Title 八〇年代は"太平洋経済の時代" : OPTAD(太平洋 - HERMES-IR

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八〇年代は"太平洋経済の時代" : OPTAD(太平洋貿易開発
機構)形成促進の雰囲気をつくれ
小島, 清
世界経済評論, 24(4): 4-14
1980-04
Journal Article
Text Version publisher
URL
http://hdl.handle.net/10086/16665
Right
Hitotsubashi University Repository
八〇 年 代 は 〝
太 平 洋 経 済 の時 代 〟
太平洋 貿 易 開 発 機 梢
形成促 進 の雰 囲気を つくれ
o p T A D
小
敵
献
(
指 数鮎
張 僻監 置 5)
ックな経済発展をす るという明るい展望がもたれて
アジ ア太平洋地域 は八〇年代 に世界 で最もダ イナ、
、
、
フガ ニスタ ン侵攻 など '暗 い ニュー スが続く中 で'
原油値上げ 'イ ンフレ激化 '金利引上げ'経済成
I
長率鈍化 'イラ ンの米大使館貝人質 郡件 ' ソ連 のア
役 ' 1本松珠哉 日本原子力発電相談役'長谷川徳次
諸葛義夫住友海上相談役 '川島喜 八郎本 田技研相談
東京銀行相談役'古我周 二日本ゼ オ ン取締役相談役、
講演会 には'竹内道雄 日本輸出 入銀行総裁 '原純天
歴訪 の直前 と いう タ イ- ングのよさも あ って' この
ラリ ア、.
ニ ュージーラ ンド、パプ ア ・ニューギ ニア
役、後藤達郎 三井物産顧問 '拍谷孝夫松下電器産業
テル常任監査役'永井 三郎 アラ スカパ ルプ常任監査
増 -日本 ユニバ ック常任監査役 '水島重雄 パ レスホ
一日革興産常務、岡正信 三井情報開発監査役 '大森
郎大和証券常務 '功 刀喜久男 日本貿易会専務 '出光
日本貿易会専務 、池 田謙 一住友海上常務 '坂 田晃太
本鉱業専務 '榎本喜好 ゼネ ラル海運専務 、京本善治
江南副社長'佐藤尚邦信越化学副社長 '中村龍夫 日
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いる。そ こで八〇年代 の幕あけ に当 り'世界経済研
三菱 アルミ ニウム相談役 '五十嵐虎雄野村総合研究
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究協会 は 一月 一四日t l橋大学 の小島荷教授を東京
所相談役 '吉村専雄富士ゼ ロック ス会長 '郁原春市
行顧聞 '渡辺憲 三三井鉱山顧問へ竹内 一郎東京銀行
顧問、加藤匡天住友金属 工業顧問、村井 七郎 三和銀
会社長'加賀美文 一日吉 回漕店社長 '谷 口篤造兼松
経済統合問題 に関す る論咲会を開催 したQ
大手 町 の経団連会館 に迎えて、 アジア太平洋地域 の
・野村証券投信委託会長'内藤 一男 三菱原子力 工業会
に著名な方 な ので、大平総理、大釆外相 のオー スト
いうま でも なく 、小島教授 は 1四年前 の 1九六六
月高百本 ハウジング ロー ン社長 '小島愛 三芙蓉石油
長 '伍堂郁雄東京 シテ ィ ・エアターミナ ル社長 '大
ザ イー ル鉱山開発社長 '山崎 坦 日本 ブタ ノー ル社長'
開発社長'前川憲 一日本地震再保険社長 、禰永正夫
助教授 、高梨和紘慶応大学助教授 '長谷川聴哲拓殖
授 '緒 田原洞 1上智大学教授 '毛馬内勇士拓殖大学
参与 '遠藤浩 l日本大学教授 '下僕英男城西大学教
一
一貫して'大東佐武郎氏 (
現外相 )や'オー ストラ
年 に太平洋経済圏構想を世界 で最初 に提唱'その後
- アのク ロフォード'ドライ スデ」 ル教授 ' アメリ
今野豊広証券調査 センタI所長'近藤民 三郎不 二商
大学専任講師 '田中洋之助毎 日新聞論鼠顧問'荒 川
に関す る国際共同研究を リードし てこられた世界的
カのパトリ ック'クラウ ス教授らと共 に' この間題
4-
-
8
0
年代 は ミ
太平洋経済の時代も
住友電気工業'沖電気工業'出光興産'日章興産、
東亜燃料'住友化学'ダイセル化学、佐藤工業'東
レ'ブラザー工業、経団連、山 一証券経済研究所'
朝日新聞'毎日新聞'日本経済新聞、東京新聞'計
弘サンケイ新聞論説副主幹'大森繁雄朝日新聞調査
研究室長兼論説委員'三好正也経団連国際経済部長'
古沢実 日本貿易会企画部長'長谷山崇彦 アジア経済
研究所経済成長調査部長'浅野松太郎 日本ウジ、
、
、ナ
経ビジネス' ロイター通信社などの社長室'業務'
企画'調査'国際'広報、海外事業担当者ら約 1五
〇名が出席、非常 に盛会であ った。
ス渉外部長'広田研司旦象調査委員会事務局長'な
ヽ
らびに外務省、大蔵省'経済企画庁'日本輸出入銀
て講演'教授の太平洋経済圏の構想'特 にOPTA
D(
太平洋貿易開発機構)の内容と問題点をわか-
る。またそうす べき段階にきている」と強調して出
やす-解説するとともに' 「八〇年代を 〟
太平洋経
済 の時代〃として、アジア太平洋地域の 経済統合促
進のため のキャンペーンを強力に展開する必要があ
にあることをお断わ-してお-0 (
編集部)
演の全文ではないこと'また文責はす べて当編集部
席者に強い感銘を与えた。その内容は稗益するとこ
ろが大き いのでここに掲載する.ただし'これは講
韮沢嘉雄世界経済研究協会専務理事の開会 のあい
さ つと講師紹介 のあと'小島教授は'アジア太平洋
行'第 一勧業銀行'三井銀行'大和銀行、日本長期
信用銀行'東洋信託銀行、伊藤忠商額'日商岩井'
地域 の経済統合問題をめぐ って約 1時間半 にわた っ
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ade Area (太平 洋 自由 貿 易 地 域 )香
っ- る べ
き だ と提 唱 し た の です が 、 し かし '当
時 の私 の案 は城内 の関税 を 全廃 せよ と いう かな
り き つい経 済 統 合 を 目ざ す も の でし た の で' 日
ご承 知 のよう に大平 総 理も 環 太 平 洋 連 帯構 想
も っとも 、
私 は最 初 からtPAFTA に至 る中
本 の農 業 は つぶれ てしま う ではな いか と か ' オ
を 言 い出 さ れ' そ れ に関 す る研究 グ ループ が つ
く- が十 分 でき '世 論 が沸 き 上 が っ.
