E 講演概要 展示概要 「つくばフォーラム2014」 開催報告 しんぷく まさあき † 1 おおぐし 新福 正明 いくたろう†1 い が り /大串 幾太郎 あ き こ†2 /猪狩 亜紀子 †1 NTTアクセスサービスシステム研究所 / †2 NTT-ATテクノコミュニケーションズ ₂₀₁₄年の「つくばフォーラム」は, ネットワーク」をテーマとして開催 ₁₀月₁₆~₁₇日の ₂ 日間にわたり, 「柔 開催にあたって 軟で使いやすい,進化するアクセス さ れ ま し た.NTTア ク セ ス サ ー ビ スシステム研究所に加え, 共催団 ネットワーク」をテーマに開催され 今回の「つくばフォーラム2014」 体,NTTグループなどから112団体 ました.ここでは,本フォーラムの は,ICTを 取 り 巻 く 環 境 が 従 来 の (表 1 )が参加し,最新の研究開発 講演や展示などの開催概要について B2Cモ デ ル か らB2B2Cモ デ ル へ と や技術動向の紹介,展示が行われま 紹介します. 大きく変化しようとしている中,お した. 客さまの利用しやすさを支え,新た 講演概要 なステージに向かって進化するアク セスネットワークを目指し,「柔軟 で使いやすい, 進化するアクセス 基調講演,特別講演は初日につく 表 1 つくばフォーラム2₀14出展社一覧 ■NTTグループ 東日本電信電話㈱ ㈱NTT東日本―南関東 ㈱NTT東日本―関信越 NTTインフラネット㈱ アイレック技建㈱ NTTレンタル・エンジニアリング㈱ 西日本電信電話㈱ ㈱NTTフィールドテクノ NTTコミュニケーションズ㈱ NTTコムウェア㈱ NTTエレクトロニクス㈱ NTTアドバンステクノロジ㈱ 日本カーソリューションズ㈱ ■一 般社団法人 情報通信エン ジニアリング協会(ITEA) 池野通建㈱ ㈱協和エクシオ 日本コムシス㈱ ㈱ミライト 和興エンジニアリング㈱ ㈱TOSYS シーキューブ㈱ NDS㈱ 北陸電話工事㈱ ㈱ミライト・テクノロジーズ 日本電通㈱ ㈱ソルコム 四国通建㈱ 西部電気工業㈱ ㈱SYSKEN 大和電設工業㈱ ㈱TTK ㈱つうけん ■通信電線線材協会 ㈱アイチコーポレーション ㈱浅羽製作所 ㈱OCC 岡野電線㈱ ㈱カンドー 協栄線材㈱ JFE建材㈱ ㈱ジャパンリーコム ㈱正電社 昭和電線ケーブルシステム㈱ ㈱スズキ技研 ㈱須田製作所 住電オプコム㈱ スリーエムジャパン㈱ 住友電気工業㈱ ㈱成和技研 泉州電業㈱ 大電㈱ 大東電材㈱ ㈱タダノ 通信興業㈱ 東神電気㈱ ㈱トーツー創研 SEIオプティフロンティア㈱ 西日本電線㈱ 日本コンクリート工業㈱ 日本製線㈱ 日本通信電材㈱ ㈱白山製作所 ㈱フジクラ 古河電気工業㈱ マサル工業㈱ ミリケン・ジャパン(同) ■一 般社団法人 情報通信ネッ トワーク産業協会(CIAJ) アンリツ㈱ NEC NECネッツエスアイ㈱ NECマグナスコミュニケーションズ㈱ 大井電気㈱ 沖電気工業㈱ 大崎電気工業㈱ ジェイディーエスユー・ティーアンド エム㈱ 都築電気㈱ ㈱ナカヨ ㈱ハイテック ㈱日立製作所 富士通㈱ 古河電池㈱ 華為技術日本㈱ ヘラマンタイトン㈱ 本多通信工業㈱ 丸文㈱ 三菱電機㈱ 横河電機㈱ 横河メータ&インスツルメンツ㈱ ㈱朝倉製作所 ㈱川口電機製作所 ㈱サンコーシヤ ㈱サンリッツエレクトロニクス 三和電気工業㈱ ㈱大栄製作所 ㈱タカコム 高千穂産業㈱ ㈱寺田電機製作所 東海通信工業㈱ 東名通信工業㈱ ㈱長村製作所 ㈱日辰電機製作所 ㈱八光電機製作所 ㈱福岡通信工材製作所 ㈱三代川製作所 ㈱渡辺製作所 全国通信用機器材工業協同組合 ■その他 ㈱NTEC 近畿通信産業㈱ ㈱サンレック 中国通信資材㈱ 原田産業㈱ ㈱三喜 NTT技術ジャーナル 2015.1 69 VENT REPORTS つくばフォーラム ば国際会議場において開催されまし た.