国保ふくい2015新年号 №189

2015 新年号
№189
国保ふくい
勝山市「かつやま恐竜の森」
かつやま恐竜の森では、四季に合わせさまざま
~トピックス~
な体験行事が行われています。冬季は雪国勝山を
■新年のごあいさつ
活かし、クロスカントリースキーやスノーシュー、
■連合会情報
「国保制度改善強化全国大会」
■連合会情報
「第 54 回 全国国保地域医療学会」
■連合会情報
「平成 26 年度
ジャンボ滑り台などの様々なウインタースポーツ
が楽しめます。
写真提供
福井県(ふくいドットコム)
市町国民健康保険
運営協議会委員等研修会」
福井県国民健康保険団体連合会
■連合会情報
「行事予定」
編集発行人
■こくほ随想
「日本の医療費を考える」
発行日 平成 27年 1 月15日
稲葉 重和
連合会情報
新 年 の ごあ い さ つ
福井県国民健康保険団体連合会
精
査
し
な
が
ら
、
保
険
者
の
皆
で
す
が
、
制
度
改
革
の
内
容
を
る
影
響
は
避
け
ら
れ
な
い
わ
け
組
織
の
在
り
方
や
運
営
に
対
す
療
情
報
と
の
突
合
・
縦
覧
点
検
支
援
シ
ス
テ
ム
」
を
用
い
て
医
昨
年
導
入
し
た
「
縦
覧
点
検
等
介
護
保
険
給
付
費
に
つ
い
て
は
、
連
合
会
と
い
た
し
ま
し
て
も
、
ま
た
、
年
々
増
加
し
て
い
る
る
こ
と
と
な
っ
て
お
り
ま
す
。
程
で
改
革
の
全
容
が
公
表
さ
れ
平
成
二
十
七
年
度
予
算
編
成
過
挙
の
た
め
若
干
遅
れ
た
も
の
の
、
援
に
努
め
て
ま
い
り
ま
す
。
沿
っ
た
事
業
展
開
の
た
め
の
支
険
者
の
P
D
C
A
サ
イ
ク
ル
に
D
B
シ
ス
テ
ム
を
活
用
し
、
保
議
院
の
十
一
月
解
散
十
二
月
選
保
健
事
業
に
つ
い
て
は
、
K
半
理事長
重
ね
ら
れ
た
一
年
で
し
た
。
衆
険
制
度
改
革
に
つ
い
て
議
論
が
一
体
改
革
の
一
環
で
、
医
療
保
昨
年
は
、
社
会
保
障
と
税
の
努
め
て
ま
い
り
ま
す
。
す
。
今
後
も
査
定
率
の
向
上
に
技
能
の
向
上
を
図
っ
て
お
り
ま
願
い
い
た
し
ま
す
。
本
年
も
ど
う
ぞ
よ
ろ
し
く
お
1
澤
政
章
な
改
革
の
年
と
な
り
そ
う
で
す
。
う
や
く
法
案
化
さ
れ
る
、
大
き
運
営
に
取
り
組
む
仕
組
み
が
よ
た
都
道
府
県
が
責
任
を
持
っ
て
と
っ
て
、
長
年
議
論
さ
れ
て
き
本
年
は
、
国
民
健
康
保
険
に
げ
ま
す
。
体
制
の
拡
充
に
よ
り
事
務
共
助
を
し
、
あ
わ
せ
て
、
医
療
顧
問
化
と
保
険
者
事
務
負
担
の
軽
減
よ
り
、
診
療
報
酬
請
求
の
適
正
と
調
剤
の
突
合
点
検
の
拡
大
に
容
の
効
果
的
な
確
認
及
び
医
科
項
目
の
精
緻
化
に
よ
る
請
求
内
で
す
が
、
シ
ス
テ
ム
チ
ェ
ッ
ク
ま
ず
、
審
査
業
務
に
つ
い
て
申
し
上
げ
ま
す
。
層
の
ご
支
援
ご
協
力
を
お
願
い
努
め
て
ま
い
り
ま
す
の
で
、
一
た
だ
け
る
よ
う
保
険
者
支
援
に
率
化
を
図
り
、
皆
様
に
信
頼
い
明
化
・
明
