2015年2月9日 作成 (株)日立製作所 ITプラットフォーム事業本部 2015年1月27日発行分 Hitachi IT Operations Director更新プログラム情報における セキュリティ判定の注意事項について Hitachi IT Operations Director(以降、HITOD)のセキュリティ判定において、以下の問題があります。内容をご確認の 上、対応をお願い致します。 1.現象 HITODの更新プログラムのセキュリティ判定にて、2015年1月14日にリリースされました更新プログラム「KB3019978」 が、管理対象機器に適用できない環境の場合でも「未適用」と判定される。 2.発生条件 次の条件をすべて満たす環境のとき、更新プログラムのセキュリティ判定を行った場合に発生します。 (1) 2015 年 1 月版の更新プログラム情報(2015/1/27 提供)を HITOD –Manager に取り込んでいる(※)。 (2) 管理対象機器の OS が以下のいずれかである。 ・Windows 7 SP1(32bit/64bit) ・Windows Server 2008 R2(64bit) (3) (2)の管理対象機器の環境において、以下のいずれかのソフトウェアがインストールされている。 ・Remote Desktop Client 8.0 ・Remote Desktop Client 8.1 ※:「サポートサービスの設定」にて、「サポートサービスと接続する」を設定している場合、更新プログラム情報をHITOD -Managerに自動的に取り込みます。 3.回避方法 本現象が発生する場合、現象が発生する管理対象機器に対し、更新プログラム「KB3019978」をセキュリティ判定の 対象外に設定したセキュリティポリシーを割り当ててください。特定の更新プログラムのセキュリティ判定を対象外に する方法は、以下のマニュアルをご参照ください。 ・Hitachi IT Operations Director 運用ガイド 9.8 更新プログラムを管理する セキュリティ判定の対象外にする更新プログラムを以下に示します。 セキュリティ 番号 文書番号 セキュリテ ィ深刻度 MS15-004 3019978 重要 Windows 7(32bit) SP1 重要 Windows 7(64bit) SP1 重要 Windows Server 2008 R2(64bit) SP1 対象 OS リリース日 2015/01/14 4.対象製品 適用 OS Windows 形名 P-2642-8554 製品名 Hitachi IT Operations Director バージョン 04-00 以降 5.対策について 2015年2月版の更新プログラム情報(2015年2月末提供予定)にて対策いたします。 以上
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