国際会議場大ホールをメイン会 場とし,さらにNTTアクセスサービ スシステム研究所(AS研)会場に も中継され,多数のお客さまに聴講 していただきました. ■基調講演 岡 政 秀NTT東 日 本 代 表 取 締 役 副 社長 ネットワーク事業推進本部長 写真 1 基調講演 写真 2 特別講演 が,「NTT東日本のネットワーク事 業戦略」と題して講演を行いました (写真 1 ). 広がる可能性を示しました. コスト削減の取り組みとしては, により,契約数が 4 カ月で1000万を 突 破 し, 純 増 数 ・ MNPと も に 昨 年 冒頭で,2013年10月にフレッツ光 線路宅内故障修理の生産性向上につ 度より改善傾向にあると紹介しまし 契約数が1000万を突破したことを述 いて2013年度の生産性が2010年度か た.またお客さま満足度の向上のた べ,NTT東 日 本 が 発 足 し て か ら15 ら約2.5倍まで向上したことや,ネッ めには,ドコモショップとコールセ 年における営業収支の推移,収益構 トワークのシンプル化によってさら ンタの質を上げることが大切なテー 造の変化,フレッツ光提供エリアの なるネットワークコストの低減を目 マであると説明しました. 拡大,フレッツ光販売状況について 指すと述べました. 次に,これからの取り組みとして 紹介しました.またさまざまなサー 最後に,2020年のビッグイベント ビスプレイヤとのコラボレーション に向け,今年よりインフラ基盤の検 目指すドコモが描く未来像として, により光の利用促進を展開し,ビジ 討を進めていると紹介しました. ほんの少し先の未来を描いたビデオ 「スマートライフのパートナー」を ネス市場中心の収益構造へ転換して NTT東日 本のこれ までの実 績や を上映し, スマートフォンがエー 事業運営を変革していく考えを示し 強みを活かし,光コラボレーション ジェントサービスやヘルスケアサー ました. によって実現するICT社会への熱意 ビス,ウェアラブル端末の活用を通 が感じられる貴重な講演内容でした. じて人々の生活にさり気なく役立つ ■特別講演 世界について紹介しました.メディ NTT東 日 本 の ネ ッ トワーク 事業 の 役 割 に つ い て は,NTT東 日 本 ・ 西日本の強みであるインフラ基盤に 中 山 俊 樹NTTド コ モ 取 締 役 常 務 アコンテンツ事業に始まり,コマー おいて今後も安定したサービスを提 執行役員 スマートライフビジネス ス事業,金融 ・ 決済事業,環境 ・ エ 供し続けることが重要であり,その 本部長 ライフサポートビジネス推 コロジー事業,メディカル ・ ヘルス ネットワーク基盤の上でサービスを 進部長が,「NTTドコモが目指すス ケ ア 事 業, 教 育 事 業,M2M事 業 に 展開するすべての事業者に付加価値 マートライフビジネスの世界」と題 おいてドコモがどのように新しいビ を提供できるよう魅力を磨き上げる して講演を行いました(写真 2 ). ジネスを展開していくかが大きな ことが光コラボ時代における役目で 最初に,日本の携帯電話市場,世 あることを語りました.また光コラ 界の携帯電話加入者数と普及率,日 最後にスマートライフビジネスの ボレーションモデルへの転換におけ 本におけるスマートフォンの出荷台 展 開 に つ い て,NTT東 日 本 ・ 西 日 る技術の例として,現在開発中の小 数 と 比 率, ド コ モ ユ ー ザ のARPU 本から卸される光のサービスを利用 型ONU(Optical Network Unit) を (Average Revenue Per User) の 推 して,ドコモがドコモのお客さまに 紹介しました.さまざまな端末に一 移について述べ,競争環境が激化す 直接サービスを提供するB2Cのビジ 体化 ・ 内蔵が可能なプラグイン型の る市場の中でNTTドコモがこれま ネスから,ドコモがパートナーと一 ONUを今後利用することによって, で取り組んできたことを説明しまし 緒に新しいモバイル通信の価値を提 家電製品などがブロードバンドに直 た.