新品種・新技術活用型産地育成支援事業のうち 国産原材料供給力強化

[平成27年度予算の概要]
新品種・新技術活用型産地育成支援事業のうち
国産原材料供給力強化支援事業[継続]
【437(575)百万円の内数】
対策のポイント
加工・業務向けのサプライチェーンの構築に加えて、加工・業務用野菜の
生産を加速化するための新技術・機械化の導入等について支援します。
<背景/課題>
・加工・業務用需要について、国産ニーズが高い一方、国内産地が十分対応出来ていな
いことから、加工・業務用での輸入野菜の割合が増加しています。
・加工・業務用野菜は、家計消費用に比べて安価であることが多いため、再生産確保を
図るためには、新技術・機械化の導入による省力化・低コスト化が重要です。
政策目標
国産青果物の流通コストの低減又は加工・業務用仕向量の増加
<主な内容>
多様なニーズに対応した安定的な供給連鎖(サプライチェーン)の構築を支援します。
また、加工・業務用に適した品種の導入に必要な種苗や、機械化一貫体系の導入に取り
組むための自動収穫機の導入等に向けた取組を支援します。
補助率:定額、1/3
事業実施主体:協議会(農業者、流通業者等で構成)
《産地・生産者》
《中間事業者》
大玉
季節・天候などの影響
による供給量変動に対
し、緩衝機能を発揮
周年供給
A社
寒玉系
7~10月
5~7月
出
荷
○ 数量確保
○ ニーズに合った一次
処理加工
○ 産地指導
○ 新商品提案 等
周年供給
B社
カット
周年供給
C社
国産原材料の安定供給を実現
一つの産地では業者の
要望に対応するのは難
しいけど、間に入ってく
れる人がいると安心!
《食品製造業者》
11~4月
カロエワン
たまねぎ加工では上下を切り
落とすため、加工歩留まりの
高い縦長品種を育成。
キャベツ収穫機
農業新技術2013選定技術
収穫を手作業から機械化することに
より、大幅な省力化・軽労化を実現。
[お問い合わせ先:生産局園芸作物課
(03-3502-5958)]