Keysight N6700 モジュラ電源システム 薄型MPSメインフレーム N6700B ∼ N6702A、N6710B ∼ N6712A DC電源モジュールN6731B ∼ N6784A Data Sheet ATEに最適な小型で高い柔軟性 – 研究開発、デザイン検証、製造用のATE システムに最適 – 小 型:1Uのラック・スペースで 最 大4 出力 – 柔軟なモジュラ・システム:パワー・レ ベルと性能レベルの適切な組み合わせ により、投資を最適化 – クリティカルなテスト要件を満足する高 性能モジュール – DC電源の基本要件を満足するバリュー・ モジュール – 高速コマンド処理/出力による高スル ープット – GPIB、LAN、USBによる接続 – LXI Class Cに完全準拠 航空宇宙/防衛、民生機器、コンピュータ /周辺機器、通信、半導体、自動車用電 子機器などのさまざまな産業分野で使用 されるテスト・システムでは、電源は重要 なコンポーネントです。今日の複雑な自動 テスト (ATE) システムでは、複数の電源が 使用される場合が多くあります。テスト・ システムの設計者は、これらの電源のスペ ースを削減してコストを下げ、テスト・シ ステムのスループットを向上させる必要が あります。 ラマブルDC電源システムで、テスト・ニー ズに最適な性能、パワー、価格を選択する ことができます。 Keysight N6700は30種 類 以 上 の 異 な る DC電源モジュールを組み合わせて、テス ト・システムに最適な1 ∼ 4チャネルのDC 電源システムを構築できます。速度と正 確さが要求される場合は、高性能のモジ ュールを選択し、DC電源の要件が簡単な 場合は、基本性能のモジュールを選択で きます。 Keysight N6700マルチ出力薄型モジュラ 電源システム (MPS)は、高さ1Uのプログ N6700システムの特長 図1. インタフェース:GPIB、10/100 Base-Tイーサネット、USB 2.0を標準装備 小型 電圧/電流測定機能を内蔵 Keysight N6700には、1Uのラック・スペ ース (44 mm)にぴったり納まる高度なス イッチング電源が採用されています。通気 孔が(頂部や底部でなく)側面に設けられ ているので、他の測定器を真上や真下に 取り付けることができます。(ラック・マ ウント・キットが必要です。「オーダ情報」 をご覧ください。) N6700モジュールには電圧/電流測定機 能が標準で内蔵されているので、ATEシス テムの配線や設計が簡単になります。 2 保護機能 出力オン N6700モジュー ル は、 過 電 圧、 過 電 流、 過 熱 に 対 す る 保 護 機 能 が あ り ま す。 あ るモジュールが故障すると、その故障が 10 μs以内に他のモジュールで検知され、 迅速にシャット・ダウンされ、被試験デバ イス (DUT)が危険な状態にならないよう に防止できます。 インタフェース N6700に は、GPIB、USB2.0、10/100 Base-TイーサネットLANインタフェースが 標準装備されています。既存のシステムで 使用するにはGPIBが最適ですが、コンピ ュータの標準インタフェースであるUSBや LANを活用することもできます。N6700 は、LXI class Cに準拠しています。 V1 モジュール1 V2 遅延2 V3 モジュール2 モジュール3 遅延3 図2. 出力シーケンスの設定 セキュリティ GPIBを 使 用 す る シ ス テ ム で は、LANと USBインタフェースをオフにしてセキュリ ティを高めることができます。また、不揮 発性RAMのすべてのデータや設定をフロ ント・パネルからクリアできます。 ブラウザからの制御可能 N6700には、モニタ、制御、セットアップ 用Webサーバが内蔵され、標準のWebブ ラウザから制御できます。 出力シーケンスの設定 N6700は、各DC電源モジュールのターン オン/ターンオフを個別にコントロールす ることができます。遅延時間を調整して、 特定の順序でN6700モジュールがオンに なるように設定したり、モジュールを特定 の順序でシャット・ダウンすることができ ます。 5台以上のDC電源モジュールをシーケンス 設定しなければならない場合でも、シーケ ンス出力を複数のN6700メインフレームに 拡張することができます。メインフレーム のリア・パネルにあるI/Oポートをリンクす れば、同期信号をメインフレーム間で送信 でき、すべてのメインフレームの出力シー ケンスを同期することができます。この機 能 は、N6700B/N6701A/N6702Aメイン フレームで使用できます。N6700Aメイン フレーム (販売完了)では使用できません。 3 プログラマブル電圧 スルー・レート 仮想チャネルによる 並列動作 突入電流が制限されるデバイスや給電速度 に敏感なデバイスなどでは、電源の速度を 遅くして、電圧スルー・レートを一定に維 持する必要があります。N6700では電圧 スルー・レートをプログラミングでき、あ る電圧から他の電圧へ出力が遷移する速 度を簡単に制御できます。電圧変化の速 度は、最高アップ/ダウン・プログラミン グ速度から最低変化速度(10 s)の間で設 定できます。プログラマブル電圧スルー・ レート機能は、N6700を手動操作してい るときはフロント・パネルからも使用でき ます。 同一の出力を並列に使用して、出力パワ ーや電流を増加させることができます。 N6700には、並列動作を簡単に行うため の仮想チャネル機能があります。この機能 はファームウェアにより実現され、最大4 個のチャネルを単一のチャネルとして扱う ことができます。一度構成すると、電源 の相互作用や同期を管理するコードを記述 しなくても、すべての機能(電源供給、測 定、トリガ、保護、ステート・モニタリン グ)が、最大で4倍の出力を持つ1つのチャ ネルであるかのように動作します。 直列動作 同じ定格の出力を直列に動作させて、電 圧やパワーを増加させることができます。 仮想チャネル機能は、N6700を手動操作 しているときはフロント・パネルからも使 用できます。 パワー管理機能 多くの場合、DUTには1個のハイ・パワー DC電源と複数個のロー・パワー電源を使 用します。DUTは全出力に対してフル・パ ワーを必要としないため、メインフレーム の総パワーよりも大きい電源モジュールを インストールした場合、コストを節約する ことができます。この場合、N6700のパ ワー管理機能を使用すると、DUTの要件 に合わせてメインフレーム・パワーを各出 力に配分し、電源を柔軟に活用できます。 この機能により、パワー管理を備えてい ない電源を使用した場合に発生しやすい、 不意の危険なシャットダウンを回避するこ とができます。 4 例 え ば、DUTに2つ の280 W入 力 と2つ の10 W補 助 入 力 が 必 要 な 場 合、1台 の 300 W DCモジュールと3台 の100 W DC モジュールを使用してシステムを構成する ことができます。モジュール電源の合計が 600 Wとなっても、N6700B 400 W MPS メインフレームを使用できます。このパワ ー管理機能により、300 Wモジュールに は300 Wす べ て を、100 Wモジュールに それぞれ33 Wのみを割り当てます。 新しい500 Wモジュールの1つをN6700B 400 W MPSメインフレームにインストー ルした場合、モジュールをフル定格出力パ ワーで動作させることができない可能性 があります。 