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4 7. [火]
年
27
―
. [日]
9
30
5 4
5
5
17
※会期中、展示替えがあります。
ま ぼろしの久 能 寺 経に出 会 う
平成
4
24
5
7
7
30
休館日 : 毎週月曜日(ただし 月 日(祝)は開館し、 月 日 木( は)休館)
開館時間 : 午前 時 分~午後 時( 月 日以降の毎週金曜日は午後 時まで)※入館は閉館の 分前まで
平安古経展
特別展
〒630–8213 奈良市登大路町50(奈良公園内)
NTTハローダイヤル 050–5542–8600
重要文化財 法華経(一品経)
〈久能寺経〉個人蔵
従地涌出品第十五
普賢菩薩勧発品第二十八
日本における写経は、仏教公伝以来の長い歴史があり、各時
りょう し
代に様々な展開を遂げました。平安時代の写経には、料 紙を色で
きりはく
きんぎんでい
染める、金銀の截 箔を散らす、絵具で描画する、文字に金 銀 泥を
使うなどの方法で装飾されたものが数多く残り、
それらがこの時代
そ
し
を特徴づけるものとなっています。一方で、素 紙に墨で書く通常の
ま ぼろしの 久 能 寺 経に出 会 う
平安古経展
特別展
重要文化財 法華経(一品経)
〈久能寺経〉個人蔵 薬草喩品第五
随喜功徳品第十八
しますが、
あわせて、平安時代を通じてつちかわれた製作技術の
く の う じ きょう
粋を尽くした写経遺品である「久 能 寺 経 」を展示します。
これは
けち えん
ほ
け きょう
いっ
鳥羽上皇周辺の人々の結 縁 により成った一具の『法 華 経 』
(一
ぽ んぎょう
み かえし え
品 経 )ですが、現存する26巻のうち当初の見 返 絵をのこす4巻は、
保存状態の問題から長い間一般の目に触れることはありませんで
写経も平安時代には盛んにおこなわれ、
また経文を紙以外に書
した。近年これらの保存修理が完了したことをうけ、
お披露目する
いた銅 板 経や瓦 経が登場するのは平安時代であり、
さらに文字を
ことになりました。
ど う ば んきょう
が きょう
「刷る」方法が始まったのも平安時代のことでした。
本展は、平安時代の経典の歴史と多様性を辿るとともに、
まぼ
本展では、
こうした平安時代の経典の様々な側面を紹介いた
瓦経(飯盛山経塚出土) 当館
ろしの久能寺経に触れる絶好の機会となります。
法華経(色紙経) 巻第七 当館
般若心経(神護寺経) 当館
銅板経(法華経)
(長安寺経塚出土品) 当館
大般若経巻第四百六十(中尊寺経) 当館
交通案内
近鉄奈良駅下車徒歩約 15 分、またはJR奈良駅・近鉄奈良駅から市
内循環バス(外回り)
「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
〒630-8213
奈良市登大路町50(奈良公園内)
NTTハローダイヤル 050-5542-8600
奈良国立博物館ホームページ
(PC用)http://www.narahaku.go.jp/
(携帯用)http://www.narahaku.go.jp/mobile/
Located in Nara Park, 15 minutes’ walk east from Kintetsu Nara
Station. From JR Nara or Kintetsu Nara Stations, take the City
Loop Bus to “Himuro jinja/Kokuritsu Hakubutsukan” bus stop.
※本 展とともに、同時期に開催中の名品展 「珠玉の仏教美術」
(西新
館)、名品展「中国古代青銅器[坂本コレクション]」
(青銅器館)も
御観覧いただけます。