特に2014年 6 月に課金の形態を 供するスマートライフのパートナー 結されることが実現され,サービス 大幅に転換して提供開始した音声定 を 目 指 し て い く と 結 び ま し た. プレイヤのアプリケーション範囲が 額,パケット従量制の新料金プラン NTTドコモがこれからのビジネス 70 NTT技術ジャーナル 2015.1 テーマであると語りました. E VENT REPORTS 写真 3 グローバルセッション 写真 4 ワークショップ(左から松本所長,大髙プロジェクトマネージャ, 白木プロジェクトマネージャ,錦戸プロジェクトマネージャ) モデルの変化を見据え,今後のドコ (3) ワークショップ 3 モのあり方を示した貴重な講演内容 わっていることや,生産性向上に向 でした. けた取り組みとしてフレッツ光故障 NTTアク セスサー ビスシス テ ム ■グローバルセッション 派遣率をここ 6 年で半分に削減した 研究所アクセスメディアプロジェク 初日の午後,AS研会場において 実績について,現地 1 人作業の実現 ト白木和之プロジェクトマネージャ グローバルセッションが開催されま など具体的な技術協力事例を挙げて が「光ファイバ ・ ケーブル技術にお した.海外キャリア 4 社による,各 説明しました.最後に,人材育成に ける研究開発の動向」と題して講演 国 に お け るFTTH(Fiber To The 向けた技術やノウハウの継承や現場 を行いました.まず,ここ10年の光 Home)の展開状況などをテーマに における指導者育成の取り組みにつ ファイバ技術研究の取り組みとして した講演を行いました.講演後には いて紹介しました. 一番の技術的トピックである空孔型 質疑応答を設け,世界の施工品質や (2) ワークショップ 2 光ファイバと曲げ損失耐性ファイバ NTTアク セスサー ビスシス テム について紹介しました.次に,これ な機会となりました(写真 3 ). 研究所光アクセス基盤プロジェクト からの取り組みの方向性について ■ワークショップ 大髙明浩プロジェクトマネージャが 2 つの柱で研究開発を進めている 技術者育成に関する現状を知る貴重 2 日目に行われたワークショップ 「柔軟なサービス提供に向けた将来 と述べ,技術の融合によって新たな で は,NTT東 日 本 技 術 協 力 セ ン タ の光アクセス技術」と題して講演を 価値を生み出していく短中期課題 所長,およびAS研の 3 名のプロジェ 行いました.次の光アクセスへの期 と,光ファイバの伝送能力の極限を クトマネージャが講演を行いました 待について,インターネット固定回 追求していく中長期課題について代 線向けには保証型などに向けた柔軟 表的な取り組みを紹介しました. (写真 4 ). (1) ワークショップ 1 なリソース配分,モバイル向けには (4) ワークショップ 4 NTT東 日 本 ネ ッ ト ワーク事 業推 無線速度の向上と光の容量拡大が課 NTTアク セスサー ビスシ ス テ ム 進本部サービス運営部技術協力セン 題であると説明し,それらの課題を実 研究所アクセスオペレーションプロ タ 松 本 守 彦 所 長 が「NTT東 日 本 に 現する技術として, WDM(Wavelength ジェクト錦戸淳プロジェクトマネー おけるネットワーク事業運営の動き Division Multiplexing)/TDM-PON ジャが「将来オペレーションへの取 と技術協力活動」と題して講演しま (Time Division Multiplexing Passive り組み」と題して講演を行いまし し た. 最 初 にNTT東 日 本 の 収 支 状 Optical Network) に つ い て 特 徴 を た.光コラボレーションモデルにお 況と全社的取り組みを紹介し,業務 挙げて紹介しました.