専用の高電流AC回路なしに、 ハイ・パワー・メインフレーム を標準のACソケットへ接続 N6702A 1200 Wメインフレームに電源が 投入されると、メインフレームは自動的に ACラインから給電されるパワーを検知し ます。標準のACコンセントの定格を超え る電流が検知されると、メインフレームは 出力パワーを自動的に低減してACライン への過剰な負荷から保護します。N6702A ハイ・パワー・メインフレームでは出力パ ワーが600 Wに制限され、標準のソケット に接続して使用することができます。こ れは、MPSシステムの初期ベンチ確認で、 非常に有用な機能です。テスト開発におい ても非常に便利な機能です。テスト開発で は通常、DUTをベンチでテストした後でフ ル・パワーでドライブするためです。また、 モジュール間でメインフレームのフル・パ ワーよりも小さいパワーを手動で割り当て ることにより、このパワーを制御すること も可能です。このように、N6702AはAC ラインからのパワー (電流)消費を制限する ことができます。 トリガ N6700Bのメインフレームはハードウェア・ トリガ・イン/トリガ・アウト信号を持ち、 外部イベントに同期させることができま す。例えば、フィクスチャ内部に取り付け られたスイッチからN6700にトリガをかけ て、DUTへの電圧印加、測定の開始が可 能です。 ドライバ N6700にはVXIplug&playドライバとIVICOMドライバが標準装備されています。 LabViewドライバは、NI.COMからダウン ロードできます。 プログラミング言語 N6700はSCPI(Standard Commands for Programmable Instruments)をサポート しています。 ファームウェアの アップデート N6700の フ ァ ー ム ウ ェ ア は フ ラ ッ シ ュ ROMに保存されています。そのため新し い機能が追加された場合、容易にアップデ ートすることができます。ファームウェア は、ファームウェア・アップデート・ユーテ ィリティ・プログラムを使用して、GPIB、 LAN、USBか らN6700に ダ ウ ン ロ ー ド できます。最新のファームウェア (www. keysight.co.jp/find/N6700firmware)を入 手して、ご使用のN6700システムを最新 の状態に維持することをお勧めします。 出力切断/極性反転リレー N6700のモジュールは、オプションの出 力切断リレー (オプション761)、または出 力切断/極性反転リレー (オプション760) 付きで個別に注文できます。オプション 760、761の使用の可能性については、16 ページをご覧ください。どのリレーもモジ ュールに内蔵されるため、リレー機能を備 えるために特別な配線やラック・スペース は必要ありません。 出力パワー・メッシュの正負のレールは出 力端子からオプション760/761で物理的に 切り離されますが、小型のAC回路は正負 の出力端子に接続されたままです。この AC回路は、EMIコンプライアンスを実現す るために接続されています。 5 オプション761の場合、メカニカル・リレ ーで、センシング・リードを含め電源の正 負両側を切断します。 オプション760の場合、メカニカル・リレ ーで、センシング・リードを含め電源の正 負両側のリードを切り替えるため、DUTの 電圧極性が反転します。この極性反転に 加え、オプション760はオプション761と 同一の出力切断機能を備えています。 注記:オプション760の出力切断/極性反 転リレーを搭載すると、モジュールによっ ては出力電流が制限されます。オプション 760による最大電流のリミット値について は、16ページの「使用可能なオプション」 をご覧ください。 図3. 最大4チャネルを同時に表示できるフロント・パネル (図は3チャネルをインストールした場合) (図は3チャネルをインストールした場合) 図4. リア・パネル フロント・パネル クイック切断コネクタ N6700は、すべての操作を3種類のインタ フェースからできるだけでなく、フロント・ パネルからも行え、プロトタイプの作成、 デバッグ、トラブルシューティングが簡単 に行えます。また4個の出力の設定や実際 の出力値を同時に表示でき、適切に動作 していることを簡単に確認できます。 各電源モジュールにはクイック切断コネク タがあり、システムのセットアップや保守 が容易です。 ノイズを低減する 静かなファン 音響雑音を抑えるために、N6700メイン フレームはファン速度制御機能を使用して います。フル出力パワーで動作させない場 合、冷却ファンを低速にしてノイズを抑え ることができます。 ユニバーサルAC 電源ライン入力 ラック・マウント・キット N6700は、N6709Aラック・マウント・キ ットを使用して、簡単にラックに取り付け られます。このキットには、1Uのラック・ スペースにN6700メインフレームを1台取 り付けるのに必要なハードウェアが全て含 まれています。このラック・マウント・キ ットには、標準ラック・レールとスライド の代わりをするフロント・ラック・イヤと リア・サポートが付属します。1Uの大き さや通気の要件が異なるため、標準のラッ ク・レールやスライドはN6700では使用で きません。 N6700は、AC100∼240 V、50/60/400 Hz で動作するユニバーサルAC電源入力を採 用しています。このため、別のAC電源ラ イン電圧に切替えるのにスイッチを設定し たり、ヒューズを交換したりする必要はあ りません。また、力率補正機能がこのAC 電源入力に組み込まれています。 図5. パワーおよびセンシング・リード用のクイック切断コネクタ 6 ATEのニーズに適合するDC電源モジュールの選択 N6750高性能シリーズ N6760高精度シリーズ 電源が重要な役割を担う アプリケーション用: 最大500 Wのパワーに対応 高精度が要求される アプリケーション用: 最大500 Wのパワーに対応 Keysight N6750シリーズは、低雑音、高 確度、他のプログラマブル電源よりも10 ∼ 50倍高速なプログラミング速度を提供 する高性能オートレンジDC電源モジュー Keysight N6760シリーズは、電圧と電流 ルです。さらに、業界で初めて、汎用電 源に高速テスト用拡張機能を用意しまし た。高速テスト用拡張機能は、DUT内で 発生した高速トランジェントやパルス・イ ベントを測定できるデジタイザ機能を提供 します。また、オートレンジ出力機能を使 用すると、従来の電源数台分を1台の電源 でまかなうことができます。 を同時にデジタイズして測定結果をオシロ スコープと同じようにデータ・バッファに 取り込むことができ、高精度(mA/μAレ ンジ)の制御と測定ができる高精度DC電 源モジュールです。 図6b. N6753A ∼ N6756A高性能電源モジュー ルおよびN6763A ∼ N6766A高精度DC電源モジ ュールは、メインフレームの2個のモジュール・ スロットを占有します。他のモジュールはすべ て、1個のモジュール・スロットを占有します。 N6730/40/70ベーシック・ シリーズ N6783特定 基本的な DCアプリケーション用: 150 Vの電圧まで対応 Keysight N6730/N6740/N6770シリーズ のDC電源モジュールは、プログラマブル 電圧/電流測定機能および保護機能を低 価格で提供し、DUTへの電源供給やフィ クスチャ制御などのためのATEシステムの 電源として最適なモジュールです。 