た と ころ で
初 めて具体 的 な 機構 づ - - に入 る べき だ と 思う
ー ンを 展 開 せ よ
トーメン、日綿実業・東食,住友金属鉱山,住友金
ペ
属工業、日産自動軍'三菱重工業'いすゞ自動串'
強力な キ ャン
太 平洋経 済 圏 を世 界 で最初 に提 唱
く ら れま し て、
.そ の環太 平 洋連 帯構 想 に関 す る
間 段 階 とし て'も う少 し ゆるやかな' 政府 間 の
ー スト ラ- アや ニ ュー ジー ラ ンド の工業 は壊 滅
中 間報 告 が' 昨 年 1 一月 1四 日付 で出 さ れま し
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政策 を 話合 う 機 構 をも つべき だ と し て、 O P T
の であ- ます 。
た。 それを ひ っさ げ て' 一月 一六 日から 大平 総
本 日は' いま非 常 にプ レイ ア ップされ ておて'私 の経 験 と若 干 の意見 を申 し上げ た いと思
ま す 太平 洋 経済 圏 、 環 太平 洋連帯 の問 題 に つい
理 '大乗 外 相 は、 豪 州 t l
ニ ー ジー ラ ンドお よ
び パプ ア ・ニ ューギ ニアを 訪問 され るわ け です
構 想 は全 然 進 展 し ま せん でし たO
し てしまう ではな いか と いう よう な批 判 が出 、
結論 春先 き に申 しま す と'私 が こ こで特 に強
いま す。
太平 洋 地
″ と し て' アジ ア
が '太平 洋 経済圏 と いう 問 題 は世 界 で私 が最初
〝
太 平 洋 経済 の時 代
調 いたし た いと思 いま す のは' 一九 八〇年 代 を
た めの キ ャンペー ンを強 力
A のよ う なき つい経済 統合 は無 理だ から'もう
に展 開す る必要 が あ るへま た 'そうす べき 段 階
少 し ゆ る や かな O P T A D の方 を推 進 し よう と
域 の経済 統 合 促進 の
欧州 経
私 は、 たま たま ヨー ロ ッパ でEEC (
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ndDevet
o
pment(太 平 洋貿 易 開 発機構)の構
想を追
加 していまし た。 そし てp AFT AよO P TA D の方 が ベタ ーだ と いうようにだ ん だ
ん空気が変 わ ってき ま し た の で、私 も 、P AF T
済 共 同体 )が でき ' そ れが 進 展している こと か
いう考 え になりました。 ハ ッキリそ のよう に変
に言 い出 した ので あり ま し て' 1九 六 六年 六月
に関す る各
な 形 のも のはそ う簡 単 には でき そうも あ-ま せ
nc
ら ヒ ントを 得 て、p A F T A す なわ ち Paci
に英 文 で発表 いた し ま し た。
″
'雰悶 気 づ
ついては' いろ いろ案 が出 て います がへ具 体的
ん の で'まず 〝
太 平 洋 経済 の時 代
果
にき て いると いう こと であ- ま す 。 この問 題 に
種 の キ ャンペー ンを 起 し 、 そ の結
\
5-
-
集 しておられる ﹃世界経済評論﹄ の七六年 〓
月号 に発表 いたしましたOそのときはOPTA
えましたのは 一九七六年 でして'韮沢きんが編
小リ ック、 ドライ スデー ル両教授 のと同 じ線上
にあるも のでして'結局、先 ほど申しましたO
pTADt太平洋貿易開発機構と いう政府間の
り大部 の報告書 を出しました。 これも前述 のパ
ら 「アジア太平洋地域 の経済協力」と いう かな
0月'日本 国際問題研究所 か
私自身 は昨年 1
います。
も 環太平洋連帯 に ついての空気が盛り上が って
の報告書 でありまし ょう。 それ以来 アメリカで
問 題 に ついて いまま でに出 て いる唯 一つの公式
また'そ のた めの方策 は' 一つは、政府 の援
平和をも たらす こと' にあると思う のでありま
す。
が協力し て効果的 に進 めて' この地域 に繁栄と
要だと考 えるのであ-ますo
強力な キ ャンペー ンを各方面 で起 こす こと が重
き る好 ましい機構を何 か考 え出す必要があるわ
けでし て'そ のた めに 〝
太平洋経済 の時代 〟 の
いう雰囲気 や世論を つ-り上げ 'その中 から で
そこで'最初 に申 し上げまし たよう に'そう
てな いと いう のが私 の判断 ですO
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nt(太平洋 貿易援 助 開発 機構 )と
しておさましたが'その後 Ai
d(
援助 )を抜き
と ころが 、現実を見ますと' いま申しました
政策 フォーラ ムを つ-れと いうと ころに結論 が
い って います。 .
て略語は同 じOPTADです。私 はもとも とt
Ai
dを入れないOPTADをと い っていたので
dを入れた の
すが、 ドライスデール教授らが Ai
非常 に漠然としたも のでして 「1体、環太平洋
そう にな い。大平総 理の政策 研究会 の報告書も
非常 にゆるやかな話合 いの場 でさえまだ つ-れ
工業国を つ--上げ て いき'そし て日本 と同程
まく活用し て、 日本 の近隣 にも 日本 と同程度 の
なさる直接投資 であろうと思 います。 それをう
助 (
ODA)ですが'もう Iつは'ビ ジネ スが
ること叱な ると思う のです。
したが ってt.