確
化
及
び
事
務
の
効
運
営
に
つ
い
て
は
、
会
計
の
透
う
と
し
て
い
ま
す
。
連
合
会
の
国
保
制
度
が
大
き
く
変
わ
ろ
え
、
一
言
ご
あ
い
さ
つ
申
し
上
平
成
二
十
七
年
の
新
春
を
迎
ざ
い
ま
す
。
あ
け
ま
し
て
お
め
で
と
う
ご
い
り
ま
す
。
の
推
進
に
、
本
年
も
努
め
て
ま
様
へ
の
支
援
を
軸
と
し
た
業
務
て
ま
い
り
ま
す
。
と
保
険
者
事
務
の
軽
減
に
努
め
を
充
実
さ
せ
、
給
付
の
適
正
化
連合会情報
新 年 の ごあ い さ つ
福井県健康福祉部
部長
山
内
和
ラ
ム
法
)
に
沿
っ
て
、
将
来
を
推
進
に
関
す
る
法
律
」
(
プ
ロ
グ
の
確
立
を
図
る
た
め
の
改
革
の
「
持
続
可
能
な
社
会
保
障
制
度
昨
年
十
二
月
に
制
定
さ
れ
た
こ
の
よ
う
な
中
、
国
は
、
一
と
な
っ
て
い
ま
す
。
そ
の
財
政
は
大
変
厳
し
い
も
の
と
い
う
構
造
的
問
題
を
抱
え
、
得
の
低
い
方
が
多
く
加
入
す
る
の
増
大
に
加
え
て
高
齢
者
や
所
療
の
高
度
化
等
に
伴
う
医
療
費
し
か
し
な
が
ら
、
現
在
、
医
D
C
A
サ
イ
ク
ル
に
沿
っ
た
健
康
・
医
療
の
情
報
活
用
と
P
に
関
す
る
指
針
」
が
改
正
さ
れ
、
に
基
づ
く
保
健
事
業
の
実
施
等
に
、
昨
年
「
国
民
健
康
保
険
法
こ
う
し
た
制
度
改
革
と
と
も
論
し
て
い
る
と
こ
ろ
で
す
。
国
と
地
方
の
協
議
」
の
場
で
議
険
制
度
の
基
盤
強
化
に
関
す
る
提
出
を
目
指
し
、
「
国
民
健
康
保
年
の
通
常
国
会
へ
の
改
正
法
案
い
ま
す
。
こ
れ
に
つ
い
て
は
今
ご
あ
い
さ
つ
と
い
た
し
ま
す
。
い
申
し
上
げ
ま
し
て
、
新
年
の
層
の
御
支
援
と
御
協
力
を
お
願
ま
す
の
で
、
皆
様
方
の
よ
り
一
層
推
進
し
て
い
く
所
存
で
あ
り
り
、
「
健
康
長
寿
ふ
く
い
」
を
一
り
、
介
護
予
防
の
促
進
等
に
よ
習
慣
の
定
着
に
よ
る
健
康
づ
く
構
築
、
適
切
な
食
生
活
や
運
動
安
心
で
き
る
医
療
提
供
体
制
の
め
て
い
く
と
と
も
に
、
県
民
が
芳
を
果
し
て
き
ま
し
た
。
増
進
に
貢
献
し
、
重
要
な
役
割
や
地
域
住
民
の
健
康
の
保
持
・
盤
と
し
て
、
地
域
医
療
の
確
保
な
措
置
を
講
ず
る
よ
う
定
め
て
分
担
に
つ
い
て
検
討
し
、
必
要
府
県
と
市
町
村
の
適
切
な
役
割
財
政
支
援
の
拡
充
お
よ
び
都
道
国
民
健
康
保
険
制
度
に
お
け
る
財
政
の
安
定
化
に
引
き
続
き
努
を
増
し
て
い
る
国
民
健
康
保
険
県
と
し
ま
し
て
は
、
厳
し
さ
2
い
り
ま
す
。
以
来
、
国
民
皆
保
険
制
度
の
基
昭
和
三
十
四
年
の
現
行
法
制
定
さ
ら
に
プ
ロ
グ
ラ
ム
法
で
は
、
上
限
額
が
見
直
さ
れ
て
い
ま
す
。
