P-14 蛍光標識二次元電気泳動 法 による HDAC 阻害剤 の治療抵抗性原因タンパク 質の同定 0 臓弁ー恭 , ,人 鈴木規弘 " 、近藤格 3L 金蔵拓郎" 、岩月啓民 m I) 鹿児島大学医学部 ー 歯学部附属病院皮膚科、 2) 岡山大学病院皮膚科、 3) 国立がん研究センター研究所創藁プロテオーム研究分野 ヒストン脱アセチル化酵紫 (HDAC)阻害剤は皮膚 T 細 (SAHA) によるアポトーシス誘導効果も 増 強した 。そ こで 胞リンパ腫に対する治療薬として用いられているほか、 H S P7 2 他のがんの治瞭薬としても開提が進められている。そ (Jurkat - h sp7 2) を 樹立し、 HD AC 阻害剤による抗腫傷効 の抗腫 ll!効果は個々の患者問、柄査問において異なる 果の解析 を行 った。 Jurkat-hsp72 はコントロールの細胞 が、その細胞学的なメカニズムはほとんど分かってい と比べて VPA や SAHA による細胞増殖抑制機能が抑制 ない。 我々は 33 株のリンパ車系感性腫携の細胞株を 用 され、アポトーシス誘導も低下していた。 カス パー ゼ 3 、 いて、 HDAC 阻害剤の 1 種 であるパルプロ酸 (vpA) に 9 の活性も抑制され、ミトコンドリア膜電位差の低下も抑 対 する感受性解析のデータと、蛍光標識 二 1x元電気泳 制 されていた。さら に Jurkat -h s p 72 では恒常的に bcl- 2 動法を用いた各々の細胞障 の細胞内タンパク質の網続 の措現が克進しており、 HDAC 阻害剤による B ad のリン 的発現解析のデータを比較し、 HD AC 阻害剤の感受性 酸化や XIAP の誘導が 増 強している 一方、 B id の捌裂は抑 に関わる分子を同定した 。 タンパク質の網羅的解析に 制 されていた。 以上のことから H S P 72 は HDAC 阻害剤 Dr yStr i p( 24C lll、 による内因性アポトーシスの誘導を抑 制 することにより 当たっては、 IP G pI 4- 7) と 9 -1 5% のグラジエント S D S PAG E ゲルを用いて 二 位元電気 抹動上のタンパ ク質スポットに対応するタンパク質名 の同定と捷現量の定 量データの解噺を行 っ た 。その 結 果 VPA の感受性と逆相関する分子として H S P7 0 ファ ミリーに属する H SP7 2 を同定した 。さら に H S P 70 の 阻害剤である KNK4 3 7 を併用することで VPA だけで はなく、他の HD AC 阻害剤であるポリノスタット を恒常的に高尭現した HDAC 阻害剤の効果を減弱すると考えた。 Jurka t 細胞
© Copyright 2024