速報 山口県教職員団体連合会 平成 27 年2月 10 日 退職手当の改正に関する交渉 最終回答 ・退職手当の調整月額を引き上げ改定! 県教委からは、平成 27 年度から「給与制度の総合的見直し」により給料月額が引き下げられるた め、退職手当額も大幅に減額となります。この減額分を補うため「調整月額を引き上げる」提示が出 されました。 これを受けて、県教連は1月 30 日(金)、県教委と退職手当の改正に関する交渉を行いました。 最終回答は次の通りです。 ○ 平成 27 年4月1日より、第1号区分から第7号区分までの調整月額を、下記の通り改定す る。 区分 改正前 改正後 第1号 50,000 円 65,000 円 第2号 45,850 円 59,550 円 第3号 41,700 円 54,150 円 第4号 33,350 円 43,350 円 第5号 25,000 円 32,500 円 第6号 20,850 円 27,100 円 第7号 16,700 円 21,700 円 ○ 第7号区分については、勤続期間が 24 年以下の退職者に対しても調整額を支給するものと する。 【課長努力事項】 ※ 「退職手当の調整額の区分」については引き続き研究し、今後も意見を聞いてまいりたい。 ※ 再任用等、高齢期の雇用問題については今後も意見を聞いてまいりたい。 退職手当については、支給率の引き下げが平成 25 年度から平成 27 年度の3年間にわたって行われ ており、更に「給与制度の総合的見直し」により退職手当額算出の基本となる給料月額が引き下げら れます。今回の改正により退職手当が増額となり、平成 27 年度末の退職手当額(税金等を除く)は 下表のように試算されます。 【該当者:教諭(義務制学校) 、定年退職、勤続期間 35 年】 改正なし 改正あり 給料表の額(149 号給) 410,400 円 410,400 円 調整月額(第6号) 20,850 円 27,100 円 退職手当額 約 22,400,000 円 約 22,800,000 円 交渉では、さらなる充実を求めたところですが、今回の引き上げを評価し交渉を収束しました。 県教連では、今後も引き続き、高齢層の教職員のモチベーションの維持・向上させることで、学校 現場全体に良い影響を与えることのできる施策を講じるよう求めていきます。
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