三鷹市

平成27年第1回市議会定例会前の記者会見
【日時】
平成27年2月19日(木) 午後2時から
【場所】
三鷹市役所3階 市長公室
三鷹市
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予算の説明
ページ
(1)予算編成の基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1~5)
平成 27 年度当初予算
~当初予算は「骨格予算」として編成、6 月補正で通年予算に~
①「骨格予算」の考え方
平成 27 年度、三鷹市では当初予算を「骨格予算」として編成します。
「骨格予算」は、政策的・投資的経費の計上を極力避けながら、義務的・
準義務的経費をはじめとする一般行政経費を中心に、通年分の収支を計
上するものです。ただし、選挙による空白期間に伴う市民サービスの低
下を避けるため、政策的・投資的経費でも次に該当するものは、必要性
を見極めながら適切に所要額を計上しています。
◆防災減災の観点から緊急を要する事業
◆平成 26 年度以前に一定の方向性が確認されている事業
◆強く継続性が求められるため、6 月補正予算では時機を逸する事業
◆法律の施行など国の制度等で 4 月から着手する必要がある事業
②予算規模
こうして計上した平成 27 年度一般会計当初予算の実質の歳出規模(留
保財源として計上した 14 億 9,928 万 7 千円を除いた実質額)は 654 億
221 万 5 千円で、前年度比 9 億 3,278 万 5 千円、1.4%の減となります。
③基金の残高確保
さらに、6 月補正予算以降の財源として活用できるよう、基金の残高
確保に努めた結果、市税の増収や人件費の抑制などを反映し、平成 26
年度末で 100 億 300 万円余の残高が確保できる見込みとなりました。
【担当】企画部財政課
電話 0422-45-1151 内線 2101
■防災減災の観点から緊急を要する事業
(2)都市型水害対策を推進します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(31、43)
平成 17 年9月4日の1時間当たり 105mm の集中豪雨により、
中原・井の頭地区を中心に床上浸水等、多くの浸水被害が発生し
ました。市では、平成 18 年度から中原地区の分流地区に雨水管
等を整備し、平成 20・21 年度に井の頭地区の貯留管を整備しま
した。今後は、中原地区において、平成 27 年度から 3 ヵ年で中
仙川の老朽化している施設を改修し、遊歩道を整備するとともに、
平成 27 年度に井の頭地区の貯留管等の整備を行います。
【担当】都市整備部水再生課
電話 0422-45-1151 内線 2870
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(3)学校体育館の耐震補強工事を実施します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
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)
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)
小・中学校施設の計画的な耐震補強や建替えの取り組みを進め
る中で、校舎については、平成 24 年度に耐震補強が完了しまし
た。平成 27 年度は、23・24 年度に実施した耐震診断内容再調査
により新たに耐震補強が必要となった6校の学校体育館のうち
工事が未実施の4校について、引き続き耐震補強工事に取り組み
ます。これにより、平成 27 年度中に三鷹市立小・中学校施設の
耐震化率が 100%となります。
【担当】教育部総務課
電話 0422-45-1151 内線 3210
■平成 26 年度以前に方向性が確認されている事業
(4)上連雀分庁舎(仮称)整備事業を推進します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
第4次三鷹市基本計画における最重点プロジェクトの一つ「都
市再生」の一環として、老朽化した第二分庁舎(昭和 34 年築造、
昭和 59 年改築)の耐震性の確保と利便性の向上を図るため、平
成 25 年度に策定した「上連雀分庁舎(仮称)整備に向けた基本
的な考え方」に基づき、上連雀分庁舎(仮称)として整備を進め
ます。
【担当】総務部契約管理課
電話 0422-45-1151 内線 2250
(5)三鷹台団地周辺の子育て支援施設等の整備を推進します・・・・・・・・(30~31)
平成 24 年 11 月に策定した「三鷹台団地周辺子育て支援施設
