北洋新聞

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ニトリは、消費増税による反動減でマイナスが続いた
が、昨年8・9月はプラスに転じ、数少ない「勝ち組」
平成27年1月5日(月)発行
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発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
とされた。しかし、10月以降、再びマイナスに転じ、安
倍政権が再増税を延期する一因ともなった。同社の集計
方法では、12月の売上は11月後半分が含まれ、増税延期
の方向が明らかになった直後の数字。「消費マインドが
好転するかどうか」の判断材料として注目されていたが、
低迷したままだった。
同社によると、12月は後半に気温の低下が進んだこと
で布団やコタツ等の冬物商品の売上が回復したものの、
前年に駆け込み需要で売上を大きく伸ばしたオーダーカー
テンが低迷、また、大雪の影響でキッチンボードやチェ
スト等の箱物商品の売上が低調だったという。
ただし、新たに8店舗がオープンしたことから、全店
売上は2.2%増となった。既存店のマイナスを新規出店で
カバーしている経営状況だ。
1月以降は、駆け込み需要により例年よりも売上が多
かった時期との比較となるため、さらにマイナス幅が拡
大すると見られる。円安が進み、低価格路線に回帰する
ことも難しそうだ。。
前年比マイナス続く
ニトリが発表した12月の月次売上高によると、既存店
の売上高は前年同月比2.4%減、前月よりマイナス幅を縮
めたものの、3ヶ月連続のマイナスだった。客数は5.1%
減、客単価は2.8%増だった。
第421号
|経済
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平成27年1月5日(月)
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東区が激戦に
維新が擁立へ
千歳市議会議員の堀江政行氏が辞職願を議会事務局に提出した。 下すか注目される。
千歳民報によると、堀江氏は来春の札幌市議選に、東区から維新
の党公認で出馬する意向。
一方、金子市議が議会で指摘した「アイヌ事業官製談合疑惑」
については、札幌市の調査で不正が明らかになった。ただし、主
東区の定員は9名だが、堀江氏を含めて11名が出馬すると見ら 要マスコミ報道では金子市議の名前を伏せ、「活躍していないイ
れ、激戦区になりそうだ。東区は、「アイヌ民族なんて、もうい メージ作り」に苦心している。
ない」とツイートし、市議会から辞職勧告されている金子快之市
議も出馬を表明している。金子市議は特定の支持団体を持たず、
選挙戦に向けて、他候補が「アイヌ利権問題」に触れるかどう
維新の党と支持層が重なることから、有権者がどのような審判を か、また、主要マスコミ報道の姿勢が注目される。
今年で創業100年
道内企業40社
トップとなり、「卸売」が8件(同20.0%)で2位、「農・林・
水産」「建設」が各5社(同各12.5%)で3位となった。
年商規模別に見ると、「1億円未満」が各周年ともに最多となっ
今年創業100周年を迎える道内企業が40社あることが帝国デー
タバンク札幌支店の調べでわかった。大正4年に生まれた企業だ。 ている。内訳を見ると、「1億円未満」は、10周年で構成比68.6
バスや分譲マンションを手がける「じょうてつ」や、登別市の温 %(885社)、30周年で 65.8%(825 社)、50周年で 57.7%(5
57社)となっている。100周年企業では、昨年は「1億円未満」
泉業「登別温泉」などがある。
が46.9%(30社)を占めていたが、今年は42.5%(17社)に低下
創業 10、30、50、100 周年を迎える企業を業種別に見ると、1 し、「1億~10 億円未満」の構成比が上昇(2014年:39.1%(2
0周年では「サービス」、30周年、50周年では「建設」がトップ 5社)、2015年:45.0%(18社))、最多となった。
だった。また、100周年では「小売」が11社(構成比27.5%)で
|不動産
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全国宅地建物取引業協会連合会は
このほど、2014年度「不動産の日」
アンケートの結果を発表した。20歳
以上の男女を対象にインターネット
等で調査した。調査期間は9月10日
~10月31日、有効回答数は1万5,937
件。
不動産の「買い時感」について聞
いたところ、今回の調査で「(今が)
買い時だと思う」とした回答は18.3
%(前年比10.3ポイント減)と大幅
に低下した。逆に、「買い時とは思
わない」とした回答は22.6%(同4.
7ポイント増)と「買い時だと思う」
を上回った。
ているから」45.0%、「不動産価格
が下落しそうだから」22.8%と、経
済の不透明感を理由に挙げるケース
が多かった。
買い時だと思う理由については
「住宅ローン減税や税制優遇が実施
されているから」が最も多く38.3%
を占め、続いて「不動産価格が安定
または上昇しそうだから」23.3%。
半面、買い時だと思わない理由は
「自分の収入が不安定または減少し
不動産会社に対して、期待するこ
とについて、「地域事情や取引に関
する法律や制度等の情報を詳しく説
明してもらえること」が64.8%と最
も多く挙げられ、続いて「契約成立
に向けた交渉をうまくやってもらえ
ること」が54.4%となっている。
また、不動産会社に対してもって
いるイメージについて、「よい・計」
が59.3%となっており、「わるい・
計」では40.7%となっている。イメー
ジの理由について、「よい・計」
「わるい・計」ともに「対応」「イ
メージ」「物件」「情報」などの言
葉が上位にあがってきており、過去
の不動産店で対応された経験がその
ままイメージに影響を与えていると
いえる。
宅建協会が調査
自身の収入不安定で
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平成27年1月5日(月)
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嵐の貢献絶大
昨年大みそかに放送された第65回NHK紅白歌合戦
の平均視聴率が、ビデオリサーチから発表され、第2
部(午後9時~同11時45分)が、関札幌地区で38.
6%と、前年年を0.3ポイント上回った。第1部
(同7時~)は札幌地区31.5%と前回を1.3ポ
イント下回った。
第2部の視聴率アップは4年連続。史上最低を記録
した平成19年と比べると10ポイント上昇した。白組
司会が嵐、紅組司会がNHKに貢献した女優、という
組み合わせになってからの上昇率が大きい。
また、紅白の演出に改革があった点も大きい。出演
者では、ジャニーズ枠やAKB枠が増え、演歌系が減
少。平成24年からはK-POP勢が出ていない。曲順
については、SMAPなどの非演歌系が大トリを歌う
ようになった。
大物アーティストが中継で出演するケースも増えて
いる。昨年は、サザンオールスターズと中森明菜が出
演し話題となった。まだ出演したことのない大物では、
B'z、宇多田ヒカル、浜田省吾などがいる。「北洋新
聞」では、今年も紅白情報をお伝えする予定だ。
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