このキ ャンペー ンは'日本 と.ア
メリカ'ある いはオー ストラ- アに対し'ビ ジ
連帯 とは何 ぞや」と いう イメージさえ沸 かな い
も っとも'そう いう漠然たるも のであるから
ネ スの面 や'貿易 と投資 の面 にお いて'非常 に
て、初 めて太平洋地域 の繁栄と平和がかちとれ
つは前述 の大平総理 の研究 グ ループ の中間報告
が'もう少 し具 体的 にし て' これを やらなけれ
大きな活動 の機会を開-と思 っている次第 であ
度 に話合 え るイ コー ル ・パートナ Iを地盤 にし
であり'そ のほか にもたくさん あ-ますが'非
常 に重要 なのは、 エー ル大学 の ヒ ユー ・パトリ
ー国はこう である べきだ'となりますと、 つま
ば いかん'あれをやらななれ ば いかん' メンバ
であ るかにも ≡t
口
も触れていま せん。
ック教授 と豪州 のキ ャンベラ国立大学 のピ ータ
-ます。
程度 です。その構成国 (メンバ ーシ ップ )は何
太平洋地域 の発展途上 国 の経済 発展を先進諸 国
そし て' そ の焦点 は'私 の意見 では' アジ ア
です。しかし'日本人 にとりまし てはtAi
dを
まし て 「太平洋貿易開発機構」と呼 ぶこと にし
ました。Ai
dを除きましてもtandの Aをと っ
入れますと 11
吉では いいに--な-ます のでt
Ai
dを抜 - こと にした次第 です。
太 平洋経 済 圏は総論賛 成 '
各 論蹟緒 の段階
と ころで'環太平洋連帯 の問題 に ついて機運
ー ・ドライスデール教授とが アメリカ上院 の委
リ アクシ mンが出 てき て 1つも進まな い。 「各
-各論 に少 しでも 入ろうとす ると' いろ いろな
が盛-上 ってき ていると申 しましたが'その 一
嘱 で つ- つた Repor
t on Pac
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こそ'「総論賛成」と いう のが得られるCところ
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on (
太平洋地域経済機構
Ec呂 Omi
論蹟晴 」 の段階 にあると考 えられます。
したが って'何 か具体的 な太平洋 における新
関する報告書 )という調査報告書 です。 これ
は昨年 七月 に アメリカ議会 のパ ンフレ ッーにな
し い機構を つく ると いう段階 にまではまだ至 っ
に
って出 ています。 これがおそらく太平洋経済圏
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太平洋経済の時代い・・
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スタ ン への ソ連 の侵攻 と'だんだ んきな臭 - な
ってき て いるわ け でし て、 あ るいは本当 に大変
な こと にな る のではな いかと いう 心配も 生ま れ
そ こで' 八〇年代 の世 界経済 の発展 のた めに
て います。
です が'そ の残 され た発展 の拠点 が太平洋地域
にあ るのですO 環太平洋地域 が協力し合 えば、
は浮揚 力、発展 の拠点 がどう し ても必要 なわけ
大き な発展を 生 み出 す ことが でき るのです。
の学者 は い い制度 だ と い って いますが'実際 に
え てなりま せん 。
前 の四九年 にポ ンド切下げ がありましたが' ア
例 えば' 一九 五〇年代 に ついていえばへ その
要 求 が出 てきました。
際経済 秩序 (
NIEO)とか資汝 の恒久主権 の
キサ イトなど に ついても似 た動 きがあ- '新 国
た石油産 出 の所有 権 を奪 回しました。銅 ' ボー
です。 日本 も 一億 二千 万 の人 口をもち' アメリ
ち'衰 え たと は いえ経済的 にも スーパーパ ワー
でありま す。 アメリ カは 二億 1千万 の人 口をも
太平洋地域 の発展 の潜在 力 は非 常 に大き いの
人 口' 資 源 '食 糧 な ど か ら 見 て
メリカが ヨー ロッパに T- シ ャル援 助を与 え・
- 、ま た産油 国は'欧米 の メジ ャーがも って い
・
クが起
そ の上 に' 七 三年 一〇月 に石油 シ ョッ
世 界 の投資 促進 の阻害要E
Ei
であるtと私 には思
は非常 な混乱 のも と であ- '世 界貿易 の拡 大 と
制 に移行 しま した。 フ ロート制 は、 かなり 多く
への転 換 が あ-' これを契 機 に全面的 フ ロート
太 平 洋 地域 の潜 在 発 展 力 は巨 大
八〇年代世 界経済 の発展拠点 は
ヽ
太平洋地域
と ころ で私 はかね てから 「デケイド(
d
e
cade)
論 」 と いう のを唱 え てきました。 それは戦後のL
世 界経済 はほぼ 一〇年代 の終 -毎 に大きな混乱
に見舞 われたが、そのあと には新 し い発展 の浮
日本 にも援 助し'他方'朝鮮動乱が起-'それら
揚 力が生まれ て いると いう見方 です。
が' 五〇年代 の大き な発展浮揚 力 にな- ました。
が伸 び て世 界経済秩序 は多極 化し、 〝
指 揮者 な
結局 、t
七 〇年代 を通 じて' アメリ カの世界経
済覇 権 は後退Lt ECt中 でも 西独 と日本 の力
ア' ニ ュージラ ンイ' カナダは人 口は それ ほど
多 くな いが、所得水準 は高 いし、資 源 と食粒 の
カに並 ぶ所得水 準 にな って いるO オ ー ストラ-
また 7九 六〇年代 に ついていえば' その前 の
ット (
主要 国首脳会議 )が 五回開 かれましたが、
き イーケ ストラ〟 にな って混乱を重ね て こん に
ち に至 って いま す。 それを何 とかし よう とサミ
を たことも注目されます。 近隣 に工業 国が出 て
ゆ るNICS (
新 興 工業 国 )が急速 に台頭し て
宝庫 であ る。
ロ ッパで通貨交換 性が回復 されtEECとEF
実効 はな かな かあがらな い。
ス エズ動 乱なども ありまし たが' 五八年 に ヨー
五七年 にかな-大きな世界的景 気後退が あり'
TA (
欧州自由貿易地域 )が でき'この ヨー ロ
もうまく いき そうも な い。 いろ いろ問題解 決 の
では、 八〇d・
代 はどうな る か で す が'どう
し得 る こと にな るわ け でし て'歓 迎す べき こと
すが、実 は これは相 互 の 経済 発展を非常 に促進
上げ と いう面 では困 った こと のよう に思われま
- る のは' 日本 や アメリカにと って 1見 '追 い
ま た' この地域 に韓 国'香港 '台湾 など いわ
ッパの経済統合が世界経済全体 に対し ても大を
な浮揚 力 になり ましたOま た日本 が 六〇年代 に
た めのび ぼう策 は講 ず るでありまし ょう が'結
アジ ア諸 国連合)五 カ国が相当なスピードでエ
東南
さら にtNICS に続 きtAsEAN (
な ので す。
局 '大き な前 進 は見ら れず '振乱を加重しなが
ら' 九〇年代 へ移 って い- のではな いかと思 い
と ころがt l九 七〇年代 に入 ってから は'そ
ます。そこ へも ってき て' イラ ンの政変 、 それ
は重化学 工業化 に成功し、 これも浮揚力 になました。
年 のポ ンド再切下げ 以後 、国際通 貨制度 はうま
によ る第 二次 石油 シ ョック'さら には アフガ ニ
う い った浮揚 力が lつも 生まれ てこな い。 六七
く いかず、 七 1
1
年 八月 に ニク ソ ンの新 経済 政策
7-
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〟が
尿 潜 在 力を 引 っ張 り上 げ る ムーブ メ ントが な か
易 、自由 投 資 の いう シ ステ ムを 、 あ- ま でも と
- チを固 執 す る。 つまり多角 的 無 差 別 の自由 貿
第
" 二の 日本
り ' リ ー ジ ョナ ルにま とま って、 域外 を何 ら か
業化 を 促進 し っ つあり ま す 。
第 一にへ 太平 洋 地 域 には イ ン フラ スト ラ ク チ
の意 味 で差 別す るよう な - 1 ジ ョナ ルな機 構 や
った。
- 1 ジ ョナ ルな アプ ロー チは好 ま な い。
の日
ュアが欠 け て いる。 太 平 洋 は 、交 通 の便 が非 常
日本 も アメリ カ になら って、 あく ま でも グ ロ
N ICS であ るとす れば、 そ の次 の 〝
第三
によく な って'内陸 の輸 送 よ- 安 く つ- と か '
ー バ ル ・アプ ロー チを推 進 す ると いう 立 場 を と
本 〃はAS E A N諸 国 です 。 こ の AS E A Nは'
ち ろんインドネシ アが あ る からですが'二億
いろ いろな便益 が あ る の です が 、 こ の太平 洋 を
も
四千 万 の人 口をも って いる。 これ は巨 大 な 潜 在
活 用 す るた め の運輸 ' 通 信等 の施 設 がま だ 十 分
そ れ に人 口九億 、 一〇億 と いう中 国 が よう や
的 発展 力 だ と評価 せざ るを得 な い。
って いま す。前 述 の大 平総 理 の政策 研究 グ ルー
に非 常 に困 って いま す 。 そ こに いまま でど の国
プ の中 間報 告 も ' やは- グ ロー バ ル ・アプ ロー
第 三 に' 1番 の問 題 とし て' この地 域には -
第 二に' 太平 洋 地 域 の国 々には いろ いろな多
に発展 し て いな い.
