検査 切断 出荷 スパッタチャンバー (真空室) 入口チャンバー (真空調整室

バルブ
素板受入れ
・フロート板ガラス
・磨き網入板ガラス
スパッタリング
バルブ
切断
スパッタチャンバー
(真空室)
パレット詰め 出荷
検査
出口チャンバー
(真空調整室)
入口チャンバー
(真空調整室)
高遮蔽性能熱線反射ガラス、Low-Eガラス製造工程図
図6
ターゲット材
Ar
衝突
●建築用強化ガラス
が先に固化し、安定した圧縮応力層ができ、耐
板ガラスを強化炉に入れ、ガラスの軟化温度近
風圧強度が同じ呼び厚さのフロート板ガラスの
くの650〜700℃まで加熱し、その後、ガラス両
約3倍になります。
面に空気を一様に吹き付けて急冷します。表面
< 図 10 参照>
Ar
建築用板ガラスの一般的な話
2-2
Ar
ターゲット元素
Ar
Ar
Ar
素板受入
イオン化
Ar
Ar
スペーサー加工
↓
洗浄/乾燥
スペーサー組立
コーティング膜
←
一次封着材塗布
←
二次封着材受入
↓
二次封着
図7
吸湿剤封入
↓
↓
板 組
板ガラス
←
↓
↓
スパッタリング模式図
乾燥/養生
●高遮蔽性能熱線反射ガラス
↓
スパッタリング法により、ガラスの表面に特殊な
検 査
金属を薄くコーティングしてつくる方法。スパッ
↓
タリング法とは、大きな容器の中を真空にし、
マーク打ち
特殊ガスを極微量注入後、電圧をかけることで
↓
製膜する方法です。チタン・ステンレスなど、金
包 装
↓
属の組み合わせと厚み構成によって、異なった
出 荷
性能・色調がつくれます。スパッタリングされた
ガラスは、注文に応じて、切断・面取り加工工
程を通って製品化します。< 図 6 図 7 参照>
図8
複層ガラス製造工程図
●Low-Eガラス
低放射複層ガラス「サンバランス」を構成する
Low-Eガラスは、スパッタリング法により、ガラ
→ 本圧着 → →
→
出 荷
予備圧着
積層
包 装
洗浄・乾燥
マーク打ち
→ →
圧力窯
(オートクレーブ)
検 査
●複層ガラス
ガラスの間に
中間膜を挿入
面 取
→
グします。< 図 6 図 7 参照>
切 断
素板受入れ
ス表面に銀や酸スズ等の金属を薄くコーティン
→
通常2枚(特殊な場合は数枚)の板ガラスをス
ペーサーで一定間隔に保ち、その周囲を封着材
で密封します。スペーサーに封入した吸湿剤で、
図9
建築用合わせガラス製造工程図
内部の空気が乾燥状態に保たれるようになって
加熱・保温
います。< 図 8 参照>
急冷
(ノンソーク品の場合)
→
→
出 荷
平面・強化炉
加熱
包 装
→
検 査
→
洗浄・乾燥
マーク打ち
→
取
気圧のオートクレーブ
(圧力窯)に入れ、120〜
→
面
着力の強い樹脂中間膜をはさみ、油圧または空
→
切 断
2枚またはそれ以上のガラスの間に、透明で接
ヒートソーク処理
素板受入れ
●建築用合わせガラス
2
2
130℃、1.47N/mm(約15kgf/cm
)で圧着し
製品化します。< 図 9 参照>
図 10
建築用強化ガラス製造工程図
2-2-2