー同士でそれぞれの経験にもとづいた意見交換を行いました。 今後は組合員のみなさんの負託に応える取組みにつなげていけるよう、議論のさらなる深掘りを 行っていきます。 ユーザー ユニオン U&Uネットワーク静岡を開催 お客さまの変化を 見逃さない活動を! 生保労連では、消費者と組合員との相互理解を深めることを目的として、全国各地で「U&Uネッ 連合は12月5日に、 「S T O P トワーク」を開催し、消費生活相談員の方との意見交換を行っています。 THE 格差社会!暮らしの底上げ 今回は、12月5日に静岡地区で開催した際の様子をお届けします。 実現キャンペーン」の一環として 標記集会を開催し、生保労連・各組 消費者代表からの意見・アドバイス 参加者の声 ●契約当初は健康だった人も、加齢とと ●高 齢 者 契 約を扱うル ー ルは各 社で異なるものの、 もに認知症の疑いが出てくることが 様々な対策をしていることが理解できた。自社に戻 ある。 少しでもおかしいと感じること って他社の取組みをフィードバックしたい。 があれば、契約には慎重になってもら いたい。 合から34名が参加しました。 冒頭、古賀会長から、 「労働者保 護ルールの改悪を許すのか、それ とも止めるのか。重大な危機感を ▲がんばろう三唱で一致団結する 組合員のみなさん 共有し、働く仲間の連帯を投票行動で示そう」と呼びかけがありま した。 ●こちらが十分な対応だと思っていても、お客さまにと ってはそうでもな また、集会の途中、9月25日に ●契約者をこまめに訪問し、健康面の変 いケースもあるた 連合北海道・連合沖縄から始まっ 化(病歴や通院歴)や生活面の変化 め、お客さまに心 (失業や退職等による収入の変動)な から満 足していた た 「全国縦断アピールリレー」の最 どをしっかり把握できるように信頼関 だける対 応を心が 係を築いてもらいたい。 けたい。 終ランナーが会場に到着し、全国 の働く仲間の想いをつないだ「た ▲グループ懇談会での意見交換の様子 ▲相手の中ゴールする最終ランナー すき」 が古賀会長に渡されました。 No.578 (第三種郵便物認可) 2015.1.15(毎月15日発行) 3 UNION NET 「地域の安全を見守る運動(見守り運動)」の推進に向けて 連載② 「地域を見守る」社会貢献活動∼明治安田生命労働組合の取組み∼ 自治体等と連携し取組みを推進 連載2回目の今回は、労使共同で子どもやご高齢者等の「見守り運動」 に積極的に取り 組んでいる明治安田生命労働組合の事例を紹介します。 この取組みは、営業活動を通じ、 「大丈夫かな」 「心配だな」 という異常 に気付いた場合、地方自治体の窓口等に連絡し、不測の事態を未然に防 地域の笑顔を守るために ぎ、地域の安心・安全を見守るという活動です。この活動は、警察庁の 昨今、高齢化や核家族化の進行に伴う一人暮らしの高齢者の増加を受け、地域全体で高 協力のもと、また、地方自治体と協力協定書の締結や協力事業者登録等 齢者等を見守る取組みが全国各地で推進されています。 を通じた連携を強化し、地域に密着した活動として推進しています。 こうした情勢を踏まえ、明治安田生命労働組合では、 「 高齢者等の安心、地域のために貢 献をしたい」 という思いから、2006年から労使共同で取り組んでいる 「子どもの命・安全を 守る」活動に、 「ご高齢者等の見守り」を対象に加えた「地域を見守る」社会貢献活動を、全国 の支社・営業所等で9月からスタートさせました。 ▲ 取組みの推進 を呼びかける ポスター ▲営業活動時にネームタッグに 入れて携行するカード すでに、同活動内で以下のような事例がありました。 ●連絡がつかなくなった一人暮らしの高齢のお客さまのことが心配 になった。町内会に連絡を取り確認してもらうと、寝込んでいたと ころを発見された。幸い、大事にはいたらなかった。 ●小学生を盗撮しようとしていた不審者を発見した。 警察に通報し たところ、事件にはいたらなかった。 明治安田生命労働組合では、今後も地域への貢献を通じて社会の一員とし て責任を果たせるよう、労使共同で積極的に推進していくこととしています。 ▲各組合から20名の実務担当者が参加 講 演 情報交換 仕事と介護の両立支援に向けては、 「会社と労働組合が一体となった取組み 「出退勤時間管理」 「早帰りデー」 「オフィスクローズ」等に関する運営実態・ が重要である」 として、以下のポイントが示されました。 課題について情報交換を行いました。情報交換を通じて「 職場や職種による 「仕事と介護の両立支援」に向けた主なポイント 仕事と介護の両立支援に関する「社会的サービス」や「企 業内の制度」等、職員が介護に従事する前に必要な情報 を伝える。 職員が介護に直面したら、必要なアドバイスを受けられる よう、専門家等につなげていける仕組みを築いていく。 ▲仕事と介護の両立に 向けてアドバイスを行 う松原氏 介護が生じても職員が「仕事と両立できる」と感じられる ようになるには、 「管理職のマネジメント」が鍵となるた め、これを支援する。 講演では、 「介護休業は実際に介護を行うための休業にとどまらず、必要な サービスを受けることができるよう、準備をするための休業でもある」といった アドバイスもいただきました。 