等整備・再配置基本プラン」及び平成 26 年度に実施している設
計業務を踏まえて、牟礼地区公会堂、災害対策用備蓄倉庫を集約
した複合施設を整備するとともに、三鷹台保育園と高山保育園の
統合保育園として三鷹市社会福祉事業団が整備する「三鷹赤とん
ぼ保育園」の整備費の助成を行います。開設の際には公私連携型
保育所として三鷹市社会福祉事業団が設置・運営に当たります。
【担当】電話 0422-45-1151
(保育園)子ども政策部子ども育成課
内線 2701
(地区公会堂)生活環境部コミュニティ文化課
内線 2510
(災害対策用備蓄倉庫)総務部防災課
内線 2280
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■6 月補正予算対応では時機を逸する事業
(6)公立・私立保育園の保育定員を拡充します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
30
)
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)
待機児童の解消と多様化する保育ニーズへの対応のため、平成
27 年4月に開設する「にじいろ保育園三鷹新川」に対して運営
費を負担します。また、引き続き保育ニーズの拡大に伴う入園希
望者数の増加に対応するため、平成 27 年4月から3つの公立保
育園において弾力運用による定員拡充を行うとともに、平成 27
年4月から公私連携型保育園に移行する三鷹駅前保育園におい
ても定員拡充を行います。
【担当】子ども政策部子ども育成課
電話 0422-45-1151 内線 2701
■法律の施行など国の制度等で 4 月からの着手が必要な事業
(7)社会保障・税番号制度の導入に向けた準備を進めます・・・・・・・・・・・(
平成 25 年 5 月 31 日にいわゆる「マイナンバー法」が公布さ
れ、「社会保障・税番号制度」の導入が決まりました。三鷹市で
は、平成 26 年 10 月 1 日付で番号制度推進本部を設置し、法律
の定めに従い、今年 10 月からのマイナンバーの通知に向けた取
り組みを進めています。
①特定個人情報保護評価(PIA)
②通知カードの送付、個人番号カードの交付の準備
③情報システムの整備
【担当】企画部番号制度推進本部事務局
電話 0422-45-1151 内線 2190
(8)子ども・子育て支援新制度の円滑な施行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(30~32)
新制度施行に向けて、三鷹市では「子ども・子育て会議」の意
見を聴きながら、市議会に「子ども・子育て支援法等に基づく事
業の運営及び設備の基準等に関する条例」等を提案し、公設民営
保育園の公私連携型民設民営化や、地域型保育事業を推進するほ
か、私立幼稚園の新制度移行の支援などに取り組んでいます。
①公設民営保育園の民設民営化の円滑な実施
②地域型保育給付の実施
③私立幼稚園の新制度への円滑な移行支援
④妊婦健康診査の拡充
【担当】電話 0422-45-1151
(①~③)子ども政策部子ども育成課
内線 2701
(④)
内線 2690
健康福祉部健康推進課
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平成 26 年度 3 月補正予算
■地域住民生活等緊急支援のための交付金に係る対応
(1)地域消費喚起・生活支援型(市内共通商品券事業)
国の平成 26 年度補正予算(第1号)に盛り込まれた「地域住
民生活等緊急支援のための交付金」のメニューうち「地域消費喚
起・生活支援型」を活用し、プレミアム付市内共通商品券事業を
実施します。なお、平成 20 年度から平成 25 年度まで「むらさき
商品券事業」として実施した実績があります。
【担当】生活環境部生活経済課
電話 0422-45-1151 内線 2540
(2)地域創生先行型(地域における保育環境の改善事業)
国の平成 26 年度補正予算(第1号)に盛り込まれた「地域住
民生活等緊急支援のための交付金」のメニューうち「地方創生先
行型」を活用し、市内の公立保育園(公私連携型保育園を含む)、
児童館及び都市公園等の屋外遊具を更新・新設します。
【担当】電話 0422-45-1151
(保育園)子ども政策部子ども育成課
内線 2701
(児童館)子ども政策部児童青少年課
(都市公園等)都市整備部緑と公園課
内線 2710
内線 2830
【添付資料】
○ 平成 27 年度 予算の説明
○ 平成 27 年第 1 回市議会定例会提出議案概要
○ 平成 26 年度 3 月一般会計補正予算総括表
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