平成 27年 2月 6日 国 土 交 通 省 鹿 児 島 国 道 事 務 所 記者発表資料 南九州西回り自動車道 3月7日(土)、3月29日(日)と開通ラッシュ! ~広域ネットワークの延伸により、民需拡大等を期待!~ ■今回の開通により期待される主な効果 ○ 薩摩川内市内の企業立地の促進や阿久根市における水産業の販路拡大 ○ 九州南西部における魅力ある観光資源を活かした周遊観光ルートの形成 ○ 九州縦貫道と一体となった高速道路ネットワークにより、災害発生時の代替 機能確保 *開通する時間及び開通式典の詳細については、後日お知らせします。 位置図 熊本県 平成27年3月29日(日)開通 平成27年3月7日(土)開通 阿久根北IC~阿久根IC 延長:4.2km 薩摩川内高江IC~薩摩川内都IC 延長:6.7km 鹿児島県 凡 例 南九州西回り自動車道 開通済 今回開通 事業中 調査中 IC・JCT その他高規格道路 開通済 注)津奈木IC~高尾野ICのIC名は仮称 【お問い合わせ先】 国土交通省 九州地方整備局 鹿児島国道事務所(TEL: 099-216-3111) 技術副所長(改築担当: 内線 205) 工務課長(内線 411) 調査課長(内線 451) 南九州西回り自動車道 出水阿久根道路(阿久根北IC~阿久根IC) 川内隈之城道路(薩摩川内高江IC~薩摩川内都IC)の概要 南九州西回り自動車道(総延長約140km)は、熊本県八代市から水俣市、鹿児島県 出水市、阿久根市及び薩摩川内市を経て鹿児島市に至る高速道路であり、沿線各都市間の 連絡速度の向上等により九州南西部の地域経済の活性化に大きく貢献するとともに、災害 時等における信頼性のあるネットワークとしての機能を発揮します。 【出水阿久根道路】 か ご し ま け ん あ く ね し た だ あ く ね し つる がわ うち ○区 間:自)鹿児島県阿久根市多田 ~ 至)阿久根市鶴川内 ○事業化:平成18年度 ○延 長:4.2km(全延長14.9km) ○車線数:2車線(暫定) 【川内隈之城道路】 か ご し ま け ん さ つ ま せ ん だ い し た か え ち ょ う さ つ ま せ ん だ い し みやこちょう ○区 間:自)鹿児島県薩摩川内市高江町 ~ 至)薩摩川内市都町 ○事業化:平成7年度 ○延 長:6.7km(全延長10.2km) ○車線数:2車線(暫定) 標準断面図〔一般部〕 (単位:m) 位置図 熊本県 阿久根北IC~阿久根IC 平成27年3月29日開通 延長:4.2km 薩摩川内高江IC~薩摩川内都IC 平成27年3月7日開通 延長:6.7km 鹿児島県 凡 例 南九州西回り自動車道 開通済 今回開通 事業中 調査中 IC・JCT その他高規格道路 開通済 出水阿久根道路 延長:14.9km 川内隈之城道路 延長:10.2km 注)津奈木IC~高尾野ICのIC名は仮称 【時間短縮】 鹿児島市~阿久根市間が約50分短縮 ○今回の開通により、⿅児島市〜阿久根市間の移動時間が約85分となり、 南九州⻄回り⾃動⾞道未整備時から約50分(約4割)短縮します。 3 阿久根北IC 267 447 N 328 開通区間 延長4.2km 阿久根市役所 阿久根IC 257 504 504 3 薩摩川内高江IC 267 3 開通区間 延長6.7km 328 薩摩川内都IC 凡 例 南九州西回り自動車道 開通済 今回開通 事業中 調査中 IC・JCT その他高規格道路 3 鹿児島市役所 未整備時(一般道路利用):約136分 薩摩 川内 都IC 開通前:約93分 鹿児島 IC 南九州西回り自動車道 薩摩 川内 水引IC 開通後:約85分 薩摩 川内 高江IC 薩摩 川内 都IC 鹿児島 IC 鹿児島市役所 阿久根市役所 一般道路利用(高速道路未整備時) 約50分 短縮! 