個人の白色申告の方で事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を 行う全ての方について、2014 (平成26)年1月から記帳と帳簿書類の保存が必 要となりました。 実態の違い」や「管理職の意識改革」等、依然として複数の課題が存在してい ることを共有しました。 主な課題点 職種・職場ごとの差が大きく、特に支社総合職や機関長の長時間労働が課題 となっている。 出退勤時間について、データ上の時刻と実際の時刻とで乖離が生じている。 就業後の時間外労働が減少してきている反面、就業前の早朝出勤者が増加 している。そのため、早朝出勤等への対応について検討する必要がある。 所属長に対する意識改革の取組みを強化することとあわせて、組合員の意 識改革も推進する必要がある。 また、労働時間実態把握の強化等、具体的対応策についても話し合い、今 後の取組みを進める上で有意義な情報交換となりました。 なお、記帳・帳簿等の保存制度や記帳内容の詳細は、国税庁ホームページ (http://www.nta.go.jp/)をご覧ください。 詳細なご質問等につきましては、最寄の税務署にお問い合わせください。 記帳・帳簿等の保存にしっかりと取り組みましょう。 ※所得税及び復興特別所得税の申告が必要ない方も、記帳・帳簿等の保存制度の対象となります。 4 2015.1.15(毎月15日発行) UNION NET No.578 (第三種郵便物認可) 日本生命労働組合 郡山支部 次世代を担う子どもたちのために資源を有効活用しよう! 収・リサイクルすることにより、キャップが最終的にワクチンとなり、世界の子どもたち 「ふくしまエコキャップ活動」 とは? へ送られるというものです(430個(1㎏)で10円に換算)。 私たち日本生命労働組合郡山支部では、車 いす寄贈やふれあいパトロール活動など、年 未来の環境を良くするためにキャップの再資源化を 間を通じて様々な社会交流活動に取り組ん また、キャップを再資源化することで二酸化炭素削減にもつながります。未来の地域 でいますが、その一環として、支部独自の活 環境や次代を担う子どもたちについて考えたとき、限られた資源を有効活用しようとい 動の一つである「ふくしまエコキャップ運 うこの取組みに共感し、 平成24年度より参画しています。郡山支部では、 各分会 (営業部) 動」についてご紹介します。 の積極的な取組みの甲斐もあり、毎年多くのキャップが集まっています (平成24年度: 「ふくしまエコキャップ運動」は、福島民 401㎏、平成25年度:453㎏) 。 友新聞社が展開するキャンペーンで、通常 今年度も11月時点で256㎏のキャップを集めており、今後も継続的に取り組むこと はゴミとして焼 却するペ ッ トボトルを回 で、社会貢献につなげたいと考えています。 ▲集めたキャップと郡山支部のみなさん ふつうのクロスワードをといてから、二重ワクの5文字をうまくならべかえ ると一つの言葉になります。 ——ヨコのカギ—— ——タテのカギ—— 1.満20歳になったことを祝う……の日 1.日 本の季節ごとの美しさを代表 4.無駄遣いすること する冬の雪、秋の月、春の花(漢字 6.日曜の次の日 三文字) 9.2014流行語大賞「……よ〜ダメダメ」 2.「引く本」の代表 10.千年も生きる? 3.さっぱりした気性の男。好漢 11.ニワトリの肉のこと(英語で) 5.月へ帰ったかぐや…… 12.場所をとらず、しかも見やすい。…… 7.野球で、打者が次々とヒットを打 答えのヒント 中の絵 〆 切 日 2月6日(金) (労連必着) 12月号の回答…シユプール(シュプール) つこと 8.否定すること 16.優勝して……泣きする選手 13.1月1日から新しい……ダーです 17.建築工事を始める前にする……祭 15.2つのうちのもう一 方。 ほかの 18.「静」の反対 方面 Twitterでも情報発信中!@seiho_roren ※②については、下記の掲載記事の中から一番興味をもった記事の番 号を記入してください。 今月の掲載記事 テレビ、……時計 14.グルメ族は……が肥えている ◆おたよりお待ちしています。 4月号のおたよりテーマは「バレンタインデー・ホワイトデーの思い 出」です。手作りチョコレートでの告白、毎年悩む義理チョコ、びっくり したお返しなど、あなたの心に残る思い出を教えてください。 ◆当選・採用された方には、もれなくコンビニエンスストアやガソリンス タンド等で使えるQUOカードをお贈りします。 〈宛先〉〒113-0034 東京都文京区湯島3-19-5 生保労連「パズルコーナー」係 ◆Eメールでのご応募もお待ちしています。 [email protected] ◆①回答・おたより ②アンケート回答番号※ ③郵便番号 ④勤務先住所 ⑤支部・営業所、支社などの所属名 ⑥所属組合名 (営組・内組別も記 載)⑦氏名を忘れずに記入してください。 1面:❶ 2015年の抱負 3面:❻ 見守り運動(連載)② 2面:❷ いきいきCafe ❼ ワーク・ライフ・バランス ❸ 男女共同参画推進委員会 ❽ 白色申告 ❹ U&U静岡 4面:❾ ハンガー・フリー・ワールド募集 ❺ 連合集会 10「経営の健全性確保に関する 研究会」報告
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