県議会レポート 繋ぐ 2012夏号 PDF / 2.2MB

こうじ
あなたの意見を
活動報告 繋ぎます。
菅原こうじ県議会レポート
つな
2012.夏号
ごあいさつ
つな
▲
こうじ
秋田県議会議員 菅原広二
事務所移転しました。
「地産地消推進店との意見交換会」に参加
この度、皆さんの意見を広くお聞きしたいと
思い、
皆さんがいつでも気軽にお立ち寄り頂
ける憩いの場
〔菅原こうじ後援会事務所〕
を、
男鹿市船川地区に開設致しました。
男鹿の中心地、
市役所のすぐ近くです。
事務所の開設が「地域の活性化につながれ
ば!」
との思いもあります。
みなさん一人一人の智慧を働かせて頂き、
こ
の事務所から、
明るく・前向きなパワーが生ま
れる事を期待いたします。
「一人の百歩より、
百人の一歩」
です。
開設につきましては、
皆様へのお知らせが遅
れましたことを改めてお詫び申し上げます。
男鹿市役所
▲
男鹿市内の地産地消推進店との意見交換に参加。
(この他、
市が主催の色んな産業団体との意見
交換会にも参加しました。
)
至秋田
「地産地消推進店との意見交換会」など、
男鹿市が主催する事業にも
頻繁に参加させて頂いております。
直接市民の方々のご意見をお聞き
し、
勉強を深め県政に反映したいと思います。
県では、
今年度から「県
市町村みらい協働プラン」を実施しております。
これは県が予算を出
し、
市と県の為になる事業を、
従来の枠組みにとらわれずに、
協働で
やって行こうという事業です。
この事業だけでなく、
男鹿の主要産業である「観光」をはじめ、
多くの
事業が県との連携なくしては
できません。
県内でも男鹿は、
最も活性化の可能性が高い
地域です。
「男鹿市がよくなれ
ば、
秋田県が良くなる」との思
いで、
県に繋いでいきます。
男鹿市建設業
協会
渡部
接骨院
諸井ホテル
伊藤
ビル
小杉
商店
男鹿駅
日本海メロンマラソンに参加して
8月2日、
第26回日本海メロンマラソンに参加しました。
26回も続いて
いると、
若美地域の人達の「優しさ・思いやり
(利他)
のマラソン文化」と
なっています。
毎年参加者が
増え、
今年は約3,700名もの
ランナーが、
若美地区の皆さ
んのおもてなしの「利他の風」
が吹く中を走りました。
特別参
加の川内優輝選手は明るい
好青年で大変刺激を受けま
した。
▲日本海メロンマラソン
(連続10回出場)
り た
「利他」とは
自分よりも他人の利益を大事にすること。
自己犠牲の精神。
献身的。
自分よりまず他人を大切にすること、
そのことが、
人生の最大の喜びであると思っています。
菅原こうじ
後援会
(男鹿駅より徒歩3分)
夏井
家具店
菅原こうじ撮影(「船越海岸から男鹿の山々を望む」)
「先祖の話」
北都銀行
平日 10時∼16時
(通常:土日祝日は休み)
※急用の方は
0185-25-2222(株)寒風まで
ご連絡ください。
つな
菅原こうじ
後援会事務所
〒010-0511
秋田県男鹿市船川港船川字元浜町193-2
tel 0185-27-8401
fax 0 185-27 -8402
[email protected]
http://sugawara-koji.jp/
秋田県議会議員
菅原 こうじ
写真は、船越海岸から望む男鹿の山々です。私の好きな男鹿の景観の一
つです。私達の先祖は、仏教伝来以前から「山には神がおり、死ねば仏にな
る」と考えていました。先祖は、遠くから男鹿の山々を拝み、時には直接巡礼
を行ったものと思われます。
そして死後、先祖の魂は「遠くへは行かず、
いつ
も私たち子孫の身近にいて、
あの世とこの世を頻繁に行き来している」のだ
そうです。
これは、
私が子供の頃に聞いた「ナマハゲは山からいつも私たちを
みている」という話と同じです。
「先祖を大切にすることによって、先祖は私たち子孫に幸せをもたらしてく
れる」そうです。
お盆にあたり、「先祖に恥じない、良い生き方をしたい」と思う
日でした。
つな
被害状況を漁業関係者から、県・市の関係者
等と直接聞きました。
あまりの被害の大きさに
驚きました。現在、男鹿の漁業再生に県と市が
協働で動いているところです。
子供と未来を繋ぐ、
市と県を繋ぐ、
人と人とを繋ぐ
4日被害状況を視察しました。
男鹿市長と共に何度も、
県に陳情に行きました。
また、
県と市の担当
職員達と共に農業・漁業被
害者達を訪問し善後策を協
議しました。
県と市の協働で、
スピーディに被害者支援に
対応しております。
男鹿を繋ぐ
つな
4月3・4日の爆弾低気圧の対応について
県議会議員になって、1年4ヶ月がたちました。「初心、忘るべからず」、常に、「県議会議員の
選挙に出る」と、決心した時の「男鹿を元気にしたい!」という熱い想いと、謙虚な気持ちを
持って、事に当たって行きたいものです。