南九州西回り自動車道 未整備時 :S63道路交通センサスより算出 開通前、開通後 :民間プローブデータ(2013年12月~2014年11月)混雑時旅行速度 ※混雑時:7時、8時、17時、18時を対象 薩摩川内水引IC~薩摩川内都間は設計速度70㎞/hで算出 1 【安全性向上①】 薩摩川内市内の交通事故の減少に期待 ○開通区間に並⾏する国道3号は⿅児島県内でも死傷事故件数が多い区間です。 ○今回の開通により、薩摩川内市街地を迂回する新たなルートが形成され、 交通事故減少による安全性の向上が期待されます。 川内隈之城道路に並行する国道3号の事故発生状況 川内隈之城道路 平成24年度開通済 L=3.5km 川内道路 今回開通区間 平成16年度開通済 L=7.3km 平成18年度開通済 L=6.5km L=6.7km 267 3 薩摩川内 市役所 3 鹿児島県内国道平均の 約2倍の死傷事故発生 凡 例 死亡事故発生箇所(H21-H24) 国道3号並行区間 南九州西回り自動車道 開通済 今回開通 事業中 調査中 IC・JCT ▲国道1㎞あたり死傷事故件数(H21-H24) 資料:ITARDA区間事故データ 川内道路開通後の交通変化及び事故削減状況 200 100 137 206 107 0 開通前(H17) 開通後(H22) ▲国道3号(薩摩川内都~串木野)の交通量転換状況 ~串木野IC開通 川内道路開通前から ~薩摩川内都IC開通 死傷事故件数( 件) 交通量( 百台 日/) 国道3号の交通が川内道路へ転換する ことで交通量が減少! 300 川内道路 244 国道3号 120 100 80 60 40 20 0 108 104 86 73 約1/2に事故減少 70 56 42 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ▲川内道路並行区間の事故削減状況(H16~H22) 2 【安全性向上②】 阿久根市内の交通事故の減少に期待 ○開通区間に並⾏する国道3号では⿅児島県の中でも死傷事故件数が多く、 中でも⼆輪⾞事故が多い区間です。 ○今後開通が延伸することにより、南九州⻄回り⾃動⾞道へ交通転換が図られ、 国道3号の死傷事故件数の減少が期待されます。 出水阿久根道路に並行する国道3号の事故発生状況 芦北出水道路 出水阿久根道路 平成27年度以降 開通予定 L=10.7km 事業中区間 L=29.6km 鹿児島県 今回開通区間 L=4.2km 328 447 阿久根市 46 出水市 熊本県 504 阿久根IC 水俣市 出水IC 高尾野IC 出水北IC 袋IC 阿久根 市役所 阿久根北IC 3 3 写真① 野田IC 389 国道3号並行区間 鹿児島県内国道平均の 凡 例 約2倍の死傷事故発生 死亡事故発生箇所(H21-H24) 南九州西回り自動車道 開通済 今回開通 事業中 調査中 IC・JCT 写真① ▲国道1㎞あたり死傷事故件数(H21-H24) 鹿児島県内 国道平均 国道3号 並行区間 27% 66% 0% ▲写真① 国道3号出水市荘付近(通勤通学の状況) 17% 72% 50% 自動車 二輪車 6% 5% 5% 3% 100% 自転車 歩行者 ▲並行区間の当事者別死傷事故件数(H21-H24) 資料:ITARDA区間事故データ 3 地域産業の活性化を支援 【産業支援】 ○北薩地域は第2次産業の割合が⾼く、薩摩川内市では軽⼯業等の企業⽴地が 増加しています。 ○今回の開通により、広域ネットワークが形成され、輸送時間が短縮すること から、地域産業のさらなる活性化が期待されます。 