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業務データの遠隔レプリケーション 導入事例
株式会社バウハウス丸栄 様
事業所スタッフにバックアップの運用負荷をかけないために
自動で本社にファイルを複製するデータ保全システムを導入
商業空間の企画・設計・施工のプロフェッショナル企業であるバウハウス丸栄様は、全国の事業所で日々作成される重要
な業務データを自動で保全するため、データレプリケーションソフトウェア「Arcserve Replication」と高信頼 NAS
サーバ「iStorageNS」を導入。現場に負荷をかけずにデータ保全が可能になり、システム障害や災害を想定した、全社的
なBCP強化を図ることができました。
導入前の課題
社
名：株式会社バウハウス丸栄
所 在 地：岐阜県羽島郡岐南町上印食 5 - 82
設
立：1954 年 1月
資 本 金：8,500 万円
従 業 員 数：394 名
事 業 内 容：商 空間 及び 住 空間のプロデュ−ス、企 画、
開発、設計、施工、監理／注文住宅の企画、
開発、設計、施工及び販売／土地開発事業
インテリア・園芸用品の販売
U R L：http://www.bauhaus-m.co.jp/
事業所で使うCADデータ等の
利便性向上のため
統合ファイルサーバの見直しが必要に
バに集約して、バックアップも本社で集中管理し
バウハウス丸栄様は、商業施設や公共施設など
ています。当然ながら、各事業所からのデータア
のデザイン・設計を手掛けるプロフェッショナル
クセスが集中し、事業所からのデータ読み出し
企業として、全国で事業を展開する企業です。
や保存に時間がかかるなど、生産性に悪影響が
岐阜県の本社を核に、札幌から福岡まで13の事
出ている状況でした。
業所を展開。企画・開発から設計・施工までを社
そこで、同社では全社的な生産性向上のために、
内で一貫して遂行できる体制を築いています。
各事業所にファイルサーバを設置しデータアク
ていました。しかし、それぞれのファイルの容量
が大きく、また、それらのデータ量も年々増大し
同社では業務の特性上、CADデータや画像、動
セスを分 散させるという方 針としました。しか
画データを取り扱うことが多いのですが、バック
し、バックアップ運用管理者が事業所には不在
アップを行う管理者が事業所には不在のため、
という状況は変わらないため、データ保全をどう
全事業所のデータを、本社の統合ファイルサー
するかが課題となっていました。
導入の経緯
を使用した高信頼 NAS サーバ「 iStorageNS 」
自動運用、
構築の容易性などを評価し、
を提案しています。
Arcserve Replicationを導入
Arcserve Replication は、データ更新があっ
NECグループのシステムインテグレーターであ
た際、差分データのみを自動転送できるソフト
る NEC ネクサソリューションズは、バウハウス
ウェアであり、サーバシステムやネットワークに
丸栄様の方針を踏まえて、データ保全に関する
負荷をかけることなく、データを遠隔地に保全
課題を解決するため、各事業所に設置したファ
することができます。各事業所にバックアップ
イルサーバのデータを自動的に集約する、デー
運用の管理者を配置する必要がなく、製品価格
タレプリケーションソフトウェア「 A rcser ve
も妥 当な 水 準であり、かつ構 築 が 容 易である
Replication」とWindows Storage Server
ことを評価し、バウハウス丸栄様は 2010 年 8月
業務データの遠隔レプリケーション 導入事例
株式会社バウハウス丸栄 様
からこのソリューションを導入しています。な
ソリューションズの インターネット VPN サー
お、各事業所と本社の拠 点間通信には 24 時間
ビス「Clovernet」を利用し、安価でセキュアな
3 6 5 日の 監 視 とサ ポートが あ る N EC ネクサ
冗 長ネットワーク環 境を構 築し 、万全 の 通 信
環 境を実現しています。
「Arcserve Replication」と、
「iStorageNS」を利用した、バウハウス丸栄様における業務データ保全のしくみ
事業所ファイルサーバのデータ更新を、更新差分の転送だけで本社ファイルサーバに自動的に反映
名古屋
金沢
岐阜
Arcserve Replication
Arcserve Replication
更新差分
Arcserve Replication
約10TB
更新差分
更新差分
約8.3TB
Arcserve Replication
約10TB
約1.4TB
大阪
東京
更新差分
更新差分
Arcserve Replication
更新差分
約5.5TB
本社（岐阜）
転送先ファイルサーバ群
更新差分
大阪用
岐阜・金沢用
名古屋用
東京用
本社用
Arcserve Replication
Arcserve Replication
Arcserve Replication
Arcserve Replication
Arcserve Replication
Arcserve Replication
約5.5TB
導入後の成果
CADデータなどの大容量ファイルを
ポンスの遅延に悩まされることがなくなり、た
しての業務再開が可能となっています。同社は
使用した業務の生産性が向上
万一の事態に備えたデータ保全も実現
とえば大 容 量の CAD データを 使 用する業 務
本システムの追 加投 入や拡大展開を段階的に
であっても、円滑に遂行できるようになりまし
進めており、全社的な BCP 強化にもつながって
事 業 所ごとにファイルサーバ を導入したこと
た。また、どこかの事業拠点で障害や災害が発
います。
で、同社ではネットワーク回線に起因するレス
生した際には、本社に複製されたデータを使用
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TEL：03（3798）7177
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2015年2月現在
Cat.No. E10-15021145J
EX-301775