いしかわ診療情報共有ネットワーク全県一本化のシステムによる32+390

いしかわ診療情報
共有ネットワーク
全県一本化のシステムによる32+390の試み
公立松任石川中央病院:吉田 吏志 横山 邦彦 卜部 健 小林 晃
金沢赤十字病院:西本 元一 さはらファミリークリニック:佐原 博之
近藤クリニック:近藤 邦夫 石川県健康福祉部:木村 慎吾 東谷 俊也
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
目次
1. 設立の経緯
2. 地域医療機関へのサポート
3. 現在の状況
4. 達成されたこと、今後の課題
1
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
設立の経緯
電子連携システムは石川県の弱点だった
自由意志での参加、システムの選択も自由
先行事例を視察し、利点・課題を確認
電子連携システムは、ID-Linkのみで一本化
情報提供・閲覧病院が全県域をカバー
導入した
施設の割合
32
46
施設
= 69.6(%)
2
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
利用促進のためのサポート
ホームページで最新情報を配信
情報セキュリティ教育
動作不良時の調査
接続サポート、
オンサイトサポート
3
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
現場医師からのメッセージ
・医師・看護記録を見せてほしい
・検査結果をリアルタイムで見たい
・特定の患者だけ更新メッセージを送ってほしい
・健康診断結果も見たい
・閲覧ルールを分かりやすく表示してほしい
見たいものがなければ見ない!
役に立つものがあるかどうかがポイント
4
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
登録患者数
人数
平成27年9月から
新規登録患者数は
横ばい
いしかわ診療情報共有ネットワーク紐付け件数
5
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
何を見せているか
処方、注射、検査
結果: 全32施設
医用画像: 31施設
読影レポート: 9 施設
看護記録: 3 施設
診療記録: 1 施設
いしかわ診療情報共有ネットワークにおける公開情報別の公開施設数
6
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
何を見ているか
処方、検査結果、画像、
読影レポート、ノート
(看護・診療記録)を見
ている
アクセス数
いしかわ診療情報共有ネットワークの機能別利用頻度(アクセス数) 【過去6ヶ月平均】
7
いしかわ診療情報共有ネットワーク
– 全県一本化のシステムによる32+390の試み -
達成されたこと、今後の課題
「患者がどこにいてもID-Linkで閲覧できる」環境の構築
ID-Linkからの画像ダウンロードから、PACSへの格納
調剤薬局との処方情報の連携
医師・看護記録を公開している病院が極めて少ない
現場のニーズ「診療記録を見たい」
を十分に満たしているか疑問。
利用状況から見て大きな壁となる。
8