ベトナム版V-BEMS開発によるホテル省エネ促進実証事業(2013~2016) 事業概要 日本国内で実績のある省エネ活動ツール(BEMS、SLC、 給湯システム)をベースにベトナム向けに普及可能な製品 として開発し、関連する日本技術とのインテグレーションに よる省エネ効果を明らかにする。 ベトナムにおける一般的なホテルのエネルギー消費割合 の85%を占める空調・照明・給湯の3つの用途に対して省 エネ施策を効果的に実施する。 対象国 ベトナム 委託先企業 日比谷総合設備株式会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 事業実施サイト ハノイサイト:Aホテル ホーチミンサイト:Bホテル カウンターパート MONRE、HCMUNRE GHG削減効果 想定削減量約12% 炭酸ガス換算 605t/y ※効果の数値は、計画値 導入技術概要 ①空調熱源管理システム(ベトナム版BEMSの開発) 日本国内で実績のある高性能BEMSをベースに安価な ハードと高機能ソフトを組み合わせたBEMS(V-BEM S)を開発し、ベトナム国のニーズに合わせた運用マニュア ルを作成し普及を促す。 ②照明システム(ベトナム版SLCの開発) 個別照明制御システムをベースにベトナム国の規格に準 拠した制御機器及び管理ソフトを組み合わせたシステム (V-SLC)開発し、省エネ文化とその活動手法の普及を 促す。 ③給湯システム(最適システムの構築手法の開発) 高効率ボイラ・ヒートポンプなど日本の優れた省エネ製品 のベストミックス制御による省エネの有効性を検証する。 ベトナム国営病院における省エネ/環境改善による グリーンホスピタル促進事業(2013~2016) 事業概要 ベトナムにおけるハノイとホーチミンの国営病院に高効 率性について信頼性を確保したインバーターエアコン(空 気清浄機能付き)と全熱交換換気扇を効果的に融合す る、エネルギーマネージメントシステム(EMS)技術の現 地仕様開発技術で病院内の快適性や院内空気質の向 上を図りつつ大幅な省エネルギー化を実現する「グリー ンホスピタル」を推進する。 導入技術概要 日本で普及しているマルチエアコン(高効率インバーター 圧縮機採用、空気清浄機能付き)を導入し、室外機から の運転状態(周波数、電流、配管温度、風速等)データを 収集し、能力判定することにより、個々の機器の最適制 御を実現する。さらに全熱交換換気扇を導入することで 院内環境の改善を図り無駄な熱ロスの低減による大幅 な省エネ化を実現する。 対象国 ベトナム 委託先企業 三菱電機株式会社 三菱商事株式会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 事業実施サイト TVCI/IEMM(ハノイ) ハノイサイト:A病院 ホーチミンサイト:B病院 カウンターパート MOIT GHG削減効果 想定削減量約40% 炭酸ガス換算 1,749t/y 空調機器の最適制御システム エアコン性能の検証 平衡式室型熱量測定設備(カロリー メーター)を用いて正確かつ透明性の 高い効果検証を実施する。 ※効果の数値は、計画値
© Copyright 2024