Aloof GT-R35 Rear Over Fender kit Ver.01 取扱説明書 この度は、弊社の製品をお買い求め頂き、誠に有難うございます。 『取付説明書』には、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防ぎ、本製品を安全に取付・またはご使用 頂く為に、守って頂きたい事項を示しています。その表示とマークは次の様になっています。内容をよく読み、 理解したうえで取付作業を開始して下さい。本書の内容を厳守しないで発生した危害や損害につきましては、 弊社では一切の責任を負いません。 危険 この表示を遵守しないと人身事故が発生し、場合によっては、死亡の 可能性がある。 注意 この表示を遵守しないと製品自体の損傷及び、物質損害が発生する 可能性がある。 この表示を遵守しないと本製品の本来の性能を発揮できなかったり、 故障が発生する可能性がある。 参考 ◎商品到着後、すぐにご確認下さい。 この製品は下記の製品、部品、附属品が同包されています。不足または不良等の場合、お手数でも 商品到着後7日以内に、販売店もしくは弊社まで御連絡下さい。 尚、事前の御連絡がなく塗装・加工等された後でのクレーム及び返品は一切お受け出来ませんので 予めご了承頂きますようお願い申しあげます。 <製品構成> ■リアフェンダー L&R (アルミネット付) × 各 1 サイドスカートダクト (リア側) 固定用 ■サイドスカートダクト (リア側) L&R (アルミネット付) × 各 1 ■M4×12 タッピングビス ×6 本 ■リアバンパーカバー L&R × 各 1 ■M4×12 平ワッシャー ×12 枚 ■フューエルリッド ×1 ■M4×16 タッピングビス ×6 本 ■フューエルリッド用ブラケット ×1 ■5mm 厚スポンジテープ 230mm ×2 枚 ■リアフェンダーブラケット L&R × 各 1 リアバンパーカバー固定用 ■M4×16 タッピングビス ×8 本 リアフェンダーブラケット固定用 ■M4 リベット ×4 本 ■M4×12 平ワッシャー ×8 枚 ■M6×20 六角ボルト ×4 本 ■M6×16 平ワッシャー ×4 枚 ■M6 スプリングワッシャー ×4 枚 ◎安全にご使用頂く為に必ずお読み下さい。 危険 注意 参考 ◎本製品取付後、運転時に異音や不具合を感じた場合は、重大事故防止の為、直ちに運転を中止して下さい。 ◎本製品取付後、定期的に装着面の緩み、製品の異常の有無を確認して下さい。特に装着後(約100km程度)は、 緩みやすく脱落の危険が有りますので、こまめに点検を行って下さい。 ◎本製品はFRP製品です。事故などで破損した場合、不注意に触れると、とげ等により負傷する危険が有ります。 ◎FRP製品を塗装する際には特殊な溶剤を使用する為、専門知識と専用工具及び、専用塗料が必要ですので、 必ず専門店にて行って下さい。 ◎本製品は自動車メーカーが日本国内仕様として発売したノーマル車両への取付を基準に設計されています。 ノーマル車以外への取付もしくは、海外向け仕様車等で取付された場合、弊社では一切の責任を負いません。 ◎本製品の取付作業時には、必ず保護手袋を着用して下さい。手指を傷つけたり、負傷する恐れがあります。 ◎本製品の型取りは、新車にて行っております。お車の事故歴や経年変化等により、車体側の寸法が新車時より変化 している場合は、加工が必要な場合もございますので予めご了承下さい。 ◎本製品の全ての部分にベンジン、シンナー等の薬品類は使用しないで下さい。変質や破損の原因となります。 ◎本製品の塗装後、塗装面はキズがつきやすい為、お手入れには十分注意して下さい。 ◎本製品はグラスファイバー(FRP)で出来ています。衝撃により破損する場合が有りますので、十分注意して下さい。 ◎本製品塗装面のお手入れは、お車の外装と同じように定期的にワックス等を使用して下さい。