スクールバスの運賃ついて(平成26年10月31日事務連絡) 国土交通省 九州運輸局 スクールバスの運賃については、登校と下校の間に帰庫する運送形態であるが、生徒の通学に実施され、かつ、同一発注者であ ることを踏まえ、午前・午後に行われる運送を一つの運送として計算することができます。 また、スクールバス運送にて年間契約を締結する際には、平成26年3月31日付け国自旅第628号による貸切バス事業者と旅 行事業者等の間で締結する年間契約の取扱いにおいて、この計算方法を適用することができます。 時間制運賃の考え方 午前と午後を一つの運送した場合 午前の2時間+午後の2時間=4時間+点検・点呼の2時間 午前と午後を別々の運送した場合 2時間未満の運行にて、3時間にて計算されます。 午前=3時間+点検点呼の2時間 合計10時間 午後=3時間+点検点呼の2時間 注:同一の運転者と車両の場合中間の点検点呼が省略され、 合計8時間となります。 稼働日数は、年間契約による実働日数の1.4倍以内 スクールバスの最高運行日数を210日とした場合、210日÷1.4=150日 となるので、150日から210日が稼働日数となります。 貸切バス事業者と発注者との協議による稼働日数 例 210日 年間契約による実働日数(365日×実働率) 例150日 最大で3割引での契約が可能 事例の実働率は、150日÷365日=41.1%にて貸切バス事業者の実績実働率と同等かそれ以上の場合、審査不要である が、以下となる場合は、審査対象となります。 注:スクールバスとして契約する実働率がバス事業者の実績実働率より低い場合は、事業者としては、スクールバス以外の運送にて収入があるため、 無理に契約する必要はないが、地域貢献として契約する場合には、貸切バス事業全体への影響を審査(事業全体に占める割合)します。
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