2015春季生活闘争 JR連合FAXニュース 2015年2月18日 № 20 日本鉄道労働組合連合会 JR西労組 55歳以降の基本給調整率廃止や 基準昇格を強く求める!! ― 会社側と経営動向に関する認識をめぐり議論 - JR西労組中央闘争委員会は、17日、会社側と春闘交渉を行った。 交渉の中で、ベア3,000円を含む月例賃金総額6,000円の引き上げ、年間 臨給5.7箇月とともに、55歳以降の基本給調整率廃止や基準昇給実施を組合側委 員が強く訴えた。 会社側の認識は、「第4四半期に北陸新幹線金沢開業、大阪ステーションシティ再 生費用問題、電力料金値上げ等が影響してくる」など、ベースアップには慎重な判断 が必要としている。 一方、組合側からは、55歳以降について「モチベーション高く働くことができる 環境づくりが不可欠」として、55歳以降の基本給調整率廃止に関する国鉄入社世代 の切実な思いを訴えた。これに対し会社側は、「経営に与える影響が大きい」との認 識を示した。 JR西労組中央闘争委員会は、引き続き組合員の負託に応えるべく交渉を行ってい くとしている。
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