施工説明書 DO-060 この説明書をよくお読みの上、正しく施工してください。 2穴型シングルレバーキッチン用混合栓 + キッチン用ハンドシャワー(収納式/吊り式) 製品梱包は 2箱 です 混合栓 ハンドシャワー ( 吊り式 ) 混合栓 ハンドシャワー ( 収納式 ) 注意 この説明書はキッチン用混合栓の取り付けおよび、ハンドシャワーの取り付けに使用します。 両製品の取り付けが完了するまで、なくしたり捨てたりすることのないようご注意ください。 1 製品の組み合わせについて 製品外箱の品番ラベルを参照し、混合栓とハンドシャワーが各1つあることを確認してください。 1.品番の確認 混合栓の 品番 + 32.800.625.XX ハンドシャワーの 品番 収納式 32.815.625.XX 吊り式 27.714.970.XX 27.718.970.XX 27.719.970.XX 27.720.970.XX 27.780.970.XX 27.781.970.XX 27.784.970.XX 27.789.970.XX 2.外観図 27.714.970.XX 32.800.625.XX 32.815.625.XX 取付開口:φ32 取付厚:最大35 27.789.970.XX 2 取付開口:φ32 取付厚:最大35 27.718.970.XX 27.720.970.XX 27.719.970.XX 取付開口:φ32 取付厚:最大35 27.784.970.XX 取付開口:φ32 取付厚:最大35 取付開口:φ32 取付厚:最大45 27.780.970.XX 取付開口:φ32 取付厚:最大35 取付開口:φ32 取付厚:最大35 27.781.970.XX 取付開口:φ32 取付厚:最大35 2 部品の確認 製品を取り付ける前に、以下の各部品がそろっていることを確認してください。 1.混合栓の部品確認 吐水部 操作部 ハンドル台座 Oリング 平パッキン スリップワッシャー シングルレバー 六角ナット ハンドル台座 ニップル Oリング ゴムパッキン 吐水口 平パッキン 1/2パッキン (不使用) ワッシャー 馬蹄金具 アダプター (2個) 袋ナット 締付ナット 1/2パッキン (2個) 抜け止めリング この部品は使用しません 2-A.ハンドシャワー(収納式)の部品確認 切替部 シャワー部 袋ナット 抜止リング ワッシャー ゴムパッキン 銅管 1/2パッキン シャワーヘッド ニップル 1/2パッキン シールキャップ シャワー台座 シャワーホース Oリング ストレーナーパッキン 切替弁 (2個) 平パッキン 1個だけ使用 スリップワッシャー 3/8パッキン 3/8パッキン ユニバーサルナット 六角ナット 3 3 部品の確認 製品を取り付ける前に、以下の各部品がそろっていることを確認してください。 2-B.ハンドシャワー(吊り式)の部品確認 切替部 シャワー部 銅管用 袋ナット 抜止リング ワッシャー ゴムパッキン スプリング 支柱 銅管 ニップル 1/2パッキン 袋ナット シャワー台座 抜止リング ワッシャー ゴムパッキン Oリング シャワーホース 1/2パッキン シャワーフレキ用 ゴムパッキン 1/2パッキン シールキャップ ストレーナーパッキン 切替弁 (2個) 1個だけ使用 4 スリップワッシャー 六角ナット シャワーヘッド 4 取付手順 【順序の確認】 まず最初に、各部位を取り付ける順序を確認してください。 A.ハンドシャワーが「収納式」の場合 1.吐水部の取り付け 3-A.シャワー部の取り付け 2.操作部の取り付け 4-A.切替部の接続 5.止水栓との接続 6-A.水受トレーの設置 B.ハンドシャワーが「吊り式」の場合 ※必要な場合のみ フックの向きの変更 1.吐水部の取り付け 3-A.シャワー部の取り付け 2.操作部の取り付け 4-A.切替部の接続 5.止水栓との接続 5 4 取付手順 【手順1~2】 A.ハンドシャワーが「収納式」の場合 1.吐水部の取り付け ①吐水口のフレキホースを緩めて外す。 ① ② ④⑤ ②フレキホースを外した穴に、銅管を締め 付ける。 1. ③吐水口台座の底面にOリングを装着し、 銅管と固定軸に通す。 ④銅管と固定軸を、吐水口用の取付開口に 差し込む。 取付開口寸法:φ35 [mm] 取付厚寸法:最大45 [mm] 1. 2. 2. 2. 1. 銅管 対辺 13mm ⑤平パッキン、馬蹄金具の順で銅管と固定 軸に通し、締付ナットで固定する。 ハンドル台座 対辺13mmのソケットレンチを使用する と、締付作業が容易になります。 Oリング 2.操作部部の取り付け シングルレバー ①ハンドル台座の底面にOリングを装着し、 シングルレバーのフレキホースに通す。 ②フレキホースを、シングルレバー用の取 付開口に差し込む。 ② ハンドル台座 取付開口寸法:φ32 [mm] 取付厚寸法:最大45 [mm] ③平パッキン、スリップワッシャー、六角 ナットの順でフレキホースに通し、六角 ナットで固定する。 Oリング ハンドル台座 フレキホース Oリング 平パッキン ③ スリップワッシャー 六角ナット 対辺 35mm 6 ① 4 取付手順 【手順3】 3.シャワー部の取り付け は、ハンドシャワーの種類(収納式/吊り式)によって異なります。 A.混合栓 + ハンドシャワー(収納式) 3-A.シャワー部の取り付け ①シャワー台座の底面にOリングを装着し、 シャワー用の取付開口に差し込む。 シャワーヘッド ②平パッキン、スリップワッシャー、六角 ナットの順でシャワー台座に通し、六角 ナットで固定する。 シャワー台座 ③シャワーホースの3/8側(オネジ端)を、 シャワー台座に上から通す。 Oリング ④ 1/2 パッキン ④ 19 対辺 19mm ① ① ③ ④シャワーホースの1/2側(メネジ端)に、 シャワーヘッドを締め付ける。 平パッキン ② スリップワッシャー 対辺 35mm 35 六角ナット ② B.混合栓 + ハンドシャワー(吊り式) 3-B.シャワー部の取り付け スプリング フックの向きを確認してください。 逆向き(左開き)にする場合は、下記の 取り付け作業前に変更してください。 11ページ 参照 ①シャワー台座の底面にOリングを装着し、 支柱のフレキホースに通す。 ④ シャワーホース 支柱 対辺 3 mm ②フレキホースを、シャワー用の取付開口 に差し込む。 ⑥ ③平パッキン、スリップワッシャー、六角 ナットの順でフレキホースに通し、六角 ナットで固定する。 シャワー台座 Oリング ② 1/2 パッキン ④フック止めネジがしっかりと締め付けて あるか確認する。 ⑤シャワーホースをスプリングに通し、支 柱に締め付ける。 ⑥ ⑤ ③ 平パッキン シャワーヘッド スリップワッシャー 六角ナット ⑥シャワーヘッドをシャワーホースの先端 に締め付け、フックに掛ける。 1/2 パッキン ⑤ ③ 支柱 35 対辺 35mm 7 4 取付手順 【手順4】 4.切替部の接続 は、ハンドシャワーの種類(収納式/吊り式)によって異なります。 A.混合栓 + ハンドシャワー(収納式) 4-A.切替部の接続 ①シャワーホースの3/8側に、ユニバーサ ルナットの3/8側を接続する。 切替弁 ※必ず3/8パッキンを使用してください。 メネジが上 1/2 パッキン ②ユニバーサルナットの1/2側に、切替弁 を接続する。 ② 24 ※切替弁の天地方向に注意してください。 ※必ず1/2パッキンを使用してください。 ユニバーサルナット 切替弁 19 対辺 24mm 対辺 19mm ③切替弁の1/2メネジ部に、ニップルを接 続する。 ① 3/8 パッキン ※必ず1/2パッキンを使用してください。 14 ④袋ナット、抜止リング、ワッシャー、ゴ ムパッキンの順で銅管に通してから、銅 管をニップルに差し込む。 シャワーホース 対辺 14mm ※銅管は、奥に当たって止まるところま でしっかりと差し込んでください。 ⑤袋ナットを締め付ける。 ⑥シングルレバーの混合水フレキホースを、 切替弁の左右どちらかに接続する。 ※使用するパッキンに注意してください。 ⑦切替弁の残り1口にシールキャップを締 め付けてふさぐ。 共回り注意! 順序に注意! ※袋ナットを締め付ける際、銅管が共回 りしないように注意してください。共 回りしてしまうと、銅管が緩んで漏水 につながる恐れがあります。 ④ 銅管 対辺 24mm 袋ナット ⑤ 24 抜止リング ④ ワッシャー ゴムパッキン 対辺 22mm 22 ニップル ③ 1/2 パッキン 切替弁 ※パッキン類は使用しません。 銅管 1/2 パッキン → 使用しません 23 ストレーナーパッキン ⑦ 対辺 23mm シールキャップ 24 対辺 24mm 8 ⑥ 混合水フレキホース ストレーナーパッキン → 使用しません 4 取付手順 【手順4】 4.切替部の接続 は、ハンドシャワーの種類(A.収納式/B.吊り式)によって異なります。 B.ハンドシャワーが「吊り式」の場合 4-B.切替部の接続 ①切替弁の1/2メネジ部に、ニップルを接 続する。 銅管 ※必ず1/2パッキンを使用してください。 ② 共回り注意! ※銅管は、奥に当たって止まるところま でしっかりと差し込んでください。 順序に注意! ②袋ナット、抜止リング、ワッシャー、ゴ ムパッキンの順で銅管に通してから、銅 管をニップルに差し込む。 袋ナット 対辺 24mm ③ 抜止リング ワッシャー 24 ② ゴムパッキン 対辺 22mm 22 ニップル ③袋ナットを締め付ける。 