アプリケーション用シリーズ これらの製品の詳細、特定のアプリケー ションでの使用方法については、(www. keysight.co.jp/find/N6783A-BAT)および ( www.keysight.co.jp/find/N6783A-MFG) を ご 覧 く だ さ い。 ま た は、『N6783ABAT Data Sheet』( カタログ 番 号59908662EN)お よ び『N6783A MFG Data Sheet』(カタログ番号5990-8643EN)を ダウンロードしてご覧ください。 N6780 SMUシリーズ 図6a. ベーシック・シリーズ マルチ象限での動作や 高性能が必要な アプリケーション用 こ れ ら の 製 品 の 詳 細、バッテリ・ドレイ ン解析やファンクション・テストなどのア プリケーションでの使用方法については、 ( www.keysight.co.jp/find/N6780)をご覧 ください。または『N6780シリーズ ソー ス/メジャメント・ユニット (SMU)N6700 モジュラ電源システム用』(Data Sheet、 カタログ番号5990-5829JAJP)をダウンロ ードしてご覧ください。 図6c. ユーザによる再構成が可能な モジュラ・システム 7 その他の特長 単 に 一 定 レ ベ ル のDCを 供 給 す る 以 上 のことが電源に要求されるテストには、 N6750シリーズの高性能オートレンジDC 電源モジュールおよびN6760シリーズの 高精度DC電源モジュールが最適です。こ れらのモジュールは、高速出力、柔軟な 制御、複雑な測定を組み合わせることが できます。N6750/60は単なる電源ではな く、供給と測定が行える機器です。 1Uの ス ペ ー ス に 取 付 け で き る よ う に、 N6750/60には、リニア電源並みの低雑音、 高速出力を提供する高度なスイッチモード が採用されています。 低雑音出力 これらの製品では、ノーマル・モードだけ でなくコモン・モードでも低雑音(リップル およびp-p)となるように、細心の注意が 払われています。このスイッチング電源は、 市販のほとんどのリニア電源よりも高い性 能を発揮します。 高速な電圧変更 柔軟性の高いオートレンジ 速度においても、N6750、N6760、N6780 は、一般的なDC電源では得られない高性 能を発揮します。出力電圧を下げるとき に出力を迅速にプルダウンするアクティ ブ・ダウンプログラミング回路が組み込ま れ、電圧の上げ下げをすばやくプログラム できます。例えば、0 Vから50 V、50 Vか ら0 Vへの電圧変更は1.5 ms以内に完了し ます。 N6750/N6760シリーズのオートレンジ出 力により、さらに高い柔軟性が得られま す。このオートレンジ機能は、60 V以下の 出力電圧で最大出力パワーが得られます。 この機能を使用すれば、低電圧、大電流 だけでなく高電圧、小電流の動作点も1台 の電源でカバーでき、電源数台分を1台の 電源でまかなうことができます。 例えば、定格20 V、50 A、500 Wの N6755A高性能オートレンジDCモジュー これよりも小さい電圧変更、例えば0 Vか ら5 Vあるいは5 Vから0 Vに電圧を変更す る場合のプログラミング速度は200 μs未 満です。このように高速で出力を変更で き る た め、N6750/60/80を 使 用 す る と、 電源電圧を頻繁に変更する必要のあるテ ストで最高のシステム・スループットが得 られます。 ルは、 10 V@50 A(=500 W)、 20 V@25 A(=500 W)、 15 V@33 A(=500 W)、 およびこの間のポイントでフルパワーが得 られます。 電圧 Autoranging 50 W Output オートレンジ50 W出力 50 V 50 W 50 W曲線 10 V 5A Current 0 1A 5A 電流 図7. オートレンジ特性 Voltage Autoranging 100 W Output 50 V 100 W Curve 12 V 8.5 V 0 2A 8.33 A 10 A Voltage 8 50 V 33 V Precision Outputs Current このように、500 Wオートレンジ電源は、 電圧と電流の範囲が拡張されているので、 オートレンジ機能を持たない1000 W電源 の電圧と電流のさまざまな組合せを発生 できます。 オートレンジは、DUTが広い電圧範囲で動 作する場合、ATEシステムで広範囲のDUT をテストする必要がある場合、DUTの消 費電力を最終的に決定する前にATEの電源 を選択する際のマージンが必要な場合に、 有用です。 高速テスト用拡張機能 テストをさらに高速で実行する必要があ る 場 合 は、N6700 DC電 源モジュールの 高速テスト用拡張機能(HSTE)が使用でき ます。この拡張機能はDC電源モジュール の機能を拡張して、内蔵任意波形発生器 および内蔵オシロスコープと同じ機能を 実現します。HSTEは、N6730/40/50/70 DC電源モジュールではオプションですが、 N6760、N6780、N6783の各モジュール には標準装備されています。 HSTEのLISTモードでは、最大512個の電 圧/電流ポイントを設定でき、LIST内の設 定に基づいて電圧/電流を出力できます。 各設定ポイントで待ち時間を設定して、プ ログラムされた待ち時間の間、その設定ポ イントに電源を維持する(待たせる)ことが できます。LIST内の各設定ポイントでは、 1 msの分解能で0 ∼ 262秒の範囲の待ち 時間を設定できます*。リストの実行は、 トリガにより開始され、プログラムされた 待ち時間の間、各設定ポイントを維持した 後、次のポイントに進むことにより、リス ト内の設定ポイントを順次実行します。こ れによりコンピュータのI/Oをプロセスか ら切り離して、実行速度を上げることが できます。 電圧 時間(s) 図8. 高速テスト用拡張機能のLISTモードの “power ARB”機能 9 このようにして、任意波形発生器のよう に、プログラムされたリストに従って自動 的に変化する出力が可能です。 * 出力応答時間は電圧変化に対して5 ms 未満なので、5 ms未満のステップでは、最 終出力電圧に達しないまま次のステップに 進んでしまいます。これは、滑らかな波 形を作成する必要がある場合に有用です。 さ ら に、HSTEに は、 最 大524,288個 の ポイントで最高97,656サンプル/sの速度 で電圧/電流値を捕捉できるオシロスコ ープと同様のデジタイザ機能も内蔵され て い ま す。N6780 SMUで は、195,312 サンプル/sの速度で測定できます。 デジタイザ機能を使用すれば、バッテリ駆 動デバイスのデザイン検証などで、DUTの 入力電流をダイナミックに収集して、DUT のバッテリの電流ドレインを正しく把握 し、DUTのノーマル動作や待機モードの電 源管理を最適化できます。 さらにデジタイザを出力の変化に同期させ ることもできます。例えば、デジタイザ は、LISTモードによる出力電圧変化によ って発生したトリガに基づいて測定を実行 できます。この構成では、LISTの各ステ ップで、適切な時点で測定が実行されるこ とを確認できます。