め
高
額
療
養
費
の
所
得
区
分
と
後
ま
す
ま
す
重
要
に
な
っ
て
ま
盤
強
化
と
い
う
観
点
か
ら
も
今
医
療
費
適
正
化
や
保
険
財
政
基
心
か
ら
お
慶
び
申
し
上
げ
ま
す
。
春
を
迎
え
ら
れ
ま
し
た
こ
と
を
て
は
、
清
々
し
く
健
や
か
に
新
県
民
の
皆
様
に
お
か
れ
ま
し
能
力
に
応
じ
た
負
担
と
す
る
た
ま
た
、
本
年
一
月
か
ら
は
負
担
上
げ
な
ど
が
実
施
さ
れ
ま
し
た
。
充
、
保
険
税
賦
課
限
度
額
の
引
対
す
る
保
険
税
軽
減
制
度
の
拡
健
康
寿
命
の
延
伸
の
み
な
ら
ず
、
険
者
の
健
康
の
保
持
・
増
進
は
、
と
こ
ろ
と
思
い
ま
す
が
、
被
保
タ
ヘ
ル
ス
に
取
り
組
ん
で
い
る
既
に
多
く
の
保
険
者
が
デ
ー
さ
て
、
国
民
健
康
保
険
は
、
ざ
い
ま
す
。
昨
年
四
月
に
は
低
所
得
者
に
る
方
針
が
示
さ
れ
ま
し
た
。
あ
け
ま
し
て
お
め
で
と
う
ご
を
進
め
て
い
ま
す
。
見
据
え
た
医
療
保
険
制
度
改
革
(
デ
ー
タ
ヘ
ル
ス
)
を
推
進
す
効
率
的
・
効
果
的
な
保
健
事
業
連合会情報
新 年 の ごあ い さ つ
国民健康保険中央会
の
猶
予
も
な
ら
な
い
危
機
的
な
現
在
、
国
保
財
政
は
、
一
刻
制
度
の
改
善
強
化
の
必
要
性
は
展
し
て
い
く
た
め
に
は
、
国
保
平
成
二
十
七
年
元
旦
ら
れ
る
国
民
皆
保
険
を
堅
持
発
た
し
ま
す
。
れ
ま
す
。
ケ
ジ
ュ
ー
ル
の
遅
れ
が
懸
念
さ
議
院
の
解
散
総
選
挙
に
よ
り
ス
と
も
に
安
心
し
て
医
療
を
受
け
と
負
担
の
公
平
の
も
と
、
今
後
全
て
の
国
民
が
給
付
の
平
等
の
ご
挨
拶
と
い
た
し
ま
す
。
か
ら
ご
祈
念
申
し
上
げ
、
新
年
本
年
も
よ
ろ
し
く
お
願
い
い
し
た
が
、
ご
承
知
の
通
り
、
衆
明
る
い
一
年
と
な
る
こ
と
を
心
会長
岡 﨑
誠
也
を
得
る
こ
と
に
な
っ
て
お
り
ま
で
あ
れ
ば
、
昨
年
末
に
は
結
論
理
が
取
り
ま
と
め
ら
れ
、
本
来
ま
す
。
昨
年
八
月
に
は
中
間
整
体
的
な
検
討
が
行
わ
れ
て
お
り
方
の
協
議
に
お
い
て
制
度
の
具
の
基
盤
強
化
に
関
す
る
国
と
地
れ
る
こ
と
と
な
り
、
国
保
制
度
成
二
十
九
年
度
ま
で
に
実
施
さ
要
な
医
療
保
険
制
度
改
革
が
平
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
。
な
っ
て
強
く
求
め
て
い
か
な
け
で
あ
る
こ
と
を
関
係
者
一
丸
と
的
に
活
用
す
る
こ
と
が
不
可
欠
出
さ
れ
る
財
源
を
国
保
に
優
先
全
面
総
報
酬
割
の
導
入
で
生
み
後
期
高
齢
者
支
援
金
に
お
け
る
急
か
つ
確
実
な
実
施
と
併
せ
て
、
百
億
円
の
公
費
投
入
措
置
の
早
新
政
権
に
対
し
て
は
、
千
七
新
し
