角田 健治 - Japan Venture Awards 2015|創業 ベンチャー

氏
名
角田 健治
Kenji Kakuta
会社名・役職
iHeart Japan 株式会社
所
〒 606-8507
在
地
創業のきっかけ
代表取締役社長
京都府京都市左京区聖護院川原町53
京都大学メディカルイノベーションセンター
日本にはGenentechのようなバイオベンチャーの大成功事例が無いのが問題だと考えていた角田が、ベンチャーキャピタル
業界の知人から京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授を紹介されたことがきっかけで起業に至りました。
事 業 内 容
座右の銘
会社概要
山下教授の研究成果である「iPS細胞から心血管系細胞を作り出す技術」を
基盤とする大学発バイオベンチャー。
京都大学から関連発明5件に関する知財を譲り受け、再生医療等製品や研究用
細胞製品の開発を行っている。
研究用細胞製品についてはタカラバイオ株式会社と提携しており、NEDOイ
ノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択された。
再生医療等製品についてもNEDO(立体造形による機能的な生体組織製造技
術の開発)事業を受託している。
プロフィール
▲ 細胞医薬品
製品またはサービス概要
①
②
iPS細胞から分化誘導した心筋細胞、内皮細胞、壁細胞を配合した細胞
医薬品。心臓に直接貼付し、拡張型心筋症などの重症心不全の治療に用い
る。
iPS細胞から分化誘導した心筋細胞、内皮細胞、壁細胞を応用した
リサーチ・ツール。心臓安全性評価試験などに用いる。
▲ リサーチ・ツール
受賞ポイント
iPS細胞から心血管系細胞を作り出す技術を基盤とする大学発バイオベンチャーとして、iPS細胞を応用した細胞医薬品開
発という他家移植での免疫拒絶の問題を解決する最先端技術の実用化に向けた取り組みに高い評価。再生医療分野への革新
的効果が期待される。
ビジネス・キャリアを開始したP&Gを退
職した後、ベンチャーキャピタル業界へ
転身。以来、8年にわたってバイオベン
チャーを対象としたベンチャー投資を担
当。
アント・キャピタル・パートナーズ在籍
時の約4年間には主に日本で、三井物産
グローバル投資在籍時の約4年間には欧
州、米国を中心に中国、ブラジル、イス
ラエル、シンガポールなどで広範に活動
した経験を持つ。
2013年4月、iHeart Japan株式会社
を設立し、代表取締役社長を務めている。
また、東京大学アントレプレナー道場、
成城大学ベンチャービジネス論などで講
義を行うなど、後進の育成にも熱心に取
り組んでいる。
京都大学農学部卒業、京都大学大学院農
学研究科修士課程修了、修士号取得。