これは、パルス出力 電圧での消費電流などの、印加電圧が急 峻に変化するときの消費電流を測定する 場合に特に有用です。 高精度ロー・レンジ性能 最も要求の厳しい アプリケーション用のソース/ メジャメント・ユニット・ モジュール N6760シリーズの高精度DC電源モジュー ルは、デュアル・レンジでのプログラミン グ/測定機能も提供します。ロー・レンジ では、mAおよびμAレンジの正確な測定 が可能です。この機能は、半導体やパッシ ブ・デバイスのテスト、正確に制御された 出力や高精度の測定が必要なテストなどに 最適です。 N6780シリーズ ソース/メジャメント・ユ ニットは、N6700シリーズで最高の性能 を備えています。これらのSMUは、nAま での正確な測定ができ、DC電圧源、DC 電流源、電子負荷としても使用できます。 こ れ ら の 製 品 の 詳 細、バッテリ・ドレイ ン解析やファンクション・テストなどのア プリケーションでの使用方法については、 (www.keysight.co.jp/find/N6780 )をご覧 ください。または『N6780シリーズ ソー ス/メジャメント・ユニット (SMU)N6700 モジュラ電源システム用』(Data Sheet、 カタログ番号5990-5829JAJP)をダウンロ ードしてご覧ください。 10 DC電源モジュールの比較 詳細な製品の仕様と特性については、『Keysight t N6700 モジュラ電源システム仕様ガイド』 (http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/N6700-90001.pdf)を参照してください。 機能 DC電源 N673xB、N674xB、N677xA 高性能 高精度 N675xA N676xA 50 W出力定格 N6731B ∼ N6736B N6751A N6761A 100 W出力定格 N6741B ∼ N6746B N6752A N6762A 300 W出力定格 N6773A ∼ N6777A N6753A、N6754A N6763A、N6764A N6755A、N6756A N6765A、N6766A 出力切断リレー 500 W出力定格 オプション761 オプション761 オプション761 出力切断/極性反転リレー オプション760 オプション760 オプション760 オートレンジ出力機能 ● ● 電圧/電流ターンオン・プライオリティ N6761A、N6762A 高精度電圧/電流測定 ● 低電圧/電流出力レンジ N6761A、N6762A 低電圧/電流測定レンジ ● 200 μA測定レンジ(N6761A/N6762Aのみ) オプション2UA 電圧/電流同時オシロスコープ・トレース ● 出力リスト機能(高速テスト用拡張機能) オプション054 オプション054 ● 配列リードバック機能(高速テスト用拡張機能) オプション054 オプション054 ● オプション054 オプション054 ● N6753A、N6756A N6763A、N6766A プログラマブル・サンプリング・レート (高速テスト用拡張機能) 2スロット幅(2つのチャネル位置を占有) 機能 出力定格 2象限動作 ソース/メジャメント・ユニット(SMU) アプリケーション専用 N6781A N6782A N6784A N6783A-BAT N6783A-MFG 20 W 20 W 20 W 24 W 18 W ● ● ● ● 4象限動作 ● 補助電圧測定入力 ● 出力切断リレー ● ● ● 負電圧保護 ● ● ● 電圧/電流プライオリティ・モード ● ● ● プログラマブル出力抵抗 ● 600 mV出力レンジ ● ● ● 300 mA出力レンジ ● ● 1 V、100 mV測定レンジ ● ● ● 100 mA、1 mA、10 μA測定レンジ ● ● ● 100 mA、10 mA出力レンジ オプション761 オプション761 ● ● ● ● ● 150 mA測定レンジ 電圧/電流同時測定 ● ● シームレス測定オートレンジ ● ● 出力リスト機能 ● ● ● ● ● 配列リードバック機能 ● ● ● ● ● プログラマブル・サンプリング・レート ● ● ● ● ● 11 ● DC電源モジュールの主な性能仕様 注記:このデータシートには、すべての電源モジュールの仕様および特性が網羅されているわけではありません。すべての電 源モジュールの詳細な性能仕様および補足特性については、 『Keysight N6700 モジュラ電源システム仕様ガイド』(マニュアル番号N6700-90001)を参照してください (http://literature.cdn.keysight.com/N6700-90001.pdf)。 DC出力定格 (V/A/W) リップル/ ノイズ (p-p/rms) 電圧 プログラミング 確度 電流 プログラミング 確度 電圧 測定 確度 電流 測定 確度 N6731B 5 V/10 A/50 W 10 mV/2 mV 0.1 %+19 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+20 mA N6732B 8 V/6.25 A/50 W 12 mV/2 mV 0.1 %+19 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+10 mA N6733B 20 V/2.5 A/50 W 14 mV/3 mV 0.1 %+20 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+5 mA N6734B 35 V/1.5 A/52.5 W 15 mV/5 mV 0.1 %+35 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+35 mV 0.15 %+4 mA N6735B 60 V/0.8 A/50 W 25 mV/9 mV 0.1 %+60 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+60 mV 0.15 %+4 mA N6736B 100 V/0.5 A/50 W 30 mV/18 mV 0.1 %+100 mV 0.15 %+10 mA 0.1 %+100 mV 0.15 %+2 mA N6741B 5 V/20 A/100 W 20 mV/2 mV 0.1 %+19 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+20 mA N6742B 8 V/12.5 A/100 W 12 mV/2 mV 0.1 %+19 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+10 mA N6743B 20 V/5 A/100 W 14 mV/3 mV 0.1 %+20 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+5 mA N6744B 35 V/3 A/105 W 15 mV/5 mV 0.1 %+35 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+35 mV 0.15 %+4 mA N6745B 60 V/1.6 A/100 W 25 mV/9 mV 0.1 %+60 mV 0.15 %+20 mA 