平成 27 年2月作成長野県保健・疾病対策課 長野県におけるHIV感染者及びエイズ患者の届出状況 1 HIV感染者及びエイズ患者届出数の推移 人 45 長 野 県 内の 内 の HIV感染者及びエイズ HIV感染者及 びエイズ患 びエイズ患 者の 者 の 届出数の 届出数 の 推移 21 40 エイズ 患者 35 38 13 HIV感染者 30 5 25 26 13 2 15 1 10 1 7 14 13 9 5 15 7 20 12 10 6 8 19 8 18 18 15 13 13 6 8 15 8 8 10 7 6 6 8 13 11 7 7 4 6 6 7 19 20 21 10 4 8 4 元年 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 22 23 24 25 26年 長野県内では、平成元年~26 年までに 494 件の届け出がありました。(HIV 感染者=300 件、エイズ患者=194 件) 平均すると、毎年約 20 件の届出があることになります。 2 近年の届出事例の特徴([長野県:H22~26 年、n=76]、[全国:H21~25 年、n=7,564]) (1) 国籍別・性別 (2) 年代別 外 国人 女性 , 1.8% 日本 人女 性, 3.4% 20歳 未 満 , 1% 30歳 代 , 35% 50歳 代 , 11% 全国 全国 20歳 代 , 24% 外 国人 男 性, 6.5% 日 本人 男性 , 88% 外 国人 女性 , 10.5% 日 本人 女 性, 6.6% 長野県 60歳 代 以 上 , 7% 40歳 代 , 22% 60歳 代 以 上 , 13% 40歳 代 , 28% 20歳 代 , 12% 長野県 外国 人 男性 , 7.9% 日本 人男 性 , 75% 0% 20% 40% 60% 80% 30歳 代 , 24% 100% 0% 20% 50歳 代 , 24% 40% 60% 80% 100% 全国では 40 歳以上が占める割合は約 4 割ですが、長野県では約 6 全国、長野県ともに日本人男性の割合が高くなっています。 長野県は、全国に比べて外国人女性の割合が高くなっています。 割を占めています。 (3) HIV感染者及びエイズ患者の割合 100% H IV感 染 者 , 70% 11% 全国 エ イズ 患 者 , 30% 50% HIV感 染 者 , 59% 40% 43% 28% 67% 89% 72% 60% 57% 長野県 33% エイズ患者 エ イズ 患 者 , 41% 0% 20% 40% 60% 80% HIV感染者 0% 100% 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代以上 診断時に既にエイズを発症している割合は、全国では約 3 割で 長野県における診断時に既にエイズを発症している割合は、40 歳 すが、長野県では 4 割となっています。 以上で多くなっています。 (4) 感染原因別の割合 異性間の性的 接触, 22% 同性間の性的 接触, 66% エイズ検査はあなたにも必要です。 不明, 11% ★早期発見・早期治療が大切です!★ 全国 HIVに感染した場合でも、早期に発見し適切な治療を続 けることで、エイズの発症を抑えることができます。診断時 に既にエイズを発症している割合が高いのは、早期発見・早 同性間の性的 接触, 34% 異性間の性的 接触, 50% 期治療の機会を逸していることを示しています。 不明, 16% ★感染拡大の防止★ HIVの感染はそのほとんどが性的接触によるものです。性 長野県 体験があれば誰でも感染している可能性があります。HIVに 感染してもすぐには自覚症状が現れないため、気が付かないま ま感染を広げてしまう場合もあります。自身の感染の有無を知 0% 20% 40% 60% 80% 全国では同性間の性的接触の割合が約 7 割であるのに対して、 長野県では異性間の性的接触の割合が約 5 割となっています。 100% ることは、大切なパートナーを守ることにつながります。
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