また、「人生の大きな喜びの一つは、他の人を喜ばせることである。
その人が喜ぶ姿を見て、
自分が楽しくなる」との言葉があります。個人的な喜びよりも、他の多くの人達を喜ばせる事の
方が影響が大きく、
そして個人の喜びに帰ってきます。
これは「利他の心」でもあります。
「こう言うモノに、私はなりたい…」と頑張ります。皆様方のご指導ご支援が一番の力ですの
で、
どうか宜しくお願いいたします。
男鹿市の発展が、秋田県の発展へと繋がる。こうじの一般質問概要です。 (平成24年 6月定例会)
がい よう
「秋田県の漁業の進むべき方向」について
Question
◎本県の漁業の将来像について
Question
◎「男鹿海洋高校へのビジネス
コースの設置」について
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人間らしく生きる、豊かな発想の原点は地方にありま
す。その地方の原点は農山漁村であります。「あんべいい」
農山漁村を後世に残していく使命が私たちにはありま
す。
そこで、本県の農林水産業の今後の展開について、特
に漁業に絞って何点か提案させて頂きます。
第一に、
「漁業の振興プラン」をつくる事が肝心ではな
いでしょうか。県庁内だけでなく、
市町村や地域の漁業な
ども含めた横断的な取組を行い、
地域ごとに対策を立て、
何に重点を置くか検討する事が必要であります。
第二に、このプランに基づき、各地域で漁業生産の柱
となる基盤づくりをする事が必要ではないでしょうか。
漁港ごとに目玉をつくり、具体の方策を講ずるべきでは
ないでしょうか。
第三に、若者が就業しやすいように希望の持てる漁業
にしたいものであります。これからの漁業は、農業・林業と
の兼業を考えなければなりません。ついては、農業・林業
と兼業することでの具体的な年間所得確保のプランが、
欲しいものであります。従来は、漁港のハード整備に力点
があり、他の産業との連携や、養殖などでの多角化で漁
業の活性化を図る「漁業経済」的な視点からの取組が、弱
かったかもしれません。
男鹿海洋高校にビジネスコースを設置し、次代を担
う若者に、魚を獲り、育てる漁業から、加工・販売、観光
まで、6次産業化の取組について学び、具体的に実践し
てもらうというのはいかがでしょうか。
そして何よりも地域の人達に「私達も頑張ろう」とい
う元気が広がる起爆剤になると思われます。
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【知事答弁】
地元と十分に協議をし、海域や主要漁港等の特性を活
かした、多方面からの漁業振興策を積極的に推進していく
ことが大切であると認識しております。
Question
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【教育長答弁】
水産科において、
新たに商業科目「広告と販売促進」等
も学べるようにし、また、普通科では、新たにビジネス
コースを設置し、
「ビジネス基礎」や「商品開発」等の商業科
目を重点的に学べるようにしたいと考えております。
こうした実践的な教育活動を通して、
地域に様々な提案
を行い、
男鹿の活性化や本県水産業の振興に貢献できる学
校を目指
してまい
ります。
男鹿海洋高校
商品開発、
流通を
学ぶ為の
Question
設置へ大きく前進
致しました。
(秋田魁新報記事より)
国道101号、
男鹿市男鹿中浜間口地区の道路改良につい
てであります。
浜間口地区には1車線分の幅員しか確保できない区
間が何カ所かあります。このわずかな区間が男鹿周遊
のネックになっているのです。この区間が改良される
と、男鹿から県南・県北へと繋がるルートが、10分以上
も短縮されます。男鹿を経由しての観光客が増加する
と思われます。
◎「あきたびじょん」の
活用と周知について
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老人から子供まで、全ての県民が郷土秋田を誇りに思
い、愛する心を深めていく。
そのことによって県民は誰でも、
訪れる人々に郷土秋田のよさを説明でき、温かくもてなし、
受け入れる事が出来るようになります。
そのためには、県民
にこの「あきたびじょん」
の意味を良く説明し、全県の市町
村をも巻き込んだ県民運動にすべきと思います。
「 我々県
民も何かやる!」
という気運を巻き起こし、県民自らが行
動する
「県民力」
を期待したいものであります。
「あきたびじょん」のロゴマークを、学校や市町村で積極
的に活用してもらうよう、働きかけてはいかがでしょうか。
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【知事答弁】
秋田の具体的な魅力を掘り下げて、
