進路だよりNO8 - tcp-ip

第2学年
進路だより
NO.8
26.12.17
浜北西高校進路指導課
◆「進路見学会」に行ってきました
15 日(火曜日)に「進路見学会」が行われました。大学、短大、専門学校、企業を見学してきました。
中部大学
名城大学
(株)明治
先月はいろいろな学校が来校しての進路ガイダンスが、
そして今回の見学会と、進路行事が目白押しでしたが、それだけみんなの進路選択、進路決定の時期が迫って
きているということ。
修学旅行も終わりましたが、気持ちを切り替えて今後の生活に臨むことが、今後の進路を大きく左右します。
今後、みんなの進むべき道は、「進路一直線」です。それしかありません。
◆「進研模試」の結果が…
11 月に全員が受験した模試の結果が届きましたね。どうでしたか?こんなデータがあります。
〈本番の受験で不合格だった理由(卒業生)〉
1 位 苦手科目をそのままにしておいた。 76%
2 位 日によって勉強時間にムラがあった。 60%
3 位 高校の教科書を軽視して、基礎・基本が身についていなかった。49%
4 位 「ながら勉強」で集中力が足りなかった。46%
5 位 「何とかなるさ」と入試を甘く見ていた。46%
「今」が成績の差が広がる時です。時間のあるこの時期、しっかりと模試の復習を!「模試」って結果も大
事ですが、それ以上に大事なことは、結果を分析して弱点を知り、反省を生かすこと。単に「今回は英語が出
来た、国語はダメだった」という程度の低い分析しか出来ない人が多いけれど、それでは全く意味がない。
また、以前お知らせした「デジタルサービス」も活用してください。
〈おススメ復習コンテンツ〉
「現代文解き方講座」
・「文構造を意識して読めてるか?」・「本文が全くわからなかった?」
・
「グラフがイメー
ジできてない」
・
「リスニング、何を意識して聴けばいいの?」
・
「今回の問題のポイントは?」…etc
/moshid/
アニメーション動画・アニメーション解説 もあります。 http://manavision.jp
◆模試を受けよう
センター試験と同日の 1 月17日(土)に、「進研模試」が行われます。今回は希望制ですが、積極的に受
験することを勧めます。特に四年制大学や医療看護系希望者は、是非受験してください。
世の中って、みんなの想像以上に広い。そこに暮らす人々も様々、価値観や能力も様々。進学希望の人は特
に、全国レベルの生徒達と競わなければならないんです。果たしてみんなにその力はありますか?
模試を受けることで、
①
試験会場の雰囲気に慣れる・・・本番では、一種異様な熱気の中、様々なタイプの知らない人たちと一緒。
②
出題形式に慣れる・・・自分で過去問を解くよりも、模試の方が時間も厳密で、採点もしてくれる。
③
現在の実力を知る・・・模試はあくまで模試。合否に直接関係することはない。安心して現在の力試しが
できる。また同じ志望校の中で、“比較”の絶好の機会。
④
復習効果が高い・・・センター試験模試、特に古文・漢文・理科・社会は出題範囲がひどく限られている
ので、似た問題・下手したら同じ問題が本番でも出題される可能性がかなりあり。だ
から復習するのは当たり前。
といったメリットがあります。是非、受験しましょう!
◆「ああ、わが高校時代」
このコーナーでは、2年部の先生方が、自分の高校時代を振り返って語ってくれます。今回は 27HR 担任
の内山先生と副担任の渥美先生です。 (イラスト by K.T)
入学してすぐの数学、当然のように宿題を忘れると「宿題すらしないお前たちに机なんかいらな
い。
」と、椅子の上でノートを取らされた。机すら使わせてもらえなかった苦い記憶・・・。
忘れ物の絶えなかったある日、担任が「・・・、お前ら、すぐに取りに行って来い。
」とキレた。
皆慌ててそこから飛び出して家路を急いだ。ところが、一人が昼になっても戻ってこない。担任も
心配したのか、
「おい、あいつどうした?」と。すると、
「あいつの家、片道15km くらいあります。
」
と。携帯電話もない時代、ただひたすら待つしか手段はなかった。
夏休みの部活動は1週間の合宿から始まる。最も辛い4日目の午前中、部員の集中力が切れるこ
とを顧問は見過ごさない。午前中、ダッシュだけが繰り返された。その晩、部員の一人が逃げ出し
内山隆宏先生
て二度と部には戻らなかった。
若いときの記憶なんてそんな辛くて厳しくて、失敗と挫折を繰り返したものばかりだ。それでも、
馬鹿みたいに苦労したその経験が将来を拓くのだと思う。
高校時代、生徒も楽しい人が多かったけれど、教員にもユニークな人が多かった。友人たちと、教員にニ
ックネームをつけて楽しんでいた。
・作家の芥川龍之介に似ていた、国語科の「りゅうのすけ」。またの名を「ボンカレー」
(大塚先生)
。
・いっこく堂の衛星中継っぽい喋り方が特徴だった、社会科の「時間差」
(M 先生)
。
・前歯が大きく目立っていた、理科の「ビーバー」
。またの名を「のんのん」
(U 先生)
。
・
「二宮金次郎の唄」という誰も知らない歌を授業中に突然歌った、英語科の「きんじろー」
(T 先生)
。
かねだ
・
「オレは漢文のスペシャリストだ!」が口癖だった、国語科の「きんた」
(金田先生)
。体育大会で教員チー
ムのメンバーで走っていた「きんた」に友人が叫んだ。
「きんたまけるな!」
。友人は赤面した。
亡くなった人もいるが、今もなおこうしてニックネームで思い出せるということは、それだけ印象深かっ
たということ、何か惹かれるものをもっていたということだからか。もう一度授業を受けてみたい。
渥美みつ代先生