外来業務委託内容 1 外来受付に関する業務 (1)初診受付 ア 新来(再来)患者受付及び案内に関すること。 イ 新来(再来)患者の外来診療録作成に関すること。 ウ 再来受付機の運用管理に関すること。 エ 患者基本情報及び保険情報の登録・変更に関すること。 オ 各種医療保険制度・諸法・公費負担医療制度の説明に関すること。 カ 紹介状等文書のスキャンに関すること。 キ その他、初診受付に関すること。 (2)文書受付/保険証確認 ア 保険証等の確認に関すること。 イ 保険情報の登録・変更に関すること。 ウ 保険証等未提示に対する督促及び関係書類の管理に関すること。 エ 自賠責の受付に関すること。 オ 診断書等文書の受付に関すること。 カ 診断書等文書のスキャンに関すること。 キ その他文書受付/保険証確認に関すること。 (3)予約受付 ア 診療予約受付に関すること。 イ 診療予約登録・関係書類の管理に関すること。 ウ その他予約受付に関すること。 (4)診断書・諸法・公費 ア 各種診断書等の作成・請求・管理に関すること。 イ その他諸法・公費等の作成・請求・管理に関すること。 (5)精算受付 ア 自動入金機の運用管理に関すること。 イ 料金精算及び未収・還付に関すること。 ウ 未収金督促に関すること。 エ 救急患者に対する費用請求に関すること。 オ クレジットカード精算に関すること。 カ その他精算受付に関すること。 (6)処方せん/伝票受付 ア 処方せん受付及び薬局への送付に関すること。 イ 外来基本カード受付及び分離・保管に関すること。 ウ 文書等受取り及び引渡し・公印に関すること。 エ 外来会計伝票入(ブルーファイル・ピンクファイル)の受取及び配布に関する こと。 オ 傷病名連絡票の回収に関すること。 カ 保険証等の確認に関すること。 キ 保険情報の登録・変更に関すること。 ク 料金精算に関する説明及び案内。 ケ その他処方せん/伝票受付に関すること。 (7)総合案内業務(午前8時30分から午後3時00分まで) ア 来院者の応対業務等に関すること。 イ 自動入金機の案内及び運用管理に関すること。 ウ 駐車券の認証等に関すること。 エ 再来受付機の案内・整理・管理・ピンクファイルの補充に関すること。 オ 院内配布物の管理等に関すること。 カ 院内外の設置物及び施設等に関すること。 キ ボランティア要請及び院内貸し出し物等に関すること。 ク 苦情・意見・提案及び緊急等の対応に関すること。 ケ その他総合案内業務に関すること。 コ 午前8時30分までに、業務開始に伴う準備を行うこと。 (8)外来受付応対 ア 窓口応対の接遇に関すること。 イ 従事者異動に伴う業務引継及び指導等に関すること。 ウ 救急受付業務引継に関すること。 エ 苦情・意見・提案等の対応に関すること。 オ その他外来受付応対に関すること。 2 会計処理に関する業務 (1) 救急処理(救急会計処理分を除く) ア 救急患者の会計処理の整理に関すること。 イ 会計伝票及び傷病名連絡票の整理に関すること。 ウ 保険証等の確認に関すること。 エ 保険情報の登録・変更に関すること。 オ 傷病名の登録に関すること。 (2)会計処理 ア 会計データの入力及び修正に関すること。 イ データ修正に伴う追徴及び更正通知に関すること。 ウ 追徴及び更正通知に関する患者への説明及び連絡。 エ 会計伝票及び傷病名連絡票の整理に関すること。 オ 会計伝票に関する関連部門への確認及び連絡に関すること。 カ 傷病名の登録に関すること。 キ 従事者異動に伴う業務引継及び指導等に関すること。 ク 救急会計業務引継に関すること。 (3)レセプトデータに関する業務 ア レセプト点検による会計データの修正に関すること。 イ レセプト点検による基本情報及び保険情報の修正に関すること。 ウ データ修正に伴う追徴及び更正通知に関すること。 エ 追徴及び更正通知に関する患者への説明及び連絡に関すること。 (4)その他会計処理に関する業務 3 レセプトに関する業務 (1)作業日 基本として1ヶ月毎の作業予定表を作成し、当月のレセプト作業末日に翌月の日 程について協議し決定する。 (2)データ修正 ア レセプト(会計カード)点検による会計データの修正に関すること。 イ レセプト (会計カード) 点検による基本情報及び保険情報の修正に関すること。 ウ データ修正に伴う追徴及び返金等更正通知に関すること。 エ 追徴及び返金等更正通知に関する患者への説明及び連絡に関すること。 (3)レセプト請求等 ア 保険情報、傷病名、診療内容等の点検に関すること。 イ 会計カード及びレセプトについて、医師点検依頼及び点検後の処理等に関する こと。 ウ 諸法(労災・公災・公害・自賠責)に関すること。 エ レセプトの集計に関すること。 オ レセプト請求処理に関すること。 カ その他「明細書の記載要領」に基づくこと。 (4)返戻・査定等 ア 増減点連絡書等の内容把握に関すること。 