い
年
が
、
希
望
に
満
ち
た
ま
す
よ
う
お
願
い
申
し
上
げ
、
層
の
ご
支
援
、
ご
協
力
を
賜
り
ま
す
の
で
、
皆
様
方
か
ら
の
一
最
大
限
の
努
力
を
続
け
て
参
り
る
重
要
課
題
の
解
決
に
向
け
て
保
連
合
会
と
と
も
に
、
山
積
す
地
方
関
係
団
体
や
都
道
府
県
国
全
国
町
村
会
を
は
じ
め
と
す
る
も
引
き
続
き
、
全
国
市
長
会
や
3
都
道
府
県
化
を
始
め
と
す
る
重
成
立
を
受
け
て
、
国
保
運
営
の
え
て
ま
い
り
ま
す
。
本
会
と
し
ま
し
て
は
、
本
年
一
昨
年
の
プ
ロ
グ
ラ
ム
法
の
ま え
う
す 、 平 ご
。 一 成 ざ
言 二 い
ご 十 ま
挨 七 す
拶 年 。
を の
申 新
し 春
上 を
げ 迎
新
年
あ
け
ま
し
て
お
め
で
と
て
は
な
ら
な
い
こ
と
を
強
く
訴
公
費
投
入
が
先
延
ば
し
に
さ
れ
拡
充
に
向
け
た
千
七
百
億
円
の
合
で
も
、
保
険
者
支
援
制
度
の
再
引
き
上
げ
が
延
期
さ
れ
た
場
険
者
と
し
て
は
、
消
費
税
率
の
状
況
で
あ
り
、
我
々
、
国
保
保
期
待
し
ま
す
。
進
め
て
い
た
だ
く
こ
と
を
強
く
に
向
け
た
取
り
組
み
を
強
力
に
だ
き
、
医
療
保
険
制
度
一
本
化
や
要
望
を
十
分
に
お
聞
き
い
た
い
て
は
、
地
方
自
治
体
の
意
見
不
可
欠
で
あ
り
、
新
政
権
に
お
連合会情報
国保制度改善強化全国大会
11 月 20 日(木)、平成 26 年度国保制
度改善強化全国大会が東京都の日比谷公
会堂で開催され、全国の市町村長など関
係者が参加しました。
大会では、医療保険制度の一本化の早
期実現や、国の責任において国保の構造
的な問題を抜本的に解決し、持続可能な制度を構築することなどを求める下記の
9項目の決議を満場一致で採択しました。
また大会終了後、政府・国会関係者に対する陳情活動が行われました。
大
会
決
議
一、医療保険制度の一本化を早期に実現すること。
一、「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」に基づく
国保制度の見直しに当たっては、地方の理解を得た上で、法制化等の措置を講じる
こと。
一、国の責任において、国保の構造的な問題を抜本的に解決し、将来にわたり持続可能
な制度を構築すること。
一、低所得者が多い保険者の財政基盤を強化するための千七百億円の公費投入を早急か
つ確実に実施するとともに、後期高齢者支援金の全面総報酬割導入により生ずる財
源を優先的に活用すること。
一、構造問題を解決した上で、制度の運営に際して都道府県と市町村とで適切な役割分
担がなされるよう、地方と引き続き十分な協議を行うとともに、制度を運営してい
る現場が混乱しないよう必要な準備期間を確保すること。
一、国民の健康寿命の延伸のため、保健師等必要な人材確保と所要の財政措置を講じる
とともに、レセプト・健診等のデータの活用により保健事業に熱心に取り組む市町
村を積極的に支援するなど、保険者が行う保健事業を支援すること。
一、効率的かつ質の高い地域医療提供体制と地域包括システムを構築するため、医師や
看護師等の確保や地域偏在等の解消を図るとともに、十分な財政措置を講じること。