0.1 %+60 mV 0.15 %+4 mA N6746B 100 V/1 A/100 W 30 mV/18 mV 0.1 %+100 mV 0.15 %+10 mA 0.1 %+100 mV 0.15 %+2 mA N6751A 50 V/5 A/50 W 4.5 mV/0.35 mV 0.06 %+19 mV 0.1 %+20 mA 0.05 %+20 mV 0.1 %+4 mA N6752A 50 V/10 A/100 W 4.5 mV/0.35 mV 0.06 %+19 mV 0.1 %+20 mA 0.05 %+20 mV 0.1 %+4 mA N6753A 20 V/50 A/300 W 5 mV/1 mV 0.06 %+10 mV 0.1 %+30 mA 0.05 %+10 mV 0.1 %+30 mA N6754A 60 V/20 A/300 W 6 mV/1 V 0.06 %+25 mV 0.1 %+12 mA 0.05 %+25 mV 0.1 %+8 mA N6755A 20 V/50 A/500 W 5 mV/1 mV 0.06 %+10 mV 0.1 %+30 mA 0.05 %+10 mV 0.1 %+30 mA N6756A 60 V/17 A/500 W 6 mV/1 V 0.06 %+25 mV 0.1 %+12 mA 0.05 %+25 mV 0.1 %+8 mA 1 50 V/1.5 A/50 W 4.5 mV/0.35 mV 0.016 %+6 mV 0.04 %+0.2 mA 0.016 %+6 mV 0.04 %+0.16 mA N6762A 1 50 V/3 A/100 W 4.5 mV/0.35 mV 0.016 %+6 mV 0.04 %+0.2 mA 0.016 %+6 mV 0.04 %+0.16 mA N6763A 1 20 V/50 A/300 W 5 mV/1 mV 0.03 %+5 mV 0.1 %+15 mA 0.03 %+10 mV 0.1 %+10 mA 1 60 V/20 A/300 W 6 mV/1 V 0.03 %+12 mV 0.1 %+15 mA 0.03 %+25 mV 0.1 %+5 mA N6765A 1 20 V/50 A/500 W 5 mV/1 mV 0.03 %+5 mV 0.1 %+15 mA 0.03 %+10 mV 0.1 %+10 mA N6766A 1 60 V/17 A/500 W 6 mV/1 V 0.03 %+12 mV 0.1 %+15 mA 0.03 %+25 mV 0.1 %+5 mA N6773A 20 V/15 A/300 W 20 mV/3 mV 0.1 %+20 mV 0.15 %+60 mA 0.1 %+20 mV 0.15 %+15 mA N6774A 35 V/8.5 A/300 W 22 mV/5 mV 0.1 %+35 mV 0.15 %+60 mA 0.1 %+35 mV 0.15 %+12 mA N6761A N6764A N6775A 60 V/5 A/300 W 35 mV/9 mV 0.1 %+60 mV 0.15 %+60 mA 0.1 %+60 mV 0.15 %+12 mA N6776A 100 V/3 A/300 W 45 mV/18 mV 0.1 %+100 mV 0.15 %+30 mA 0.1 %+100 mV 0.15 %+6 mA N6777A 150 V/2 A/300 W 68 mV/27 mV 0.1 %+150 mV 0.15 %+30 mA 0.1 %+150 mV 0.15 %+6 mA N6781A 1 20 V/±3 A/20 W 12 mV/1.2 mV 0.025 %+1.8 mV 0.04 %+0.3 mA 0.025 %+1.2 mV 0.03 %+0.25 mA N6782A 1 20 V/±3 A/20 W 12 mV/1.2 mV 0.025 %+1.8 mV 0.04 %+0.3 mA 0.025 %+1.2 mV 0.03 %+0.25 mA N6784A 1 ±20 V/±3 A/20 W 12 mV/1.2 mV 0.025 %+1.8 mV 0.04 %+0.3 mA 0.025 %+1.2 mV 0.03 %+0.25 mA 8 V/−2 A、3 A/24 W 8 mV/1.5 mV 0.1 %+10 mV 0.1 %+1.8 mA 0.05 %+5 mV 0.1 %+0.6 mA 6 V/−2 A、3 A/18 W 8 mV/1.5 mV 0.1 %+10 mV 0.1 %+1.8 mA 0.05 %+5 mV 0.1 %+0.6 mA N6783A-BAT 2 N6783A-MFG 2 1 これらの電源モジュールは、複数の出力レンジと測定レンジを備えています。示されている値は、最大レンジでの値です。 2 これらの電源モジュールは、複数の測定レンジを備えています。示されている値は、最大レンジでの値です。 12 N6700シリーズ メインフレームの主な特性 インタフェース機能 GPIB SCPI-1993、IEEE 488.2準拠インタフェース LXI規格 class C USB 2.0 Keysight IOライブラリ・バージョンM.01.01または14.0以上が必要 10/100 LAN Keysight IOライブラリ・バージョンL.01.01または14.0以上が必要 環境条件 動作環境 (AC入力)、汚染度2 屋内用、設置カテゴリII 温度範囲 0 ℃∼ 55 ℃(周囲温度が40 ℃を超えると出力電流は1 ℃当たり1 %低下します) 相対湿度 95 %以下 高度 2000 m以下 AC電源ライン入力 入力定格 最大100 Vac ∼ 240 Vac、50/60/400 Hz 消費電力 1000 VA(N6700B) 1440 VA(N6701A) 1440 VA(N6702A、<180 Vac入力) 2200 VA(N6702A、>180 Vac入力) 力率 0.99(公称入力/定格パワー) 正味質量 4台のモジュール搭載のN6700B(代表値) 12.73 kg 4台のモジュールを搭載したN6701A 11.82 kg 4台のモジュールを搭載したN6702A 14.09 kg 寸法 N6700B/N6701A N6702A 高さ/幅/奥行 44.45 mm/432.5 mm/585.6 mm 44.45 mm/432.5 mm/633.9 mm 13 オーダ情報 N6700モジュラ電源システム は以下の2つの方法で 購入できます。 1. N6700B/N6701A/N6702Aメ イ ン フ レームと様々なモジュールを個別の製 品としてオーダできます(以下のステ ップをご覧ください)。各製品は、別々 の箱に梱包されて配達されるため、ご 自身でシステムを組み立てる必要があ ります。 2. N6700シ ス テ ム を 購 入 す る に は、 N6710B、N6711A、N6712Aシ ス テ ムとしてオーダできます。これらのモ デル番号は、受注生産システムの番号 で、テストがすべて完了した組立て済 みのマルチ出力電源として出荷されま す。(詳細は17および18ページをご覧 ください)。 個別のメインフレームおよびモジュールと してN6700をオーダする場合は、以下の ステップに従ってください。 ステップ4: ステップ5: 正しく動作させるには、空のモジュール・ スロットを全てフィラー・パネルでふさぐ 必要があります。