地域で取り組む 男女共同参画 地域で取り組む 男女共同参画

ご存じですか? 地域で取り組む男女共同参画
ご存じですか?
九頭竜
女性の社会進出を学ぶ勉強会
ブロック
(西藤島、 中藤島、 河合、 森田、 明新地区)
女性の社会進出の現状と課題を世界と対比しながら学ぶため、
パネルディスカッションや男女平等の大切さをテーマとした映
画の鑑賞会を実施。参加者からは、「女性が今よりも輝ける社
会を築くには、男性の理解と協力が不可欠である」という声が
寄せられました。
地域で取り組む
男女共同参画
男女が対等なパートナーとして、個性と能力を発揮できるよう、
各地区の男女共同参画推進員が地域住民と連携しながら、地域の
特色や特性を生かした事業を企画・運営しています。
光
ブロック
今回は、この2年間の各ブロックの取り組みの一部を紹介します。
寸劇と漫談で学ぶ
災害時の男女の協力
寺尾 春美 さん
足羽
ブロック
みんなで知恵を出しながら企画した婚活イベントは、推進員の意識を変えることができたと感じ
ています。地区で若い人を見かけたら、地域の行事への参加を促すなど、以前よりも声をかけるよ
うになりました。
このことに限らず、少しの勇気を持って行動する
ことは非常に大事だと思います。福井の女性は、控
えめな人が多いですが、女性が活躍する社会を作っ
ていくには、私たち女性が半歩でも前に出ていくこと。
そうすれば、夫や家族をはじめ、周りの男性たちの
意識も変わり、協力や支援が得られるのではないで
しょうか。
婚活イベント実行委員の皆さん
(文殊地区)
各地域で、実情に合わせた活動が行われています。
難しく考えずに、まずは地域での活動に参加してみることから始めてみませんか。
みんなで一緒に、 地域から男女共同参画を盛り上げていきましょう!
問い合わせ 男女参画・市民協働推進室 ☎ 20 5353
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市政広報ふくい 2015. 2.10
館ブロックの推進員と連携して、交流事
業や講演会、鑑賞会などを企画・運営し
ています。
市内の各公民館から推薦された男女各
1人のほか、福井男女共同参画ネット
ワークと企業から推薦された22人の合計
120人で構成しています。
(任期2年)
あずま
ブロック
「地域に“見せる”男女共同参画」
として、教育ウィークに公開授業を実
施。推進員が地域の小学校に出向き、
市が発行する男女平等教育副読本を活
用した授業を行いました。地区の身近
な人による授業に、子どもたちは活発
に意見交換していました。
推進員として活動する中で、男女平等の意識は、少しずつですが、高まってきていると感じています。
その一方で、昔に比べ、地域の盛り上がりが欠けていると感じます。自分たちが住む地域を活性化
するためには、男性だけでなく、女性の視点も取り入れた活動をしていくことや、地区の課題を住
民みんなで共有し、解決していこうとする姿勢が大事であると思います。「団結」や「絆」といった
地域に残る良さを大切にしながら、今後も頑張ります。
若者の未婚化・晩婚化を防ぎ、地域の活性化を図るため、
一乗谷朝倉氏遺跡で婚活イベントを実施。2回の開催で計
16組のカップルが誕生しました。参加者からは、「ボラン
ティアをしながら、自然な形で婚活もできて大変良かっ
た」
「浴衣を着たことで、学生時代のように純粋な気持ちに
戻って、イベントを楽しめた」など、たくさんの声が寄せ
られました。
男女共同参画推進員
する意識啓発活動のほか、市内全8公民
(和田、 円山、 啓蒙、 岡保、 東藤島地区)
男女共同参画の意識と災害時の危機管理意識を高めるため、防災
をテーマに寸劇や漫談を実施。
日頃から災害に対する危機意識を持つことや、災害時は男女が力
を合わせて、困難に立ち向かうことの大切さを改めて実感しました。
(酒生、 一乗、 上文殊、 文殊、 六条、
東郷、 美山地区)
自分の住む地区での男女共同参画に関
男女平等について学ぶ 小学校での出前授業
(安居、 一光、 殿下、 越廼、 清水地区)
ボランティアをしながら楽しく婚活
男女共同参画推進員とは
男女共同参画推進員 天谷
みなみ
ブロック
弘之 さん(岡保地区)
男女共同参画を題材とした
朗読劇
(清明、 東安居、 社、 麻生津地区)
家族の大切さや男女が共に協力し、お互いを認め合うことの大
切さを学ぶため、市民団体による身近な題材の朗読劇の鑑賞会を
実施。参加者の多くから「男女共同参画社会の実現には、まず家
庭から変わらないといけない」という感想が聞かれました。
伝統野菜の栽培と男性の家事協力を推進
(木田、 豊、 足羽、 湊地区)
あたご
ブロック
家庭における男性の家事意識の向上のため、地域の伝統野菜
「木田青かぶ」の栽培と調理実習を実施。参加者からは、
「親か
ら子、子から孫へと伝統を受け継いでいく大切さが分かった」
「父親が自ら家事を手伝うことで、子どもも自然と手伝いする
ようになった」などの声が聞かれました。
市政広報ふくい 2015. 2.10
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