一、社会保障・税番号の利用範囲の拡大の検討に当たっては、被保険者資格の適用適正
化を推進するなど、被保険者の利便性の向上と事務の合理化を実現すること。
一、国民健康保険組合の健全な運営を確保すること。
4
連合会情報
第 54 回 全国国保地域医療学会
岐阜県、長良川国際会議場にて「地域包括医療・ケアの流れをさらなる大河
に」をテーマに、第 54 回全国国保地域医療学会が昨年 10 月 10 日(金)、11 日
(土)の2日間にわたって開催されました。
本県からは 26 名が参加し、研究発表では今庄診療所長 萩野先生、上中病院
長 岡本先生、高浜町保健課 越林課長補佐が座長を務められ、高浜町和田診療
所を中心とした住民活動についてや国保連合会の保険者支援について6題の発
表が行なわれました。
また、名田庄診療所長の中村先生は、教育セミナーや参加型ワークショップで
司会を務められました。
今学会では、合計 366 題と過去最多の研究発表や、特別講演、シンポジウムで
活発な議論が行われ、地域包括医療・ケアの拡大に向けて大変な盛り上がりと
なりました。
平成 26 年度 市町国民健康保険運営協議会委員等研修会
昨年 11 月6日(木)にフェニックスプラザにて
平成 26 年度市町国民健康保険運営協議会委員等研
修会を開催いたしました。
これは、各市町に設置されている運営協議会委
員の皆様に中央での国保制度をめぐる動きなどの
諸情勢をお伝えするため、毎年秋ごろに当連合会
主催で開催をしているものです。今回は厚生労働
省保険局国民健康保険課 国民健康保険指導調整官 白根 史貴氏を講師に迎え、
「国民健康保険を巡る現状と課題」と題し、研修を行いました。
研修は医療保険制度の現状説明から始まり、国が進めている社会保障と税の
一体改革や社会保障改革プログラム法について、さらに保健事業の推進として
KDBシステムやデータヘルス事業の説明も行われました。
厚労省で実際に職務にあたっている方の講義とあって、参加者は真剣な表情
で聞き入っていました。
市町国民健康保険運営協議会とは…
国民健康保険法第 11 条の規定に基づいて各市町に設置され、国民健康保険事業の運営
に関する重要事項を審議する場です。被保険者を代表する委員、保険医又は保険薬剤師
を代表する委員及び公益を代表する委員で構成されています。
5
連合会情報
主な行事予定(平成 27 年1月~3月)
月
主な予定
1月
在宅保健師等全国連絡会
東京都(30 日)
2月
「保健事業支援・評価委員会」委員による報告会(5 日)
生活習慣病予防対策研修会
市町担当課長協議会
第1回
3月
福井市
(12 日)
通常総会(26 日)
福井県国保診療施設研究協議会総会
敦賀市(5 日)
近畿厚生局適正化連絡協議会(17 日)
健康づくり活動支援事業の様子
国民健康保険のマスコットキャラクタ
ー「コッポちゃん」
。
健康づくり活動支援事業の会場に出張
しました。子どもたちに大人気です。
「脳年齢チェック」
画面に出る数字を順番にタッチして
いき、そのスピードで脳年齢を測定
します。
6
こくほ随想
こ
こく
くほ
ほ随
随想
想
日 本 の 医 療費を 考 え る
一
一般
般社
社団
団法
法人
人 医
医療
療介
介護
護福
福祉
祉政
政策
策研
研究
究フ
フォ
ォー
ーラ
ラム
ム
理
理事
事長
長
D
平
均
9
・
4
%
を
大
き
く
超
え
て
い
る
。
12
い
が
、
対
G
D
P
比
は
10
・
0
%
で
O
E
C
日
本
の
医
療
費
は
11
年
ま
で
し
か
出
て
い
な
O
E
C
D
5
%
、
O
E
C
D
平
均
9
.
