― 詩酒愛す べ し 美人憐れむ べ し ― ⑧

1 第6473号 2015年(平成27年)2月25日㈬
︵
年 の 暇 を も ら い、 剃
詩酒愛すべし
―
美人憐れむべし ―
⑧
そんな彼も母親の顔を の自分の不甲斐なさを思 し か し、 さ す が の 彼
思 い 浮 か べ る と 、 今 ま で 髪し僧形となった晋作。
日付・松前了嗣さん寄稿の続き︶
母 を 思いて
旦那
市内初、石材施工で山口マイスターに認定
習会での技術指導実績も
どに制作。職業訓練や講
ュメントを仁保小・中な
さん
能を持ち、次世代の育成
ものづくりに優れた技
評 価 さ れ た。﹁ お 客 さ ん
白坂
幸二
に意欲がある技能者を県
に喜んでほしいという気
︵続く。次回は3月4日付に掲載します︶
た。
い。 そ う 思 っ た の で し
入る
自ら呼ぶ西海の一 でいっぱいだったようで 直接面談するのは恐れ多
﹁無状の異客
故 城 に い 返 し、 恥 じ 入 る 気 持 ち も 、 厳 格 な 父 ・ 小 忠 太 に
厳格な父
狂生
愧 ず ら く は 他 の 多 す。
歳浮雲の志
若かず北堂
我を懐うの情けに﹂
こ れ は 帰 省 の 途 上、 晋 萩 へ 到 着 し た 晋 作 は、
作 が 北 堂︵ 母 親 ︶ に 思 い 自 宅 の 敷 地 内 に 建 つ 長 屋
をおよぼして詠んだ詩で に住んでいた豊田平作と
す。 何 の 手 柄 を 立 て る こ いう老人の元を訪ねまし
と も な く、 変 わ る 姿 と な た。
り 果 て て 故 郷 へ と 向 か ﹁ お お、 お じ さ ん。 ど
う﹂
あ っ!
い、 自 ら を 西 海 の 一 狂 生 う か あ、 ま め な か い の
と呼んでいる晋作。
﹁ ん?
様!
あ り ゃ あ、 ど う し
が認定する本年度﹁山口
持ちを大切に、約
仕事に打ち込んできた。
周りの人に支えられての
認定﹂と語る。
がらも﹁この仕事の存在
も形に残るのが石材施工
市内では初の認定だ。
の魅力。ぜひ挑戦してほ
自体を知らない若者が多
度な技術を持つと共に、
い。自分の仕事が何十年
赤い石を埋め込むといっ
しい﹂と期待を寄せる。
︵ 石 積 み、 石 張 り ︶ の 高
鳥と花が右肩に水墨調で描かれてい
〝 伝 統 工 芸 展 〟 を 楽 し み に で端正な器だ。白化粧された表面に
たデザイン性の高いモニ
︵図録から︶
﹄
。 今 回 は 、 ど ん な 作 品 に っている。来年も会いたい。
39
・ 0︶ の 赤 に 目 が と ま っ
心を奪われるか、わくわくしながら、 窯変掛分鉢︵大和祐二作・径
13
ぞれが華やかに主張し始め る 。
は満ち足りて浮かれている。
それも一時で、作品はじわ じ わ と そ れ 神 業 の 作 品 を 頭 を 垂 れ て 観 た 。 私
れているように感じられた。しかし、 孕む恵みの土となる。
に呼吸していない。作品の 迫 力 が そ が て も 、 赤 色 に 包 ま れ て 豊 穣 な 生 命 を
美術館で観るよりは、作品 が の び や か 一 握 り の 乾 い た 土 を さ ら さ ら と 盛 っ
し狭く、展示に工夫はされ て い る が 、 何 を 盛 っ て も 全 て 恵 み と な る 。 庭 の
島県立美術館で観た。三越 会 場 は 、 少 た 。 柔 ら か く 温 か い 赤 色 。 こ の 鉢 に
福岡三越の会場に出かけた。昨年は広 0。 高
・
ることのないのが本来の姿 で あ り ま す は 白 黒 の 調 和 の 技 で 、 毎 年 記 憶 に 残
ない本質をもちながら、一 瞬 も と ど ま が さ っ と 刷 い て あ る 。 米 田 氏 の 作 品
し て い る。﹃ 伝 統 と は、 生
きて流れているもので、永 遠 に か わ ら る 。 大 き な 余 白 が あ っ て 下 部 に 黒 色
一級石材施工技能士
が、同職種では2人目、 後進の育成に尽力しな
09人の認定者がいる
30
ち ゃ っ た で す か!