また,モバイ いてオペレーションが目指すべき世 運営体制を 6 事業部29支店に見直し ルフロントホールの課題についても 界は,サービス事業者にネットワー た集約効果により地域密着でのサー 述べ,まとめとしてフレキシブルな ク ・ クラウド ・ アプリケーションを ビス提供が可能となったことを説明 アクセスの実現を目指し, モバイ ワンストップで提供し多様な産業の しました.またコスト削減の施策と ル,ホーム,ビジネスを統合的に収 新サービス創出に貢献することであ して技術協力センタがネットワーク 容することでお互いの帯域を借用し ると説明しました.現在研究所で取 シンプル化推進の対策検討にかか 合える柔軟性について語りました. り組んでいる 5 つの将来オペレー NTT技術ジャーナル 2015.1 71 表 2 テクニカルセッション講演テーマ一覧 No. 1 テーマ プロジェクト名 講演者 4₀₀Gイーサネット標準化の現状と発展の方向性 光アクセスサービスプロジェクト 2 様々なエリアでの光設備構築をサポートする光アクセス網技術 光アクセス網プロジェクト 川口 勝久 3 次世代無線LANシステムの技術動向 無線アクセスプロジェクト 村上 友規 4 超大容量無線通信に向けた大規模アンテナ技術 無線エントランスプロジェクト 丸田 一輝 ₅ 橋梁設備の老朽化に対する新たな補修・点検技術 シビルシステムプロジェクト 瀬田 亮 写真 ₅ メイン会場 写真 ₆ 屋外展示会場 曽根 由明 写真 ₇ 特設コーナー の最新の技術に関する展示が行われ 特設コーナー ました(写真 ₅ ,₆ ). 進化を遂げている先端技術 特設コーナーでは, 「進化」をキーワードに AS 研の従来技術を比較し,進化を遂げている技術を紹介します. ■NTTアクセスサービスシステム研 究所 技術ごとに展示を 4 つのコーナー 新たなサービス創出を下支えするインフラ技術 に分け,AS研の研究開発成果を幅 NTTグループ・AS 研が培ってきた技術の研究開発成果として信頼性の高いアクセスネットワークの経済性, 運用・保守性を向上させる技術を紹介します. 広く展示しました(図).お薦め展 コーナーⅠ コーナーⅡ 新たな可能性を広げるネットワーク・オペレーション技術 さらなるアクセスネットワークの利用促進と未来への期待感の醸成に向け,アクセスネットワークの可能性を広げ 新たな価値創造に貢献する技術を紹介します. コーナーⅢ 示にはおすすめマークを掲載し,来 場者へ分かりやすく展示しました (写真 ₇ ). (1) 特設コーナー 『進化を遂げている先端技術』と 題し,「進化」をキーワードにAS研 モデルネットワーク NTTのサービス提供の基盤となる現状のアクセスネットワーク技術の全体像を,NTTビルからお客さま宅までの 一連の流れで分かりやすく紹介します. の従来技術を比較し,進化を遂げて いる技術について展示しました.特 に, マルチサービス基盤を支える 図 NTT展示概要 WDM/TDMア ク セ ス 技 術, ケ ー ブ ル 収 容 管 補 修 技 術(PIT新 管 路 方 ションの中で, ワンストップオペ ワークに関する最新の技術につい 式),離島衛星通信においてネット レ ー シ ョ ン と 強 く か か わ るOaaS, て, 分かりやすく説明しました(表 2 ) . ワークシンプル化を実現する「衛星 Service Orchestration, ナ ビ ゲ ー ション技術に対する具体的な取り組 回線終端装置SYS-U」については, 展示概要 (2) コーナーⅠ みについて紹介しました. ■テクニカルセッション AS研の所員が,アクセスネット 72 NTT技術ジャーナル 2015.1 お薦め展示として紹介しました. AS研 か ら の 出 展 に と ど ま ら ず, 共催団体およびNTTグループ各社 『新たなサービス創出を下支えす る イ ン フ ラ 技 術 』 と 題 し,NTTグ E の連携と共創によって,利用しやす される情報通信インフラ設備の実現 さを支え,新たな領域へと進化する に向けた取り組みを紹介しました. アクセスネットワークの実現に向け ■通信電線線材協会 た共有の場として充実したイベント 光およびメタルケーブルと関連機 となりました. 