中之島ちどり保育園通信 2月号

2月
中之島ちどり
保 育 園 通 信
社会福祉法人
晋栄福祉会
2015年
暦の上では春を迎えようとしていますが、しばらくはまだ寒い日が
続きそうですね。
戸外に出ると吐く息が白くなり一層寒さを感じさせますが、そんな中でも
こどもたちは元気いっぱいあそんでいます。
今月は節分の行事をみんなで楽しみたいと思っています。
「おには~そと!ふくは~うち!」というこどもたちの掛け声と共に、身体や心の中から
「自分の弱いところ」を追い出し身体も心も元気に育ちますように!!
今年もいろいろな行事を通し日本古来の伝統をこどもたちに伝えていきたいと思って
います。
2月のおたよりでは、こどもたちが楽しんでいる絵本を各クラス紹介させていただきます。
◎2月の行事予定
3日(火)
19日(木)・20日(金)
26日(木)
節分
身体測定
災害訓練
あさひぐみ
『こんこんこんなかお』
おはなし~おはなし~と歌を歌い始めると自然と保育士のそばに寄ってくる
あさひぐみのこどもたちです。
今回ご紹介する絵本は歌に合わせていろいろな表情を真似して
楽しくあそびながら読める絵本です。笑った顔、怒った顔や悲しい顔が
出てきます。おひさまの絵が出てくると、次のページをめくる前に
顔の横で両手をパッと広げておひさまのようになりきっているこどもたち。
保育士が「わっはっは」と読むと、こどもたちも負けじと身体を揺らしな
がら「わっはっは」と言っています。
うめぼしの酸っぱい顔も一人ひとり個性が出てとっても可愛いですよ!
ひかりぐみ
『わたしのねこちゃん』
この絵本は、ページを開くごとに『わたしの ねこちゃん ひげねこちゃん』という
フレーズが出てきます。何度か読んでいくうちに、こどもたちも絵本の中の
ねこちゃんを『ひげねこちゃん』と呼ぶようになりました。ねこちゃんが
寝たふりをしたりウィンクしたり。ねこちゃんが何かするたびにこどもたち
の可愛らしいまねっこがはじまります。また、この絵本を通して雪だるま
を知り、「保育園にも雪だるまいないかなー?」と雪だるまを探す
ごっこあそびが始まりました。
これからもどんどんお話しを広げ、みんなで楽しんでいきたいと思います。
にじぐみ
『つのはなんにもならないか』
仲良しの4人のおにのこ。なわとびやボールあそびに挑戦するものの
つのが邪魔になってあそべない!つのなんてなくていいのに
どうしてつのがあるんだろう?と思い冒険に出発し、自分たちの
つのの大切さを知るお話です。
1月の中旬より読み始めたばかりなのですが話を聞く姿は真剣そのもの!
「あ!食べられた!」「そこにいる!」と発しながらお話に
入り込んでくれているにじ組さん♪
この物語を題材にごっこあそびを楽しんでいきたいと思います。
ほし・そら・ゆめぐみ
『いいから いいから』
主人公の「ぼく」の家に鬼がやってきて…
普通だったらこわいのですぐに帰ってもらうのにぼくのおじいちゃんは
「いいから いいから ゆっくりしていきなさい」と
とっても優しいんです!!ステキ!そんな「いいから いいから」が
口ぐせのおじいちゃんにみんなメロメロ ♡
こどもたちも「いいから いいから」と口ずさむのを楽しんでいます。
★こどもたちの会話より…
例えば、お友だちが自分の席に間違えて座っても
「代わってくれたら いいから いいから」と優しく言えるんです。
これからもおじいちゃんのような優しい心で過ごしていきます!