イ 返戻レセプトの再請求及び査定の再審査請求に関すること。 ウ 返戻レセプトの債権サマリ処理に関すること。 エ 完了レセプトの支払基金及び国保連合会等への提出に関すること。 オ 返戻レセプトについては適切な管理を行うこととし、未請求及び保留について 状況を明確にすること。 カ 返戻レセプトの処理期間は原則として一ヶ月間とする。 キ 返戻・査定レセプトの減少に努めること。 (5)その他上記以外のレセプトに係る業務 4 運用マニュアルの整備 運用変更等が生じた場合は、随時マニュアルを更新し常に最新の状態に整備を行う こと。また、年に一回(上半期終了時)マニュアルの見直しを行うため受託者は委託 者に運用マニュアルを提出すること。 5 業務報告 (1)定例的な業務報告をすること。 (2)業務遂行に伴い発生する問題及び調整に対しての報告をすること。 6 消耗品及び備品の取り扱い (1)機器の管理 ア 端末機使用に伴う運用管理及び清掃を行うこと。 イ 機器使用に伴う消耗品及び用紙等の管理を行うこと。 (2)複写機の使用 業務遂行上、必要最小限につとめる。 (3)各種消耗品 業務遂行上、必要最小限につとめる。 (4)電話の使用 業務遂行上、必要最小限につとめる。 <委託業務注意事項> 1 患者に対する態度や言葉づかい等、受託者の従事者の接遇向上に努めること。 (受託者は、最低年1回は必ず接遇研修を行い、研修内容・研修出席者を委託者に提出 すること。 ) 2 患者情報及び保険情報の入力については、最善の注意を払うとともに入力後の確認を 徹底すること。 3 各受付及び窓口では、応援態勢を確立し患者の待ち行列ができないよう最大の努力を すること。 4 保険証等の確認及び修正等については、的確に行うこと。 5 診断書、紹介状等の文書については、すべてスキャンを行いカルテに取り込むこと。 6 苦情・意見・提案等の対応に当たっては、患者の話を傾聴し、早期解決が図られるよ う真摯に対応すること。また、担当者で解決できない場合は、受託者の責任者に報告 し対応すること。 7 病院が策定する未収金対策について協力・連携して、未収金の削減に努めること。 8 データの入力誤り及び保険登録の誤り等に係わる事後処理については、委託者の確認 により受託者が対応すること。 9 会計処理方法は次のとおりとする。藤沢市民病院再整備事業の一環としての各診療科 におけるブロック受付・会計体制への変更に対応すること。なお、工事等の進捗状況に よって時期は変更するものとする。 (1)平成27年4月1日から平成27年9月23日まで ア 集中会計処理対象科等(午後1時以降の会計データ含む) 小児科/外来化学療法室/WOC相談/生理機能検査/内視鏡検査/栄養指導 /訪問看護/中央処置室/透析室/放射線室/リハビリテーション科/ リハ ビリテーション室 イ 分散会計処理対象科等 脳神経外科/精神科/皮膚科/麻酔科/形成外科/整形外科/腎臓科/呼吸器 内科/循環器科/神経内科/呼吸器外科/心臓血管外科/泌尿器科/口腔外科 /血液膠原病科/消化器内科/消化器外科/専門外科/緩和ケア科/小児科専 門/産婦人科/耳鼻咽喉科/眼科/糖尿病・内分泌内科/健診外来 (2)平成27年9月24日から平成28年3月31日まで(ブロック受付体制) ア 集中会計処理対象科等(午後 1 時以降の会計データ含む) 小児科/外来化学療法室/WOC相談/生理機能検査/内視鏡検査/栄養指導 /訪問看護/中央処置室/透析室/放射線室/リハビリテーション科/ リハ ビリテーション室 イ 分散会計処理対象科等 ・耳鼻咽喉科/腎臓科 ・泌尿器科/糖尿病・内分泌内科/心臓血管外科 ・整形外科/循環器科 ・精神神経科 ・眼科 ・小児科専門 ・呼吸器内科/呼吸器外科/脳神経外科/神経内科 ・血液膠原病科/皮膚科/麻酔科 ・専門外科/形成外科/消化器外科/消化器内科 ・口腔外科 ・産科 ・婦人科 ・緩和ケア科/健診外来 10 各診療科レセプト作業従事者を明示し、担当変更時には引継ぎを行い、変更の旨を 報告すること。 11 支払基金及び国保連合会等へのレセプト提出については、責任を持って行うこと。 12 査定率は0.2%以下に留まるよう努めること。 13 研修については、従事者の能力向上のため定期的に行うこと。 14 診療報酬改正等、通知・解釈の変更があった場合は、必ず研修会を行うこと。 15 研修会を通じ改正事項を周知させ、理解した上で責任を持って業務にあたること。 16 院内会議・打合わせ、院内研修会、院内プロジェクト、院内講演会等への要請があ る場合、積極的に参加すること。 17 受託者の業務責任者が事務室内不在の場合は、 必ず代理の責任者を明確にすること。 18 医師事務作業補助者と協力して業務を行うこと。
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