実のり新聞表面(PDF)

旧年中は、格別のお引き立てに預かりまして厚く御礼申し上げます。
今年も、農家の店 実のり各店では、農家の皆様方や、家庭菜園のお客
様にお役に立てるお店作り又、さらなる品揃えの強化とアフターサービス、
情報サービスなどで、地域に密着したお店作りを目指してまいります。今
年もどうぞよろしくお願い致します。
新しい年にあたり、今話題になっている新商品をご案内しようと思います。まだ、店頭には並んでいませ
んが、ご要望があればお問い合わせさせていただきますのでお気軽にお尋ねください。
実
の
り
新
聞
岡山県内の農機具、園芸機械メーカーが、耕運機や刈払機などで電動タイプのラインナップを広げてい
る。家庭菜園向けの小型機から始まり、電池の性能向上などにより、長時間使えるプロ仕様も登場。環
境にやさしく、メンテナンスの手間が少ないといったメリットから市場が伸びていくとみて各社とも開発、
平成27年1月・第202号(毎月発行)
商品展開に力を注いでいる。
農業機械部品など製造のオカネツ工業は今月12月、収穫した農作物や資材などを運ぶ運搬機(Haco
vo,はこぼ)を発売した。(実勢価格20万円程度、オープン価格)手押し猫車の電動版と言える製品で、
中小規模の農家などの利用を見込む。鉛蓄電池と変速機付のモーターを搭載し、荷物が満載(最大積
載量80kg)の状態で平地なら2時間連続走行できる。車輪の替わりにブルドーザーのようなクローラー
を採用。斜面や湿地、凹凸のある農作業場面でも機動力を発揮する。
自社ブランドの電動農機の第2弾。2012年に市場投入した家庭菜園向け耕運機(Curvo,くるぼ)累
計販売台数約1千台のヒット商品となった。排ガスを出さないクリーンさや、家庭で充電できる手軽さが
受けている、とオカネツ工業は言う。農機メーカーなどへの部品供給やOEMを主力としてきたが、電動
製品を原動力に「自社ブランド製品の売上比率を15%に高めたい」とする。
園芸機器メーカーでは、ニッカリが来春、リチウム電池を使った新型の充電式刈払機を発売する。販売
代理店契約を結ぶフランスメーカーの製品を日本仕様に改良。バッテリー(11万5千~16万3千円)は、
リュックサックのように背負うタイプで、サイズにより約1時間半~3時間作業できる。これまでの自社製
品はニッケル水素電池式で作業時間は35~40分。担当者は、時間が飛躍的に延び、一定規模の農
地の草刈りにも十分対応できるようになった。リチウムイオン電池は繰り返し使用しても劣化しにくく、プ
ロのユーザーにも満足してもらえる、と自信を見せる。同じバッテリーが使える製品として、チェーンソー
(12万7千~15万8千円)、空気を吹き付けて農機の掃除や落ち葉を集めたりするのに使うブロアー
(12万7千円)など6種類も用意する。
電動製品は、排ガスを出さない他、音が静かで振動が少ない、燃料の準備やメンテナンスが不要、ス
イッチ操作だけで作動、コンパクトで高齢者や女性にも使いやすいなどのメリットがある。
2014年12月14日付山陽新聞より
野菜、花きの施設栽培において
・施設内が加湿になると病気の発生が助長されます。冬季は施設内の湿度が高く推移しやすいので過度な
灌水を避け、作物の株間の通風を図るなど、加湿にならないように管理して下さい。また、病気の早期発見に
努め、伝染源となるらい病葉やらい病株は除去し、適期に薬剤防除を実施して下さい。
・温度及び湿度の調節のため施設を開放する際、ウイルス病を媒介するアザミウマ、コナジラミ、アブラムシ
等の害虫の侵入及び飛び出しを防止するため、施設の開口部に防虫ネット等を設置する等の対策を実施し
て下さい。また、雑草はこれらの害虫の発生源やウイルス病の伝染源になりますので、定期的な除草に努め
てください。
・栽培終了後は、作物残渣での生存虫を死滅させてから搬出し、土中に埋めるなど、確実に処分してください。
果樹栽培において
・翌春の病害虫防除を効率的かつ効果的に実施するため、病害虫の越冬量及び越冬密度を低下させ、翌春
の病害虫の発生を抑制する事が大切です。
・病害対策としては、翌春の一次伝染源となる被害落葉やらい病枝葉の削り取りを実施して下さい。
・虫害対策としては、ハダニ類やカイガラムシ類の発生が多かった園では、粗皮削りや、マシン油散布による
防除を実施して下さい。