27年度介護報酬改定 基本報酬マイナス2.27%

No.163
27年度介護報酬改定
基本報酬マイナス2.27%
社会保障審議会介護給付費分科会が 6 日に開かれ、平成 27 年度介護報酬改定の概
要が出され 2.27%のマイナスとなった。同日に厚生労働大臣へ答申された。
訪問看護は、20 分未満から 90 分未満の各時間の報酬が 8~27 単位のマイナスとな
った。中重度の要介護者の在宅生活を支える訪問看護体制の評価として、看護体制強
化加算 300 単位/月が創設され、緊急時訪問看護加算、特別管理加算、ターミナルケ
ア加算の基準が設けられた。また複合型サービスは「看護小規模多機能型居宅介護」
と改称される。基本報酬は下がるものの、訪問看護の利用が高い施設は訪問看護体制
強化加算 2500 単位/月が設けられている。
地域での効率的な人材活用の観点から、一部のサービスにおいて看護職員の配置基
準が緩和された。病院、診療所、訪問看護ステーションとの契約によって人員配置基
準を満たすことを見なす要件が入っている。委員の齋藤訓子常任理事は、検証部会な
どで労務負担および地域での効率的活用の課題と対策について審議を求めた。
詳しくは、以下を参照。
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073442.html
協会ニュース 2 月号(2 月 15 日発行)
また、3 月より介護報酬改定セミナーを WEB 配信予定
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