2015年1月1日(毎月5日発行)YMCAニュース(月刊YMCA付録) 昭和22年10月27日第3種郵便物認可 定価30円 姫路YMCA聖句 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」 ローマ信徒への手紙12章15節 発行人;NPO法人姫路YMCA 発行所;揖保郡太子町原白毛山921 ℡079(277)1872 URL http://www/himeji-ymca.org 「あなたがたの中に、百匹の羊を持って いる人がいて、その一匹を見失ったとす れば、九十九匹を野原に残して、見失っ た一匹を見つけ出すまで捜し回らないだ ろうか。そして、見つけたら、喜んでそ の羊を担いで、家に帰り、友達や近所の 人々を呼び集めて、『見失った羊を見つ けたので、一緒に喜んでください』と言 うであろう。」 (ルカ15:4-6) 新年、明けましておめでとうございま す。年の初めいかがお過ごしでしょう か?家族のこと、仕事のこと等一年の計 画を立てておられることと存じます。 今年の干支は羊です。聖書にも有名な羊 の話が登場します。ある羊飼いに100匹の 羊が飼われています。そのうちの一匹が この群れから迷い出てしまいます。いな くなった羊とは特に優れていた羊とも何 とも書いていません。他の羊に比べてみ て羊飼いから特別扱いを受けていたわけ でもなさそうです。100匹の中の1匹でし かなかったのです。でも羊飼いは他の99 匹の羊を山に残しておいても、この一匹 を見つけ出すまで捜し回らないだろう か。これは必ず探し当てる、とのことで す。 普通に考えると、99匹の羊が残されて しまうと言うことは、その羊たちにも危 険が迫ると言うことです。また羊飼いが いなくなったがゆえに、この99匹の羊も またばらばらに迷い出てしまったらどう でしょうか。冷静に考えたら、一匹の羊 を捜しに行くために99匹を山に残してお いた方が良いのかどうか分からないもの です。 ただその中で、この箇所が私たちの心 に響いてくるのは、この羊飼いは、たっ た一匹の羊のことも心配で、この羊を捜 しに行かずにはおれなかったということ です。私たちはこの羊飼いの行いに、小 さな者の存在をも尊いものとし、愛しぬ いてくださる羊飼いの愛を感じるので す。 そのように考えたときに、この迷 いでた一匹の羊の救いは、山に残った99 匹の羊の救いにもつながることが分かり ます。迷い出た羊は特別ではなかった。 でも羊飼いは見捨てなかった。大切な存 1・2月の予定 頑張っています! 大阪南YMCAスタッフ 在として愛しぬかれた。残された99匹の羊 たちもこの羊飼いに飼われている羊なので す。自分もちっぽけな存在であり、いつか この自分が迷い出てしまうかもしれない。 でもこの羊飼いはそのような小さな存在を 最後まで捜し続けてくださる。ここに私た ちは神の愛を知るのです。 「命は大切だ 命を大切に そんなこ と 何千、何万回 言われるよりあなたが 大切だ 誰かが そう言ってくれたら そ れだけで 生きていける明日のために 今 はじめよう」 これは、以前、流れていた 公共広告機構のコマーシャルですが、たく さんの若者が心を打たれた言葉です。 また、羊を含んだ漢字に 『翔』という字があります。 翔は、羊と羽(羽)からでき ています。読みは『翔(か け)る』、『翔(と)ぶ』で す。願いを叶えるために奔走 しかけめぐるという意味があ るそうです。 非常に縁起の良い、広がっていく意味の 漢字で人の名前に使われます。翔が名前に 付く人は、人のために力をつくし、いろん なところを駆けめぐれる人になって欲しい という願いが込められていると言われてい ます。姫路YMCAもそのような1年を目 指していきたいと思います。 この1年もよろしくお願いします。 元姫路YMCAメンバー 下村 真代さん 私にとってYMCAは人生に大きく影響している存在です。私は姫路Y MCAの水泳メンバーとして3歳から17歳までの14年間お世話になりまし た。大学在学中も水泳を続け、結果19年間水泳を続けてきたことになりま す。水泳を通して多くの方々と関わり、本当に様々なことを学ばせていた だきました。このように水泳を続けてきた基をたどれば、水泳ができる場 としてYMCAがあったこと、YMCAに通わせてくれた両親、そしてど んな時も寄り添いながら練習に付き合ってくれたリーダーたちがいたから こそ、ここまで水泳を続けてこられたのだと切に感じています。当時お世 話になったリーダーとは、今でも連絡をとって相談します。今でも親身に なって寄り添って下さるリーダーの存在は私の目標です。 YMCAスタッフとなり、今は水泳をメインに 子どもたちと関わる日々です。子どもたちと関わ る時に、この経験が人生に影響していくかも知れ ないと思うと責任感でいっぱいになります。YM CAスタッフとして、どんなときも寄り添い、良 き育みができるよう一生懸命努めていきます。 