[藤倉商店]横手市大町5番16号 TEL.0182-32-0639 実りの秋、食欲の秋―。 米どころ秋田から自慢のお米を全国へ。 がいる店だ。 「五ツ星お米マイスター」 プロの知識で アドバイス 横手郵便局の筋向かいにある藤 倉商店は、大正 ︵1926︶年創 業。横手で米屋を営み 年になる。 15 3代目の篠木 祖父、父に次いで、 郁 子さん︵ 歳 ︶は、県 内にわずか 88 2人しかいない ﹁ 五ツ星お米マイス ター﹂の 1 人 。米の 品 種や 品 質の 判別、ブレンドや精米の技術、保管 方法、炊き方や食べ方など、米の小 売 業 者 の 中 でも 高 度 な 知 識 や 技 術を認められたプロ中のプロだ。 さ らに、米の 品 質 を 検 査 する﹁ 農 産 物検査員﹂ と、 アワやヒエ、 キビなど 雑穀に関する知識を有する﹁雑穀 エキスパート﹂ の資格を持っている。 ﹁米など農産物の貿易自由化を 含む T P P︵ 環 太 平 洋 連 携 協 定 ︶ や温 暖 化など、農 家はさまざまな 問 題に 直 面している。その 苦 労 を ﹁以前は、店に米を平積みしてお 客さまを待っているだけでした﹂ と さん。 ﹁お米や雑穀は、勉強すればする ほど面白い﹂ と、目を輝かせる篠木 みる?﹄と提案してくれて。﹃なら 年 前 には 自 ら 米 を 作 り 始 め た。﹁ 知 り 合いの農 家が﹃ 栽 培して 挑んだり、模索してきた。 精米機を導入したり、資格取得に 術やサービスが必要﹂ と、高性能の らの米 屋は、専 門 店 ならではの技 から。それを 今の農 家の方々が受 力して田んぼを 守ってきてくれた 人が汗 を 流し、集 落のみんなで協 こと ができるのは 、た くさんの 先 だった。﹁ 私 たちが今 、お米 を 売る き合う難しさ、先 人の苦 労と 知 恵 ヒエ抜 き など 田 植えや 稲 刈 り、 の作 業から学んだのは、自 然と 向 務めたり、幅 広い活 動に取 り 組ん マイスター﹂ として県内外で講師を 農 家 と 加 工 業 者 を 結 んで米や 雑穀を商品化したり、﹁五ツ星お米 んあると思うのです﹂ にできること は 、まだ まだたくさ 産者と消費者の架け橋として米屋 農 家 だ けに背 負 わせたくない。生 振り返る。﹁このやり方ではダメだ﹂ でいる篠木さん。 年に食 糧 作って分かったことは、農業は想像 年 け 継いでくれているから﹂。 これか と 痛 感したのは、平 成 管 理 法が廃 止され、米の販 売が許 可制から登録制になって自由化さ ことも仕事﹂ と話す。 ば ﹄と 無 農 薬 栽 培 に 挑 戦 し て 今 深まる思い 以上に奥が深いということでした﹂ 町のお米 屋さん ら先、 米屋として ﹁農家を応援する れたときだった。それ以来﹁これか 新商品『結米』。県産のさ まざまな銘柄の白米を小 分けに包装したもの 回 目の収 穫を 迎えます。米を わが町 プロの目 利き 、アドバイスで、た くさんの人を笑顔にしている。 自ら米を育てる 56 実家の家業である米屋を継いだ、藤 倉商店3代目店主の篠木郁子さん ここは、県内では数少ない米のスペシャリスト 22 23 3 4 7 VER DISCO
© Copyright 2025