羽曳野市立河原城中学校 平成26年度 全国学力・学習状況調査の結果について 生徒質問用紙から(学習面) 授業のはじめに授業の目標(めあて・ねらい)が示さ れていたと思う 当てはまる どちらかといえば、当てはまる 32.9 全国 38.6 20.8 大阪府 36.7 46.3 本校 21.5 6.90.0 0.2 29.3 36.5 12.9 0.0 0.3 10.3 6.40.0 普段の授業では、最後に学習内容を振り返る活動をよ く行っていると思いますか 当てはまる 全国 13.9 大阪府 9.3 本校 9.1 どちらかといえば、当てはまる 37.4 29.8 35.5 36.0 0.2 12.50.0 39.8 20.6 31.2 24.1 0.1 0.5 0.0 平成 26年度 全国学力・学習状況調査の結果分析 国語 現 状 と 課 題 ・基本的に、指示されたことには忠実でまじめに持続出来る生徒が多いので、漢字や、 語彙力においては、大阪府平均を上回る結果を出している設問もある。 ・記述式の設問になると、たとえば「五字以内」という短い字数指定でさえ10%の無 解答になり、さらに、長文の内容を読解して自分の意見を述べるような問題では20% を超える無解答となり正答率も著しく下がる。 ・一般的な語句、表現の特徴などや、古文の基本的な知識についても理解、定着できて いない様子が見える。 指 導 の 重 点 ・漢字の小テスト形式の反復練習を継続して指導する。 ・単元ごとの学習内容に記述式の課題を出来る限り採用し、口頭で発表したり、記述し て提出したりする機会を増やす。 ・古文については、可能な限り接する機会を増やし苦手意識を払拭させたい。 数学 現 状 と 課 題 ・大阪府や全国を下回る正答率は多いものの、計算問題・一次関数・二次方程式な どの簡単な計算の問題では本校正答率が上回っている。 ・文章問題や順序だてて理由を明らかにする問題などでは、手をつけずにあきらめ てしまう生徒が多い。 ・基礎はどの分野もある程度できているが、分数式の問題など多少てこずる問題は 取り組めていない。 指 ・授業はじめの 10 分間ドリルの効果は大きく、計算力向上の基礎となっているので、 導 今後も継続したい。 の 重 ・制約された時間の中で丁寧な説明・解説を心掛け、教材教具の活用をできるだけ 点 行い、視覚からの入力で分かる授業の向上を目指したい。 ・数学的・専門的知識をしっかりおさえる授業を展開したい。 ・班活動(グループ活動)を通じて、自分の考えを発表し意見交換することで、発 表スキルの向上を目指したい。 全体の概要 自己肯定感という部分で全国平均よりも低いが、目標や夢を持っている生徒は多い。自分の 良いところがわからなかったり、自信がなかったりするので、授業や部活動、家庭学習キャン ペーン、行事の取り組み等で、頑張っている者を積極的に褒めたり認めたり出来る機会を今後 も、より一層多く持てるようにしていきたい。また、家庭学習(帰宅後や土日の勉強時間)は 全国平均と比べるとまだまだ短いが、復習している人数は昨年度より増加している。 昨年度より数値が上がったものは、授業で自分の考えを発表する機会があることと、生徒間 で話し合う活動をよく行っていることなどであるが、班活動を充実させることで、より一層取 り組みを発展させたい。
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