第2次産業の割合が高い北薩地域 25 H18年からH25年までに 鹿児島地域 1.3 14.0 南薩地域 76.8 19.1 北薩地域 北薩地域 26.6 58.0 24.2 65.4 大隅地域 1.8 15.4 0% 75.7 20% 第一次産業 40% 第二次産業 60% 80% 100% 21 約20社増加 企 業 20 誘 15 致 件 10 数 5 件 17 ~薩摩川内都IC 開通 9 ( ) 7.5 北薩地域は第2次産業が全体の 60.9 約3割であり、県内で最も高い 19.5 13.6 姶良・伊佐地域 軽工業等の企業誘致が促進 1 3 18 10 5 0 第三次産業 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 ▲鹿児島県地域別産業シェア内訳(H22) 食料品 木材 軽工業 雑工業 資料:H22国勢調査 ※北薩地域(薩摩川内市、阿久根市、出水市、さつま町等) ▲薩摩川内市の業種分類別企業誘致件数(累計値) 資料:薩摩川内市提供資料 南九州西回り自動車道の開通とともに企業立地数が増加 N 薩摩川内水引IC 平成24年度開通済 L=3.5km 薩摩川内高江IC 写真① 写真① 3 今回開通区間 薩摩川内都IC 船間島工業団地 平成18年度開通済 L=6.5km 薩摩川内市内の 企業立地数が増加 串木野IC 平成16年度開通済 L=7.3km 凡 例 新規立地企業 既存立地企業 市来IC 3 ▲薩摩川内市企業立地状況 ※新規立地企業 ⇒H18年以降立地 4 地域の水産業活性化を支援 【水産業支援】 ○北薩地域は東町漁協(⻑島町)の養殖ぶりや北さつま漁協(阿久根市)のいわし など漁業が盛んな地域です。 ○今後開通が延伸することにより、⽔産品輸送の向上が図られ、販路拡⼤・鮮度 保持など地域の⽔産業を⽀援します。 地域ブランド「鰤王」など漁業生産が盛んな北薩地域 鹿児島県漁協別ぶり取扱量 その他 鹿児島市中 9% 央市場 10% 地域ブランド『鰤王』 鹿児島県漁協別いわし類取扱量 枕埼市漁協 12% ぶり その他 9% いわし 北さつま 漁協 79% 東町漁協 81% 写真:東町漁協HP ▲鹿児島県いわし類取扱量内訳(H25) ▲鹿児島県ぶり取扱量内訳(H25) 資料:H25鹿児島県水産物卸売市場年報 輸送効率性による水産品の販路拡大や鮮度保持に期待 長島町 関東・関西へ 東町漁協 東京中央卸売市場での鹿児島県産ぶりの 平均価格が上昇 N 600 販路拡大 ぶり 3 阿久根北IC 447 北さつま 漁協 平 500 均 価 400 格 300 円 / 200 ㎏ 100 ( 阿久根IC ぶり 増加傾向 328 504 257 ) 3 489 341 316 H23 H24 410 いわし 504 薩摩川内 水引IC 3 鹿児島市内などへ 0 H25 H26 ▲東京中央卸売市場での鹿児島県産ぶりの平均価格 267 資料:東京中央卸売市場統計情報 薩摩川内高江IC 北さつま漁協のいわしの取扱金額・量が増加傾向 薩摩川内都IC いわし 1,200,000 328 鮮度保持 1,000,000 千 円 400,000 12,000 取 10,000 扱 量 8,000 ト 6,000 ン 4,000 増加傾向 600,000 ) ) 3 14,000 ( 800,000 ( 取 扱 金 額 16,000 取扱量 取扱金額 200,000 鹿児島IC ▲東町漁協の養殖ぶり出荷状況 2,000 0 0 H22 H23 H24 H25 ▲北さつま漁協のいわし類の取扱金額・量(H122-H25) 資料:H25鹿児島県水産物卸売市場年報 5 地域の救急医療サービスが向上 【医療支援】 ○薩摩川内市から⿅児島市内病院への管外搬送の件数は増加傾向にあります。 ○今回の開通により、第3次医療施設への搬送時間が短縮し、60分圏域の⼈ ⼝が約4000⼈増えるなど、地域の救急医療サービスの向上が期待されます。 