その際、研磨剤入り のワックスは使用しないで下さい。使用すると、塗装面をキズ付ける可能性が有ります。 ◎本製品に泥等が付着した状態で長時間放置しますと、塗装面にムラやシミが発生する可能性が有りますので、 常に清潔な状態を保つ様心掛けて下さい。 株式会社アブフラッグ 〒412-0046 静岡県御殿場市保土沢1157-102 Tel. 0550-98-8321 Fax. 0550-88-0337 E-Mail : [email protected] 準備作業および概要説明 ○取付け準備 本製品を装着するにあたり、 純正のボルトやナット等を使用する箇所が多数ある場合がありますので 純正部品を外した際のボルトやナットを分類し、 利用しやすいようにして下さい。 また、 装着作業にはリフトまたはウマ等を利用して、 2人以上で作業されることをお奨め致します。 注意 *リフトまたはウマ等における車輛の固定は、 安全に十分配慮して下さい。 *サーキット走行を行う場合は、 脱落防止のため取付箇所の補強をお奨めします。 (例 : 接面のコーキングまたは両面テープ補強、 タッピングビス部のボルト ・ ナット交換等) 注意 : Abflug 製 Side skirt 対応品 ※その他の製品が装着されている場合は加工等が必要になります。 注意 : リアバンパーカバーは Abflug 製リアバンパー及びノーマルバンパーにも対応します。 ① ※その他の製品が装着されている場合は加工等が必要になります。 車両にオーバーフェンダー、 リアバンパーカバー、 サイドスカートカバー (リア、 フロント) を 合わせ取り付け位置の確認をします。 オーバーフェンダー ② サイドスカートダクト (リア) 純正リアフェンダーを画像の寸法を参考にマーキングして下さい。 90mm 80mm 40mm ③ 純正リアフェンダーをカットしますので、 鉄粉がボディーに付かない様にカバー等で保護して 下さい。 ④ 純正リアフェンダーをイラストの様にカットします。 注意 : 表と裏の両方をカットしない様に注意して下さい。 純正リアフェンダー 純正インナー側フェンダー カット部分 参考 : イラストのカット寸法は、 車両の車高の状態やサスペンションストローク量、 またタイヤ外径&ホイールサイズ (オフセット量) でも変わってきますので、 実走行時のタイヤのストロークに見合った量のフェンダーの切り上げて下さい。 走行時にタイヤが干渉しない様、 適切なホイールハウスのクリアランスを確保して下さい。 ⑤ 表側のカット面に沿う様に、 裏側 (ハウス内インナー側フェンダー) の 鉄板を曲げてカット面と接地する様にして下さい。 純正リアフェンダー 純正インナー側フェンダー 自然な形で曲げます 参考 : 切り込みを入れ帯状にしながら曲げるか、 ハンマー等で叩きながら全体的に曲げるかなどの作業方法で行って下さい。 ⑥ カット面と裏側の鉄板が接地している部分に、 溶接をして下さい。 純正リアフェンダー 溶接します 純正インナー側フェンダー 注意 : 端から端に向かい溶接しますと、 ボディー面が歪みますので 冷ましながら対角に溶接して繋げて下さい。 ⑦ 外側に出た鉄板をカットします。 純正リアフェンダー カット 純正インナー側フェンダー 若干、 耳を残します 注意 : 溶接した部分の根本でカットしてしまうと、 溶接部分も切ってしまう可能性があります ので若干残す様にカットします。 ⑧ 溶接した部分や鉄板の地肌が出ている部分に 「サビ止め剤」 を塗布し防錆処理をして下さい。 ※サビ止め剤は付属されておりませんので、 各自ご用意下さい。 ⑨ 乾燥しましたら 「チッピングコート」 を塗り加工した部分に、 吹き付けます。 雨水や泥水をタイヤが巻き上げますので、 しっかり処理しておきます。 ※チッピングコートは付属されておりませんので、 各自ご用意下さい。 ⑩ オーバーフェンダーを車両に合わせ 「サイドスカートダクトリア側※フロント側も同時に確認」 「リアバンパーカバー」 の位置確認をします。 サイドスカートダクト ※給油口側は給油口の位置も確認します。 リアオーバーフェンダー 車両側 リアフェンダーブラケット M4×16 タッピングビス M6×16 平ワッシャー M6 スプリングワッシャー M6×20 六角ボルト M4×12 平ワッシャー リアバンパーカバー サイドスカートダクト M4×12 平ワッシャー M4×12 平ワッシャー M4×16 タッピングビス M4×16 タッピングビス 5mm 厚スポンジテープ 230mm ○印の部分は製品側に穴が開いていますので 製品を仮合わせした状態で穴開けをし、 付属の タッピング等で固定してください。 M4×12 平ワッシャー ○印の穴は製品には開いていません。 製品取り付け時にボディ側から製品を 当てた状態で穴開けをし、 付属のタッピング等 を使用し固定してください。 M4×12 タッピングビス 注意!!!!! : 固定の為の添付品構成について、 説明されておりますが、 この段階では まだ本固定しないで下さい。 後半の項目に従い本固定して下さい。 ※!!!!! : 下側の取り付け穴を開ける際、 上面にドリルが貫通しない様に注意して下さい。 ⑪ オーバーフェンダーをタッピングビス等で 「仮固定」 します。 注意 : 製品には、 仮固定用の穴やマーキングはありませんので、 適切な場所と適切な数で 仮固定して下さい。 ※タッピングビスは付属されておりませんので、 各自ご用意下さい。 ⑫ 仮固定出来ましたら、 付属のリアフェンダーブラケットをリアフェンダーとのクリアランスを確認し 固定位置を決めます。 一度オーバーフェンダーを外し、 エポキシ系の接着剤などを塗布し付属のリベット or タッピング ビス等でボディー側に固定します。 オーバーフェンダー ノーマルフェンダー リアフェンダー ブラケット 接着剤 リベット ※接着剤、 リベット、 タッピングビスは付属されておりませんので、 各自ご用意下さい。 (当社推奨接着剤 3M(TM) オートミックス (TM) パネルボンド 8115) ⑬ リアフェンダーブラケットが固定されましたら、 再度リアオーバーフェンダーを仮組みし、 当社製リアバンパーも画像の様にカットします。 ※ ノーマルの固定部もカットしてしまう部分がありますが、 タイヤの干渉を避ける為に必要に なります。 この部分をカットします。 この部分は使用しないので外します。 ※純正アンダーパネルも底面で固定されるのでバンパーの固定には問題ありません。 ⑭ 当社製リアバンパーにリアバンパーカバーをフェンダーアーチに合わせ、 付属の添付品を 使用し仮固定します。 ⑮ Abflug 製サイドスカートの上にサイドスカートダクト (リア側) を被せ、 位置に問題の無い事 を確認したら、 付属の添付を使用し仮固定します。 ⑯ リアフェンダーの仮取り付けが済みましたら、 給油口の再利用と加工になります。 まず車両から給油口のヒンジを外し、 画像の様に純正リアフェンダーをカットします。 (当社リアフェンダー側に給油口を移設しますので、 ヒンジ可動時の逃げになります。) 外します。 カットします。 リアフェンダーの表とホイールハウス側の裏側も多少切る位のカット量で、 クリアランス的には 適度なカット量です。 ⑰ カットが済みましたら、 サビ止め処理を施します。 ※貫通してしまいましたら、 溶接で塞ぐかパネルボンド等で埋めます。 ⑱ 次に当社リアフェンダーと付属のフューエルリッド用ブラケットをホットボンドなどで 仮取り付けします。 ⑲ 純正の給油口を画像の様にカットし、 ヒンジ側、 ロック側に分けます。 ロック側 ヒンジ側 カット ⑳ カットが済みましたら、 当社フュエールリッドにリアフェンダーとの形状を確認しながら、 「ヒンジ部分」 「ストッパー部分」 をホットボンドなどで仮固定します。 