Hamada Alive No31

 Hamada Alive
No.31
http://hamadaalive.blog.fc2.com/ 日
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28
薄明始
日の出
日の入
薄明終
トピック浜田
昨年『平成26年度優れた「地域による学校支援活動」推進に
かかる文部科学大臣表彰』という長い名前の表彰を受けた国府
公民館で、来る3月1日(土)、芸能文化祭が開催されます。
小さな子どもたちから高齢の方まで地域で活躍するみなさんの
発表会です。手話コーラス、落語、手作り楽器演奏、歌謡
ショーなど、盛りだくさん。ロビーでの飲食販売もあります。
時間は午前9時~午後2時まで。☎28-1270 国府公民館
あれやこれや
February
2月1日
5:44
7:10
17:39
19:06
2月28日
5:19
6:43
18:05
19:29
白黒寫眞館
2
0
冬
0
の
9
ウ
ミ
年
原
ネ
2
井
コ
月
町
日見たよ。おじさんがパンくずあげてたから、すぐ眼の前で見
浜田に白鳥が来た! そのニュースを聞いたのは1月の中旬。
たよ。わあ、まだいるんだ。人の与えるエサを食べるってこと
その3日後、いるのかな、白鳥? かつての海岸沿い国道9号線
は、人から食べ物をもらうことを知っているということか。そ
を西に向かって走り、長浜小学校の正門の前で右折し、円通寺
してまた1週間後。まだいるかなと車を長浜に向かって走らせ
の防波堤沿いを走る。どこにいるのか。車を西に進め、右手に
る。サンマリンを通過し、福井の港を過ぎようとしたとき、港
巡視船いわみを見、港湾沿いを大島の波止の方へ向かって走
の奥の方に白いかたまりが。あれっ? 車をUターン。戻ってき
る。途中右に曲がり、海上保安庁の建物の下を通り、巡視船あ
て車を止めると、いる。5羽。白鳥だけではなく、望遠レンズ
さまが停泊しているところまで走るが、白鳥の姿は確認でき
装着のカメラを構えたご年配のカップルも。道路際からしばら
ず、ああもうどこかへ行ってしまったのかなと、あきらめなが
く白鳥を眺めていたら、すぐそばの空き地に車が止まり、また
ら来た道をもどっていたら、今度は左手に見えるあさまのすぐ
新たなご年配のカップルが降車。白鳥のいる水辺に向かって躊
わきに、白い発砲スチロールのかたまりのような大きなゴミ、
躇なく歩み寄っていくご婦人の手には食パン。コブハクチョウ
動いている。あれ? もしかして、そう、白い大きなかたまり
はご婦人めがけて一直線に泳いでいく。わあ~もう餌付けされ
は白鳥! ニュースが報じていたように5羽の白鳥がいる。さ
てる。コブハクチョウを双眼鏡で覗くと体は純白ではなく、と
て、白鳥、白鳥、というけれど、日本で自然のなかで見ること
ころどころに褐色の羽が混じる。まだ成鳥になりきれていない
ができる白鳥は、黄色いクチバシのオオハクチョウ、コハク
のだろうか。さて、5羽のコブハクチョウはいつ浜田を飛び立
チョウ、ピンクのクチバシのコブハクチョウ。長浜にきたのは
つのか。
クチバシの色がピンクのコブハクチョウ。そしてまた3日後、
M50記
知り合いの小学生に、白鳥がいるの知ってる? と聞くと、今
わからんことば
英語はまだ
しまつにせんにゃあ。とお年寄りがいいます。しまつにす
It's bitter cold.
る。節約、倹約すること。使われる頻度が少なくなった昔から
さぶーっ。
イッツビターコウルド
の古い言葉は方言と思われること多いですが「始末」を辞書で
引くと、後ろのほうに倹約の意が出てきます。そがーにばー
It's freezing.
ばー水をながさんこうに、しまつにせんにゃー!
ガチゴチ・・(凍るほど寒い)
イッツフリージング
Hamada Alive
No.31
http://hamadaalive.blog.fc2.com/ 空と海からの贈り物
とりとりどこどこ
びいびいいたいた
鳥を観察するようになって、ノスリを見たのは今回が2度目
もう何年も前のこと、元漁師さんからバンジロがあるけ~
です。1度目は一昨年の秋、三階山のふもとの長見町で。山中
持って帰りんさいと、何も知らず、バンジロなる魚をもらって
ですが人家と畑のある少し開けた谷に立つ電柱のてっぺんに止
帰ったことがあります。見た目は鯛です。教わった通り塩焼き
まっていました。一見トビのようですが、トビにしては小さい
にして食べました。その後、バンジロはレンコダイ(連子鯛)
し、首の下が白いのです。なんだ? 写真を撮って家に帰って
と呼ばれていることを知り、島根県は連子鯛の産地であること
図鑑を開き、ノスリであることを確認しました。そしてつい先
を知り、浜田ではその干物が開きであったり、丸干しであった
日、後野町の山の中、山の中とはいえ、車の走れる道を通って
り、たくさん作られ、それはなかなかの高級食材であるらしい
いました。高い木に大きな鳥が止まっています。トビではあり
ことも知り。へえ~、島根県の連子鯛は有名なのかなと思って
ません。道の左手は谷で、水がちょろちょろ流れています。両
いたら、連子鯛という呼び名が本当の名前ではないと知りびっ
側は山。乾いた明るいヤブです。鳥は羽を広げて谷の反対側の
くり。本名はキダイ。体のあちこちに黄色い部分があるのでキ
枝に飛び移りました。しばらくするとまた元の位置に。飛んで
ダイ。そしてもっと驚いたのは折詰の引き出物などに入ってい
いるところを仰ぎ見ると、トビならば羽全体が茶色く、両羽の
る鯛はマダイではなく、このキダイの場合が多いということ。
先に白い班があり、逆にノスリは全体に白っぽく、両羽の先に
マダイとキダイ、魚を見慣れていないと、区別するのはむずか
黒い斑があります。ノスリはタカ目、タカ科。日本では北の方
しいかも。飯代と書いてバンジロと読むキダイ。米の飯は高価
で繁殖し、秋冬には低地、暖地にもやってきます。
だから安いキダイを飯の代わりに食べたという話もあります。
!?これもありかな?!
みんなの作品
広告の紙でかもめ
小5おっくん
村
々
の
天
を
駆
け
ゆ
く
高
速
風 路
の
子
こ
こ
ま
で
と
雪
の
峠
の
別
れ
禿 か
な
坊
パイナップルを丸ごといただき
ました。まわりの固い皮を包丁で
落とし、ひと口サイズに切って冷
凍、食べようと思う半日くらい前
に冷蔵庫で解凍。果肉は黄色が濃
くなり、果汁も出ています。冷凍
の効果で果肉も果汁もとても甘く
なります。予想以上のおいしさに
びっくりします。
編集後記
冬は木々の葉が落ち、野鳥の観察がしやすく、海や川にも冬
鳥が渡ってくるのでいとまがありません。おまけに今年は白鳥
までやってきて。さて、桜の季節がすぐそこですが、美しい桜
お持ちしています!
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の敵は小鳥です。桜の芽は冬の小鳥の美味しいご飯だったりし
ます。うーん、鳥も見たいが、桜も見たい。春よ来い。
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編集人:眞野 久美
写真 他:海老 俊幸