全国災対連ニュース2015…:慧日 発行 災害盛 被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(略称・全国災対連) 〒113・8465 東京都文京区湯島2・4−4 全労連会館4階全国労働組合総連合気付 電話03−5842−5611FAXO3−5842−5620 被災者に寄り ヽヽ う運動を全力で 全国災対連第16回総会新年度方針決める 全国災対連は2月13日、第16回総会を国会議員会館内で開き、新年度の方針を決めました。 この日は、東北3県と土砂災害からの復旧をめざす広島の代表など400人が集まり「被災者 の声を聴け!国会総行動」が取り組まれ、全国災苅連総会出席者はこの行動に参加しました。 全国災対連総会の開会あいさつで住江意勇 代表世話人は、安倍首相が12日におこなった 施政方針演説にふれ、「被災者の困難はどこ吹 く風」の政治をすすめていると批判。「住まい は人権、生活の基盤です。被災者生活再建支 援法を抜本的に改善し、政治の責任を果たさ せよう」と訴えました。(写真) ◇総会議案を川村事務局長が提案 総会の議案は川村好伸事務局長が提案しま した。昨年冬の豪雪被害、広島の豪雨土砂災 害、御嶽山噴火や長野県神代断層地震につい て振り返り、それぞれの被災地でおこなった 救援の取り組み、省庁への予算要請、福島で おこなった全国交流集会などの活動を報告し ました。 川村事務局長は新年度総会方針案の報告の 中で、東北6県の生協連が被災者生活再建支 援制度の抜本的拡充を求める署名57万人分を 国会に提出したことにふれ、私たち全国災対 連や被災3県の救援復興団体でも同様の署名 に取り組んでおり、共同して運動をすすめた いと述べました。また、政府の「集中復興期 間」は5年間で終わることになっているが、 代表から、被災地の現状と課題について発言 がありました。(次ページに掲載) このあと、総会議案が採決され、総会方針 案、予算案、役員案が全員一致で承認されま した。 閉会あいさつは笹渡義夫代表世話人がおこ ない、「安倍首相の暴走政治が復興の足かせに なっている。施政方針演説は『災害便乗型宣 言』だとうけとめた。どんな災害、どんな不 幸があっても立ち直ることが出来るように、 国民を守るたたかいをすすめよう」と訴え、 被災市町村の支援職員に対する2016年度の予 総会は終了しました。 ◇ 算措置について政府はロをつぐんでおり、明 らかにしていく必要があると訴えました。 来賓として、日本共産党の堀内照文、大平 総会方針案とともに決算報告・予算案、会 書信、畠山和也の衆院議員3人が出席し、堀 内衆院議員が連帯と激励のあいさつをしまし 計監査報告、新年度役員案が提案されました。 た。 川村事務局長の報告につづき、被災各地の 一1−
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