平成27年2月28日号

八郎潟小学校 学校報
うたせ
平成 27 年2月 28 日 第20号
学校教育目標
背筋を伸ばす座り方
校長 六郷 博志
校長の仕事でかなりの部分を占めるのは、会議への出席です。
私が最も苦手とする会議の場所は「ロマンの里」
。座布団にきち
んと座ることができずに、あれこれ足の組み方を変えては時間
が経過します。まわりには背筋がスッと伸びている上手な安坐
(あぐら)の方が大勢いらっしゃいますが、私はというと、ど
うしても背中が猫背に。また、小学生の時からずっと剣道をし
ているので正座には慣れていそうなものですが、長時間座るコ
ツを未だに習得できずにすぐに足がしびれてしまいます。
学校の子どもたちが床に座る時には、体育座りが一般的です。
しかし、この座り方については多くの批判があります。例えば
哲学研究者の内田樹は「
(体育座りについて)しかし、また何と
いるわけですから、声もだせないし、手も足も動かせません。
胸を押しつぶしているから深い呼吸もできません。
」と述べ、伝
統的な座り方を合理的に教えるべきだと説きます。
姿勢はとても大切です。そのポイントは背筋が伸びてあごが
引かれていること。教室でスッと背筋が伸びてうなずいている
子どもは、間違いなく授業に集中している子どもです。また、
スポーツでも一流選手に猫背はいない、
「気をつけ」の姿勢を見
るだけでわかるともいわれています。
そして、この姿勢を保つには意識的な訓練が必要です。来年
度、小学校では「礼儀正しさの励行」を重点に掲げて取り組み
を始めますが、あいさつや言葉遣いとともに、言葉を発すると
きの姿勢も堂々と胸をはって背筋を伸ばすことができるよう一
人一人に意識させたいものだと思います。
いう座り方でしょう。両手でしっかりと自分の体を抱きしめて
いるわけですから、声もだせないし、手も足も動かせません。
胸を押しつぶしているから深い呼吸もできません。
」と述べ、伝
給食感謝の会を行いました
統的な座り方を合理的に教えるべきだと説きます。
本校では、昨年と今年の授業研究や「八郎潟みらい学」
、児
童会活動などを論文にまとめ、日本教育公務弘済会の論文審査
に応募したところ、優秀賞を受賞し、2
1月 30 日、給食の
月24 日の表彰式で賞状と賞金をいただき
食材などを納入して
ました。また研究内容については2月6
いただいている方々
日に行われた県教育研究発表会で発表も
や調理員 14 名をお招
行っております。
受賞いたしましたのも、子どもたちは
きして、給食感謝の
もとより、保護者や地域の皆様のご支援
会を開きました。
はじめに3,4年生と一緒に会食した後、健康委員会主催で
のおかげです。心より感謝申し上げます。
全校の子どもたちから感謝の手紙などをお渡ししま
した。 これからもよろしくお願いたします。
「八郎潟みらい学」発表会
発表会
2月 20 日、保護者や地域のたくさんの方々においでいただ
き、
「八郎潟みらい学」の発表会を行いました。本校では初め
ての試みでしたが、1年間の成果とともに、町の未来について
の提言を子どもたちが精一杯表現してくれました。来年度はさ
らにパワーアップしてみなさんに成果をお見せしたいと思い
ます。なお詳細については学校報と同時配付の「八小ふるさと
新聞」もあわせてご覧くださるようお願いいたします。
本校の研究論文が受賞しました
今年度の評価と提言をいただきました
学校評議員会
2月3日(火)、本校で第2回学校評議員会を行いました。5名の評議員のみなさんからは、今年度の評価とともに、来年度に向けての
様々な提言をいただいております。また、これまで授業を参観していただいたり、行事にも参加していただいたりするなど、本校の活動
をていねいにご覧いただきました。今後、この提言を来年度の活動計画に反映させてまいります。ありがとうございました。
1 堂々と発表する子
重点目標
表現力を高める授業づくり
(評価)
学校評議員
評価と意見
B
(意見)
・3年生の地域文化を知る授業に講師として招かれたとき、自分で考えて進んで発表している児童が増えてい
るように思われた。
・授業参観などでは、子どもたちは積極的に手を上げ、発表している。
・体験の場や機会も恵まれており、整った環境を十分に生かした教育が成果として表れている。
・改善は見られるものの、結果が未だに追いついていない状況もあり、今後の努力を望む。
2 問題を解決する子
重点目標
自己決定と実行ができる集団づくり
(評価)
学校評議員
評価と意見
(意見)
・不登校児童がいないのがすばらしい。
B
・言葉遣いの問題については、普段から使っている言葉が基礎となり、家庭での指導が一番大切である。
・授業参観の私語について、親がルールを守らない現状がある。学校がもっと注意してもよい。
3 命を大切にする子
重点目標
命の大切さに気づかせる取組の展開
(評価)
学校評議員
評価と意見
(意見)
・自分を大切にするというスタートができている。
B
・「相手を思いやる言葉遣い」を児童一人一人に徹底していただきたい。
・言葉の暴力がどれだけ人を傷つけるか、指導の成果が十分でないのは家庭の問題が大きいと思う。
・家庭で親と話すことが少ないのではないか。特に中高学年になると父親と話す機会が無いのではないか。
4 地域連携と学校公開
