講演資料

金沢区におけるデータ戦略
Future City of Kanazawa -ICTで飛躍するまちづくり-
石塚 清香
ーSayaka Ishizuka-
横浜市金沢区地域振興課地域力推進担当
オープンデータ推進&ICTプラットフォーム&
かなざわ育なび.net運用担当
平成8年~23年までIT関連部署勤務
金沢区の概要
人口 約20万人
金沢海の公園、金沢動物園
横浜八景島シーパラダイス
国宝・重要文化財保有率が
全市で1位
全市の漁業経営体のうち半数
が金沢区内
1人あたり公園面積が市内1位
1000人単位で人口が減少
災害への備えが急務
金沢区を取り巻く様々な課題
人口減少
高齢者への対応
災害対策
様々な課題への対応が必要
H24~
地域と行政の協働による課題解決
地域
プラットフォーム
金沢区では、さらに多くの方々とアイデア
を出し合い、挑戦し、新たな仕組みや価
値創造の場を作りたいと考えています。
区内外の
人々
大学・企業
公共的
団体
金沢区
協働による課題解決の取り組み
地域
プラットフォーム
14地区連合と地域支援チーム
工業団体連絡会等と工業団体支援チーム
×
ICT
プラットフォーム
課題抽出、分析、共有環境の構築
区内大学など教育機関との連携
H26~
さらに強固な課題解決枠組み創造の
ためのオープンデータ・ICT活用
ICTプラットフォームのフラッグシップ施策
オープンデータの推進
子育てポータルサイト「かなざわ育なび.net」
現在60種類のデータを区WEBページにて提供。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kanazawa/kz-opendata/ict-index.html
ICTプラットフォームのフラッグシップ施策
総務課
こども家庭
支援課
区政推進
金沢消防
福祉保健
土木事務
地域振興
副区長
【統括】
オープンデータ推進プロジェクト
【役割】
オープンデータの積極的な作成・公開/オープンデータ管理等マニュアルの整備検討
/オープンデータに関する職員向け研修会の主催
【事務局】
地域振興課
地域力推進担当
税務課
高齢・障害
支援課
生活衛生
保険年金
保護課
戸籍課
各課オープンデータ推進担当
【役割】
課内でのオープンデータに関する情報共有/課内で保有する情報のオープンデータ化の検討
/オープンデータ普及・拡大に向けたイベント等の開催支援
金沢区オープンデータ推進プロジェクト構成図
かなざわ育なび.net
データを活用する上での課題
ファイル間連携を維持するための技術的ハードルの高さ
⇒ データ型やID付与の誤りなどが発生する可能性
⇒ 項目追加などの作業にある程度の習熟が必要
CSV作成とRDF変換、データベースサーバへのストアを人力で実施
⇒ CSV作成からデータベースサーバ(RDFストア)までに
複数人が介在
⇒ 頻繁かつタイムリーなデータ更新が難しい
データを活用する上での課題
情報連携用語彙データベースと連携するデータ設計・作成支援ツール群の試作及び試用並びに概念モデルの構築(金沢区)
http://goikiban.ipa.go.jp/wp-content/uploads/20140606_6.pdf
http://goikiban.ipa.go.jp/node640
アプリコンテスト@Kanazawa
グランプリ
「金沢区/減災クエスト」
準グランプリ
「Open Park Yokohama」 「育なびアプリ」
Save the kanazawa賞
「MinaMina」
「避難所状況可視化アプリ」
地域 × ICT
-透明化・参加・協働ー
透明化 -オープンデータの推進
行政情報を参加・協働のベースとなる「公共財」として開放し、
利活用を図ること
参加 -浅く短くから深く長いまで
ICTを活用することで区内の様々な課題の見える化や、解決に
向けた場の増を実現し、協働の裾野を広げること
協働 -価値の実装
地域に還元できるICT活用成果を協働により生み出すこと、
また、それらをビジネスとして実装するための支援をすること
持続可能性の高いオープンガバメント社会の創造
より高いレベルの社会創り
(総課題解決参加社会)
防犯・防災
新たな
ビジネス
高齢者対応
オープンデータ
推進の起爆剤
次世代育成
育なび
スマホアプリ
透明化フェーズ
育なび
横展開
行政情報の透明化
オープンデータ
推進
経済活性化
LOCAL GOOD
YOKOHAMA
協働による課題解決
ツール創造
災害用ツール
参加形態の多様化
その他
ツール
地区推進
連絡会
LOCALGOOD
カフェ
ハッカソン
アプリ
コンテスト
つなげる場創り
アイデアソン
協働フェーズ
協働の推進
プログラミング
教室
人材育成
参加フェーズ
地源課題の
見える化