1ダ ーシ ップ を と る国 が な い。 アメリ カはむ し
も 太平 洋 地域 で リ ーダ ー シ ップ を とら な か った
れも 大変 な 発展 潜在 力 です 。
く本 格的 な近代 化 に踏み切 る こと にな った。 こ
そ のほか に、 わ れ わ れ の関 心 の中
には イ ンド
これは非 常
ろ アトラ ンテ ィ ック世 界 ' ヨー ロ ッパと 生 死 を
ド ク トリ ンに現 わ れ て い るよう に' 軍事 的 にも
な がら 太平 洋世 界 は軽視 し てき たO ニク ソ ン ・
洋 地 域 と の貿 易 は ラ米 を 入 れます と、 六〇 %以
し かし '考 え て みます と' 日本 にと って太平
アプ ロー チを どう 調 和 し たら い いかと いう こと
チの万 が い いt.
そ れ と太平 洋 のリ ー ジ ョナ ルな
な 混 乱 に陥 って いる。 し かし 、 こ こは将 来 わ れ
共 にす ると いう 行 き方 を とり '何 の彼 のと い い
国 々が あり ます。 こ こは人 口は非 常 に少 な いで
〇 %近 く が太平 洋 地 域向 け でし ょう 。
上 にな- ま す 。 直接 投資 とな ると、 お そらく 八
様 性 が あ- ' そ のた め に連 帯意 識 が な い。
わ れ の太平 洋経済 圏 の構 想 の中 に入 る国 です 。
大き な原 因 が あ ると 思 いま す 。
す が '太平 洋経済 圏 の問 題 に大変 な関 心 を示 し
し て日本 は、 大東 亜 共 栄 圏 の悪夢 が まだ 残 って
手 を 引 く か たち で進 ん でき て いま す 。 これ に対
シナ 三国も あり ます が ' 不 幸 にし て
さら に パプ ア : lユーギ ニアな ど 南 太平 洋 の
て います . そし て中 南 米 。 これ は 二億 七千 万 の
るか 入 れな いか は非 常 に問 題 です が ' 私 は何 ら
か の形 で入 れ る べきだ と考 え て いま す 。
あ る ので' これを 気 にし てど の国も本 格的 な リ
ロパ ワーで小 さ過 ぎ る。 さら に' ソ連 の脅 威 が
いて'積 層 的 にリ ーダ ー シ ップ を 発揮 でき な い
で いる。 ま た' オ ー スト ラリ アや カナ ダ は ミク
こと と、 ほ とん ど違 いはな いはず です の で' そ
に対 し て グ ローバ ル ・アプ ロー チを と ろと いう
バ ル ・アプ ロー チを と ると いう ことは '全 世 界
とな ると、 日本 が太平 洋地域 にお いてグ ロー
って いる。 これを太 平 洋 経済 圏 に入れ
こう いう わ け でし て' ヨー ロ ッパは全 体 でも
人 口をも
人 口三億 八千 万 です から '人 口から い っても 太
う 気 にす る必 要 は な い。 グ ロー バ ル ・アプ ロー
を みる七 かt より フ ェイバ ーを与 え ると か いう
のは自 然 の成 行 き でし て'太平 洋 地 域 の こと を
チと い い つ つ、 近 く の国 に対 し てよ- 多 く 面倒
ーダ ー シ ップ を とら な い。
バ ル ・アプ ロー チと リ ー ジ ョナ ル ・アプ ロー チ
し かし ' 確 か に グ ロー バ ル ・アプ ロー チは重
と矛盾 し な いと私 は考 え てお り ま す。
重視 す る こと は'別 に グ ロー バ ル ・アプ ロー チ
的 では あ- ます け れども ' グ ロー バ ル ・アプ ロ
ご承 知 の通 - 、 ア メリ カは t
.あ くま でも 表 面
と いう 問 題が あり ま す。
域 的 な連 帯 機構 が でき な か った裏 には、 グ ロー
第 四 に、第 三 の問 題 に関連 し て、 太 平 洋 に地
平 洋 地 域 の発展 潜 在 力 は巨 大 なも のと いう こと
が でき ま す 。 1番 問 題な のは ソ連 でし て' ソ連
は太平 洋 地域 に大変 な関 心を 示 し て いま す 。
グ ローバル ・アプ ローチと
リージ nナル ・アプ ローチ
と ころがへ これま では' こ の太平 洋 地域 の発
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太平洋経済の時代 ‥.
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それが、最初 に私 が提唱 し た PAFTA (
太平
別待遇を 生む よう な経済統合 機構 は無 理 であ る。
要 です ので'域外 に対 し て ハ ッキリ何ら かの差
いは イ ンセンテ ィブは何 だ ろう かtが非 常 に問
帯構想 に入 ってく る イ ンデ ュー スメ ント、 ある
エサと いいます か、 アメリカが この環太平 洋連
言葉 は悪 いのですが、 アメ- カに対す る十分 な
心、
と いう か'利害 は何 だ ろう と いう こと です.
ろ いろ の譲歩 を先進 国から かち とろう とし て い
団交をす ると いう よう な かたち で'途上
C TAD (
国連貿易 開 発会議 )を通 じて'いわ
ば世界的に先進 国と 〟七七 カ国 グ ループ ″ とが
経済秩序 など いろ いろの動 きが あ-'ま たU N
開 発途 上 国問 題 には'前述 のよう に'新 国際
がい
洋自由貿 易地域 )構想が成功 しなか った最大 の
題な のです 。 これ に ついては'私 は '環太平 洋
国
理由 であ ったろう と私も 反省 し てお-ます。
ステ ィ ックなも のが多 いから です。 それ に比 べ
鋭 な グ ループ の要 求 に引 っ張ら れ.
