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第528号
2015
（平成27）
年1月1日
528
発行責任者 前田 稔
編集責任者 中山 耕介
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労働協約改訂交渉や春闘等の
JR西労組運動の情報を
文字ニュースとして配信します。
新年を迎え一層の飛躍を誓う！
前田 稔
進めてまいります。
課題に位置付けて運動を
続き安全の確立を最優先
上げます。私たちは引き
びとご冥福をお祈り申し
らためて、心からのお詫
なりになられた皆 様にあ
までの鉄道事故でお亡く
現からは程遠く、所得の格差もさらに増大
ず、デフレからの脱却、経済の好循環の実
気回復の原動力である個人消費は拡大せ
えられる非正規の不安定雇用が増加し、景
あります。アベノミクスでは、低賃金に抑
燃料費の高騰に苦しむ内需型の企業も多く
企業がある一方で、消費増税、原材料費や
型の製造業を中心に過去最高益を記録する
に厳しい展望に置かれています。一昨年
人口の減少に拍車がかかる状況下で、非常
一方、地方ローカル線は、少子高齢化と
トも続きます。
るなど、話題性のある魅力的なプロジェク
は新たな寝台列車の運転が始まる予定であ
には京都鉄道博物館が開業、再来年の春に
する大きな節目の年であるほか、来年の春
になる豪雨災害が発生するなど、各地で自
昨年は8月に広島市で 名がお亡くなり
うの飛躍につなげたいと思います。
す。このプロジェクトを成功させ、いっそ
沢まで開業するという明るい話題もありま
また、本年は3月に念願の北陸新幹線が金
な年であることを心から願っております。
その家族にとって、この1年が安全で平和
し上げます。ＪＲ西労組の全ての組合員と
ましたことに対し、心より御礼と感謝を申
より、つつがなく新年を迎えることができ
組合員の皆様の日々の業務へのご精励に
新年あけましておめでとうございます。
発展にむけて
魅力あるＪＲ西労組の組織と運動の継 承・
安全を創り上げていきたいと考えます。
り組みも強化し、全員参加で、職場からの
名近くとなる中で、事故を風化させない取
そして、事故後に採用された社員が9千
とから実践することとします。
日々の業務の中で、一人ひとりができるこ
故・重大労災ゼロ﹂の完遂へ、全組合員が
て、
﹁ すべてのＪＲ関係労働者の死亡事
た﹁ 安全考動計画2017﹂の実践、そし
ていかなければなりません。労使で策定し
立場から実効性のある対策を提起、実践し
を検証し、成果と課題を踏まえ、働く者の
経過します。この間の安全確立の取り組み
臨む決意です。皆様の積極的な参加をよろ
私も先頭に立って2015春季生活闘争に
組合員と家族の負託に応えられるよう、
組みを強力に展開していく決意です。
ループ全体への相乗効果を発揮できる取り
いくこととします。とくに、ＪＲ西日本グ
件﹂と位置付けて適正な配分を強く求めて
使 の 議 論 を 徹 底 し、
﹁賃金は最大の労働条
しない鉄道業の特性を踏まえたうえで、労
主導の製造業とは異なり業績が大きく上下
す方針を示しました。ＪＲ西労組は、外需
争で月例給与の2％以上の引き上げを目指
こうした中、連合は2015春季生活闘
る環境を築いていきたいと考えます。
楽観できませんが、公正な分配を主張でき
上方修正されました。下半期の経営動向は
決算となる堅調な状況にあり、業績予想 も
ＪＲ西日本の上半期の経営は、増収増益
している状況にあります。
に頑張りましょう。
をお祈りし、年頭のご 挨 拶 とします。とも
年が幸多き笑顔の溢れるよい年になること
進いただくことをお願い申し上げます。本
全 組合が心と力を合わせ、将来にむけて邁
の幸せにむけて全力で取り組む所存です。
組は、安全を基礎に、組合員と家族の皆様
本年も、以上の所信に基づき、ＪＲ西労
ます。
案運動を通じて積極的に参画していくとし
これらの経営課題の解決にむけて、企画提
し、持続的に役割を果たしていけるよう、
道事業を中核に地域との共生の下に発展
ＪＲ西労組は、ＪＲ西日本グループが鉄
り、取り組みが本格化しつつあります。
域公共交通の再編や活性化への関心が高ま
民が連携して、まちづくりと一体化した地
る法律も改正され、各自治体、事業者、住
月に﹁交通政策基本法﹂が成立し、関連す
年が
然災害が多発して爪痕を残し、尊い人命が
ＪＲ西労組は、ＪＲ西日本グループの健
しくお願いいたします。
日で福知
失われました。ＪＲ西日本も毎年大きな被
全な発展を通じ、将来にわたる組合員の雇
なお、懸案の
本年の4月
害を受け、山陰線 、山口線 、三江線が長期
用と地位の向上を図っていかなければなり
げます。
今日、若手の組合員がＪＲ西労組の各級
相応しい運動を推進することが必要です。
任組合としての自覚と誇りを持ち、それに
いくこととします。また、ＪＲ西労組
