病院内での子どもの転倒・転落防止対策 保護者の方々へのお知らせ 子どもには、普段から転倒や転落の危険性 がつきものです。病気や怪我で病院にきてい る子どもたちにとり、 こうした事故はより深 刻な影響を及ぼす場合があるので、特に注 意が必要です。 病院内でお子さまが転倒または転落した 場合は、直ちに職員までお知らせください。 本案内の裏面には、病院内での転倒・転落 を防止するための注意事項が記載されてい ます。 病院内での転倒・転落は、特に以下のような 場所や状況で発生しやすくなっています。 抱っこしている大人がつい 居眠りをしてしまった ベッドや椅子の上 転倒・転落の 昼夜を問わず忙しい 時間帯 発生しやすい 場所や状況 大人が目を離した隙 本案内は、次の方々のご協力により作成されました。 ここに心から感謝の意を表します。 Miami Children’s Hospital Humpty Dumpty Falls Prevention Program. NSLHD and CCLHD Falls Prevention Program Paediatrics Group. The Childrens’ Hospital at Westmead Japanese トイレに行くとき ベッドやベビーベッドの 上またはその周辺 さらに詳しい情報をご希望の方は、 スマート フォン等で右記コードを読み取るか、 または 下記ウェブサイトをご覧ください。 www.cec.health.nsw.gov.au Falls Prevention for Children in Hospital: Information for Parents and Carers, Released September 2014, © Clinical Excellence Commission 2014. SHPN (CEC) 140311 病院内での転倒・転落を防止するための注意事項 すべきこと: お子さまが欲しがりそうなものは、手の届く範囲内に置きましょう。 滑り止め付きの靴やスリッパを病院に持参しましょう(ゴム製サンダ ルは不可)。お子さまが、滑りやすい医療用ストッキングや靴下のま ま歩き回ることのないようご注意ください。 お子さまから目を離す際は看護職員に声を掛け、常に誰かが監督し ているようにしましょう。 洋服やパジャマは、裾がくるぶしより上にあるものを選びましょう。 丈が長すぎると、踏みつけて転倒する恐れがあります。 手術後や新しい投薬治療の開始後に、松葉杖や歩行器などを使用 して初めて歩く時は、大人が補助してあげる必要があります。 腰掛けやハイチェア、ベビーカー、車いすなどの家具や機器類をご使 用の際は安全ベルトを装着してください。 危険をもたらす恐れのある状況を発見した場合は、直ちに職員まで お知らせください(例:床が濡れていたり、障害物や玩具が落ちてい たりした場合)。 以下の行為は危険です: 危険な場所でお子さまを遊ばせること(例:浴室、お手洗い、テーブ ルの上、窓台など)。 病棟でお子さまが走り回るのを容認すること。 お子さまと一緒にベッドに横たわること。椅子兼用ベッドにお子さま と一緒に寝ることは危険です。また、子ども用のベッドは大人の使用 を想定して設計されていません。 お子さまがベビーベッドの中に入っている時、またはおむつ交換台の 上に乗っている時にサイドガードを開いたままにしておくこと。
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