t
Jアンリ ア-
なぜ かと いえば 、途 上 国 の要求 には' 一番尖
るのです が'効果 がな い、成果 が ほとんど生ま
ンチ ャーを やるよう にな る'連帯構 想 は、 アメ
易 と投資 の面 で いろ いろな協 力、 ジ ョイ ント ベ
て アジ ア ・グ ループ は'要求も非常 に モデ スト
れて いな いのです。
このよう に、太平洋地域 の潜在発展力を 引出
リカのビ ジネ スにと っても非常 に大き な活動 の
は経済 発展が非常 に進 み' 日本 と アメ- カが貿
す 上 には いろ いろ の問 題があ るわ け です が' そ
機会 を与 え るのだ と いう点 を ハ ッキリさ せな け
連 帯 によ-太平洋地域 ' こと に酉 太平洋 地域 で
れを引出す た めに環太平洋連 帯構 想を進 める に
環太平洋連帯 を進める上 に
注意すべき こと
当 ってまず 注意しな けれ ば なら な いのは' 日本
であり ます Lt考 え方も リ アリ ステ ィ ックであ
ります。途 上 国 の開発
.問 題は'同 じリ ー ジ ョン
三番目 に考 えねば なら な いのは、開 発途上 国
れば いけな いと考 え て いま す。
発展 のた めにな るから と いう観点 から だ け で環
いう問題 の解決 は グ ローバ ルな団交方式 ではな
に住 ん で いるも のが 一番 よ-わ かるので、 そう
中 心 に考 え、 日本 の利益 にな るから ' 日本 経済
ー チと リー ジ ョナ ルな アプ ローチのどちら が い
の経済 発展問 題 に ついて' グ ロー バ ルな アプ ロ
- て、 リ ー ジ ョナ ルな連 帯方式が有効 な のであ
です。 そ のよう な考 え方 は、明ら か・
に大東亜共
り ます。
太平洋連 帯問題を考 え ては いけな いと いう こと
いかと いう 問 題 でし て'私 は後 者 の方 が有効 だ
のことがプ レイ ア ップ され て いるのには重要 な
意味があるのでし て'う っか- す ると太平洋 地
域 の t部が共産化 す る可能性 があ る。 そう いう
方向 ではなく て'共 存共栄 に基 いて近隣諸 国が
育 って イ コー ル ・パートナ ーにな ることが必要
であり'ま たそうす るた め にわれわ れは環太平
〝
OECD の太平洋版″
つまり何 かを決 めてそれを実施 す ると いう 機
構 ではなく て、太平洋地域 の経済発展 を促進 す
るにはどう いう協 力 の余地、協 力政策 が あ るか
いう政策が いいだ ろう ' こう いう効果が あ るだ
を研究 し'加盟 国政府 の官僚 が集 ま って' こう
洋連 帯を考え るのだ、と いう行 き方 を と ること
では私 が提唱 して いるOPTAD (
太平 洋貿
三一
ロで いえ
あ
るOECD
ば opTADは' パリに事務局 が
易 開発機構 )とはどう いうものか
ろう と話合 いをLt そ の結果 を各国政府 に勧 告
ーラ ムを考 え て いるわ け です 。
す るのであります。 そう い ったゆるい政策 フ ォ
″ です。
(
経済協力開発機構 )と同 じ㌢ つな,太平洋地
ーラ ム' いわば 〝
oEC t
)の太平 洋版
域 の政府 間 の政策 問 題 の話合 いの場 、政策 フ ォ
は、 日本 の将 来 にと って非 常 に重要 だ と考 え る
のであ- ます。
次 ぎ に考 えねばなら な いのは、 これから 環太
平洋連桁を進 めて いく に当 って' アメリ カの関
㍉
OPTAD (
太平洋 貿 易開発機構) を め ぐ って
と考 え て います。
-
栄圏 の再来 にな- ' 7番 危険 です。 し かし' い
9
ま l九 八〇年代 の初 めにたま たま 環太平 洋連帯
-
発、地下資源 の開発 ・加工' エネ ルギ ーなど の
観光事業 の振興など です。
トを公平 に分 け合 って協 力す れば'有効 にか つ
以外 の地下資源 に ついては' 日本 や アメリカが -
そう い った協力を具体 的 に進 めるため'私 は
ア ジ ア開 銀 に回 転 援 助 基 金 を
ト ベンチ ャ.
Iと いう格好 で、負担 と ベネ フ ィ ッ
相手 の途上国も入 った本当 の国際的 な ジ ョイン
ただ 一つ、OECDと非常 に 違 った 点 が あ
ります。 それは、OECDは ヨー ロッパの国 々
問題 に ついての政策 です。私 の計算 では、石油
ズ ・クラブ (
金持ち クラブ)の政策 の フォーラ
必要 とす る地下 資源 の九〇%以上 は太平洋地域
次 ぎは、太平洋全域 にわた る漁業権'海洋開
ーラ ンド' カナダが入 った先進 国 の- ッチ マン
と日本 、 アメリカ、オーストラリ ア' ニ ュージ
能率的 に開発を屈 め得 る余地がた- さんあ ると
思う のであ-ます。
ムでありますがtopTADは'太平洋 の先進
から 入手可能 です。
石油 は' いまのところは圧倒的 に アラブに蔽
国だけではなく て'初めから太平洋地域 の開発
途上 国も イ コー ル ・パートナ ーとし てその政策
存 せざ るを得せ せ.
んが、しかし' メキシ コの油
田は開発されましたLt中 国 の石油も有望 と い
アジア開発銀行 に回転援 助基 金を設け ることを
す ると いう点 です。 そうす ること によ って初 め
われる。 タ イ' インド シナ半島沖 の石油も' イ
メントす るだけで'実行 の段階までかな- の期
(
政府援助 )を出す場合 に'実際 には コミ ット
これはどう いうも のかと いいます とtODA
提案し ています。
て'太平洋地域 の発展途上 国の経済発展問題を
間があ-ます。今年 日本 が 一〇億 ㌦出すと いい
フォ、
-ラ ムに参加す る,あろ いは研究 にも参加
有効 に解決し ていけ ると考 えているわけです。
石油 に ついても太平洋地域 でまだ相当開発 の可
能性があるのではな いかと思われます。
ンドネシ アの石油T
Dある。 ここで アメ-カ' 日
本 ' オー ストラリ アなどが'本当 に協力すれば'
前述 臥パトリ ック' ドライ スデール両教授 の
報告書も 'その他 のいまま で出 ている提案も、
結局 は私が い って いるこのOPTADに帰着 い
先進 国と途上国が いろ いろな産業を組合わ せて
的な課題は、さき は.
ど ふれました太平洋地域 の
開発途上国 の経済 発展を促進 し'太平洋地域 で
よる開発なども あ-ますがt.