生活闘争においても強く廃止を求めて
整率の問題については、2015春季
全員参加による職場からの安全の確立
頭のご挨拶にいたします。
を代表しての思いの一端を申し上げて、年
それでは、ＪＲ西労組の中央執行委員会
を進めることとします。
次なる反転攻勢に向けて政治活動への参画
支えていただいた皆様に御礼を申し上げ、
見事当選を果たしました。選挙戦を懸命に
︵京都３区︶
、岸本周平候補︵和歌山１区︶が
は、ＪＲ連合国会議員懇談会の泉健太候補
大には至りませんでした。重点推薦候補で
民主党は、議席を上積みしたものの党勢拡
力をいただきましたが、私たちが支援する
を軸とする安心社会﹂の実現へ各地でご協
た 。 組 合 員 と 家 族 の 皆 様 に は、
﹁働くこと
日本の経済は、円安基調を背景に、輸出
動の推進
２０１５春季生活改善闘争と企画提案運
ご協力をよろしくお願いいたします。
と運動を研き、高めていけるよう、皆様の
し、魅力と求心力のあるＪＲ西労組の組織
大切です。先輩から後輩にしっかりと継承
仲間を助け合える環 境を築いていくことが
きるだけ職場で解決し、不安や悩みを持つ
の運動を伝えるとともに、職場の問題はで
通じて相互の信 頼関係を高め、ＪＲ西労組
実し、組合員同士のコミュニケーションを
組みたいと考えています。世話役活動を充
化し、身近で頼りになる組合づくりに取り
り、
﹁助け合い﹂を原点に、職場活動を活性
機関の中心的役員を担うまでに成長してお
月に念願の北陸新幹線が金沢まで開業
きたいと考えます。とくに、本年は3
ら、さらに積極的に運動を展開してい
できたところです責任組合の立場か
核とする地域活性化を提起し取り組ん
ＪＲ西労組は、かねてより、鉄道を
地域との共生の積極的な推進
して全力をあげていく方針です。
と要求の実現にむけても、責任組合と
委員会﹂を通じた企画提案運動の推進
用のあり方など、﹁職場のあり方提言
か、男女平 等 参 画の課題、高年者雇
り、この問題にも精力的に取り組むほ
ブの見直しに取り組む意向を示してお
調整 率の課題を改善すべく賃金カー
の提言に応え、会社はＪＲ入社世代の
月
福知山線脱線事故 をはじめとする、これ
より、
日に総選挙が実施されまし
55
10
25
山線脱線事故から
間不通となっていましたが、それぞれ7
ません。 ％を超える組織率を基礎に、責
歳以降の基本給調
た。組合員の皆様のご尽力に感謝を申し上
月 、8 月 に 復 旧 を 果 た す こ と が で き ま し
西日本旅客 道労働組合
そして、安倍首相の突然の衆議院解散に
93
74
今年度から大阪環状線改造プロジェ
クトが始まり、現在、安全で快適な駅空
間づくりを進める仕事に携わっています。
駅美装工事やトイレ改良工事を始め、
お客様に駅をより快適にご利用いただき
たい、当社のファンになってもらいたいと
の思いで取り組んでいますが、
お客様の視点に立つことの難
しさ、駅の思いとのバランスを取る難しさに、
日々悪戦苦闘して
います。
とはいえ、
当社がＣＳに対する設備投資にも重きを置き
始めたこの機会を大切に、可能な限り多くのことに取り組み、
結果を出すことで次へ繋げていきたいと考えています。
大阪環状線改造プロジェクトに携わって
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新年あけましておめでとうございます。
京都地方本部青年女性委員会でこの
度、新副委員長に選出されました若林
裕子です。私は現在、国際観光都市
「京都」の玄関口である京都駅に勤務
しております。
平成28年春には京都鉄道博物館の開業を控えており、
さらなるお客様の増加が見込まれます。一大プロジェクトも
組合活動も私達、青年女性委員会の若い力で盛り上げて
いけるように精一杯頑張りたいと思います！
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございま
す。本年３月14日に北陸新幹線が金
沢まで開業し、同時に並行在来線が
第３セクター会社に移管されます。 そのため組織改正や第３セクターへ
の出向等、組合員を取り巻く環境は大
きく変わろうとしています。
金沢地本では、北陸新幹線開業後の組織体制につい
て組織・財政対策委員会での検討、
そして残された課題へ
の解決に取り組み、全組合員が安心して働きがいの持て
る環境作りに努めていきます。
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大阪地方本部 大阪支社分会 良川 由佳
京都地方本部 青女執行委員 若林 裕子
金沢地方本部 支社支部 執行委員 村上 泰一
中央執行委員長 11
北陸新幹線
（金沢・富山ー長野間）
２０１５年３月１４日開業！
京都鉄道博物館の成功に向けて
来るべき新体制に向け
12
2015年にかける各エリアの仲間たちの抱負