メインフレームに搭載す るモジュールが4台未満の場合は、フィラ ー・パネル・キットをオーダする必要があ ります。各キットにはフィラー・パネルが 3枚入っています。1枚のフィラー・パネル で1つの空のモジュール・スロットが埋め られます。 N6700Bをラックに取り付ける場合は、ラ ック・マウント・キットをオーダする必要 があります。 メインフレーム N6700B 400 Wの総出力パワーに対応するモジュラ・システム用メインフレーム。 モジュールを1 ∼ 4個組み込めます。 N6701A 600 Wの総出力パワーに対応するモジュラ・システム用メインフレーム。 モジュールを1 ∼ 4個組み込めます。 N6702A 1200 Wの総出力パワーに対応するモジュラ・システム用メインフレーム。 モジュールを1 ∼ 4個組み込めます。 N6710B、N6711A、N6712Aシステム用に提供されているオプション N6709A ラック・マウント・キットラックに取り付ける場合に必要です。標準のラ ック・マウント・ハードウェアは使用できません。 N6708A フィラー・パネル・キット1台のメインフレームに組み込むモジュールが 4台未満の場合に必要です。各フィラー・キットにはフィラー・パネルが 3枚付属しています。 OL1 全ドキュメントを収録したCD-ROMと印刷版ユーザーズ・ガイド ステップ2: 900 電源コード、英国、P/N 8120-1351 901 電源コード、オーストラリア、ニュージーランド、P/N 8120-1369 適切なドキュメントおよび電源コードを選 択します。 902 電源コード、ヨーロッパ、韓国、P/N 8120-1689 903 電源コード、米国、カナダ、120 V、P/N 8120-4383 ステップ3: 904 電源コード、米国、カナダ、240 V、P/N 8120-0698 906 電源コード、スイス、P/N:8120-2104 912 電源コード、デンマーク、P/N 8120-2956 917 電源コード、南アフリカ、インド、P/N 8120-4211 918 電源コード、日本、100 V、P/N 8120-5342 注記:N6712Aモデルの場合、最大出力パワーは100 Vacで600 Wに制限さ れます。1200 Wのフル出力パワーを実現するには、オプション929を使 用して、200 Vacで動作させる必要があります。 919 電源コード、イスラエル、P/N 8120-6800 920 電源コード、アルゼンチン、P/N 8120-6869 921 電源コード、チリ、P/N 8120-6980 922 電源コード、中国、P/N 8120-8376 927 電源コード、タイ、ブラジル、P/N 8120-8871 929 電源コード、日本200 V、P/N 8121-1392 注記:このオプションは、N6702Aモデルでのみ使用可能です。 ステップ1: パワー要件を基にメインフレームを選択し ます。 1 ∼ 4個モジュールを選択します(次ペー ジを 参 照 )。モジュールのパワーの 合 計 が、メインフレームの出力パワーの定格 を超える場合、4ページに記載されてい るKeysightパ ワ ー 管 理 機 能 を 参 照 し て く だ さ い。1個 の モ ジ ュ ー ル が1つ の モ ジュール・スロットを 占 有 し ま す。 た だ し、N6753A ∼ N6756Aお よ びN6763A ∼ N6766Aは、2つのモジュール・スロットを 占有します。 14 オーダ情報(続き) モジュール N6700B/N6701A/N6702A の 各 メ イ ン フレームに組み込むモジュールを 1 ∼ 4 台オーダします(モジュールをN6710B/ N6711A/N6712Aのオプションとしてオー ダする場合は、18ページを参照してくだ さい)。モジュールのパワーの合計が、メ インフレームの出力パワーの定格を超える 場合、4ページに記載されているKeysight パワー管理機能を参照してください。 各モジュールに対してオプションを個別に 指定できます。例えば、オプション761の 出力切断リレーを1台のモジュールに内蔵 させ、残りのモジュールはリレー・オプシ ョンなしでオーダできます。 ニーズ が 変 化 し て 構 成 を 変 更 し た い と き、 あ る い は 既 存 のN6700A/N6700B/ N6701A/N6702Aメインフレームにモジュ ールを追加したいときは、このオーダ情報 を参照して必要なモジュールをオーダして ください。 モジュール N6730 50 W DC電源 モジュール N6740 100 W DC電源 モジュール N6750 高性能、 オートレンジ DC電源 モジュール N6760 高精度 DC電源 モジュール N6770 300 W DC電源 モジュール N6780 約20 Wの アプリケー ション専用 モジュール N6731B 5 V、10 A、50 W DC電源モジュール N6732B 8 V、6.25 A、50 W DC電源モジュール N6733B 20 V、2.5 A、50 W DC電源モジュール N6734B 35 V、1.5 A、50 W DC電源モジュール N6735B 60 V、0.8 A、50 W DC電源モジュール N6736B 100 V、0.5 A、50 W DC電源モジュール N6741B 5 V、20 A、100 W DC電源モジュール N6742B 8 V、12.5 A、100 W DC電源モジュール N6743B 20 V、5 A、100 W DC電源モジュール N6744B 35 V、3 A、100 W DC電源モジュール N6745B 60 V、1.6 A、100 W DC電源モジュール N6751A 50 V、1.5 A、50 W高性能オートレンジ DC電源モジュール N6752A 50 V、1.5 A、50 W高性能オートレンジ DC電源モジュール N6753A 20 V、50 A、300 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6754A 60 V、20 A、300 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6755A 20 V、50 A、500 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6756A 60 V、17 A、500 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6761A 50 V、1.5 A、50 W高精度DC電源モジュール N6762A 50 V、3 A、100 W高精度DC電源モジュール N6763A 20 V、50 A、300 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6764A 60 V、20 A、300 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6765A 20 V、50 A、500 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6766A 60 V、17 A、500 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6773A 20 V、15 A、300 W DC電源モジュール N6774A 35 