拡大 - 鍵屋別館

黒千石茶
北海道小樽市
木野商事
後継者、現状など
高い栄養価と抗酸化力を有しな
がらも絶滅していた幻の黒大豆、
黒千石。人々の努力で10年ほど
前に復活したこの豆を特殊製法
にて焙煎。お湯を注げば飲んで
食せるお茶。1,200円
(170g)
。
冬木さんのコメント
香りの蒸気を肺いっぱいに吸い
込みたくなる、のびやかな焙煎
大豆風味。出がらしお豆で炊く
豆ご飯も美味。
このお店が
開発した
オリジナル商品
Red List
No.
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失いたくない、究極の食材
小豆島の海苔佃煮
香川県小豆郡小豆島町
小豆島食品×ヤマロク醬油×きしな屋
きしな屋
大阪府枚方市堤町10-24
鍵屋別館1階
☎072-396-1730
p 10時30分~17時30分
㊡月曜(祝日の場合は営業)
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fujinGAho February
失いたくない、究極の食 材
ペンション菜の
花館の塩
鹿児島県指宿市
後継者、現状など
指宿で温泉とペンションを造り
営む大和田靖憲さんが、パイプ
に付いた塩に気づき開発。温泉
を煮詰めて作るため、量産でき
ない塩は、味が濃く、ミネラルが
抜きん出て豊富。600円
(70g)
。
冬木さんのコメント
まずはゆで卵と合わせて温泉卵
が定番。旨みは想像以上に料理
にコクをもたらします。
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ヤマロク醬油の醬油
香川県小豆郡小豆島町
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Red List
No.
後継者、現状など
五代目山本康夫さんが、
子や孫、
その次の世代にも本物の醬油を
残したいという考えから、
土間・
土壁の蔵、杉樽を守り生産。通
常の倍の原料と時間をかけて作
る「鶴醤」は1,000円(500ml)
。
冬木さんのコメント
白身魚といただきたい!と日本
人の遺伝子がささやいてくるよう
な極上醬油。豊かな甘みのある
香りと角のない塩気にやみつき。
失いたくない、究極の食 材
みふね酢醸造・蔵
元中野商店の玄米酢
三重県紀宝町
後継者、現状など
無農薬玄米を使ってどぶろくを
作り、木桶で長期熟成させて仕
上げる。生産は熊野の昔ながら
の製法を守る中野勝美さんが作
れる量だけ。意欲ある後継者を
探している。1,300円
(500ml)
。
冬木さんのコメント
香りにコクを感じるふくよかな
味わいは、鍋料理のつけポン酢
に代えても美味。かけ酢、つけ
酢は贅沢にいきたい。
阪電車枚方公園駅から5分ほど歩
くと見えてくる、宿場町枚方の面
影を残す町並み。そのなかで情報発信
基地としての役割を担う﹁枚方宿鍵屋
別館﹂において、全国から集めたこだ
わり食品を販売し、地元の人々にこれ
ぞ本物として紹介しているのが﹁きし
な屋﹂です。食品会社で開発や営業に
携わった経験のあるオーナーの岸菜賢
一さんが、奥様の恭子さんとともに3
年ほど前にオープン。﹁素材だけでほん
とうに美味しいもの、極力体によいも
のを﹂と全国を探し歩くうち、まじめ
に物作りをする生産者の縁が次々につ
ながり、 商 品は 種から、 現 在では
260種類を超えるまでになりました。
取り扱っているアイテムは、木 を
使った天然醸造を守る﹁ヤマロク醬油﹂
の﹁鶴醤﹂や、同じく木桶でじっくり
熟成させ、限られた量だけを造る﹁み
ふね酢醸造・蔵元﹂の無添加玄米酢な
ど、昔ながらの知恵と技で作られた調
味料、加工品が中心。気軽に試してほ
しいと、試食や醬油の量り売りも行な
っています。﹁安心して子どもに食べさ
せられ、後世に残していきたいものを
集めています。ここに来て食に興味を
もってもらえたら﹂と岸菜さん。作り
手と作り手をつなぎ、オリジナル商品
の開発にも取り組んでいます。
このおいしさは、
ここで出合えます
失いたくない、究極の食 材
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Red List
No.
京
後継者、現状など
志をもって物作りに取り組む作
り手をつなぎ、これまでにない
ものを作りたいと、ヤマロク醬
油の「鶴醬」を使った、化学調
味料不使用の佃煮を小豆島の老
舗で製造。500円(100g)
。
冬木さんのコメント
炊きたてご飯を強烈に呼び寄せ
る香りは、塩角のないマイルド
な味わい。企画センスが光る。
Red List
No.
作り手を結びコラボ商品も開発
失いたくない、究極の食 材
きしな屋
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Red List
No.
大阪・枚方公園
「1月末にはコラボ商品の第2
弾も製造予定です」とオーナー
の岸菜賢一さん、
恭子さん夫妻。
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