その
マイスター﹂に、石材施
︶年度に同制度が始ま
って以来、約 職種・1
年間
工の職種で認定。 ︵平
58(昭 33)年3月、小鯖生まれ。多々良学
園高(現高川学園高)を経て、駒澤大へ。
卒業後、野村石材店に就職。職業訓練指導
員(石材)の資格も持つ。小鯖商工振興会
会長も務めている。
高杉晋作
・0。朝日
01
格好は⋮﹂
﹁ ま あ、 い ろ い ろ あ っ
て の う ⋮。 の う、 父 上 に
僕が帰ったことを知らせ
てもらえんかのう﹂
・5。高
30
行雲流水
そ ん な 中 で、 黒 描 鳥 花 文 鉢︵ 米
田和作・径
395
10
新聞社賞︶に惹きつけられた。静か
38
高杉晋作生誕地(萩市南古萩町)
第 回伝統工芸展
61
私 は、 毎 年 開 催 さ れ る
38
13
18
日から
日
特価商品をさらに半額キャッシ
934
3 7 3 8︶ で、
ァ ッ シ ョ ン・ ふ じ ん く ら ぶ︵ ☎0
83
ュバックセール﹂が開催される。
﹁在庫処分!
売り尽くしキャッシ
ジ ャ ケ ッ ト、 コ ー ト、 ブ ラ ウ
ス、 カ ッ ト ソ ー、 ベ ス ト、 ア ン サ
ンブルといったミセス衣料が特価
%がキャッ
で 並 び、 下 記 ク ー ポ ン 券 の 使 用 に
よ っ て、 購 入 金 額 の
シュバックされる。
価商品をさらに半
同 店 は﹁ 在 庫 処 分 の た め に、 特
額キャッシュバッ
ク で 販 売 し ま す。
クーポン券をご持
参ください﹂と来
店を呼びかける。
営業時間は午前
時から午後5時
まで。火曜定休。
1行記事 あす、NTT西日本山口支店(潮崎浩則支店長)の社員とOBが、山口留学生交流会(古川綾子会長)にタオル、テレホンカード、石けんを寄贈する。
危険を感じたパリ司令部
ュ バ ッ ク!
きょう
25
︵ 土 ︶ま で、 中 市 商 店 街 の ミ セ ス フ
お買い上げ金額の50%をキャッシュバック
ナチス占 領 下のフランスの史 実
歳
即 売 会 開 催 ☎0 9 0 ∼ 3
631∼1211児玉
移動採血車情報
月 ま ル献血受付限定︼
0 0 6 6 ︵午前9時半∼午後0時
28
のドイツ軍人たちはヒト
ラーの命令を回避しよう
と す る が、 収 容 所 か ら は
日
︵ 土 ︶の 西 京 シ ネ て い く。 そ の 中 に は
9 2 の少年もいた⋮。
2688︶の2月例 会 場 は 大 手 町 の 県 教 育
時
日・
校 で の 悩 み を 話 し て み ま 時 菜 香 亭 に て 糸 て ま り・
差し上げます
月∼二〇〇四年
︻週刊金曜日︼一九九八年 ︻ す べ て 4 0 0 ㍉ リ ッ ト
922
半 ︶、 済 生 会 山 口 総 合 病
院︵2時半∼4時半︶
ナ カ︵ 午 前 9 時 半 ∼
3日
ホテルニュータ
ー︼
∼3月3日
︵火︶
じるまま字表現
−
﹁シャトーブリアンからの手紙﹂上映
時⋮時給八百円∼
催
し
時⋮時給千円∼
︻5階催場︼
今週の催し案内 ー
ー
西山多佳子自遊書展∼感
山口井筒屋
ス タ ン ト ⋮ 2 時 間 六 千 円 ︻ 簡 単! ク チ コ ミ︵ 会 員 時、正午∼午後4時半︶
ル・ ソ レ イ ユ︵ 宇 部 市 ︶
0120873923
お知らせ
Ⅱ
日︵ 木 ︶
∼ 3 月 2 日 河野令二展∼木のかたち
︵月︶
回心の健康電話相
日