ヒンジ側 ロック側 ㉑ 全て仮固定されましたら、 開閉に対して下記の確認を行います。 ①リアフェンダーとフュエールリッドの 形状が合っている ②フュエールリッド外周のクリアランスが一定になっている ③フューエルリッドを最大に開いた際に、 リアフェンダー側に接触しないか ④ストッパーが正しく効いていて、 ロックアンロックに支障がないか ⑤洗車や雨天に水が抜けるよう、 画像の 位置辺りに排水の穴も開けて下さい。 「①、②」 はセット位置の問題ですので、 適正な位置にセットし直して調整して下さい。 「③」 はフューエルリッド用ブラケットの位置が関係してきますが、 当社リアフェンダーの FRP の凹凸により個々で違いが御座います。 FRP 側の削り調整は、 やり削り過ぎると製品厚が薄くなり過ぎ、 強度不足になりますので、 フューエルリッド用ブラケットの曲げ調整や削り調整をメインに行って下さい。 「④」 は①②③が正しい位置になってから最後に調整します。 ㉒ 取り付け位置や開閉動作に問題が無い事が確認出来ましたら、 フューエルリッド用ブラケット をエポキシ系接着剤や FRP で貼りみ確実に固定します。 注意 : 固定位置がズレないように、 慎重に固定して下さい。 ㉓ 当社のフューエルリッドにも同様の方法で、 確実に固定します。 注意 : 固定位置がズレないように、 慎重に固定して下さい。 ㉔ リアフェンダーの接着を行います。 本製品の裏側の外周に接着剤を充分な量を塗布します。 (当社推奨接着剤 3M(TM) オートミックス (TM) パネルボンド 8115) オーバーフェンダー裏面 接着剤 ※給油口側は給油口の端面にも塗布します。 塗布が済みましたら、 手順⑪と同様に仮固定用のビスで固定し硬化するまで放置します。 ※余分にはみ出ている接着剤は、 ヘラなどであらかじめ形を平滑にしておくと、 後の作業の 負担が減ります。 ㉕ 接着剤が完全硬化しましたら、 ポリパテ等で純正ボディーパネルと当社リアフェンダーの 「面」 を成形し繋げていきます。 ㉖ 「面」 が繋がりましたら、 FRP の面も成形し整えます。 上記が済みましたら、 下地処理、 下塗り (サフェーサー)、 ボディー色塗装を行って下さい。 ㉗ 塗装まで完了しましたら、 全てのパーツ組み付けて下さい。 ※ダクトに付いてありますアルミネットは、 お好みによりブラックアウトして下さい。 ㉘ リアフェンダーのホイールハウス内のインナーフェンダーがノーマルでは幅が不足していますので 曲がる程度の厚みがある市販の 「ポリプロピレン板」 等を各自でご用意し、 延長処理&リベット 等で固定します。 延長するにあたって、 形状の凹凸が大きい部分はカットし、 なるべくフラットな形状で延長する 方法が作業しやすいです。 延長部分 延長部分 外側への固定は市販のアングルステー等を使用し、 接着剤などで取り付け箇所を設置して 下さい。 そこにインナーフェンダーを脱着可能な固定方法 (タッピングビス、 アングルステー側へのインサートナット化&ボルト止めにて取り付けして下さい。 ※ステー等は付属しません。 アングルステー FRP に固定 オーバーフェンダー FRP 抜け止めの折り返し ノーマルフェンダー アングルステー ノーマル エポキシ系接着剤 インナーフェンダー リベット固定の場合 裏側に抜け止め対策の ボルト or ビス ワッシャーを入れ固定します インサートナット ボルト固定の場合 裏側に手が入らないので アングルステー側に インサートナット処理をします。 オーバー 抜け止めの接着剤 フェンダー 巻き込み穴 ㉙ 全てのパーツを組み付けましたら、 作業は完了になります。 備考欄 この度は、弊社 の製品をお買い求め頂き、誠に有難うございます。 株式会社アブフラッグ
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