京都府立総合資料館 京都の記憶遺産デジタルアーカイブ事業(ガラス乾板デジタル化2) 業務仕様書 1 概要 京都府立総合資料館が所蔵する資料について、スキャナによりデジタル化し所定の画 像データを作成の上、納品する。 2 業務の期間及び場所 (1)期間 契約締結の日から平成27年3月31日まで (2)場所 請負者作業所 3 作業内容 (1)対象資料数 606 枚 資料の名称・形態等は別紙のとおり。 (2)作業方法 (ア)キャビネ判ガラス乾板を 16 ビットグレースケール無修正の 1,600dpi でスキャニ ングする。四つ切り版ガラス乾板については、16 ビットグレースケール無修正の 1,000dpi でスキャニングする。 (イ)資料保護及び厳密なスキャニングのため、周囲の振動を拾わない重量のある上面 スキャナを使用する。 (ウ)スキャナの光源は LED を用いる。 (エ)資料の長辺又は短辺のいずれかを画像寸法の85%以上とする。ただし、機材の 構造上、この条件を満たすことができないときには別途資料部分のピクセル寸法を 指示することがある。 (オ)ガラス乾板を 3 年以内にスキャニングした実績のあるものを作業場所に配置する こと。なお、作業場所が複数になる場合、作業場所ごとに配置すること。 (3)その他事項 (ア)スキャニング作業において埃等を拾わないようガラス乾板の清掃をおこなう。 (イ)ガラス乾板は破損しやすいため、作業場への搬送・保管・作業の際には十分に留 意し、応分の手当を行い、細心の注意をもって取り扱う。 (ウ)乳剤剥離があるガラス乾板については保護処置を行うこと。 4 作成データ (1)RAW(使用する機材が RAW 形式の出力をする場合のみ) ・TIFF(オリジナルのピ クセル寸法のもの及び縮小したもの)・JPEG(オリジナルのピクセル寸法のもの及び 縮小したもの)の画像データを作成する。 (2)画像データには所定の管理用データを埋め込む。 (3)指定する規則によりファイル名を付与し、指定する構造のフォルダに格納する。 (4)指定する事項について検査を行う。 (5)ハードディスクに保存して納品する。 5 納入物品 (1)成果物である作成データを搭載した USB 接続のハードディスク(個数は問わないが 正・副の2種であること) 。 (2)作業の詳細を記した文書(内容は別途協議すること) 。 (3)使用した機器が RAW 形式の出力をする場合には、当該 RAW 形式のファイルを他形 式に変換するためのソフトウェア
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