T-ACT ボランティア活動報告書 ■合唱コンクールのための合唱指導サポート(20140022V) 受入団体名:茨城県県南生涯学習センター(12001G) 活動内容 小さな学校のため、音楽の専門の先生がいない阿見町立実穀小学校における、合唱コンクールに向けた、合 唱指導のサポートボランティア。対象は 4~6 年生の 54 名。指導サポート内容は、以下の通り。 ①9 月前半:発生練習 ②9 月後半:発表曲の練習 ③10 月前半:最終確認 活動期間 平成 26 年 9 月 4 日~10 月 16 日 参加学生 T-ACT ボランティア:9 名(筑波大学混声合唱団) 9/4:5 名、9/16:7 名、9/24:4 名、10/8:3 名、10/16(合唱祭当日):4 名 活動報告 ●受入団体担当者(郷州小学校担当教員より) 合唱指導の専門的な歌の指導をしてくれたことが、音楽専門の教師がいない実穀小にとって一番ありがた かった。強弱のつけ方、表現の仕方など細かいポイント、指揮者の指導など、積極的に行ってくれた。音楽 会では学生の皆さんに教えてもらったことを発表する事ができた。来年度も是非 SF(スクールフェロー)の 制度を活用したい。 ●学生参加者:今枝 拓己(知識情報・図書館学類 3 年、筑波大学混声合唱団) 活動の成果 今回のボランティアは阿見町立実穀小学校における合唱指導でした。全 4 回、小学校に行って一回につき 2 コマ分指導を行いました。始めはもじもじして歌えなかった小学生たちが、段々と自信を持って歌い始め、 本番では堂々と歌っている姿は指導した側でありながら胸を打つ光景でした。 今後の課題 合唱の指導はあいまいで抽象的な表現が多いです。これをいかに小学生に伝えるかということが大変でし た。これは小学生に関わらず、一般の合唱未経験者に対しても言える課題かと思います。また小学生の扱い 方というのは、先生たちから学ぶ点が多かったです。様子を見て、適切に休憩をはさみ集中力を途切れない ような練習を組み立てるのは、大学生相手でも同じことです。全体を通して、小学生への指導から自分たち の合唱練習の課題が見えてきたと思います。 ※この活動は「STUDENTS 1 月号」に掲載
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