管外搬送が増加する薩摩川内市の救急搬送時間が短縮 薩摩川内市から鹿児島市内への搬送が増加 328 80 70 60 54 64 57 55 62 267 56 504 開通後60分圏域 49 50 41 拡大 40 ( ) 救 急 搬 送 件 数 N 73 30 件 20 3 10 開通前60分圏域 0 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 267 ▲薩摩川内市から鹿児島市内病院への搬送実績(H17-H25) 資料:薩摩川内市消防局提供資料 第3次救急医療60分カバー人口が 新たに約4,000人増加 328 約4,000人 増加 75,300人 開通前 3 開通後 79,300人 0 0 20000 40000 60000 80000 第三次医療施設 「鹿児島市立病院」 100000 ▲第3次救急医療施設からの60分圏域カバー人口 ※人口:薩摩川内市、阿久根市対象、H22国勢調査 消防署からの到達時間が短縮 3 西部消防署から 約6分 N 西部 消防署 管轄エリア変更 薩摩川内 水引IC 約4分 時間短縮! 薩摩川内 高江IC 高江町 中央消防署 薩摩川内市消防局職員の声 ・薩摩川内水引∼高江間が開通する前まで、薩摩川 内市高江町は中央消防署の管轄でした。 ・開通後、西部消防署からの到達が中央消防署より 約4分早くなるため、管轄エリアを変更しました。 ・今後も高速道路の開通により 救急搬送時間が短縮するなど 救急医療サービスの向上が (ヒアリング調査 H26.11) 期待されます。 中央消防署から 東部消防署 約10分 東部消防署管轄エリア 中央消防署管轄エリア 西部消防署管轄エリア 薩摩川内 都IC 所要時間:薩摩川内市消防局へのヒアリング調査結果をもとにH22道路交通センサスにて算出 6 【観光支援】 地域の観光活性化を支援 ○北薩地域は甑島をはじめ、⾃然景観を活かした観光資源が豊富です。 ○今回の開通により、⿅児島市から北薩地域へのアクセス性が向上し、観光 活性化へ向けた取組みを⽀援します。 自然が豊かで魅力が多い北薩地域 北薩地域の観光客が増加傾向 N 万 薩摩藩 武家集落の面影 を残します 冬には 万羽を 超える鶴が飛来する 1 ~市来IC開通 ~串木野IC開通 350 300 観 光 入 込 客 数 薩摩川内水引IC ~薩摩川内高江IC開通 10年間で 約2倍増加 阿久根市 薩摩川内市 250 200 ( 150 ) 万 人 「快水浴場百選」 に選ばれるほど 美しい海 阿久根北IC 100 50 阿久根IC 0 328 3 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 504 季節の食と スローライフ な鉄道の旅 ▲北薩地域(薩摩川内市、阿久根市)観光入込客数推移(H14-H25) 資料:薩摩川内市、阿久根市提供資料 267 薩摩 川内高江IC 薩摩 川内都IC 薩摩川内市観光物産協会職員の声 328 時間かけて 甑島 本来の姿を。 2 13,000発、 九州トップ クラスの 大会 観光ツアーが約3倍に増加した甑島 ・甑島の観光客数 はH20年から約2 倍以上に増加。 ・観光ツアーが H24 ∼ H25 に か けて約3倍に増加。 ・ 今回の開通で、鹿児島市内から甑島へのア クセス性が向上すると考えます。 ・高速道路は走行時間短縮だけでなく、ルー トのわかりやすさやドライバーのストレス 軽減の効果もあると思います。 ・観光面では隣接する市町村 との今後の連携の促進が 期待されます。 (ヒアリング調査 H26.11) 北薩地域で取り組む観光活性化への動き 北薩摩振興推進協 議会や北薩摩観光 連絡協議会では観 光ガイドブックの 作成など観光活性 化へ向けた取組み を推進中。 