V、8.5 A、300 W DC電源モジュール N6775A 60 V、5 A、300 W DC電源モジュール N6776A 100 V、3 A、300 W DC電源モジュール N6777A 150 V、2 A、300 W DC電源モジュール N6781A 20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6782A 20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6784A ±20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6783A-BAT 8 V、3 A、24 Wバッテリ充電/放電モジュール N6783A-MFG 6 V、3 A、18 W移動体通信モジュール 15 オーダ情報(続き) N6700モジュールで使用可能なオプション N6731B ∼ N6736B 50 W DC電源 N6741B ∼ N6746B 100 W DC電源 N6751A ∼ N6756A N6781A、 N6782A、 N6784A SMU N6783A-BAT N6783A-MFG モジュール モジュール モジュール 761 761 761 標準 761 760 1、2 760 1 760 1 760 2 − − 054 054 054 標準 054 標準 標準 − − − 2UA3 − − − テスト結果データ付き 校正証明書 UK6 UK6 UK6 UK6 UK6 UK6 UK6 ISO 17025準拠の 1A7 1A7 1A7 1A7 1A7 − 1A7 モジュール 出力切断リレー 761 761 出力切断/ 極性反転リレー 760 高速テスト用拡張機能 (HSTE) 200 μA測定レンジ 校正証明書 高精度 N6773A ∼ N6776A 300 W DC電源 アプリケー ション 専用 モジュール 高性能 オートレンジ DC電源 モジュール N6761A ∼ N6766A DC電源 1. オプション760は、N6741B、N6751A、N6752A、N6761A、N6762Aモデルでは使用できません。 2. オプション760は、N6742BおよびN6773Aモデルの出力電流を最大10 Aに制限します。 3. オプション2UAは、N6761AモデルとN6762Aモデルでのみ使用可能です。 16 N6700組立て済みシステム N6700システムを購入するには、N6710B、 N6711Aま た はN6712Aをオーダし ま す。 これらのモデル番号は、受注生産システム の番号で、テストがすべて完了した組立て 済みのマルチ出力電源として出荷されま す。各システムは、メインフレーム1台と オプションのモジュール1 ∼ 4台で構成さ れます。1台のメインフレームは4つのモ ジュール収容スロットを備えています。1 台のモジュールが1つのモジュール・スロ ットを 占 有 し ま す。 た だ し、N6753A ∼ N6755Aお よ びN6763A ∼ N6766Aは、2 つのモジュール・スロットを占有します。 システムに組み込むモジュールを指定する には、そのモジュールをシステムのオプシ ョンとしてオーダします。4台未満のモジ ュールをオーダした場合、空のスロットは 自動的にブランク・フィラー・パネルでふ さがれます。少なくとも1台のモジュール をオーダする必要があります。 モジュールのパワーの合計が、メインフレ ームの出力パワーの定格を超える場合、4 ページに記載されているKeysightパワー 管理機能を参照してください。 メインフレームとモジュールを別々に購 入する場合は、14ページを参照してくだ さい。 組立て済みシステム N6710B 400 Wの総パワーに対応するN6700Bメインフレーム1台をベースとする組 N6711A 600 Wの総パワーに対応するN6701Aメインフレーム1台をベースとする組 立て済みモジュラ電源システム。 N6712A 1200 Wの総パワーに対応するN6702Aメインフレーム1台をベースとする組 立て済みモジュラ電源システム。 システム システム システム 立て済みモジュラ電源システム。 N6715Bシステム用に提供されているオプション N6709A ラック・マウント・キット ラックに取り付ける場合に必要です。標準のラック・マウント・ハードウ ェアは使用できません。全ドキュメントを収録したCD-ROMと印刷版ユー ザーズ・ガイド OL1 全ドキュメントを収録したCD-ROMと印刷版ユーザーズ・ガイド 900 電源コード、英国、P/N 8120-1351 901 電源コード、オーストラリア、ニュージーランド、P/N 8120-1369 902 電源コード、ヨーロッパ、韓国、P/N 8120-1689 903 電源コード、米国、カナダ、120 V、P/N 8120-4383 904 電源コード、米国、カナダ、240 V、P/N 8120-0698 906 電源コード、スイス、P/N:8120-2104 912 電源コード、デンマーク、P/N 8120-2956 917 電源コード、南アフリカ、インド、P/N 8120-4211 918 電源コード、日本、100 V、P/N 8120-5342 注記:N6712Aモデルの場合、最大出力パワーは100 Vacで600 Wに制限さ れます。1200 Wのフル出力パワーを実現するには、オプション929を使用 して、200 Vacで動作させる必要があります。 919 電源コード、イスラエル、P/N 8120-6800 920 電源コード、アルゼンチン、P/N 8120-6869 921 電源コード、チリ、P/N 8120-6980 922 電源コード、中国、P/N 8120-8376 927 電源コード、タイ、ブラジル、P/N 8120-8871 929 電源コード、日本200 V、P/N 8121-1392 注記:このオプションは、N6712Aモデルでのみ使用可能です。 17 オーダ情報(続き) N6710B/N6711A/N6712Aの オプションとしての モジュール N6710B/N6711A/N6712Aシステム用のモジュール・オプション N6730 50 W DC電源 モジュール N6710B/N6711A/N6712Aのオプションと して1 ∼ 4個のモジュールをオーダするに は、対応するモデル番号に続けて「-ATO」 を 付 け たコードで 指 定 し ま す。 例 え ば、 N6731BをN6710Bのオプションとしてオ ーダする場合は、「-ATO」と指定します。 例えば、N6731BをN6710Bのオプション としてオーダするには、オプションとし て「N6731B-ATO」と指定します。(モジ ュールを個別の製品としてオーダする場合 は、15ページを参照してください)。モジ ュールのパワーの合計が、メインフレーム の出力パワーの定格を超える場合、4ペー ジに記載されているKeysightパワー管理 機能を参照してください。 N6740 100 W DC電源 モジュール N6750 高性能、 オートレンジ DC電源 モジュール 各モジュールに対してオプションを個別に 指定できます。例えば、オプション761の 出力切断リレーを1台のモジュールに内蔵 させ、残りのモジュールはリレー・オプシ ョンなしでオーダできます。 