OPTADの中 心
二'三割をほかの目的 にいろ いろ使う L
Jとが で
うすれば援助 のプ ーリ ングにな- ' そのうち の
ア開\
銀 に付設す る回転援 助基金 に日本も アメリ
カも オr ストラi アも預金す るよう にす る。 そ
トをしたとき に直ち に予算措 置 を講 じて' アジ
よう に変 えたら かな-大きな効果 が出 てく る。
算措置を講 じているらし いですが、 それを次 の
使われな い。実際 に使う段階 にな って初 めて予
ましても' そのうち の三割 ぐら いは今年中 には
ィ ック ・エコノミ ック ・コ,
,
(三 二アィ (
太平洋
1緒 に高せ っていく制度'仕組 みを つくり上げ
ていく こと です。
き るはず です。先 日、 ESCAp (アジ ア太平
そのほか'各種代替 エネ ルギ ーの共同研究 に
経済共同体 )を政府 間 の機関とし て つくれと い
それ に ついては、例 えば 日本 は日本だけでA
SEANに 10億㌦供与 し て五大プ ロジ ェクト
を援助している。また中 国 の経済 発展 のた めに
Dとほとんどちが いがあ-ま せん。
opTAD の政策
まり資金'技術'需 要市 場な.i
j
を持ち寄 って'
トラ- アなど先進 国が それ ぞれ得意なも の' つ
化し ている。と ころが'途上国 には、 長期開発
二,三割は毎年使われな iわけです から' この
一つは'政府援助を出す と いう コミ ット メン
う提案を検討中 であると いう ことですが'その
う や-方 ではなく て' 日本' アメリカ' オー ス
借款 を与 え ること にな っている。しかしそう い
たしますQ大平総 理'大乗外相の案もtb PT
ADのようなも のにな って- ると私 は期待して
います。それから太平洋経済委 員会 は' パシ フ
そ のOPTAD で研究し て生 み出す べき政策
内容をち ょ っとおきさした隈 - ではtOPTA
の第 一は'太平洋地域 における経済 発展 のため
洋経済社会委員会 ) へまい-まもたが'石油 の
値上-など で開発途上国 の国際収支 は非常 に悪
のイ ンフう ストラクチ ャーづ.
くり、 つまり文化
や学術 の交流'運輸 ・通信網 の開発 ・濃密化へ
-
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年代は ミ
太平洋経済の時代≒・
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目的 のた めの資 金 はqDAその他 で供 与 される
が'短期 の貿 易 収支の悪化 を乗り切 るた めの金
う に話合 いが でき な いかと 思 います。
た途上 国 にはより大き な ベネ フ ィ ットが及 ぶよ
て、 Zつの国だ け に負担が いかな いよ う に、ま
リ カ' あ るいは オ ー スー ラリ アがも っと話合 っ
国際的 な投資保険制度 を考 え て いいと患 います。
し ょう0ま た' そ のた めの太平 洋地 域 におけ る ・
弁事業 とし て地下資漁 を開 発す る必要 があ- ま
途 上 国も含 めた この地域 の先進諸 国 の国際的合
と ころで、 OPT ADは でき ると ころから ス
タ I卜さ せるべきなのです が'ど の国を メ ンバ
な いと いう こと にな った。 そ の結果 ' また非常
ー ス ・マン ハ ッタ ンなど の政策 が変 わ って貸 さ
- て何 とか乗-切 った のです。 ところが、 チ ェ
ー ス ・マン ハ ッタ ン銀 行など から高 い金利 で借
そ こで途上 国側 はどう した かと いう と' チ ェ
- て'短期 の国際 収支 の悪化 を腐り切 るた めの
金 がどう し ても要 るわ け です。
て いま せん。 やは- 長期 目的 の資 金だ け ではな
ャトが いいと ころ の採掘 権 を握 ってしま って い
イ ンドネ シ アの石油 に ついて' アメリ カの メジ
よ って大き な メリ ットが 生ま れます。 例えば'
直接投資 に ついても '先進 国が話合う こと に
いい方 法を考 え出す ことが でき ると思 いますo
の国 々が皆 で話合 えば '構造 調整 を促進できる
だ と いう こと になり ます けれども t OPT AD
構造 調整 の負 担 が大き - かか るから おれは いや
バラバ ラにやろう としま す と' 一つの国だ け に
これも日本 ' アメリカ' オ ー ストラリ アなどが
非 常に難 し い問 題 は'産 業構造 調整 ですが'
て いいと いう よー
丁に拡大 し て い- でし ょう。
韓 国や香港'台湾が 入 る' あ る いは中 国も 入 れ
太平洋 ・ASE AN政策 フォーラ ムが成 長 して'
んなど とな って動 きが つかな-な- ます。 この
を撫祝 し ては いかん' ソ連 も 入れな ければ いか
国側 が リーダ ーシ ップを と ると、 最初 から中 国
ムを つ- るよう にし たらいいと思 いま す。先 進
カ国を迎 え'太平洋 ・ASEAN政策 フ ォーラ
トラ- ア' ニ ュー ジー ラ ンド' カナダ の先進 五
イ ニシ アチブを と って、
アメリ カ'日本、オー ス
いかなく なります。 そ こで、私 は AS EANが
と いうような こと にな って' に っちも さ っちも
ニし
っの
そう いう短 期 の国際 収支上 の困難を乗 り切 る
に困 って いると いう のが現状 であ るわ け です。
ながら '自分 では開 発し よう と しな いと いう よ
-
は こな い。 これは理論的 には おかし いのです。
メ ンバ ー を ど う す る か
ま た' そう いう ことが あ- ました からt IM
Fで例 のオ イ ル ・フ ァシリ テ ィーが つ-られた
ため' いまプ ー ルし て 二、 三割 は その年 に使 わ
う な場合-
五 カ国がも う 一つ別 の フ ォーラ ムを つ- るよう
ーにす るかが大問 題 です。 ソ連 を どうす るのか
れな い金が あ るなら、無利 子 でも いいから貸 し
-
にし ても いいO あ る いは ラ米 と の間 にも う tつ
フ ォー ラ ム・
を つく れ
てやる.途 上国 の国際 収支が よく な れば それは
を 日本 にも オ ープ ンす るよう にLt金 と市場 な
わけ です。し かし' イタ リ アやそ の他 の先進 甲
が活用 した ので'途 上 国 にそ の金 はあま- い っ
ま たも と へ返 さ れ る。 回転援 助基 金と は こう い
ど それ ぞれ得意 なも のを持寄 って開発す れば非
の フ ォー ラ ムを つく るのも いい。 つま- 三 つぐ
' 日、豪 で アメリカと話合 って
その鉱 区
と太平洋先進
います。も っとも ' それら を連結す る のは やは
-中核 にな る先進 五 カ国 であi ます.