︵土︶、3月1日
︵日︶
︻ 5 階 美 術 ギ ャ ラ リ 美・食館 土 日 祭
ンドバーゲン
談 ︼山 口 県 臨 床 心 理 士 会
︻第
日電話相談を行
半期に一度の有名ブラ ︻地階・1階食品売場︼
時に
い ま す。 相 談 ダ イ ヤ ル は
28
−
ナチスドイツ占領下の ーブリアンからの手紙﹂ 処刑される人質が選ばれ
フ ラ ン ス で 起 こ っ た 史 実 が、
8
会 館 で、 時 間 は 午 前
月 、 フ ラ ン ス で 半 、 午 後 2 時、 7 時 か ら
会で上映される。
年
さ れ る。 ヒ ト ラ ー は、 即 予 約 可 ︶ は 1 5 0 0 円
座 に 報 復 と し て 収 容 所 の ︵当日は300円増︶で、
フランス人150人の銃 同館やYCAMなどで購
日
時。 サ ン フ レ ッ シ
名。 当 日 受 付 ☎ 0 8
3 9 ︻糸てまり展︼2月
030557423杉本
員
ュ 山 口。 申 込 7 百 円。 定
∼
ん 坊 形 式。 2 月
制 ︶ ビ ジ ネ ス 説 明 会 ︼桜
殺 を 命 令 。 過 度 な 報 復 に 入できる。
986
12
︵ 土・ 日 ︶ ∼
9 0。
﹁ 家 庭 や 職 場、 学 3 月 1 日
083
10
10
年
資料請 せ ん か ﹂
。 臨 床 心 理 士 が さ げ も ん・ 和 小 物 の 展 示
8765
01
好評中高年お茶飲みコー
81
ス 等。 C J P 本 部
募ります
20
27
10 28
3月4日に
−
11
山口警察署
で あ り ま す。 連 絡 先 0 8 3 月 2 日
︻ 事 務 員 他 募 集 ︼簡 単 P 3
∼
∼
17
10
1 人 の ド イ ツ 将 校 が 暗 殺 の 3 回。 前 売 り 券︵ 電 話
10
−
は、 3 月 1 日
︵ 日 ︶9 時 ∼
26
50
−
C 操 作 の で き る 方 ① 平 日 ︵午後一時以降︶。無料。
−
−
※ 週 2 ∼ 3 日 可。 ③ ア シ
②
21
1
10
−
28
を 基 に し た 映 画﹁ シ ャ ト クラブ︵☎083
出会い
(C)ARTE France - 2011 - LES CANARDS SAUVAGES
- 7eme Apache Films - PROVOBIS FILM
求 無 料 ︼ 初 婚・ 再 婚・ 大 相談をお受けします。
︻感謝!創業
22
41
11
−
−
16
16
緊急のお知らせ
きょう∼28日
28日
10
18
17
16
11
2015年(平成27年)2月25日㈬ 2
サンデー山口
神 社 再 建 から
黒川の高倉荒神社で
周年
は 土 曜 開 催 と い う こ と も あ り、 例 年 よ り 2 割 ほ ど
恒 例 の 福 み く じ な ど 多 彩 な 催 し で 楽 し め る。 今 年
前0時に張り出されるほか、植木市や多くの露店、
荒 神 祭 ﹂ が 開 催。 当 日 は〝 御 例 神 事 〟 の 結 果 が 午
日
︵土︶
、 春 の 大 祭﹁ 高 倉
高倉荒神祭
10
月 で、
︵平
祈 願 し て、 再 び 同 神 社 に
お参りをする。
露店や植木市で
にぎわう
店 舗 が ず ら り。 た こ
参 道 約 2 0 0 ㍍ の 間 に、
鳥居から同神社までの
約
焼 き や ク レ ー プ、 平 川 農