N6760 高精度 DC電源 モジュール N6770 300 W DC電源 モジュール N6780最大 20 Wの アプリケー ション専用 モジュール N6731B-ATO 5 V、10 A、50 W DC電源モジュール N6732B-ATO 8 V、6.25 A、50 W DC電源モジュール N6733B-ATO 20 V、2.5 A、50 W DC電源モジュール N6734B-ATO 35 V、1.5 A、50 W DC電源モジュール N6735B-ATO 60 V、0.8 A、50 W DC電源モジュール N6736B-ATO 100 V、0.5 A、50 W DC電源モジュール N6741B-ATO 5 V、20 A、100 W DC電源モジュール N6742B-ATO 8 V、12.5 A、100 W DC電源モジュール N6743B-ATO 20 V、5 A、100 W DC電源モジュール N6744B-ATO 35 V、3 A、100 W DC電源モジュール N6745B-ATO 60 V、1.6 A、100 W DC電源モジュール N6751A-ATO 50 V、1.5 A、50 W高性能オートレンジ DC電源モジュール N6752A-ATO 50 V、1.5 A、50 W高性能オートレンジ DC電源モジュール N6753A-ATO 20 V、50 A、300 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6754A-ATO 60 V、20 A、300 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6755A-ATO 20 V、50 A、500 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6756A-ATO 60 V、17 A、500 W高性能オートレンジ DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6761A-ATO 50 V、1.5 A、50 W高精度DC電源モジュール N6762A-ATO 50 V、3 A、100 W高精度DC電源モジュール N6763A-ATO 20 V、50 A、300 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6764A-ATO 60 V、20 A、300 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6765A-ATO 20 V、50 A、500 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6766A-ATO 60 V、17 A、500 W高性能DC電源モジュール (4個のメインフレーム・スロットのうちの2個を占有) N6773A-ATO 20 V、15 A、300 W DC電源モジュール N6774A-ATO 5 V、8.5 A、300 W DC電源モジュール N6775A-ATO 60 V、5 A、300 W DC電源モジュール N6776A-ATO 100 V、3 A、300 W DC電源モジュール N6777A-ATO 150 V、2 A、300 W DC電源モジュール N6781A-ATO 20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6782A-ATO 20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6784A-ATO ±20 V、±3 A、20 Wソース/メジャメント・ユニット N6783A-BAT 8 V、3 A、24 Wバッテリ充電/放電モジュール N6783A-MFG 6 V、3 A、18 W移動体通信モジュール 18 研究開発に最適 Keysight N6705B DC電源/アナライザによる時間の短縮 – 高性能電源には、DMM、オシロスコー プ、任意波形発生器、データ・ロガー の機能があり、4台までの電源を組み 合わせて、DC電圧/電流の供給およ び測定が行えます。 – DUTに供給されている電流を測定する ために、たくさんの機器を集めてきて、 トランスューサ (電流プローブや電流シ ャント)を含む複雑なテスト・セットア ップを構築する必要がありません。 – すべての機能をフロント・パネルから 操作できます。このため、多くの測定 器を制御したり、有効な測定を実行す るためのプログラムを開発/デバッグ する必要がありません。 – モジュラ・システム:N6700薄型モジ ュラ電源システムと同じDC電源モジュ ールを使用できます。 仕様の詳細は『N6700マルチ出力モジュラ電源システム』(データシート、カタログ番号5989-1411JAJP) を参照してください。詳細はWebサイト(www.keysight.co.jp/find/dcpoweranalyzer) をご覧ください。 20 | Keysight | N6700 モジュラ電源システム・ファミリー - Data Sheet myKeysight www.keysight.co.jp/find/mykeysight ご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。 www.axiestandard.org AXIe(AdvancedTCA® Extensions for Instrumentation and Test)は、 AdvancedTCA®を汎用テストおよび半導体テスト向けに拡張したオープン規格 です。Keysightは、AXIeコンソーシアムの設立メンバーです。 www.lxistandard.org LXIは、Webへのアクセスを可能にするイーサネットベースのテストシステム用 インタフェースです。Keysightは、LXIコンソーシアムの設立メンバーです。 www.pxisa.org PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)モジュラ測定システムは、PCベース の堅牢な高性能測定/自動化システムを実現します。 www.keysight.com/go/quality Keysight Electronic Measurement Group DEKRA Certified ISO 9001:2008 Quality Management System 契約販売店 www.keysight.co.jp/find/channelpartners キーサイト契約販売店からもご購入頂けます。 お気軽にお問い合わせください。 www.keysight.co.jp/find/n6700 キーサイト・テクノロジー合同会社 本社〒192-8550 東京都八王子市高倉町9-1 受付時間 9:00-18:00(土・日・祭日を除く) TEL 0120-421-345 (042-656-7832) FAX 0120-421-678 (042-656-7840) Email [email protected] www.keysight.co.jp © Keysight Technologies, 2012-2014 Published in Japan, January 6, 2015 5989-1411JA 0000-00DEP www.keysight.co.jp
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