に中国が入 ると いいのですが1
これ
う機構 です。 です から、プ ーリ ングす ることか
ら いの フォー ラ ムが でき ても いいと私 は考 え て
地下資源 の開 発 に当 っては'多 国籍 企業 によ
で'日本が や って いるようなプ ロダ クシ ョン ・
る 一〇〇%所有 方式 はだ んだん でき なくな るの
シ ェア- ング方式 が必要 にな ってく る。相 手 の
も し それが困難 なら 、東 アジ ア諸 国-
らうま-使 え る余地 が出 て- る'それが 一つ。
常 に いい結果 が得 ら れよう 。 チリの銅 に ついて
そう いう ケー スが い- つ も あ る
もう 一つは' この地域 の中 からなら ばど こか
も '私 はそう いう ことを痛 感 いたしますO
マルテ ィラテラ ルな アンタ イイ ングにす る、 ひ
ら でも 、 1番安 いと ころから調 達す べL と いう
あ るいは特恵 と いう問 題も あ-ます。途上 国
も抜 き にす ると いう ことが でき る。
品 に対 し て関税 を安く す る。 それも 日本 と アメ
l
l-
-
私 ども は、当時 の三木 武夫外相 の支持 を得 ま
して' 一九 六 八年 一月 に第 一回太平洋貿易 開 発
会議 を東 京 で開 きま し たが、幸 いにし て この問
題 に対 す る各 国 の関 心は非 常 に強-' この会議
ベ ネ チ ア ・サ ミ ット の 前 に 太 平 洋 サ ブ ・サ ",ッー を
は順調 に発展 しま し て'昨年 三月 に第 一〇 回を
国 の ソウ ルで開 く こと にな って います。 その次
私 には不 思議 でなりま せん。
に' 〟
太平 洋経済 の時 代 ″、のキ ャンペー ンを各
方 面 で展開す ることが必 要だ と'私 は思う ので
るほど盛 大 にな って います。 最初 に私 が この会
-きん ありまし て'むし ろそ の整 理 に困 って い
環 太 平 洋 連 帯 の 研 究 所 を つく れ
す。 大平総 理 の研究 グ ループ は 三月 には最終報
カの開 発途 上国とも つなが ると いう よう に、機
Aが統合 し' そ こ へィギ リ スなどが加わ-'さ
ら には ロメ協定'第 二次 ロメ協定 など で アフリ
見逃 せま せんが、 それ にし ても EECと EFT
メリカの多 国籍 企業 の対欧投資 にあ った ことは
ち ろん' その成功 の非常 に大き な モメ ントが ア
ートし て以来 '経済統合 が成功し て いますoも
ヨー ロ ッパではtEECが 一九 五八年 に スタ
いう ことにな ってしまう。
考 え るかとなると、 いろ いろ問 屋があ ってt と
っち でも、太平洋 が重要 だ、太平洋 の発展可能
がへ これも歓迎され る動き です。 あ っち でも こ
こと にな っており '私 にも招 待状 がき て います
相 当大きな セミナ ーと講演会 が この春開 かれる
グ ス研究 所 や イー スト ・ウ ェスト ・センタ ーで
になり ます。 さら に F
'メリカでは' ブ ル ッキ ン
開し ておら れ るのも Iつの大きな キ ャンペト ン
ろう と いろ いろ会 議 をも ち' ある いは運動 を展
も' 1つの大き な キ ャンペ- ツになります。ま
た'.
ビ ジネ スの万 々が太平 洋経済共同体 を つく
ンポ ジウ ムが開 かれ ると いう こと ですが' これ
の帰結 が そう いう イ ン ステ ィテ ュートにな るも
います。ま た、わ れわ れの十数 年 の研究 の当然
満す ことが でき る機関 にな ると私 ども は思 って
プ の中 間報告 が要 求 し て いるようなも のを全部
ま で高 めて頂 きます と、大平総 理 の研究 グ ルー
せんo これを リサ ー チ ・イ ン ステ ィテ ュートに
格 の会議 でし て'恒常的 な事 務局 はも つ.
て いま
し かし'こ れ は毎 年 アド ・ホ ックに集 ま る性
いま した のが 'ず う っと続 き 'し かも年 々盛 ん
にな って いる のです 。
展 ぶ- です。 一回だ けで終 わ- だ ろう と思 って
議 を つ-りまし たとき には'予想 しな か った発
ぎ は こちら の国 でやら せて- れと いう希 望が た
キ ャンベラで開き ま し た。今 年 は九月初旬 に韓
以上 が'私が提唱 し てさ てお-ますOPTA
Dのあら まし ですが、 このOP TAD捷案でさ
え時期尚 早だと私 は判 断 しておりますO 太平 洋
告を出し'秋 には環太平洋連 帯 に関す る国際 シ
そ こで、 これから 五年、 あ るいは' 一
〇年 か
か る かも し れま せんが'冒 頭 に申 しましたよう
とし て野成 な のだが'具体的 にどう いうも のを
地域 に何 か新 し い機械 が要 るという こと に総論
構 的 にも政策的 にも フレキシブ ルに発展し てい
とが いま求 めら れ て いるのですQ
ま た'太平 洋地域 にお いてどう いう経済協 力
性 は大き いtと いう キ ャンペー ンが行われ るこ
が でき 'どう いう発展促進策 が あ るか、を 研究
は今 年 は 六月 に ベネ チ アでサ ミ ット_
・コンフ ㌢
レン スが開 かれます が' そ の前 にぜ ひ太平 洋 に
ます。中 には失敗も ありま しょうが'と に■
かく
それ 吟比 べて'太平 洋地域 では経済統合 へ向
おけ るサブ ・サミ ット ・コンフ ァレン スをや っ
前進 し て いる。
か っての具体的 な'特 に政府 間 の動 き が少 な-
班 )を つ- るか' あ る いはさら に進 ん でリサ ー
す る' リサ ーチのタ スク ・フ ォー ス (
特 別研究
ては し いと いう こと です 。 これ は先進 五 カ国だ
も う 一 つへ具体 的 な提案 を いたします 。それ
とも これま では全然出て こな か った。前述 のよ
け ではなく、途上 国な いし は中 国.
i
;
含 めた' サ
のだ と期 待 し てお- ます。
う に '太平洋地域が経済 圏 形成 に向 って動 けば
チの イ ンステ.
ィチ ュールを設立す ることが必要
だ と思 います。
いう声 すら出 てこな い。 これ はどうした ことか。
そ の メリ ットは非常 に大き いの.
に何 かやろう と
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太平洋経済の時代‥.
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ブ ・サ ミ ット ・コン フ ァレ ン スに L t 太 平 洋 諸
国 の関 心' 太 平 洋 の 問 題 を ベネ チ アの サ ミ ッ
(
盛況の会場)
/ せ て はし いの で あ.
ン スに反 映 さ
ト ・コン フ ァレー
ります。
りの
ま国
す際
.そ
心配
心が
配な
1つ
最あ近
緊れ
張は
の'
影せ
響っか- 環 太
平 洋 連 帯 に つい て の 機 運が 盛
に、 ご承 知 のよ う に' イ ラ ン問上
題がり ま し た の
タ ン問 麿 が 相 次 いで起 こ って' 国 際
、緊
ア フガ ニ ス
去ら
- 、 そ の結 果 ' 環 太 平 洋 連 帯 の 運 動 が 忘
張が
れ強 ま
れも
るう
の で は な い か と いう 心 配 です 。
われ が環
一太
つ' さ ら に 心配 し て いま す の は ' わ れ
じ込 め る た め の策
でな
まし
た た め に' そ れ はソ連 を封
う っと い っ平
てき
洋 連 帯 と い㌢ こと を こと に最 近 ず
あ あ い った 行 動 を 起 こし
いか と いう の で ' >.
