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平成 27 年度全国高等学校総合体育大会カヌー競技
競技記録システム等業務に関する仕様書
（名称）
第１条平成 27 年度全国高等学校総合体育大会カヌー競技会競技記録システム等業務委託
（業務場所）
第２条京都府京丹後市久美浜町 3131-2 久美浜湾カヌー競技場
（業務期間）
第３条契約締結の日から平成 27 年８月 17 日（月）
・組合せ抽選会
平成 27 年７月３日（金）
・本大会
平成 27 年８月４日（火）～８月８日（土）
（８月３日（月）～４日（火）公式練習日）
・競技
平成 27 年８月５日（水）7：30～17：05(500m 予選)
平成 27 年８月６日（木）7：30～18：00(500m 準決勝、決勝)
平成 27 年８月７日（金）7：30～17：37
(200m 予選、種目別表彰、200m 準決勝)
平成 27 年８月８日（土）7：30～14：15
(200m 準決勝、決勝種目別表彰、閉会式)
（業務概要）
第４条本業務は、平成 27 年度全国高等学校総合体育大会カヌー競技会に使用する競技記
録システムの機材設置・運営・撤去、競技運営支援業務を行うものである。
（業務内容）
第５条本業務を受託した業者は、別紙「業務一覧表」及び別の指示に基づき、設置・運営・
撤去を行う。
（１）計時システム等の撤去
大会終了後、平成 27 年８月 10 日（月）18 時までに全てのシステムの撤去を完了
させる。ただし、設置・撤去については発注者と十分協議し、指示に従うこと。撤去に
あたって廃棄物等が出る場合は受託者の負担において処分すること。
（２）設置完了及び撤去完了検査
ア設置完了検査
（ア）設置完了後、発注者が指示する日時（未定）に設置完了検査を行う。
（イ）検査時に発注者及び（公社）日本カヌー連盟による検査を行い、指摘された事項
については、速やかに改善・改修し、競技運営に支障が出ないように完了するこ
と。
イ撤去完了検査
（ア）撤去完了後、発注者が指示する日時（未定）に撤去完了検査を行う。
（イ）検査時に発注者及び各関係機関から指摘された事項については、速やかに原状復
旧等の対応を行うこと。
（留意事項）
第６条競技記録システムの留意事項
（１）各設置準備、競技運営支援、撤去作業にあたる上では、不測の事態に即座に対応出来且
つ解決出来るよう、事前に体制をとる事。また、管理運営体制についても事前に平成 27
年度全国高等学校総合体育大会京都府実行委員会（以下「発注者」という。
）に書面によ
り届出を行い、承諾を得ること。
（２）写真判定室は、ゴール付近ユニットハウス２階に設置し、必要となる電源、冷房設備は
発注者が用意する。
（３）業務の実施にあたっては、不測な事態に即座に対応出来るように十分な人員を配置する
こと。
（４）その他、必要と認められる事項についてはその都度発注者と受託者で協議し、別途定め
る。
（その他留意事項）
第７条その他留意事項等
（１）本業務は、カヌー競技の円滑な運営に必要な競技記録システム業務を行うものであり、
当該目的が十分活かされるよう細心の注意を払い、業務を遂行すること。
（２）大会期間中は、担当者が競技運営係員（大会支援員）として常駐し、設置した機器等に
不具合が生じた場合は、迅速に対応し問題を解決すること。
（３）発注者へ競技運営係員の名簿を提出し、会場への入場及び業務時にはＩＤカード及び社
員証、統一した服装又は腕章等を必ず着用すること。
（４）大会期間中は、トラブルや事故がないよう安全対策を施し注意すること。また、既存施
設等を破損することがないよう慎重に行うこと。
（５）仕様書で指示された記録システム機器について、著しくその機能が不良と判断した場合
は速やかに良品と交換すること。
（６）設置準備～供用期間～撤去期間に破損紛失等はすべて受託者側の負担とする。
（７）受託者が、業務実施にあたり、必要な保険等に事前に加入すること。
（８）各施工・作業ごとに、記録写真を撮影し、業務完了時に完了届と一緒に提出すること。
完了届は８月 17 日（月）までに発注者に提出すること。
（９）作成した図書等は、第三者に提示または譲りわたさないこと。
（10）業務に必要な機器等は受託者が準備すること。
（11）本業務にて使用する機器等については同等品以上は可とする。ただし、本仕様書に示す
入札対象品と同等品以上にて見積する場合は、見積提出期限内に、カタログ等の提示を行
い、事前に発注者の確認を受け承諾を得ること。
（12）受託者は履行に際して、知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。また、個人情報