そこに携わる県民にス
ポットライトを当てたマガジンや動画を制作し、
県内外に発信
することにしており、
それらを学校でのふるさと教育やキャリア
教育のほか、
各地域の様々な活動でも活用してもらいたいと
考えております。
県民自身が「秋田の魅力」
を再認識し、
自信と
誇りを持てるような取組を行ってまいります。
県民自らが広報マ
ンとなっていただき、
秋田の良さをアピールしていく気運を高め
てまいります。
【知事答弁】
心のこもった思いやりのある「あいさつ」はおもてな
しの実践として、
社会全体の人間関係を豊かにし、
地域
の結束力を高めるなど、
「秋田のイメージアップ」の基本
となるものであり、
一度来県された方々に、
二度、
三度と
訪れてもらえるよう、
「おもてなし秋田」の発信に一層努
めてまいります。
今後も、
全庁を挙げた「朝礼」「朝コミ」の取組を徹底す
るとともに、
「あいさつ強化月間」を設け、
私自らが先頭
に立って、
県民、
民間、
市町村等との協働による「あいさ
つ運動」を県内各地で展開してまいります。
Question
◎「県庁の朝礼の
完全実施と普及について
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この朝礼は、
1年ちょっと前に始まったそうで、
「 出勤時
に、県庁職員同士がお互いに挨拶も交わさない。笑顔もな
く暗い表情である。遅刻者が多い」
との指摘を受け、朝礼
を導入することにより、改善を図っているようであります。
これらの指摘の対象になる県職員は、極一部なのでしょ
う。
しかし
「100−1=99でなく0である」
という話がありま
す。
これは「一つでも対応の悪いことがあると、お客からの
評価は0になってしまう」
と言う事であります。
どんなに大きな組織でも、
そのうちの極一部の人の行為
で全体を評価され、
ほんのちょっとしたことで信頼を失って
しまう。良いことはやって当り前で、悪いことはすぐ目立つ
《我々の代表》
であることを誇りに思う。
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傍聴いただきました方々に感謝申し上げます。
ものです。それは、県外から見れば「秋田の県民性」と
言う事で見られる事になります。
私は、県庁職員が朝礼を実施し、自己革新を図る効
果は絶大であると思います。
「明るい笑顔の挨拶・元気
なハイ」の実践は、県民への即効的な影響も大きいも
のがあるからです。また、朝礼の実施によって、「報告・
連絡・相談」の徹底が図られ、縦割りの考えから抜け出
し「オール県庁」
「 官民一体」の行動にも繋がっていく
ことでしょう。
この良い取組を、
市町村やまだ行っていない民間企業な
どに波及させるため、
県庁で行っている朝礼の模様を広く伝
えるなどにより、
県民に「明るい前向きな姿勢」で事に向かう
意識を高めていく運動をおこなってはいかがでしょうか。
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[ビジネスコース]
男鹿市浜間口地区の
道路改良について
【知事答弁】
浜間口地区につきましては、
人家密集地内に幅員が狭
い区間や急カーブなどがあることから、
道路整備の必要性
を認識しており、
現在、
調査を進めているところであります。
「秋田県のキャッチコピーと理念について
6月の県会で、菅原県議の一般質問を傍聴
して、県議の政治姿勢は、立候補したときと
全く変わらぬ愚直なまでに初志貫徹の心を
持って、言動を守っていることをしみじみ感
じました。政治はみんなで知恵を出し、汗を
流して地域のため、県のため働くのが使命で
あるとの言動をはっきりと貫いていること
地元と県を繋ぐことを愚直に
湊 光広様 を感じました。
守り実行していることに満足しています。
地域行政の責任者とよく意思疎通をはかり、県と市が豊かな
地域の発展づくりに貢献してこそ、県の発展になり豊かな県と
なるのである。県議のこのような初志貫徹の心が、さすが我々の
代表であると誇りに思っています。
全庁を挙げて
朝礼の徹底を提案。
[良い組織づくり]
の第一歩!
(秋田魁新報記事より)
《広二さんの思いのこもった言葉》
に共感
三浦 貴子様
広二さんの一般質問の傍聴に参加して、秋
田の現状を少し垣間見る事ができたとおも
います。
普段は、県政の話題も新聞紙面上の文章で
しか知らず、さらりと読み流してしまいがち
でした。目の前で繰り広げられる言葉のやり
取りには、やはり広二さんの思いのこもった
言葉が多く、それを願う人々の声まで聞こえ
てきそうな空気感がその場に満ちている様
な気がしました。
私は、政治とは縁の遠いところで生活している専業主婦です
が、一人の秋田県民、男鹿市民として、共感させていただく事が
出来ました。