4
%
)
。
最
で 新
は の
、
C
D
平
均
を
上
回
っ
た
の
で
あ
る
(
日
本
9
・
E
C
D
平
均
9
・
6
%
)
、
10
年
に
は
、
O
E
C
D
の
平
均
に
近
づ
き
(
日
本
9
・
4
%
、
O
き 国 D 05 で は の ( き の 低
し た の 諸 年 あ 7 医
た 高 く 長
か 。 医 国 で る ・ 療
。 い 、 ら
し
療 の は 7 3 費
確 医 そ く
%
、
費 平 、 ・
の
か 療 の 「
8
で
は 均 日
対
に が 低 わ
09
%
あ
低
は
G
、 行 い が
年
本
を
り
8
い
D
O わ 医 国
の
8
下
、
」 ・ ・
P
E れ 療 の
日
と 7
O 比
回
C て 費 医
本
い % 0 っ E は ) D い で 療
の
う で % て C 2 を の る パ 費
医
状 あ に い D 0 見 医 」 フ は
療
況 り 対 た 諸 0 る 療 と ォ 国
費
が 、 し 。 国 0 と 統 言 ー 際
は
続 「 O 同 の 年 、 計 わ マ 的
O
い わ E じ 平 で 日
れ ン に
E
本
て が C く 均
て ス は
る の 9
。 医 %
療 、
費 3
の ・
伸 1
び %
は )
、 が
明 、
ら 12
か
に 年
低 度
下 、
し 13
て 年
い 度
療
費
の
伸
び
率
は
、
そ
れ
ぞ
れ
3
・
4
%
、
3
・
示
し
て
き
た
(
09
、
10
、
11
年
度
の
国
民
医
が
な
い
年
は
、
3
~
3
・
5
%
程
度
の
伸
び
を
と
な
っ
て
い
る
。
り
、
13
年
度
の
医
療
費
の
伸
び
率
は
2
・
2
%
医
療
費
で
国
民
医
療
費
よ
り
や
や
狭
い
)
が
あ
ィ
ア
ス
の
統
計
(
医
療
保
険
医
療
費
+
生
保
の
6
2
6
7
億
円
の
増
で
、
伸
び
率
1
・
6
%
と
7
5
0
億
円
(
対
G
D
P
比
8
15
%
)
に
対
し
30
%
)
で
あ
る
。
こ
れ
は
前
年
度
38
兆
5
8
39
兆
2
1
1
7
億
円
(
対
G
D
P
比
は
8
.
な
っ
て
い
る
。
13
年
度
に
つ
い
て
は
、
メ
デ
.
従
来
、
制
度
改
正
や
診
療
報
酬
な
ど
の
改
定
Health Statistics
年
の
O
E
C
D
平
均
は
9
・
3
%
に
と
ど
ま
っ
Health Statistics2014
て
お
り
、
わ
が
国
の
医
療
費
の
対
G
D
P
比
は
中
中村
村 秀
秀一
一
D
統
計
の
医
療
費
に
比
べ
て
範
囲
が
狭
い
)
は
、
日
本
の
12
年
度
の
国
民
医
療
費
(
O
E
C
単
純
に
「
低
い
」
と
は
言
え
な
い
の
で
あ
る
。
言
え
な
い
の
で
あ
る
が
、
こ
れ
ま
で
の
よ
う
に
考
え
れ
ば
、
日
本
の
医
療
費
が
「
高
い
」
と
も
さ
ら
に
広
が
る
。
日
本
の
高
齢
化
率
の
高
さ
を
12
年
も
上
昇
し
て
い
る
の
で
、
両
者
の
差
は
こくほ随想
い
る
。
入
院
は
入
院
期
間
の
短
縮
が
あ
り
、
入
に
お
い
て
「
受
診
延
べ
日
数
」
が
減
っ
て
き
て
8
%
低
下
し
て
い
る
。
そ
し
て
入
院
、
入
院
外
12
年
に
0
・
9
%
低
下
し
、
13
年