平成20年6月発足 北薩摩振興推進協議会:阿久根 市,出水市,薩摩川内市,さつま 町,長島町の43の行政,民間団 体等で構成 北薩摩観光連絡協議会 :阿久根市,出水市,長島町 で構成 7 【観光支援】 地域の観光活性化を支援 ○南九州⻄回り⾃動⾞道、九州縦貫⾃動⾞道の沿線には、観光⼊込客数が100 万⼈を超える都市が点在しています。 ○今後開通が延伸することにより、観光拠点への所要時間の短縮が図られ、各 地域が連携した周遊性の向上など、観光振興が期待されます。 南九州西回り自動車道を活用した観光周遊性の向上 3 N 八代 443 2632千人 ツル観察センター 人吉温泉 445 219 水俣・芦北 2800千人 人吉・球磨 3266千人 長島町 454千人 268 阿久根北IC 人吉温泉 267 出水市 578千人 阿久根市 456千人 ツル観察 センター えびの市 1282千人 霧島温泉郷 447 268 阿久根IC 薩摩川内 2657千人 504 薩摩川内高江IC 川内大綱引 薩摩川内都IC 霧島市 6693千人 328 鹿児島市 9392千人 霧島温泉郷 おはら祭 3 おはら祭 川内大綱引 ▲南九州西回り自動車道沿線の観光客数の分布 出典:各市町村HP(H27.1現在) 8 【防災支援】 災害発生時の代替機能を確保 ○⿅児島県は全国的にも台⾵被害や集中豪⾬など災害リスクの⾼い地域です。 ○今後開通が延伸することにより、災害発⽣時の代替機能が確保されます。 台風、集中豪雨などの災害リスクが高い鹿児島県 40 鹿児島県の台風上陸数は 37 過去60年間で37回上陸 35 30 台 25 風 上 20 陸 15 数 10 24 資料:気象庁HP 22 18 14 12 11 7 7 5 5 5 0 ▲台風上陸数が多い都道府県(1951年~2014年) 資料:気象庁HP ▲時間50㎜以上の降雨発生回数(H19) 資料:国土交通省河川局 災害発生時の代替路を確保 沿線地域の通行止め状況(H17.4~H26.4) 災害① ↑至鹿児島市 328 災害① 389 阿久根北IC 約10時間全面通行止め ▲災害発生状況(国道3号:阿久根市) (平成18年7月発生) 阿久根IC 代替路の確保 出水市消防本部職員の声 ・現道の通行止めにより迂回路が未舗装で あったり、急勾配の道などは、患者に対 する負担が増大し、症状が悪化する可能 性があります。 ・搬送時間が増すことにより 処置の遅れを招き、患者の 症状が長期化することも 考えられます。 3 (ヒアリング調査 H26.12) 資料:国土交通省・鹿児島県 9 【防災支援】 災害に強い広域ネットワークを確保 ○今後開通が延伸することにより、九州縦貫⾃動⾞道とのダブルネットワークが 形成され、災害発⽣時の代替機能が確保されます。 ○九州縦貫⾃動⾞道など⼭間部を通るルートと⽐べ、海岸沿いを通る南九州 ⻄回り⾃動⾞道は、災害にも強いネットワークです。 災害時のダブルネットワーク形成 山間部を通る九州縦貫自動車道など の通行止めにより、南九州西回り自動 車道・国道3号へ通行車両が迂回して おり、その内大型車は平時に比べ、約 5割増加している。 断面① 九州縦貫自動車道 並行路線の交通状況 【平成26年12月17日 積雪】 九州縦貫自動車道 八代IC~人吉IC間 積雪による通行止め 通行止め開始 12/17 6:10 12時間50分 通行止め解除 12/17 19:00 断面①:南九州道(日奈久IC~田浦IC) 写真① 写真① 九州縦貫自動車道 西回りの交通量が 約2割増加 南九州西回り自動車道 南九州西回り自動車道(日奈久IC~田浦IC) 降雪によ る通行止 約13時間通行止 (平成26年12月17日発生) 高速道路 一般国道 ▲九州縦貫自動車道:えびのJCT付近降雪発生状況 (H26.12.17) ▲積雪による通行止め状況 10
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