器を含めた所外系設備全体にかかわ る技術 ・ 製品について,ワクワクする 写真 ₈ 出展社イベント 謝 辞 各社の取り組み状況を紹介しました. ■一般社団法人 情報通信ネット 本フォーラムの開催にあたり,共 催としてご協力いただきました一般 ワーク産業協会(CIAJ) 社団法人情報通信エンジニアリング ループ ・ AS研が培ってきた技術の 全国通信用機器材工業協同組合 協会,通信電線線材協会,一般社団 研究開発成果として信頼性の高いア (全通協)とともに,安心 ・ 安全な 法人 情報通信ネットワーク産業協 クセスネットワークの経済性, 運 ブロードバンド社会の実現を目指し 会の皆様に厚くお礼申し上げます. 用 ・ 保守性を向上させる技術につい て,ライフラインである通信ネット て展示しました.特に,橋梁設備メ ワークを 支えるさまざまな 関 連 製 ンテナンス技術,3D所外設備管理 品 ・ ソリューションを紹介しました. 技術については,お薦め展示として ■NTTグループ 紹介しました. 出 展 し たNTTグ ル ー プ 各 社 は, (3) コーナーⅡ 個人のお客さまの多様なライフスタ 『新たな可能性を広げるネット イルをサポートしていくための最新 ワーク ・ オペレーション技術』と題 技術や,新たなステージに向けた取 して,さらなるアクセスネットワー り組みなどを紹介しました. クの利用促進と未来への期待感の醸 ■出展社イベント 成に向け,アクセスネットワークの AS研メイン会場と屋外会場にて 可能性を広げ新たな価値創造に貢献 出展社によるデモンストレーション する技術について展示しました.特 や技術セミナを実施し,多くの方に に,400 Gイーサネット技術の確立, ご覧いただきました(写真 ₈ ). データブリッジ,アノテーションに ついては,お薦め展示として紹介し (左から)新福 正明/ 猪狩 亜紀子/ 大串 幾太郎 開催結果の総括 ICTを取り巻く環境は今,大きく変化しよ うとしています.アクセスグループとして 世の中の動きを先んじた取り組み ・ チャレ ンジが重要であり,お客さまの利用しやす さを支え新たなステージに向かって進化す るアクセスネットワークを目指すためには, 社会および関連する産業界の方々との連携 が欠かせません.今後も本フォーラムが良 き交流の場となり,アクセスネットワーク の発展に貢献できるよう,事務局一同,努 力していきます. ました. (4) コーナーⅢ 会期中は天候にも恵まれ,約9200 NTTの サ ー ビ ス 提 供の基盤 とな 名の方にご参加いただき,また海外 る現状のアクセスネットワーク技術 からも多くのお客さまをお迎えして の 全 体 像 を,NTTビ ル か ら お 客 さ フォーラムを開催することができま ま宅までの一連の流れで分かりやす した.AS研の最新の研究開発およ く紹介する,モデルネットワークを び今後の動向をはじめ,出展各社の 展示しました. さまざまな展示に高い関心が寄せら ■一般社団法人 情報通信エンジニ れました. 開催後のアンケートか アリング協会(ITEA) ら,多くの来場者の方に今回のテー これまで培った技術 ・ ノウハウの マである「柔軟で使いやすい,進化 継 承, 光 ア ク セ ス 設 備 の 構 築 ・ 維 するアクセスネットワーク」を実感 持 ・ 開通工事を主体に,品質の向上 していただいたという結果が得られ や効率化および大規模災害時の迅速 ました.また,参加企業の皆様方と ◆問い合わせ先 NTTアクセスサービスシステム研究所 企画担当 TEL ₀2₉-₈₆₈-₆₀4₀ FAX ₀2₉-₈₆₈-₆₀3₇ E-mail tforum2₀14 lab.ntt.co.jp NTT技術ジャーナル 2015.1 73 VENT REPORTS な設備復旧などと安心 ・ 安全 ・ 信頼
© Copyright 2024