度
に
は
0
・
し
て
い
る
。
し
か
し
、
「
受
診
延
べ
日
数
」
は
、
費
」
は
従
来
と
変
わ
ら
ず
、
一
定
の
伸
び
を
示
メ
デ
ィ
ア
ス
で
み
る
と
「
1
日
当
た
り
の
医
療
診
延
べ
日
数
」
で
あ
る
の
で
、
両
者
の
動
き
を
院
が
多
数
(
2
0
0
床
未
満
の
病
院
が
69
%
)
病
院
数
は
約
8
6
0
0
で
あ
る
が
、
中
小
病
上
回
る
状
況
と
な
る
の
だ
。
過
半
を
占
め
て
お
り
、
診
療
所
は
2
割
を
若
干
い
る
。
入
院
外
の
6
割
が
診
療
所
、
4
割
が
病
あ
り
、
入
院
外
が
全
医
療
費
の
過
半
を
占
め
て
が
40 入
院
2 と
% 入
、 院
入 外
院 の
外 観
+ 点
調 か
剤 ら
が み
52 る
と
6 、
% 入
で 院
で
あ
っ
た
の
で
、
様
変
わ
り
に
驚
か
さ
れ
る
。
療
費
が
10
%
程
度
、
調
剤
が
2
~
3
%
程
度
酬
改
定
を
担
当
し
て
い
た
当
時
は
、
歯
科
の
医
代
半
ば
に
厚
生
省
保
険
局
医
療
課
で
診
療
報
ま
で
詰
め
て
き
て
い
る
。
筆
者
が
1
9
8
0
年
る
。
保
険
薬
局
が
診
療
所
と
の
差
を
3
・
6
%
6
・
9
%
、
保
険
薬
局
17
け
れ
ば
な
ら
な
い
。
に
ふ
さ
わ
し
い
医
療
提
供
体
制
を
構
築
し
な
の
改
革
は
、
以
上
の
現
状
か
ら
出
発
し
、
地
域
保
険
薬
局
1
・
3
億
円
と
な
っ
て
い
る
。
科
診
療
所
1
億
円
、
歯
科
診
療
所
0
8
9
%
と
な
っ
て
い
.
社
会
保
険
出
版
社
.
記
事
提
供
25
年
ま
で
を
目
標
と
す
る
医
療
提
供
体
制
医
療
費
=
「
1
日
当
た
り
の
医
療
費
」
「
受
×
.
院
で
あ
り
、
そ
の
結
果
、
病
院
が
全
医
療
費
の
.
院
外
は
患
者
数
が
減
少
し
て
い
る
の
だ
ろ
う
。
.
で
あ
る
。
し
か
し
、
入
院
医
療
費
は
、
2
0
0
メ
デ
ィ
ア
ス
で
は
、
様
々
な
角
度
か
ら
医
療
.
床
未
満
の
病
院
が
29
%
、
2
0
0
床
以
上
の
費
を
捉
え
ら
れ
る
。
13
年
度
の
医
療
費
8 を
% 「
、 制
.
病
院
が
71
%
で
あ
り
、
大
病
院
の
シ
ェ
ア
が
36 国
民
1 健
% 康
、 保
公 険
費 29
5
・ 9
1 %
% 、
と 後
な 期
っ 高
て 齢
い 者
る 医
。 療
度
別
」
に
み
る
と
、
被
用
者
保
険
28
.
大
き
い
。
1
施
設
当
た
り
の
年
間
の
医
療
費
は
、
.
大
学
病
院
1
6
2
億
円
、
公
的
病
院
49
億
円
、
後
期
高
齢
者
医
療
の
シ
ェ
ア
が
前
年
度
の
35
.
.
法
人
病
院
16
億
円
、
個
人
病
院
7
億
円
、
医
調 2 「 6
剤 % 種 %
17 、 類 か
入 別 ら
9 院 の 0
% 外 医 ・
と 34 療 5
な
費 ポ
っ 7 」 イ
て % で ン
い 、 は ト
る 歯 、 拡
。 科 医 大
調 6 科 し
剤 ・ の て
の 9 入 い
シ % 院 る
ェ 、 40 。
.
.