1/2 パッキン ※袋ナットを締め付ける際、銅管が共回 りしないように注意してください。共 回りしてしまうと、銅管が緩んで漏水 につながる恐れがあります。 ① 切替弁 ④シングルレバーの混合水フレキホースを、 切替弁の左右どちらかに接続する。 ※使用するパッキンに注意してください。 ⑤袋ナット、抜止リング、ワッシャー、ゴ ムパッキンの順でシャワー給水ホースに 通してから、シャワー給水ホースをニッ プルに差し込む。 ※シャワー給水ホースは、奥に当たって 止まるところまでしっかりと差し込ん でください。 ⑥袋ナットを締め付ける。 ストレーナーパッキン シールキャップ ⑦ 23 対辺 24mm ④ 24 ⑦切替弁の残り1口にシールキャップを締 め付けてふさぐ。 ※パッキン類は使用しません。 対辺 23mm 混合水フレキホース ストレーナーパッキン → 使用しません 抜止リング ワッシャー ゴムパッキン 袋ナット 24 1/2 パッキン → 使用しません 対辺 24mm ⑤⑥ シャワー給水ホース 順序に注意! ※締め付ける際、切替弁上部の袋ナット が共回りしないように注意してくださ い。 切替弁 9 4 取付手順 【手順5】 まず最初に、各部位を取り付ける順序を確認してください。 5.止水栓との接続 ①給水・給湯用の止水栓に、アダプターを 工具で締め付ける。 ②シングルレバーのフレキホースを、アダ プターの上部に差し込む。 対辺 24mm アダプター 対辺 24mm 1/2パッキン ③アダプターの袋ナットを、工具で締め付 けて固定する。 ① 給水 止水栓 給湯 シングルレバー 給水 給湯 袋ナット ② ③ 対辺 19mm 対辺 19mm 10 4 取付手順 【手順6】 まず最初に、各部位を取り付ける順序を確認してください。 A.ハンドシャワーが「収納式」の場合 6-A.水受トレーの設置 シャワーヘッド カウンター下に、シャワーホースを収納 する水受トレーを設置します。 外寸図 ※シャワーホースの出し入れ(シャワー ヘッドを引き出して戻す動作)を行っ ても、シャワーホースが水受トレー内 へしっかりと収まる位置に設置してく ださい。 158 75 45 75 156 88 382.5 ※取付ネジピッチ:75 mm 45 シャワーホース 水受トレー B.ハンドシャワーが「吊り式」の場合 フックの向きの変更 ⑥フックを支柱に差し込み、①の止めネジを再び 締め付けて固定する。 ①フックの止めネジを緩めて抜き取る。 ②スリーブを緩めて、支柱から外す。 ④フックからインサートを外す。 ⑦インサートを再びフックに取り付ける。 ※インサートの上下方向に注意してください。 ⑤フックの天地を逆さまにして、左開きにする。 ⑧スリーブを再び支柱に締め付けて固定する。 ③フックを支柱から外す。 ▲ インサート 「UNTEN」と 刻印されている面を 上側にしてください スリーブ ⑤ ② 対辺 21mm ③ フック ④ ⑦ ⑥ ⑥ 対辺 3mm ⑧ 対辺 21mm ① 支柱 対辺 3mm 11 5 動作と接続の確認 取付作業が終わったら、必ず動作と接続の確認を行ってください。 5-1.ハンドシャワー(収納式)の動作を確認する シャワーヘッド ハンドシャワーが「収納式」の場合 シャワーヘッドを引き出して戻す作業をくり返し て、下記の項目を確認してください。 ①シャワーホースの出し入れが円滑に行えるか? ②シャワーホースがねじれていないか? ③シャワーホースがきちんと水受トレーに収まる か? シャワーホース ※シャワーホースの出し入れ(シャワーヘッドを 引き出して戻す動作)を行っても、シャワーホ ースが水受トレー内へしっかりと収まる位置に 設置してください。 5-2.通水して各部の接続を確認する ハンドシャワーが「収納式」の場合 ハンドシャワーが「吊り式」の場合 止水栓を開いて器具に通水し、通常吐水とシャワー吐水の切替を行い、正常に作動することを必ず 確認してください。 また、吐水時に各接続部からの水漏れがないことを確認してください。 ※吐水量が少ないと、吐水モードが切り替わらない場合がありますが故障ではありません。吐水量 を大きくして、再度切り替え操作を行ってください。 ※水漏れしている接続部がある場合は、該当する取付手順を参照しながら、接続方法および各部品 が正しく使用されていることを確認してください。 6 取り付けが終わったら 施工説明書 取扱説明書 本書 製造 販売 ドンブラハ (ドイツ) 左記の2点がそろっている ことを確認し、必ずお客様 にお渡しください。 〒106-0031 東京都港区西麻布3-16-28 TEL:03-3479-9202~4 FAX:03-3479-9200 2008.09
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