■中空ガスケットグラサードの構造 ■耐震グラサードの構造 フェイスプレート同士の挙動を一体化し、大き このガスケットは、中空構造をもつ部分とリッ 耐震グラサードは、スライド二重枠を使用し、大 なズレを吸収します。これにより、リブガラスに プで構成され、上下挙動に追随しやすい構造と 地震の際に発生する大きな層間変位に対して、 局所的な曲げ応力が発生することを防ぎ、破損 なっています。グラサードF(自立構法)に併用 リブガラスとフェイスプレート、コーナー部の を防止します。 し、バックスタンドなどの片持ちで跳ねだした観 客席の観客の移動による重量変化や地震力・強 リブガラス断面 コーナー部フェイスプレート断面 い風圧力による構造体の上下動の変化を円滑に 固定枠 吸収します。 固定枠 可動枠 可動枠 スライドクリアランス スライドクリアランス 平常時 下方変位時 スライドクリアランス スライドクリアランス 平常時 固定枠 可動枠 中空ガスケット スライドクリアランス 固定枠 可動枠 フェイスプレート面外方向 スライドクリアランス スライドクリアランス リブ面外方向にスライド可能 面内方向 スライドクリアランス スライドクリアランス フェイスプレート面内・面外方向にスライド可能 二重枠部水平変位 吸収性状 図 19 商品関連 8-3 図 18 耐震グラサードによる変位の吸収 中空ガスケット構法のガラスの挙動 ピンジョイント 層間変位量 固定枠 固定枠 ピンジョイント 可動枠 可動枠 固定枠 可動枠 固定枠 フェイスプレート リブガラス 図 20 8-3-7 層間変位によるコーナー部の挙動
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