の
ア
病 「 が
院 医 0
53 療 ・
機 6
4 関 ポ
% 種 イ
、 類 ン
診 別 ト
療 の 増
所 医 え
21 療 て
費 い
5 」 る
% で 。
、 は
歯 医
科 科
39
億
円
、
データベース
国民健康保険医療費の状況(平成 26 年 7 月~9 月診療分)
61
医療費の年間推移
億円
H24
H25
H26
56
51
46
41
36
31
26
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
7月
区分
医
科
入院
入院外
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,209
91.9% 2,278,260,270
93.6%
127,670
97.6% 2,113,214,020
96.3%
歯科
23,497
100.9%
340,104,272
102.6%
調剤
53,337
108.2%
786,352,710
106.3%
合計
208,713
100.4% 5,517,931,272
96.8%
8月
区分
医
科
入院
入院外
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,209
99.1% 2,228,313,338
100.8%
122,338
97.3% 1,971,492,260
95.1%
歯科
21,694
102.4%
292,981,160
99.8%
調剤
51,737
107.5%
754,018,520
105.7%
合計
199,978
100.4% 5,246,805,278
99.2%
9月
区分
医
科
入院
入院外
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,116
98.2% 2,192,642,648
100.7%
125,221
102.4% 2,032,967,320
102.3%
歯科
22,342
105.6%
310,297,972
103.7%
調剤
52,984
112.7%
757,029,140
111.6%
合計
204,663
105.2% 5,292,937,080
102.9%
9
データベース
介護給付費の状況(平成 26 年 7 月~9 月審査分)
61
給付費の年間推移
億円
H24
H25
H26
56
51
46
41
36
31
26
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
7月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
55,794
104.1%
2,886,473,162
107.9%
介護予防
15,205
108.2%
259,440,863
109.1%
施設介護
7,994
99.1%
2,067,841,905
99.9%
2,585,791
102.0%
公費高額
特定入所者介護
4,819
103.1%
161,050,773
103.4%
合計
78,993
104.4%
5,377,392,494
104.6%
8月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
55,912
104.4%
2,986,659,574
106.5%
介護予防
15,185
106.6%
258,916,260
107.3%
施設介護
7,988
99.9%
2,140,382,536
100.5%
2,838,852
108.5%
公費高額
特定入所者介護
4,749
103.4%
163,756,064
102.6%
合計
79,085
104.3%
5,552,553,286
104.0%
9月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
56,509
105.0%
2,938,626,979
105.7%
介護予防
15,254
106.5%
259,211,018
106.1%
施設介護
7,921
96.8%
2,121,442,764
97.9%
2,652,726
108.4%
公費高額
特定入所者介護
4,856
101.1%
166,897,285
101.1%
合計
79,684
104.4%
5,489,053,657
102.4%
※ 特定入居者介護は再掲です。
10
健康かんたんレシピ
野菜たっぷり!
打ち豆汁
執筆 あわら市食生活改善推進員
池上 みつえ
福井の伝統食材である打ち豆を使った、体の芯まで温まる一品。寒い冬にオススメです!
*打ち豆について*
打ち豆とは大豆をつぶし、乾燥させたもので、古くから福井では伝統的な大豆の保
存食として、食卓に「打ち豆」が使われてきました。
なぜ福井で打ち豆が作られてきたかというと、かつて福井では、冬は雪深く豊かな
食生活を送ることができなかったため、収穫された食材を上手に活用する工夫が多く
見られました。また、永平寺や浄土真宗の門徒が多く在籍するなど、宗教が暮らしの
中に浸透し、宗教との関わりが強く見られています。とくに大きな仏事である報恩講
の開催時期は大豆の収穫期と重なり、多人数分の打ち豆を十分に用意しやすく、打ち
豆は代表的な報恩講の精進料理の食材として利用されてきました。
<作り方>
○材料(4 人分)
① 打ち豆は一晩水につけておき、1割程残して、
あとはすり鉢ですっておく。
② 人参、大根、里芋は皮をむいていちょう切りに
する。ごぼうは皮をこそげてささがきにして 5
分水にさらす。
③ 薄あげは沸騰した湯にくぐらせ、油抜きして、
短冊に切る。葱は小口切りにする。
④ 鍋に人参、大根、里芋、打ち豆、ごぼう、薄あ
げを入れて軟らかくなるまで煮る。
(※時々アク
をとること。
)
⑤ 煮えたら葱を半分量入れ、味噌で味をつける。
盛り付け時に残りの葱を入れる。
132kcal
分量
うち豆
50g
人参
40g
大根
120g
里芋
100g
ごぼう
20g
薄あげ
30g
葱
20g
味噌
40g
だし汁
4カップ
(昆布+かつお)
栄養価(1 人分)
エネルギー
材料
タンパク質
脂質
カルシウム
鉄分
食塩
8.4g
5.5g
88mg
2.2mg
1.4g
11