については個人情報保護条例の趣旨を尊守し厳密に取り扱わなければならない。
（13）その他、留意事項に記載のないものについては、発注者と協議すること。
（別紙）
業
務一覧表
１競技記録システム
（１）スタートピストルシステム
ア発艇審判台からスターターのスタート指示及び選手へのスタートピストル音、ゴー
ル地点へのスタート信号を送信できること（フラッシュライトと連動させること。）。
（スタートピストル、スタートピストル信号分配器、無線装置）
イ音声、電子音にて選手に発艇合図が可能なこと。
ウヘッドセット型マイクロフォンを備えること。
エ 500ｍ・200ｍともに自動発艇装置と写真判定装置に必ず連動させること。
オ
フライング監視ビデオ、モニターを設置すること。（審判席においてモニターで確
認できること。
）
カ断線など物理的な障害に備えて、正、副の２回線を運用すること。
（２）決勝装置システム
スポーツタイマーにスタート信号を連動させること。
決勝審判員がレーンごとに設置されるグリップスイッチ（スタート信号と連動した
タイマー）により取得したタイム記録システムに、バックアップ用タイムとして取り
込めること。
正、副の２系統のシステムで運用すること。
（３）写真判定システム
アゴール地点延長線上にスリットビデオをメインとサブの２セット設置し、艇のゴー
ルに合わせ撮影を行い、その画像を判定用のパソコンに取り込み、画像上で着順、タ
イムの判定を行う。メインがダウンした際には素早くサブに切り替えること。
画像は必要に応じ、プリントアウトすること。
イスリットビデオは１／2000 秒以上の精度のものを使用すること。
ウスリットビデオは精度保持のため、同一機種・同一型番であること。
（４）競技記録処理システム
ア大会前に大会・選手データ・予選等の組合せ等必要なデータをサーバーコンピュー
タへ入力すること。
イ大会時にはあらかじめ登録されたデータに写真判定システムにより、オンラインに
て競技結果を入力し、プリントアウトするとともに公式結果を出力すること。
ウ選手変更等に対し瞬時に対応できるシステムであること。
エ決勝レース結果から、種目別成績一覧表、学校別成績一覧表を作成すること。
オ団体表彰に係る参加高校別得点集計を行うこと。
カ検艇係、配艇係のチェック表を作成すること。
キ風向風速計、水温計、温度計、湿度計は持ち込みで行うこと。
クレース案内放送用の原稿を作成すること。※選手名・参加校等にはふりがなを記入
すること。
ケ棄権、選手変更届の一覧表を作成すること。
コ (公社)日本カヌー連盟が定めるカヌースプリント競技規則に対応すること。
サ組み分け方式（勝ち上がり方式）は日本カヌー連盟が定める１・２プランに対応で
きること。
シ予選、準決勝、決勝等の組み合わせ及び競技結果を速やかにプリントアウトし、速
報に対応すること。※５レース毎の結果表にも対応すること。
ス事前検艇に必要な事前検艇チェック用紙を学校毎に作成すること。
セレース結果に基づく成績表及び新規に作成された組合せ表は、指定部数（未定）を
印刷すること。
（５）業務に必要な装置
ア写真判定システム
イスタートピストルシステム（自動発艇装置と写真判定との連動装置）
ウ決勝装置システム
エ競技記録処理システム（記録用サーバーコンピュータ等含む）
オ
ビデオカメラ及びモニター（決勝審判、発艇審判他必要数）
カ
風向風速計、水温計、温度計、湿度計他
キ
レーザープリンター
ク
その他業務に必要な資器材
２大会支援
ア大会参加申込募集後、選手登録、抽選会開催時のシステム提供、大会プログラムの
選手名簿等作成、及び準備資料、選手・監督、役員・補助員、視察者、その他関係者
等ＩＤネーム札、記録成績資料、表彰状等の作成を行うこと。
イ７月３日（金）に京丹後市役所久美浜庁舎(予定)で行われる組合せ抽選会に同席し、
抽選会システムによるスムーズな支援体制をとること。６月 29 日（月）までに選手
名簿を渡すので、抽選会までにシステムへの入力を行うこと。また、組合せ抽選会に
必要な機器・備品・資材等については受託者の負担で準備すること。
抽選会後は組合せ、選手名簿、記録成績資料等抽選会場からプログラム印刷者へデー
タを提供すること。
ウ８月７日（金）
、８月８日（土）に行われる各種目の決勝結果に基づき、種目別及
び総合表彰状の印刷を行うこと（表彰状の様式が確定次第、事前に見本を送付する。）
。
エ会場内で競技結果・お知らせ等の情報を特設テント内等に数カ所設置するモニター
へ配信することが出来るシステムを運用すること。
オインターネット（指定ホームページ）への競技記録速報・お知らせ等配信処理作業
を行うこと。