平成 26 年度 1 月号 【第22号】 茨城県立石岡商業高等学校発行 “石商だより”は石岡商業高校の “今”をお伝えします。 卒業考査を実施しました! 1月28日(水)~30日(金)の3日間,3年生にとっては高校生活最 後の定期考査となる卒業考査(学年末考査)を実施しました。生徒たちは卒 業に向けて試験に集中して取り組んでいました(左写真) 。 2月に入ると,2月27日(金)の卒業式予行・同窓会入会式,3月1日 (日)卒業式までの期間は,3年生は家庭学習期間となります。 家庭学習期間の過ごし方は,生徒により異なりますが,生徒の中には卒業 後の進路が決 定した後も, 体育館の耐震補強・天井撤去工事 2月に行われ が終わりました! る日商簿記検 定2級や国家 資格の1つであるITパスポート試験など,より高度な資格取 得を目指して積極的にチャレンジする生徒もいます。 3年生にとっては,残り少なくなった高校生活ですが,各自 卒業後の生活に向けて必要な準備を行うなど,有意義な家庭学 習期間を過ごしてほしいと思います。 なお,1・2年生の学年末試験は2月9日(月)から4日間 の日程で行われます。 “石商”は,こんな学校です (その 21) 今回は, 「原価計算」の内容について簡単に説明します。 【原価計算】 この科目の目標は, 「製造業における原価計算及び会計処 理に関する知識と技術を習得させ,原価の概念について理 解させるとともに,原価計算から得られる情報を活用する 能力と態度を育てる。 」です。新教育課程では,商業科・情 報処理科とも2年時の選択科目として,商業科・情報処理 科とも3単位(週3時間)学習します。 これまで,このコーナーで紹介してきた「簿記」 , 「財務 会計Ⅰ」 , 「財務会計Ⅱ」は,販売するための商品を自分の 会社で製造するのではなく,他の会社等から仕入れて,別 の会社や消費者等に販売をして利益を得る商品売買業にお ける会計処理などを中心に学習する科目でした。これに対 して「原価計算」では,自分の会社の工場で売るための商 品(製品)を製造して,それを別の会社や消費者に販売を して利益を得る製造業の会計処理などについて学びます。 製造業では販売するための製品を工場で何円で製造できた のかを計算することが重要ですが,この計算のことを原価 計算と呼んでいます。 この科目では,原価と原価計算,原価の費目別計算,原 価の部門別計算と製品別計算,製品の完成・販売と決算, 標準原価計算,直接原価計算などの内容を学習し,全商簿 記検定1級及び日商簿記検定2級合格を目指します。 次回は, 「管理会計」という商業科目を紹介します。 10月下旬より,防災上の必要から行われていました体育 館の耐震工事及び天井撤去工事が当初の予定通りに1月末に 無事に終了しました。 上の写真のとおり,地震の際に落下する可能性のある天井 板をすべて撤去するとともに,屋根面,側面における耐震強 度を高めるための補強工事が行われました。 また,照明用の水銀灯も新しいものと交換され,これまで より安全で明るい環境の中で,体育の授業や部活動はもとよ り,卒業式や入学式等の式典や全校集会等の学校行事を行う ことができるようになりました。 工事中は,近隣の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまし た。ご協力に心より感謝申し上げます。 【2月の主な行事】 1日(日)全商商業経済検定試験 2日(月)2学年金融機関見学会(東京・日本銀行他) 7日(日)全商ビジネス文書実務検定試験 9日(月)~13日(金)1・2年学年末考査 10日(月)~13日(金)入学願書等受付 19日(木)~20日(金)志願先変更受付 22日(日)日商簿記検定試験 23日(月)卒業式〈3/1(日) 〉振替日(休業) 27日(金)卒業式予行・同窓会入会式
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