産 物 直 売 所 の 野 菜、 農 業
用 品 な ど が あ り、 九 州 最
大 の 植 木 市 場・ 福 岡 県 久
︶ 年 の の 土 が 含 ん で い る 水 の 量 は 1 回 2 0 0 円。 日 本 酒
14
周 年 を 迎 え こ れ を 見 る こ と で、 そ の 房 具 な ど の 景 品 が 当 た
10
製作の木製ストラップも
農 家 が、 そ の 年 の 水 の 状 千 円︵ お 札 付 き ︶
。さら
% と 高 く、 も ち︵ 数 量 限 定 ︶ が も ら
が進歩した今日で
も、 そ の 合 理 的 な 観
測方法には信頼が寄
せられている。
ま た、 大 祭 の 参 加
日に豊作を
者 た ち は、 田 植 え 後
の6月
い﹂と呼び掛けている。
きる限り相乗りでお越しくださ
は徒歩や自転車で、遠方の方もで
あるため、同神社では﹁近隣の方
設けられるが、台数などに制限が
川中のグラウンドに臨時駐車場が
自家用車で来場する人のために平
止や駐車禁止の交通規制がある。
で、同神社周辺では、車両進入禁
当日午前9時から午後4時ま
28
族や友達などと誘い合わせて、多
くの方に来ていただけたらうれしい﹂と徳光洋
治責任総代。
周年記念とし
か、 晩 稲 を 植 え る か て、 御 初 穂 を 納 め た り、
∼
を 選 択。 当 た る 確 率 御 札 を 購 入 し た り す る と
は
90
気 象 予 測 や 農 業 技 術 える。
80
﹁ 次 回 の 休 日 開 催 は 6 年 後。 家
平川中に駐車場
10
る。
た 御 例 神 事 が 執 行 さ れ 実 際 に 古 く か ら 多 く の 販 売。 直 径 5 ㌢ で 1 個 1
立 っ て、 古 式 に の っ と っ ができるという。
た。 同 神 社 で の 大 祭 に 先 年 の 農 業 用 水 を 占 う こ と る。 ま た、 同 神 社 奉 賛 会
建されて
不 慮 の 火 災 か ら 社 殿 が 再 と 連 動 し て い る と さ れ、 ︵ 一 升 瓶 ︶ や お 菓 子、 文
02
と す る 高 倉 荒 神 社。 昨 年 る。 こ の 池 の 水 位 は、 山 空 く じ 無 し の 福 み く じ
太 子 が 崇 め た こ と を 起 源 き た 三 つ の 御 例 池 が あ 今年も出店する。
大内氏の祖である琳 聖 岸壁からしみ出た水でで 留米市田主丸の植木市が
多い8千人もの来場が見込まれている。
40
28
28日
12
神社周辺で交通規制
高 倉 山 8 合 目 付 近 に、 況 を も と に 早 稲 を 植 え る に 再 建
サンデー山口
3 2015年(平成27年)2月25日㈬
1行記事 本年度の山口県「火災予防作品」の優秀賞に、市内からは中上鈴星ちゃん(三つ葉保育園、絵画)と吉永朱里さん(小郡南小5年、習字)の作品が選ばれた。
2015年(平成27年)2月25日㈬ 4
サンデー山口
サンデー山口
︵ 山口版 ︶
は、朝日・毎日・読 売・中 国・日経の5紙に折り込み、山口市 全 域︵ 秋 穂・阿 知 須・阿 東・小 郡・徳 地・山口︶
へお届けしています 。電 子 版は、 http://sunyama.soreccha.jp/
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