連が
う こ と で す 。 そ う い う こと
たを
の考
か も し れ な いと い
非 常 にあ る わ け です O こ の へん は ' 私
いう 懸 念 も
洋 連 帯 運 動 はち ょ っと 進 め が た え
いれ
とば ' 環 太 平
に か く そ の点 を 非 常 に 心配 し て お り
)
'と
経 済 学 者 で あ り ま し て よ - わ か り ま せん
はが
単な る
(
筆 者 は国 際経済 学 会
ます
理事
。長
右 の誹質
級 のあ
疑と、応
小島教
答授 と
な質疑応答 が行われたO訴硫内出席者と の間に熱心
答 は'大要次 の通りである。 容 に垣接関係ある応
日本 の出 遅 れ を 聖 慮 す る
心が l番問題だ と思 います。 アメても アメ-カの関
、何
とり
いま
っしたが'太平洋経
済 圏の問題 に ついては摘
にな
まだ ヨー ロッパに向 いていると思リカの験は やはり
答 パトリ ック'ド ライ スデー い
ルますが⋮-。
に対す る報告筈 は、 アメリカ人に関両教授 の米上院
ン ・コ"
,三 tス
ためtOPTAD の メンバI は ノ心を向けさせる
す。 つま-共産圏
ト ・カント-Iに限 るとし ていま
に対して防循す るだ
ろや アメリカ の関 .
めの経済圏 と い ったようなとこ
そらく 、 これは アはな いかと私 は思 っています。お
うとし ているので心を 一本 にしぼ って引張 っていこ
ンカ
トだ
るため の 一つのポ <
メリ
人と
の目を こちら に向 けさせ
間 小島先生も ご指
思
ヮキリ言 っておられました.現実 にオー ストラリ ア
も '太平洋を通 じた貿易 の万が多くな っていると ハ
七五年以降 は' アメリカが大西洋を通じた貿易より
要性を強調しておられます。ホ ッド ソンさん のお話
をきき ごろ ニ ュー ヨークでおきき しましたが、 一九
に非常 に大きなちが いがあると思 います。
洋 の方 では各国とも官僚が全然動き出さな い。 ここ
小島先生 が ご指摘 になりましたように、 アジア太平
き 'そ の努力が美事 に結実 したわけですけれども '
たちが ヨー ロッパ統合 に情幼者 も って 1生軽命 に動
には'関係国 の官位' ユー ロクラ ットといわれる人
の考えを 〓呂述 べさせて胡きますとtEEC の場合
し やす いでし ょうが'私はそう いう経済統合 によ っ
ぼ同じ、 得水準も皆高 いと いう国同士 の方 が統合
たしかに ヨー ロッパ のよう に工業 の発展段階がほ
う効果があ るかに ついては言 及していません⋮
ていますが、具体的 に何をどうやり、それがどう い
ころに'大平総理 の研究会 の中間報告 は重点を置 い
文化 、学術 '情報 など の交換をまず やろう というと
足後 二〇年以上た ったこ九にちでは'利害 の対立 の
て生 まれる利益は小さ いと思 います。む しろ EC発
ンド ンではtECはそのうちに解体す るかも しれな
いと いうような話もききました。ト ル コやスペイ ン
そ の点、大平総理 の研究グ ループ には'学者 のほ
なく'何 か実行可能 な案を考えようとしているよう
方が多く現われ つつあるのではないでし ょう か。 ロ
です。 アメリカやオー ストラリ ア'あ るいはASE
す ることになりtEC の性格が変わ ってく るという
ているところが注目されます。単 なる琴 冨だけでは
く ろうという機超は'私 に対す る国務省など の アプ
AN諸国 の官僚と日本 の官擬が この間超 で話合うよ
うになれば いいと思 います。 ユー ロクラ ットに対 し
る方が いいという考え方もあるのではな いでし ょう
懸念 が出 てきます。しかし'そう いう異質 の国が入
かに外務 '大蔵'通産'戯林 なti)
の省 の宮股が入 っ
所
の手がけたも のです。 アメリカが アジア ・太平洋 に
での鉄鉱石、石炭 など の開発 はほとんどが アメ-カ
アメリカの関心は最近非常 に高ま っていまし
目を向 け つつあ ることはたしかです。
筈
ローチから・
もう かがえます。前述 の研究機的を つく
いと'なかなか具体
て 〝
パシ フィクラ ット″(
Paci
f
i
cr
at
) とでも いう べ
て' ソフトな格好 のも のでも いいから何 か機梢を つ
思われます。ま た シカ.
コ大学 'ブ ル ッキ ング ス研究
き 各国 の横断的官瞭群
か。ECが アフリカ諸国と の ロメ協定を結んだり'
といいろいろむず かしく な って'実行可能 な案はな
も っとも'日本 の場合 には'お役人が 入 り ま す
は'発展段階 の興 ったも のと結 び つ- ことによ って
最近は中南米 や韓国 にま で強 い関心を寄 せているの
を入れど すと、似 た者同士 がいいという考え方 に反
所 'イー スト ・ウ エスト ・セ ンター'カナダ のト ロ
的 には進まな いでし ょう。 ・
それ に比 べて'日本 での研究 はむ しろ少 ないわ け
そ の点 ' アジア太平洋地域 はバラ エテ ィがあり過
何 か新し い発展を考え ているのではないでし ょう か.a
れという声も アメリカの方が強くな っているよう に
ント大学 などにお いでは、太平洋経済圏 に関す る研
です。そ こで私 は非常 に心配し ているのです。大平
かなかまとまらなくな ってしま います。総理 の研究
が で き な
究 がたくさん実り つつあります。
総理は環太平洋連帯を いい出されながら'具体的 に
グ ループ の中間報告 が'ぱく然 としたも のにな った
はたし か で す が'問題 の中核 は'先進 五 カ国が貿
似 た者同士 ではないから話合 いがむず かし いこと
き いといえ ると思 います。
れだけに'経済統合 によ る発展潜在力'可能性 は大
ぎ るほど異質 で'発展段階 のちが った国が多 い。そ
は何も されな い Ltイ ニシアチブを.
とろ.
う としな
のはそのせいでし ょう。
西 欧 よ り 太 平 洋 地 域 の方 が
潜在 発展力 大き い
ヨー ロッパで経済統合が進んだ のは'同じ精
のよう な話合 いをすtt
Oか ですから 'それはでき ると
易 '投資 、援助 に ついて アジ ア太平洋 の途上国とど
間
い。この間題 に ついても t.アメリカかオーストラリ
アが イ ニシアチブを と ってゼんどん や っていき 、日
本 はそ のあとに ついていく '出遅れるというような
ことになるのではな いか、そうな ったら日本 は哀れ
神的 '文化的背景' つま-ク- スト教があり、また
だと憂慮しています。
韮沢さん'あなたは 一橋出身 で大平総理もよく知
経済発展段階が同程度 の国同士だ ったからだと思 い
基金 に西独A.
入りたいと いう のなら大 いに歓迎 です。
思 います︰も ちろん'そこ へヨー ロッパ の国が入 っ
てき ても少しも構わ ないわけ です。前述 の回転援助
っておられるわ け ですが'大平さんはなぜ環太平洋
アジ ア太平洋地域 は多様 だから'漠然 とした
連帯構憩を言 い出され たのです か。 (
笑)
答
ます。
.それに比 べ' アジ ア太平洋地域 は'宗教も '
文化も'人種も'経済発展段階i
D多様 ですが・
・
・
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韮沢 そ の点 は私も総理からじかに伺 ったこAJ
は
ありません ので存じ ませんが (
笑)'この機会 に私
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