重点目標
積極的な学校公開と地域連携
(評価)
学校評議員
評価と意見
(意見)
・学校の努力や熱意がよく伝わってくる。
A
・全クラブの指導者を地域に依頼するなど、積極的に地域との連携を進めている。
・みんなの登校日への参加人数が大幅に増加していることは、地域の人々が学校を信頼している表れである。
・学校報やHPにより、積極的に情報公開をしているのがよい。
5 職員の力量向上
重点目標
授業力向上及び法令遵守の意識向上
(評価)
学校評議員
A
評価と意見
(意見)
・校長先生、教頭先生を中心に職員が一丸になり授業研究に取り組んでいることは素晴らしい。
・職員のみなさんにはとてもよく対応してもらっており、ありがたい。
6幼保小、小中連携
重点目標
児童の願いや課題にそった連携の強化
(評価)
学校評議員
評価と意見
B
(意見)
・小中連携は難しいと思うが、今後も連携強化に努めてほしい。
・小中9年間を同じ顔ぶれで過ごすので、連携を密に進めてほしい。
27年度の具体的な取り組み(案)について
来年度の学校運営について、これまでの検討内容についてご紹介します。
昨年新たに設定した目標について、来年度はさらに深く追求し、内容を改善充実してまいります。学習(堂々と発表する子ど
も)では、発表力をつける授業への改善を継続するとともに、繰り返し、粘り強く取り組む子どもを目指してすべての子どもが学
習に意欲を持てるように時間設定をしたり、家庭学習を改善したりしたいと考えています。
また、生活(問題を解決する子ども)では、これまでの自主性や社会性を伸ばす取り組みに加え、きびきびと働き礼儀正しい
子どもをめざして新たな取り組みを開始する予定です。
4月に改めて経営の方向と具体をお知らせいたしますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
堂々と発表する子ども
学校教育目標(2年目)
目標をもち挑戦
する子どもの育成
少人数学習と専科の導入
「八郎潟みらい学」の推進
「反復練習タイム」の設定
「自学ノート」による意欲向上
通知表の改善
新たな取り組み
問題を解決する子ども
学力向上
発信する力
縦割り活動の推進
児童総会や学級会の充実
学校行事の改善
命を大切にする子ども
避難訓練八小モデルづくり
命の尊さを学ぶ体験活動の推進
黙働清掃への挑戦
礼儀正しさの励行
自主性
ネット・自転車のルール遵守徹底
遊びの環境づくり
安全
問題解決力
防災
3月予定
2日(月)
縦割り班さよなら給食
3日(火)
6年生を送る会
4日(水)
卒業認定会・職員会議
6日(金)
区会
13 日(金)
卒業式予行
17 日(火)
卒業式
⒛日(金)
修了式 大掃除
21 日(土)
春分の日
22 日(日)
春季休業(~4月3日)
27 日(金)
離任式
新学級発表(新1年、新3年、新5年)
児童集会
栄光の記録
◇
第4回男鹿潟上南秋新人ミニバスケットボール大会(2月1日)
準優勝 八郎潟町男子ミニバスケットボールスポーツ少年団
◇
東北電力杯第8回秋田県小学生学年別タグラグビー大会(2月8日)
17 回全県じゅ
4年生の部 準優勝 八郎潟 C チーム
◇
第7回秋田県小学生バドミントン選手権大会(2月 22 日)
ゆんゆうAブロック 第1位 八郎潟レイクジュニアA(森川○○・鎌田○○・中津川○○・近藤○○・森川○○)
Cブロック 第3位 八郎潟レイクジュニアB(小林○○・圓城○○・宇佐美○○ 他2人)
◇
第9回北東北小学生選抜インドア研修大会(2月 21 日)
女子4年生以下の部 第3位 相馬○○・遠藤○○ペア(4年)
◇
第 10 回潟上市フットサル大会(2月8日)
個人写真を掲載しました
ベストプレーヤー賞 加藤○○ (3年)
◇
第 26 回読書感想画秋田県コンクール
優秀賞 遠藤○○(4年)
◇ 第 25 回湖東地区防火作文コンクール(2月 24 日)
優秀賞 石井○○(5年)
佳作 菅原○○(5年)
◇ 第 24 回湖東地区火災予防標語コンクール(2月 24 日)
最優秀作 谷川○○(5年)「再確認 出る前 ねる前 火の回り」 優秀作 斎藤○ミスター会う(5年)「消したっけ?思い出すよ
り確認を」
◇
八小ことば塾(2月 10 日)
特選
◇
◇
児玉○○(4年) 畠山○○(5年) 石井○○(5年)
入選
藤井○○(3年) 鎌田○○(5年) 齊藤○○(5年)
実用技能検定(1月 28 日)
算数 6級
石井○○(6年) 小玉○○(6年) 伊藤○○(6年) 渡邉○○(6年)
英語 5級
金子○○(6年)
7級 石川○○(5年)
平成 26 年度八郎潟町スポーツ賞(2月 14 日)
栄光賞団体 八郎潟町野球スポーツ少年団
栄光賞個人 森川○○(6年) 鎌田○○(5年) 中津川○○(5年) 須田○○(6年)
奨励賞団体 八郎潟町ソフトボールスポーツ少年団
八郎潟町男子ミニバスケットボールスポーツ少年団
奨励賞個人 圓城○○(4年) 近藤○○(5年) 森川○○(4年) 京野○○(5年) 石川○○(5年) 相馬○○(5年)
遠藤○○(4年) 石井○○(4年) 小野○○(4年) 青山○○(4年) 小林○○(4年) 和田○○(4年)
竹田柊(4年) 松田知大(3年) 菅原華子(5年) 畠山健輝(5年) 畠山樹(3年) 工藤彩楽(4年)