第4回 「貴生川 川地域の郷 土史会活動 動について 知る」

第4回
「貴生川
川地域の郷土史会活動
動について知る」
○日
時
平成 26 年 10 月 4 日(土) 10 時 00 分~
~12 時 00 分
○会
場
貴生川
川公民館(貴
貴生川地域
域市民センター)
○参加
加者
関係者
者を含め36名
貴生川地域の
の郷土史会活
活動につい て知る」というテーマ
マで、ゲスト
トスピーカー
ーの木田
「貴
勝彦さ
さん、吉永博
博さん(水口町郷土史 会貴生川支
支部)にお話
話いただきま
ました。
水口
口町郷土史会
会は、昭和 34 年に発足
足し、約 55 年間続いて
てきた会です
す。貴生川支
支部はそ
の下部
部組織として
て現在 80 名の会員が、
名
貴生川地域
域の資料・史
史実の調査研
研究を推進す
するとと
もに、地域住民へ
への啓発を進
進めること を目的に、独自で史跡
跡の見学や地
地域歴史の講
講演会、
研修会
会や発表会な
などの活動をされてい ます。
近年
年、貴生川支
支部では、主に貴生川 の霊峰「飯
飯道山」につ
ついて勉強を
をかさねられ
れ、平成
24 年には「霊峰
峰飯道山を繙
繙く」と題す
する講演会を
を開催。また
た、飯道山と
と宮町遺跡を
を探訪し
たりな
など、
「飯道
道山」に関す
する事業を数
数多く実施さ
されています
す。
また
た、昨年からは、杣川流
流域に生活
活基盤を置い
いていた農民
民が自然との
の闘いの中で
で神仏に
すがる
るように守っ
ってきた「浅
浅間(せん げん)さん
ん」について
て学んでこら
られました。12 月に
は「杣
杣川流域の富
富士せんげん信仰」の
の歴史講座講
講演会を開催
催され、多く
くの方が参加
加されま
した。また、今年
年度と来年度
度にかけて
て、実際の「
「浅間石仏」を巡るウォ
ォークラリー
ーを計画
されて
ており、今年
年は 10 月 18 日(土) に実施され
れる予定です
す。
さら
らに、水口町
町郷土史会の自主的な
な活動の一環
環で、自分た
たちが住んで
でいるところ
ろを学ぼ
うと、第 1 回目は
は、10 月 8 日(水)に
に北内貴の
川田神
後、順次
神社で北内貴
貴の歴史を学
学び、この後
貴生川
川の各地域を
を回って、地
地元の歴史 を学んで
いくこ
ことを計画さ
されています
す。
サロ
ロン当日は、
、郷土史会の
のことにつ いて、貴
生川支
支部長の木田
田さんから話
話をいただ き、その
後、浅
浅間石仏につ
ついて、地域
域の歴史に 造詣の深
話をして
い、元
元水口町郷土
土史会長の吉
吉永さんに話
いただ
だきました。
。
吉永
永さんは、小
小さいころ杣
杣川の中で 浅間石仏
を見つ
つけて興味を
を持ち、たくさんのこ とを調べ
てこら
られました。
。
杣川
川は、昔は暴
暴れ川といわ
われ、水害 がとても
多く、杣川沿いの
の人々は、水
水難から守
守るために
この浅
浅間さんを信
信仰され、これまで民
民族行事と
して定
定着してきた
たようです。
。
サロ
ロンでは最後
後に、市民セ
センターの 近くの貴
生川の
の浅間石仏を
を実際に見て
て終了しま した。
サロンには郷土史会が取り組まれていることに興味を持っておられる方々や、地元の内
容に興味のある方など、いろいろな方が参加いただいていたと思います。質問時間には、
さらに深く歴史の質問があったり、参加者の中で別の歴史に詳しい人との相互の質問があ
ったり、内容はずいぶん歴史的なものに偏ってはいましたが、みなさん熱心に聞いておら
れました。
郷土史会貴生川支部の皆さんが長年、多くの会員で取り組んでおられるということは、
好きなことをしたくて集まっておられるということ、また、自分たちの生まれ育ったとこ
ろを愛しておられるということで続いてきていることを、参加された方には感じてもらえ
たのではないかと思います。
飛び入りで参加された方もたくさんおられ、想定以上の人数に、お茶・お茶菓も追加が
必要になり、会場もいっぱいで、スタッフは入ることもできないような状況でしたが、参
加されている方は、終始なごやかに、熱心に過ごしていただきました。