1月 4日(日) リーダー会 1月 9日(木) 姫路ワイズ例会 姫路Gワイズ事務会 1月11日(日) リーダー会 1月17日(土) 姫路Gワイズ例会 1月18日(日) 野外定例1月活動 1月19日(月) 中日本YMCAスタッフ研修 ~20日(火) 1月21日(水) 姫路ワイズ役員会 1月31日(土) 中日本YMCA役員研修会 2月 6日(火) 姫路Gワイズ事務会 2月 8日(日) 今井鎮雄氏のお別れ会(神戸) 2月 9日(月) 全国YMCA総主事会議(京都) ~11日(日) 2月14日(土) 万場スキーキャンプ ~15日(日) 2月21日(土) 姫路Gワイズホームレス炊き出し 2月22日(日) 野外定例2月活動 2月25日(水) 姫路ワイズ役員会 12 月 の 活 動 報 告 12/7(日) 冬季プログラムリーダートレーニング 年 末 よ り 始 ま る、冬 季 プログ ラ ム に 向 け て、太子教育キャンプ場で冬季リーダート レーニングが行われました。 リーダーが心を一つにしてよりよいプログ ラムにするため に、子 ど も た ち と の 過 ご し 方、 プログラムにこめられた願いを考える時 間が与えられました。その後、姫路ワイ ズメンズクラブと合同のクリスマス会を 行いました。 12/13 野外活動クラブ 12月はクリスマス、太子キャンプ場をクリスマスムードにしよ う!と活動しました。グループごとにクリスマスにちなんだもの を考え活動しました。あるグループはサンタさんへのお願いをツ リーに飾り、またあるグループは、基地を作り、木の実や葉っぱ を飾ってクリスマスのムードを作り出して いました。そうこうしているうちにサンタ サンがやって来て、いい子にしているみん なにお菓子のプレゼントがありました。サ ンタさんにからお菓子をもらってみんな大 喜び、お礼にみんなで「あわてんぼうのサ カンボジア。ラオススタディツアーに参加して 桐月 美樹(みるきー)リーダー 私は、今回カンボジア・ラオス歯磨きスタディツアーに 2度目の参加をしました。2年生時にも参加し、歯磨き指 導という活動や現地の子どもたちと触れる楽しさが忘れら れなく、社会人になる前にもう1度味わいたいと思いまし た。 現地に訪れると一昨年と雰囲気が変わっていること、設 備等が改善されていること、に気づき、国自体がどんどん と成長をしていることを身を持って感じました。村の小学 校に訪れると私の大好き な笑顔の子どもたちが 待っていまし た。この笑 顔に、もう一度会いた かったんだ。と改めて思 いました。 歯磨き指導では、歯が 綺麗な子どもが増えてい ると感じたり、虫歯治療 を行っている子どもにも 出会えたりと子どもを取り巻く環境も少しずつ変わってい るとが分かりました。 また、ラオスの小学校では、感動的な環境に出会いまし た。それは、子どもたち一人一人の歯ブラシと歯磨き粉が 置いてあったことです。今年から校長先生が自主的に始め られたことで、その結果、その小学校の子どもたちは綺麗 な歯の子どもがたくさんいるようにも感じました。 二度目のツアー参加で、素敵な笑顔を見せてくれた子ど もたちや現地の方に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、一週間お世話になりました、みなさん、本当にあ りがとうございました。 NPO法人 姫路Y M C A URL http://www.himeji-ymca.org/ ンタクロース」を歌い、また来年も元気に会おうと別れまし た。野外活動クラブも残すところあと3回となりました。1月 はキャンプ場を離れスキー場に行きます。来月も元気いっぱ いの子供たちと会えることをリーダーたちは楽しみにしてい ます。 12/27 ウインターデイキャンプ① お正月をテーマに、お餅つきにチャレンジしました。臼に 蒸したもち米をいれて杵で突きました。最初、杵は重たく感 じられ、ふらふらしているお友達もいましたが慣れてくると ペッタンコといい音が聞こえるようになりました。また、そ れと並行して豚汁を作りました。薪を いっぱい拾ってたき火で炊いた豚汁は とてもおいしく体があったたまりまし た。ついたおもちはアンコもち、きな 粉、さと醤油もちでおいしくいただき ました。残ったおもちはお正月用の餅 として、自宅に持って帰りました。 12/28 ウインターデイキャンプ② お正月遊びをテーマに羽子板やコマ、凧などのクラフトを 行いました。それぞれ型を取った材料に思い思いの絵をかい て仕上げました。リーダーもベニヤ板に木 のチップに文字を書いたものを張り付け、 ススキで羊をかたどった木の年賀状を作り ました。冬休みに入って一足早いお正月を 感じました。 東日本大震災、広島土砂災害、世界の災害や飢餓で支援を必要とする 人々の為に11月より行ってきました募金が1月末で締め切りとなります。 ご協力いただける方は下記にお振り込みいただけましたら幸いです。 ご協力頂きました募金は日本YMCA同盟を通して 支援を必要として いる方々の為に使用されます。 振込先は 郵便振替 00980-8-195345 NPO法人姫路YMCA 是非皆様のご協力お願いします。 〒671-1502 揖保郡太子町 原 白毛山921 TEL 079-277-1872 F A X 079-277-1803
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